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写真は深海生体とともにやってきたヤドカリ。以前に掲載し、それ以後1回脱皮を行っています。まだ名前を調べていませんが、深海性ヤドカリとして気にはなるところ。写真右の深海性のウニはPrionechinus forbesianus。もう何度か掲載しています。沈木生体として沈木とともに飼育中です。ほかに沈木生体としては貝類が多く、それらも同時に飼育しているのですが、その一部の貝をヤドカリが食べてしまいました。右が飼育中の貝で、左が食べられた後。ヤドカリにとっては格好のエサだったんですね…。現在(最初の)ヤドカリの移動先を考慮中です。
2016年04月07日
ツノガイに入った深海性ヤドカリ。この日はオキアミ小片を与えました。摂餌しています。結構いろいろなエサを与えていますが、今のところよく食べています。今回いつまで飼育できるかわかりませんが、前回飼育時と比べて比較的順調な印象があります。前回飼育時と異なる点と言えば…。1.水温が1℃ほど低い。2.最初から底砂をひいている。3.水流がほとんどない。こんなところ。(2は当然すべきことだったんですけれどね。)しばらくこの状態で飼育を続けてみようと思います。
2016年04月06日
ユビナガワモンヤドカリ(Ciliopagurus krempfi)です。彼女は大変な状況なんです。そう、彼女なんですね。昨年脱皮した殻の生殖孔の位置からメスであることがわかっています。話を戻して…。飼育生体の増加などにより移動させられたユビナガワモンヤドカリ。深海の沈木生体がいる場所に一時的に移動させたものの、仕切り板と沈木の間に落ち込んでしまい、出られない状況になっていました。宿貝の突起が引っ掛かって、上にも下にも動けない状況。ピンセットで取り出しましたが、引っ掛かりがなかなか取れず、少々苦労しました。別の場所への移動を考慮すべきかもしれませんね。
2016年04月03日
熊野灘よりやってきたツノガイに入った深海性ヤドカリです。今年も機会に恵まれ、飼育することができました。現在低温水槽で観察しています。砂上の何かを鋏ではさんで口に運んでいるようでした。あとちょっとしたヤドカリ同士の小競り合いも発生…(汗)。こんなにaggressiveなヤドカリだったかなぁ~?
2016年03月28日
脱皮を終えたジンゴロウヤドカリです。前回はこっちを向いてくれませんでしたが、正面から見ても問題なさそう~。胸脚もすべて綺麗になっていました。この調子でほかのジンゴロウヤドカリも脱皮を成功させて欲しいものです。さて本日は欲しいものがあったので、ショップへ行ってきました。生体を見ると欲しくなるのはいつものこと。でもその欲しい生体の購入をぐっと我慢して、目的の器具類のみを購入しました。
2016年03月13日
ジンゴロウヤドカリが2日前に脱皮しました。こちらは取り出した脱皮殻。生殖孔の位置を確認。どうやらメスのようです。肝心のジンゴロウヤドカリはと言うと…。無事脱皮を終えてとりあえずは元気そうです。でもこっちを向いてくれませんでしたけれど…。
2016年03月13日
梱包された袋の中に入っていたジンゴロウヤドカリ(Pagurodofleinia doederleini)。宿がなかったので、そっと空の貝殻(写真右)を入れておきました。ジンゴロウヤドカリは水槽で観察していると普段はじっとしていますが、危険などを感じるととても素早く逃げます。よって宿貝には守るという役割のほかに素早く動くための軽さが必要なんだと思います。今まで飼育していたジンゴロウヤドカリの多くは殻の薄いギンエビス類を宿として選んでいました。よって今回選んだ貝殻もギンエビス類。中でもいくつかあったヒラセギンエビスが今回予定の宿貝です。ただ今、宿を確認中~。でも丸裸なんだから入るでしょう、たぶん。しかも適切な(?)大きさのヒラセギンエビスです。やっぱりねぇ~♪しばらくはその宿で我慢しておいておくれ~。というか居心地はいいと思うんだけれどねぇ。
2016年03月05日
以前より飼育している沖縄採集のキカイホンヤドカリ(Pagurus angustus)のこと。何度も書いていますが、ユビナガホンヤドカリ(P. minutus)にとてもよく似ています。さてこのヤドカリの飼育水温のことです。気温の低下とともに少しずつ水温が低下。ヤドカリのactivityを見ながら、ヒーターのセッティングをしようと考えていたのですが、ついに水温が10℃にまで低下しました。しかしながらactivityはほとんど低下せず、積極的な摂餌行動。意外(ちょっとは予想していた?)でした。
2016年03月01日
眼、眼柄の美しいヤドカリ。タンカクホンヤドカリ(ヨコヤホンヤドカリ)です。深海性のヤドカリでメジャーな種(?)。最近ホムラspのところへやってきました。思った以上に長期飼育が難しいと感じています。初回の脱皮がうまくいくことを祈っています。
2016年02月28日
大変お世話になっている深海生体を扱うショップで以前に購入した際に入っていたおまけのヤドカリです。最初はジンゴロウヤドカリだと思い、ほとんど観察しなかったのですが、翌日の撮影時にジンゴロウヤドカリではないことに気付きました。まだこのヤドカリについて調べていませんが、こういう勘違いはうれしいものです♪
2016年02月15日
トゲヒメヨコバサミ(Paguristes acanthomerus)です。宿貝に付着していたイソギンチャクはいなくなりました。イソギンチャクが勝手に移動した、もしくはとれてしまったかのどちらかのようです。別の場所に付いていました。ほんまようわからんわ~。写真は宿貝の選定中~。空の宿貝があれば確認し、宿替えをすることが多いような印象。特に深海性のヤドカリにおいてよく見られるような…。ちなみに写真の空の宿貝は以前背負っていた宿貝です。(現在の宿貝も別のヤドカリの宿だったんですがねぇ~。)深海では宿となるような巻貝が貴重なのかもしれませんね。特に引越しに適したものとなれば見つかりにくいのでは…と思いますけれど。とりあえず結果。めっちゃ素早い引越し動作~!外敵に襲われるとひとたまりもありませんから、この動作はとても俊敏。写真を撮ることができませんでした。でも引越しした宿貝が気に入らないのか、また元の宿貝を確認しているようです。
2016年02月14日
昼前から研究会へ…。個人的にはマニアックなcase reportが多い印象でした。勉強にはなりますけれど、実際出会うかどうかは微妙~。でも知っておいて損はないかな。話は変わり…。写真はジンゴロウヤドカリ。熊野灘産の深海性ヤドカリです。学名はタイトル通り、Pagurodofleinia doederleini…。コピペだと覚えられないから打っていますが、いつまで経っても覚えられないです…(汗)。でもほとんど使うことはないんですけれどね。こちらもジンゴロウヤドカリ(たぶん)。胸脚欠損ありの個体。ヒメキンカライソギンチャクが付着しています。このイソギンチャクが分泌するクチクラによって宿が大きくなっていくところはとても面白い点です。ただ明らかに宿が大きくなったと思えるくらい、長期にわたり、飼育できたことはありません。長期飼育するにあたり脱皮の成否は大きいと思っています。
2016年02月12日
トゲヒメヨコバサミ(Paguristes acanthomerus)さん。宿貝にはイソギンチャクが付着していなかったのに、いつの間にか付いていました。イソギンチャクが移動したのか、ヤドカリが付けたのか…。どっちなのでしょう。少し興味深かったりして♪
2016年01月27日
こちらタイトルのアカモンオキヤドカリさん。長生きさせた経験がない深海性ヤドカリです。数ヵ月生きても1年生かしたことはありません…。でもこの美しい色彩に今シーズンも魅せられてしまいました。オキアミを与えていますが、食べるとき食べないときいろいろ。それに比べて砂上の何かをつまんで口に運んでいることは多いです。
2016年01月13日
ユビナガワモンヤドカリ(Ciliopagurus krempfi)さんです。最近この場所へ移動させました。でも背後には先住のお魚さんがいます。リュウグウハゼ(Pterogobius zacalles)さんです。結構aggressiveなので当初は心配していましたが、今のところ問題ないようです。あとヤドカリさんをもう1匹、この場所へ移動させました。それがこちらのフチドリワモンヤドカリ(Ciliopagurus shebae)さん。なかなか出てきませんでした。シャイだなぁ~。実はヤドカリさんたちを移動させたのは飼育場所に困ってきたのが原因だったりして…。図星~(汗)。ヤドカリさんには悪いですが、今回予定よりやや低めの水温です。本州の近海産のはこれぐらいの水温がいいと思うのですが、産地が違うし…。まぁ問題ないとは思いますけれど。ちなみに今のところエサ食いの低下などの変化は感じられません。
2016年01月10日
1~2週間前よりエサを食べなくなったトゲヒメヨコバサミ(Paguristes acanthomerus)さん。脱皮かな…。それで極力刺激を避けるように観察していました。そして…。脱皮は無事終了しました~♪ホッと一安心です。その翌々日に取り出した脱皮殻がこちら。簡単に観察~♪写真ではわかりませんが、左のハサミと比べてほんの少しだけ大きめの右のハサミ。Paguristes属のなかでも比較的特徴的。(ほかにも右が少し大きめのものはいますが。)そして雌雄の判別。生殖孔は第5胸脚の付け根にありました。どうやらオスのようです。
2016年01月03日
フチドリワモンヤドカリ(Ciliopagurus shebae)。ユビナガワモンヤドカリ(Ciliopagurus krempfi)。沖縄の深場より採集されたCiliopagurus属の2種。久々の飼育となる。いずれの個体も1回脱皮を行っているが、環境変化が原因である可能性が高い。現在やや低水温で飼育中。
2015年12月28日
フチドリワモンヤドカリ(Ciliopagurus shebae)さんが脱皮しました。角膜の部分は透明でとても美しいものです。でも実際のところこの脱皮殻を見つけるたびに、☆になってしまったんじゃないかと、ドキッとすることが多いのも事実です。ちなみに今回脱皮したフチドリワモンヤドカリさんはかなり小さく、脱皮殻の甲幅は5mmほど。脱皮によりどれくらい大きくなったのかはわかりませんが、次回脱皮したらまた調べてみたいものです。さてここでオス、メスの確認を行いました。以前に脱皮したユビナガワモンヤドカリさんはメスでした。名前はユビナガワモ子。そして今回のフチドリワモンヤドカリさんはというと…。生殖孔は第3胸脚のつけ根にありました。どうやらメスのようです。よって名前はフチドリワモ子に決定です♪
2015年12月14日
先日、熊野灘の深海生体を扱っているショップさんより深場採集のヤドカリ+αをいただきました。ヤドカリさんはこちらです。とてもいい状態でした。イシダタミヤドカリ(Dardanus crassimanus)さんかな。こちらはトゲヒメヨコバサミ(Paguristes acanthomerus)かな?ヤドカリさんのほかには深海性のイソギンチャクさんをいただきました。まだ開いていませんが、今後開くのがとても楽しみです。平素より大変お世話になっているショップさんです。このたびは誠にありがとうございました。
2015年12月11日
最近寒いからトリートメントがやりづらいなぁ。もちろん海水生体のトリートメント。前回のブログのバケツの生体たちは水温が少し低めでもOKだけど、そうはいかない生体にはヒーター+サーモスタット投入が必須。よってバケツの周りは配線だらけ~(汗)。話は変わり、こちらは沖縄の深場、水深110mからやってきたイトヒキヤドカリ属の仲間(Nematopagurus sp.)です。名前があるのかもしれませんが、まだあまり調べていません。今度時間のあるときにでも調べてみようっと。ところでちょっと残念なことが…。右のハサミが…。脱皮による再生を期待するっす~。目つき、ワルッ!でも眼柄や第1触角は美しいけれど。
2015年11月18日
採集したヤドカリさんの中に混ざりし、ツメナガヨコバサミ(Clibanarius longitarsus)さん。キカイホンヤドカリ(Pagurus angustus)さんのみをセレクトしたつもりだったんだけどなぁ~。でもこのヤドカリさん、嫌いではありません。ちょっとだけ観察。全体的にくすんだうぐいす色が主体です。眼柄は暗黄緑色でラインはありません。なんとなく地味な感じがするヤドカリさんですが、第2および第3胸脚の指節、前節、腕節には縦走する淡い水色の幅広のラインがあり、ちょっとだけオシャレ~と思ってしまいます。ちなみに今回汽水域ではなく海辺の砂泥地で採集しました。以前に採集したツメナガヨコバサミさんも海辺での採集。汽水域に多いツメナガヨコバサミさん。ひょっとしたら採集地の海水の比重は思った以上に低かったのかも?機会があれば調べてみようっと。
2015年11月16日
最近寒くなってきました。飼育においてもいろいろな点で影響があります。例えばバケツでトリートメントもしくはキープする際の水温の管理とか…。ちょっとしたことですが、これがなかなか面倒~。水換え用の海水の水温にも気を配らなければいけないし…。~~~~~キカイホンヤドカリ(Pagurus angustus)さんたちです~♪ユビナガホンヤドカリ(P. minutus)さんにとてもよく似ています。でもその違いに気付いてあげることで魅力はアップするかも?と思うのはホムラspだけかもしれませんが(汗)。
2015年11月10日
ブログを読んでくれている大学のときの友達Aから採集に行くんか~と電話~。ホ「いや行けんへんけれど。」友「エサないってブログに書いてたやん。」まぁそうやけどなぁ~。まだ未定ですよ~。行くときはまた電話するから。それ以外の話としてはHPVワクチンの勧奨再開の件でなんだか厳しそうやなとか、どうでもいい友Aの車検の話(笑)とか…。さて話は変わり、放置ネタを。写真はゼブラヤドカリ属の一種(Pylopaguropsis sp.)。沖縄の水深100mより採集された個体。眼柄は白く、ラインはありません。いろいろ調べましたが結局わからずじまいです。でもそこがいい~。やっぱり深場の生体は面白いなぁ~。夢が膨らみます♪~~~~~ちなみに深場採集のこのゼブラヤドカリ属の一種と少し前に掲載したアカモンサラサエビ属の一種は現在飼育していません。
2015年11月04日
こちらは以前より飼育しているトゲヒメヨコバサミ(Paguristes acanthomerus)さん。取り出して無理やり撮影~。ヤドカリさん曰く、「なにしてくれんねん」って感じやろな。がんばって起き上がろうと~。「ちょ、手伝ってえや」って感じかな。深海(熊野灘)よりやってきたヤドカリさん。明るいのは苦手かもしれませんが、もうちょっと明るくして撮影。印象としてはほかの深海性のPaguristes属のヤドカリさんと比べてよく食べるような…。そういう面では飼育しやすいほうかも?今回参考にした図書:台灣寄居蟹類誌. = A CATALOG OF THE HERMIT CRABS (PAGUROIDEA) OF TAIWAN.
2015年11月01日
ソメンヤドカリ(Dardanus pedunculatus)さんですね。(ダルダヌス・ペデュンキュラトゥスです。)飼育したことはあったかなぁ~。なかったような?一時的に採集したことは何度もありましたが、お持ち帰りの記憶はないし…。なんだか逆に新鮮ですね♪「海の甲殻類」(峯水亮(著))によると、生息水深は5-300mと書かれてありました。えっ、300m~!そんな深いところにまでいるのかぁ~と只々感嘆してしまいました。宿貝に付着し、共生しているのは有名なベニヒモイソギンチャクさん。ここまではいいとして、気になったのは殻口近くの内腔に付着しているこのイソギンチャクさん。モンバンイソギンチャクさんなのでしょうか?足盤は横に広いが、高さがある…。違う種のような気もするんだけれど~。実際よくわからないですね。でもこういうのは面白くてとてもいい~。これから飼育・観察をする楽しみが増えました~♪特にイソギンチャクさんのほうね。
2015年10月24日
フチドリワモンヤドカリ(Ciliopagurus shebae)さんです。まだ小さい個体です。ベニワモンヤドカリさん同様、扁平に近い殻口を持つ宿貝に入っていることが多いです。こちらはユビナガワモンヤドカリ(Ciliopagurus krempfi)さん。先ほどと異なり、扁平に近い殻口だけでなく、類円形~紡錘状の狭い殻口を持つ宿貝にも入りますが、後者は小さな個体に多いような印象があります。まぁ気のせいかもしれませんけれどね。さて最近ユビナガワモンヤドカリさんが脱皮しました。それで脱皮殻を取り出して少しだけ観察~。シールド長は幅よりも長めですね。そして一番気になっていた生殖孔の位置。第3胸脚のつけ根にありました(下の写真の矢印)。ということで、このユビナガワモンヤドカリさんはメス。こういう機会(脱皮)でもなければわからないままなので、脱皮殻による確認は重要です。もう1匹のフチドリワモンヤドカリさんはどっちなのでしょう。脱皮したら確認してみようっと。
2015年10月21日
たぶんヤスリヒメヨコバサミ(Paguristes digitalis)さん。もう何年も前の写真です。(当時はろくに名前さえも調べずに飼育していました。)最近、別の深海性のヤドカリさん(未掲載)について調べている際に、たまたま写真のヤドカリさんがヤスリヒメヨコバサミさんだろうということに気付きました。のちになってわかることは多いものです。Retrospectiveではあるが、ほんの少しぐらいは勉強になったかもしれませんね。
2015年10月10日
和歌山の某所で採集したトゲトゲツノヤドカリ(Diogenes spinifrons)さん。久々のお持ち帰り~。確かこのヤドカリさんを持ち帰りしたのはサーフィンの時以来かも…。って、めっちゃ前やん(思わず、関西弁)。家でじっくりと観察~♪とてもかわいいやつです。でもひっくり返すとすぐに起き上がろうとするので、撮影には苦労しました。(水槽に入れて落ち着いたところを撮影すればよかったんですけれどね。)手持ちの”海の甲殻類”(峯水亮/著)によると、トゲトゲツノヤドカリの左鋏脚の掌部の長さと幅が同じと書かれてあったので、これを確認。棘の列のほうはこの写真ではわからないですね。宿貝を手で持って固定している途中に、体をひねって逃げようとするトゲトゲツノヤドカリさん。ほんまじっとしてないねんなぁ~(またもや、関西弁)。でも美しい第2触角を確認することができたからいいけれどね。ヤドカリ熱、少しだけですが上昇中です(笑)。
2015年08月12日
オキナワアカシマホンヤドカリ(Boninpagurus pilosipes)さん~♪以前に紀北で何度か採集。今年もいるかなぁと思い探してみたところ、たくさん見つかったので、その一部をお持ち帰りしました。個人的にはこういった小さなヤドカリさんは好き~♪例えばアオヒゲヒラホンとか、クロシマホンとか…。水槽に入れてもどこにいるのかわからなくなることが多いんですけれどね(笑)。
2015年06月02日
ツノガイに入った深海性ヤドカリさんたち。右のハサミが大きく、ツノガイホンヤドカリの仲間かもしれないと思ったりも(?)。(めっちゃ安直…(汗)。)あと最近ツノガイのことをちょっと調べていて、ツノガイダマシというカンザシゴカイの仲間がいることを知りました。ツノガイによく似た棲管を作るんですね。一度見てみたい気がします。
2015年04月16日
ジンゴロウヤドカリ(Pagurodofleinia doederleini)さん。脱皮しました。脱皮ネタばかりで手抜きが露呈~(汗)。最近比較的甲殻類の脱皮が多い印象~。水槽環境に問題がなければいいですけれど。(水温の微妙な変化はあったかな。)まぁ何にせよ、脱皮を失敗しなかったことは良かったです。
2015年04月07日
ツノガイに入った深海性ヤドカリさんたち。そのうち1匹が脱皮していました。どのヤドカリさんが脱皮したのかはわかりませんけれど。~~~~~アクアテンション低下持続中~。どうもやる気が(汗)。アクア以外のことには興味があるんですけれどね。
2015年04月03日
ジンゴロウヤドカリ(Pagurodofleinia doederleini)さんです。低温かつ薄暗い水槽へ引越しさせてからしばらく経ちました。なかなか調子が良さそうな感じです。(気のせい?)でもこのジンゴロウヤドカリさんの宿貝に付いていたイソギンチャクさんの調子は悪く、萎縮して離れてしまったので、仕方なく処分しました。宿貝についていたのはこんなイソギンチャクさん。もともとダメージがあったものの、回復することを期待して飼育を継続していたのですが…。残念です。
2015年03月19日
ツノガイに入った深海性のヤドカリさんたちです。非常に動きにくそうな宿貝です。その予想通り、実際の動きはすごくゆっくりです。現在は別の場所で飼育中。ハサミでデトリタスをつまんで食べているように見えたので、これに合わせ、崩壊しやすくした練り餌を与えています。でもこのままうまく飼育できるのかどうかかなり不安。右のハサミが大きいヤドカリさん。安直にツノガイホンヤドカリの仲間なのかなぁ~?それとも…。気になって☆になった1匹を観察しましたけれど…。さて?
2015年03月17日
アカモンオキヤドカリ(Oncopagurus monstrosus)さんです。アカモントゲオキヤドカリさんともいうようですね。今まで何度も飼育しているのですが、実は初掲載でした~。この深海性のヤドカリさん、長期飼育した試しがありません。ひょっとしたら水温の問題なのかもしれませんが、このことも含めて試行錯誤している段階です。実は最近気になっていたことがあり、このヤドカリさんを少し観察しました。見ようと思っていた部位のひとつが前甲。シールド長と幅は同程度。これがよく似たSympagurus brevipesだと幅のほうが長いらしいです。まぁ分布も違うからアカモンオキヤドカリさん(熊野灘産)で間違いないとは思っていたのですが、念のためチェックしました。(ほかにもきちんと見ないといけませんけれどね。)参考図書:台灣寄居蟹類誌. = A CATALOG OF THE HERMIT CRABS (PAGUROIDEA) OF TAIWAN.
2015年03月08日
タイトル通りです。脱皮を失敗して☆になってしまいました(涙)。右の鋏は脱皮しているのですが、左の鋏などは脱皮途中のままでした。原因のひとつとして考えているのは水換え…。ひょっとしたら水換え時は脱皮途中だったのかも?その際に急激な水流などの刺激を与えてしまったのかもしれません。かなり反省。ちなみに2匹のダルマハダカエボシさんも脱皮していました。その脱皮殻です。こちらは成功しているようです。最近の脱皮はいずれも新たにやってきた個体ばかりです。海から水槽へと環境の変化がtriggerになっているのかもしれませんね。
2015年02月28日
ハダカホンヤドカリ(Pagurus gracilipes)さんです。シマハダカホンヤドカリ(P. nipponensis)さんに酷似。尾節を確認できれば鑑別できるのですが、そうもいかず…。右鋏の掌部のラインにて判断しました。ハダカホンヤドカリさんの右鋏の掌部はこんな感じ。あとラッキーなことにこのヤドカリさんの宿貝にはイソギンチャクさんが付いていました(最初の写真)。そのイソギンチャクさんが開いたところ。カニイソギンチャク(Sagartiomorphe carlgreni)さんだったのね。触手の体壁側にはオレンジと黒の点々があります。
2015年02月10日
ジンゴロウヤドカリ(Pagurodofleinia doederleini)さんです。動きの素早い深海性のヤドカリさん。このジンゴロウヤドカリさんは宿貝にヒラセギンエビス(Bathybembix argenteonitens hirasei)を利用しています。ギンエビスの仲間はサイズに比して比較的軽いので、素早く動くジンゴロウヤドカリさんにはいいのかもしれませんね。ちなみにギンエビス(Bathybembix argenteonitens)はこちらです。ここにはほかにも深海性の生体がいます。例えばこのイソギンチャクさん。以前に紹介したナマコに付着していた個体です。写真は拡大していますが、実際はかなり小さく、隔離ケースに入れて飼育しています。そうでもしないとどこにいったのかわからなくなりますからね。エサは1週間に1もしくは2回ほど微小な生クリルを与える程度。今のところこれで十分なようです。
2015年02月05日
ヤスリヤドカリ(Strigopagurus boreonotus)さんです。少し前の写真です。深海性ヤドカリさんの中ではまだ飼育しやすいと感じるヤドカリさん。今までに何度か脱皮を行い、成長しています。それでそろそろ宿貝が小さいのではないかと思い、新たな貝殻を入れてみました。すると早速引越しいたしました。元の宿貝にはイソギンチャクが付着したまま。今後どうするのかと思い、しばらく観察を続けました。赤い光の中での観察。ヤスリヤドカリさんが元の宿貝に対してモゾモゾと何かを行っていました。明るくして撮影。左下が元の宿貝。そしてそのすぐ横にはイソギンチャクさんが…。写真では剥がされた足盤(付着する部分)がこちらを向いた状態になって写っています。どうやらこのイソギンチャクさんを新たな宿貝に付着させるつもりのようです。そして翌日。新たな宿貝にはイソギンチャクさんが付着していました。イソギンチャクさんは大切な共生生物。これを新たな宿貝に付け替えて、引越し完了というわけですね~♪おしまい。
2015年01月24日
深海性のヤドカリさん。与えるエサを変更してから比較的よく摂餌しているのでちょっと安心~♪別の深海性のヤドカリさんにも同じエサを与えてみましたが、まったく見向きもせず…。難しいものですね(汗)。
2015年01月14日
ヒメヨコバサミ属(Paguristes)の一種の飼育。深海よりやってきたヒメヨコバサミ属(Paguristes)のヤドカリ。宿貝にはスナギンチャク類(おそらくヒメヤドカリスナギンチャク)の付着がみられる。スナギンチャクヒメヨコバサミ(Paguristes palythophilus)やカゴシマヒメヨコバサミ(P. versus)などとの鑑別に悩む。現在飼育中ではあるが、積極的な摂餌はみられず、時々、生クリルやキビナゴを食べる程度。
2015年01月04日
某所で発見したヤドカリさん。ユビナガホンヤドカリさんかと思いきや、よく見ると指節の長さが…。キカイホンヤドカリ(Pagurus angustus)さんでいいのかな?こういった興味をそそる出会いはうれしいものです。
2014年11月15日
熊野灘からやってきた深海性のヤドカリさん。飼育開始から半年以上経過~♪あまり動かないヤドカリさんです。摂餌のときもゆっくりとはさみ脚でエサをつまんで口に運んでいます。最近になって気付いたことと言えばエサのこと。冷凍オキアミや冷凍キビナゴ、乾燥クリルなどを食べることがありますが、あまり積極的には食べないんですね。タブレットフードを与えると最初は食べないけれど、海水中でくずれかけたものをつまんでいることが時々あったり…。あとはデトリタスを時々つまんでいることがあったり…。それで最近与えるメインのエサを練り餌に変更。練り餌は混ぜるエサの種類によって、なかなか崩壊しなかったり、すぐに崩壊したりするので、崩壊しやすいように配合しました。水分を多めにして崩壊を早くするのもいいかもしれません。そしてこの練り餌を与えてみると今まで以上に反応が~♪でも動きはゆっくりですけれどね。とりあえずは練り餌をメインで与えてみて、様子を見ようと思います。
2014年11月13日
ヤスリヤドカリさんです。ハシキンメさんにエサを与えていたら、水槽前面にやってきたので思わず撮影~♪ひょっとしてエサの匂いにつられてエサ探し?まぁそんなことはどうでもいいとして…。深海よりやってきたこのヤドカリさんの水槽の水温は低め。人工海水による水換え時の水温調整は夏場は面倒でしたが、現在は寒くなり、少し楽になりました。夏場は作成した人工海水を保冷剤で冷やしてから、水換えを行っていましたが、現在はそのままでOK~♪時間短縮ですね。それでも昨日水換えを行った後は水温が1℃ほど上昇していましたけれどね。(逆に冬場は下がりすぎてしまいます。)
2014年10月18日
深海性のヤドカリさんのこと。飼育開始からもうちょっとで半年になります。最近ちょっとエサ食いが落ちてきたような、そんな気がします。まぁもともとあまり積極的には食べないんですけれどね。脱皮が近いのか、それとも…。いろいろ心配です。
2014年10月09日
前回のブログの写真に少しだけ写っていたヤスリヤドカリさんです。水槽壁面がかなり汚れています。たまには掃除しなくちゃ~。前から言っていることですね(反省)。底にあるのは砂じゃなくて、脱皮殻とデトリタス。脱皮殻は1年半ほど前に飼育していたイガグリガニさんのものです。少しずつ分解され、今では粒状になっています。さらに最近、カニ殻を時々入れて様子を見ています。写真のヤスリヤドカリさんはそのカニ殻を貪っているところ…。食べているのかどうかはわかりませんが。あと興味深いのはイソギンチャクさんが引きずられているところ。引きずられるようなポジションをキープすることで摂餌機会を増やしているのなら面白いのですが…。でもまぁ単に大きくなりすぎただけなのかもしれませんね。
2014年09月27日
2~3週間ほど前からエサ食いが落ちていた深海性のヤドカリ、ヤスリヤドカリさんのことです。これは脱皮が近いなぁ~と思っていたら…。少し前に脱皮を行っていました。よかった~、失敗しなくて。実際脱皮の成否がヤドカリ飼育の難関のひとつと思っています。ちなみに前回の脱皮から数えると、だいたい9か月半ぐらい経過していました。以前飼育していたほぼ同じサイズのヤスリヤドカリさんも9~10か月ほどの間隔で脱皮を繰り返していました。もしこのままうまく飼育が続けられたら、次回は来年の初夏ぐらいに脱皮するのでは…と思っています。
2014年08月31日
深海性のヤドカリさん。宿貝から出ていたので、いつもの薄暗い赤い光の照明(調光できるタイプ)を徐々に明るくしていき、そして撮影。(急に明るくすると隠れてしまうので…。)ボディは赤色。深海ではこの赤いボディは目立たないのでしょう。さてこのヤドカリさん、ずいぶん長い間飼育していたと思っていたのですが、調べてみるとまだ3か月半しか経っていませんでした。そういやまだ脱皮をしていません。いつ脱皮するのでしょうね。ちなみに深海性のカニさんであるハリツノガニさんは飼育開始から1年半以上経ちますが、まだ脱皮をしていません。(こっちのほうこそいったいいつ脱皮するのやら…。)あと深海性のヤドカリであるヤスリヤドカリさんはすでに脱皮を行っています。次回の脱皮は秋~冬ぐらいかも…と予想しています。(以前飼育していたほぼ同サイズのヤスリヤドカリさんの脱皮期間が9から10か月ぐらいだったので。)ひょっとしてもうすぐ?
2014年08月10日
深海性のヤドカリさんの中でもこの動きのスローなヤドカリさんは飼育しやすいと思っています。たまたま水槽前面にいたので、写真を撮ろうと思い、デジカメのライトを点けたら隠れてしまいました。歩脚しか見えていませんね…(汗)。さらに宿貝のイソギンチャクは開いていないし…。いいとこなしです。~~~~~最近アクア以外のことに対する興味が…。
2014年08月05日
ヤスリヤドカリさんの宿貝に付着するヤドカリイソギンチャクさん。なぜか縦に長く伸びています。でもなぜ?よくわからないです。~~~~~なんだか最近アクア熱が冷めてきました。以前なら欲しいと思っていたかもしれない生体も今は欲しいと思わないし…。まぁこんなときもあるんでしょうね。
2014年07月29日
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