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私の両親の実家はいずれも農家。 私が子どもの頃はまだ茅葺きで、その上にトタン屋根をのせていた。 歩いていける距離で、いとこもいるし、かわいがってもくれるのでしょっちゅう遊びに行っていた。 大人になってから思い出して不思議だったのは、家の中にいるときには、暑いとか寒いとか思った記憶がないこと。 お正月に年始に行くと、暖房器具はこたつしかない。 サッシなどなく、縁側は障子だけだったのだが寒さに震えたという思い出はない。 夏も、暑くて困るなどということはなかった。 今は、立て替えられて、豪勢な建物になっている。 ある夏、父の実家で葬儀があり、私も参列。 葬儀後、家の中が暑くてたまらないので、いとこと昔の話をすると、いとこも、昔は暑いことはなかったと言っていた。 中年になってから、今住んでいるところに引っ越し、江戸時代の本陣を移設した建物を見学に行って理由がわかった。 建物にはいると、それだけでひんやりするのだ。 土間があるせいかと思ったが、それだけではない。 天井がないために、熱気は上昇し、屋根から外に出る。家の中には熱がこもらない。だから涼しいのだ。「これぞ先人の知恵! 古民家で省エネ!?」という記事を読んで、そんなことを思い出した。 冬はどうなのだろう。 寒いのだろうか。今度は、寒い日に、本陣を見に行ってみよう。楽天ブログランキング←クリックしてください
2006.02.10
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「ウィルコム契約数は8万件増」という見出しにひかれて記事を読んでビックリ。 1月の契約数が、12月と比べて、8万200件も増えているというのだ。 一年でじゃないよ、一ヶ月でだよ。そんなに利用者が増えているのか。 意外だった。 実は私もウィルコムを利用している。 エッジの時代から。 数年前に、はじめて契約。携帯電話は高いからPHSにした。 特に不便なことはない。 ただし、地方に行くと、まだPHSのアンテナがないところがあるので使えないこともある。 しかし、都市部ではPHSで十分。 インターネットの定額接続サービスもあるので、子どもが進学してインターネット環境のところに住むことになったら、ウィルコムを使わせようかとも思っている。 ADSLに比べれば遅いのだろうけれど、ないよりはましだろう。楽天ブログランキング←クリックしてください
2006.02.08
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自民党愛媛県連総務会長の篠原実県議のPCからファイルがいくつも流出したのだそうな。「愛媛県議のPCがWinnyウイルス感染、3万人分の有権者名簿などが流出」という見出しで報道されている。 愛知県には縁もゆかりもないのでどうでもいいのだが、よくわからないことがある。 まず、「流出が確認されたのは1月23日朝で、家族からの連絡で判明したという。」というのだが、家族からだれに連絡があったのだろう。 県議にだろうか。 しかし、こうして記事になっている以上、公的機関に連絡があったと考えるべきだろうか。 また、流出したファイルの中には、「支持者の子供の教員採用試験において県教委幹部への「口利き」や、地元銀行への就職において頭取への働きかけを行った文書も含まれていたという」というのだが、これは、県議本人が発表したものなのだろうか。 記事では、そのあたりが全くわからない。 謎である。楽天ブログランキング←クリックしてください
2006.01.27
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日本で使われている割り箸は、日本の山林の間伐材を利用したものよりも、中国からの輸入品が多いとは知っていた。 わざわざ割り箸生産のために木を切り倒していたようだが、いよいよそれもできなくなり、「日本の割り箸がピンチ、中国側が大幅値上げを要求」ということだそうだ。 今まで通り、割り箸を消費しようというのであれば、有料にすればいいだけのことだ。消費者は、どうしても必要なら有料でも欲しいと言うだろう。 割り箸は有料が当たり前、という状況を作り、次には輸入を禁じればいい。 国内の間伐材の利用が促進され、山林が生き返り、林業が少しは復興する。山が蘇生すれば漁業にも好影響があるというではないか。 そもそも、飲食店で割り箸を使うのがもったいない。 牛丼の吉野家は、昔は塗り箸を使っていたのになあ。 割り箸の使い捨ての方が、塗り箸を洗浄するより手間がかからないから割り箸にしたのだろうが、割り箸の方がコストがかかることになれば、塗り箸に戻すだろう。 なお、紹介した記事の中に、こんな一文があった。(ここから)いろいろ調べてみると、日本の年間輸入量は約240億膳。膳というのは、割り箸1本のことで、日本の人口で割ると200膳。(ここまで) これは、ほんとうに知らない人は誤解するのでは。 箸は二本で一組。一膳というのは箸二本だ。楽天ブログランキング←よかったらクリックしてください
2006.01.13
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「黒ひゲイ危機一発」というおもちゃを巡って、同性愛団体から抗議があったりしたそうだ。 どんなおもちゃかということも、同性愛団体にも興味はない。 以前から「危機一発」が気になっていた。「黒ひげ危機一発」という商品名だ。 なぜ「危機一髪」ではなく「危機一発」なのか。 おそらく、開発者が間違えたのだろうが、もうずいぶん長いこと売られている。この商品のために間違えて覚える人がいるのではないかと心配になる。 「危機一発」と言えば、思い浮かぶのはブルース・リーの「ドラゴン危機一発」。これも、こちらはおいそれと改めるわけにはいかないのだろうが、なんだか、こちらが恥ずかしくなってしまう。 ついでながら、(記事)によると、おもちゃに抗議したのは、「同性愛や性同一性障害の教職員たちが作る団体」なのだそうだ。 ずいぶん職種の限定された団体だな。そんなに同性愛や性同一障害の人がいるのだろうか。 「同性愛や性同一障害の人を支援する教職員の団体」ならありそうだが。 と思ったが、調べてみたら、「セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク」という、ほんとうに教職員の団体だった。楽天ブログランキング←よかったらクリックしてください
2006.01.13
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ニコンがフィルムカメラ事業を大幅縮小だそうだ。 よく今まで持ちこたえたものだ。 我が家では、私が数年前にデジカメを買って以来、フィルムを使うことはほとんどなくなった。 もちろん、まだフィルムを使った写真には画質は及ばないのだが、手軽さが違う。 先日、妻がタンスを整理したら、フィルムが大量に出てきた。 安かったときにまとめ買いして、結局使わないまま終わってしまったのだ。 使用期限は過ぎているが、おそらくまだ使えるだろう。 しかし、使うことがあるだろうか? おそらくないだろう。 そもそも、カメラ自体が、どこにいったかわからない状態なのだ。楽天ブログランキング←よかったらクリックしてください
2006.01.13
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政府が、問題がある国家公務員を処分する根拠となっている「分限制度」について、運用指針を作成する方針を固めたそうだ。(記事) 今までなかったことに驚いた。 で、どういうのが根拠になるのかというと、(1)度重なる無断欠勤(2)正当な理由のない遅刻や早退(3)上司に対する暴言(4)指示や命令の無視――などだそうな。 気になるのが、「上司への暴言」。 誰が「暴言」だと判定するのだろうか。言われた当の上司なのだろうか。 上司にもいろいろいることは、働いた経験のある人ならわかるはず。 立派な人もいれば、そうではない人もいる。 こちらとて、趣味で働いているのではないのだから、仕事の上で、あれこれ上司に苦言を呈することもある。 しかし、人によってはそれは「暴言」ととることもあるのではないかと思う。 そもそも、ちゃんとした上司であれば「暴言」を受けることはないはずだし、誰彼かまわず暴言を吐く職員がいるとしたら、その人は病気だ。楽天ブログランキング←よかったらクリックしてください
2006.01.06
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「「坊っちゃん」発表から100年 松山で読書会」だそうだ。 記事の中にも「小説では温泉をほめているだけで、「不浄な地」と悪口が並ぶ。」とあるとおり、「坊っちゃん」の中で、松山はほとんど罵倒されている。まともな人間など一人もいないかのような書きぶりだ。 「坊っちゃん」で有名にはなったが、土地の人は読むと不快になるのではないかと思う。 松山がいやでいやで、東京へ帰ってしまう話なのだ。 「~ぞなもし」という言い方も、実際にはそれほどしない、という話も聞いた。 漱石は過去の人だし、権威になってしまったので、批判はしにくかろう。 もし現代の流行作家が書いたのだとしたら、地元からは抗議の声が上がることだろう。楽天ブログランキング←よかったらクリックしてください
2005.12.20
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「増えるスーパー銭湯、減る銭湯」ということだ。 私は結婚するまで、風呂無しの木造アパートに住んでいたので、就職してからも銭湯に通っていた。 銭湯もいろいろで、鉄筋コンクリートのビルの一部だったり、独立した昔ながらの古い建物だったりした。 確かに「銭湯」は生活の一部であって、非日常的なものを求めるところではなかった。 生活の一部だった。 結婚し、子どもができ、家を建て、我が家で入浴できるようになった今、金を払って銭湯へ行くか、と言われれば、行かないと答える。 しかし、非日常的な入浴の場であれば、行く。 市の施設にも、格安の入浴施設がある。下の息子が小学校入学前は、よく自転車に乗せて連れて行った。子どもも喜んだ。 日替わりで、露天風呂がある方と、サウナがある方と、どちらかになる。 浴室が広いのでそれだけでも開放感がある。 そして、スーパー銭湯も近所にできた。 ここには毎週のように通っている。 最初は、行ったら、全部の風呂に入ることにしていた。 しかし、今は、サウナに入れれば充分。 風呂、サウナ、水風呂、サウナ、水風呂、サウナ、水風呂、サウナ、風呂と繰り返し、体重が落ちるのを確認して喜んでいる。 息子も連れて行くが、息子は一人であれこれ入って楽しんでいる。 東京あたりでは、まだまだ風呂無しのアパートがある。したがって銭湯の需要もある。 生活の一部としての銭湯の必要性はまだまだ失われていないが、非日常的な要素を持たせないと、生き延びていくのは難しいだろう。 土地はあるのだから、ビルを建て、その一部をサウナ付きの銭湯にし、ビル経営と銭湯経営の二本の柱でやっていくしかないのではなかろうか。楽天ブログランキング←よかったらクリックしてください
2005.12.01
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「一緒に飲みたい三国志の英雄:張飛がほかを圧倒」なのだそうだ。 ほんとかねえ。 もちろん、現実の張飛ではなく、「三国志演義」の中の張飛のはず。 でも、張飛って、乱暴者で短慮で、最後は部下の恨みを買って殺されちゃったんだよね。 そんなのと飲んだら命が危ないんじゃないの。 私なら趙雲と飲んでみたいなあ。 蜀以外でもいいなら周兪かな。 周兪はハードボイルドな雰囲気があります。 で、もう一つ。 「上司にしたい三国志の英雄:孔明、三国の当主も上位」だそうだ。 「意外にも『三国演義(三国志演義)』で悪役となっている「曹操」が「劉備」に次いだ。」なんて書いてあるけれど、意外じゃないでしょう。 上司は、冷静に状況を判断し、組織防衛に努めなくてはならないのだから。 まあ、そう言っちゃうと、司馬懿が理想になっちゃんだけどね。楽天ブログランキング←よかったらクリックしてください
2005.11.22
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「右翼活動家らを逮捕の方針」という見出しを見て、「右翼」ではなく「右翼活動家」という表記は珍しい、でも、「左翼」なら「左翼活動家」と言うかな、などと思って記事を読み、次に「
2005.11.18
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「リサイクル:うどん店の割りばし再利用、協力は32店に--高松のNPO提案 /香川」という長い見出しの記事。 うどん店からゴミとして出る割り箸を回収し、紙に再生するのだそうだ。 「環境にやさしい事業で、『もったいない』と思う気持ちの輪が広がれば」ということだが、「もったいない」を持ち出すなら、割り箸を使わず、塗り箸にして、それを洗って何度も使えばいいのだ。 わたしの記憶が確かならば、牛丼の吉野家では、全国展開を始めた頃は塗り箸を使っていた。 おそらく、割り箸にした方が、コストを抑えられるのだろうとは思うが、割り箸はもったいない。 もちろん、間伐材を割り箸として利用することで、森林が守られている、という話は知っている。 しかし、現実には、中国あたりで、わざわざ木を切って割り箸にしていることもあるのだ。 だだし、この事業は、福祉施設作業所の収入源になっているという。 割り箸を紙袋に詰める仕事も福祉施設作業所で請け負っていることがある。 その点を考えると悩ましい。 使った塗り箸を回収してきれいに洗って店に戻す、というのではだめかなあ。楽天ブログランキング←よかったらクリックしてください
2005.11.09
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タクシー残酷物語という記事を読んで驚いた。 「全国に36万人いるドライバーの平均年収は約250万円」なのだそうだ。平均なのだから、平均以下の人もかなりの数になるわけだ。 規制緩和の結果、どんどん収入が減ってしまったので、大阪のタクシー運転手5人が国を相手に損害賠償を求め訴えたという。(以下引用)「夫婦2人でもカツカツなのに、規制緩和によって収入がさらに減ってしまった。規制緩和すれば利用客が増えるのではなかったか」と憤るのも、当然だろう。小泉首相は『弱い者は死んでもいい』とでもいうのでしょうか。規制緩和で労働者が文字通り死にそうになっているのに、なんのケアもない。(ここまで)と書いてあるが、これはどうだろう。 規制緩和というのは、弱肉強食ということだ。もし、タクシーの運転手が自民党に投票していたのなら、自業自得でしかない。 もちろん、小泉首相は「弱いものは死んでもいい」と言っているのである。 郵便事業の民営化の結果がどうなるか考えてみればいい。 郵便局は、採算のとれない過疎地からはどんどん撤退していくだろう。 情報や通信の面での格差が今以上に大きくなっていくのは目に見えている。 今だって、都会に生まれ育った人は便利な生活を享受し、過疎地に生まれた人は不便な生活を強いられている。 もちろん、不便だらか不幸だということはない。都会に生まれたがために不幸になる人もいれば、過疎地に生まれたおかげで幸福な人生を送る人もいるだろう。 個人の人生を比較することはできない。 経済のように比較できるものを持ち出せば、格差はどんどん広がっていくということだ。地域格差だけでなく、同じ地域でも貧富の差はますます大きくなっていくだろう。 そうなることを小泉首相だけが望んでいるのではない。 衆議院選挙の結果を見ればわかるように、国民の多くが望んでいるのである。 国に不満をぶつけるのは筋違いだ。 日本は民主国家なのである。どうしても文句を言いたいのなら、規制緩和という政策を支持した人に言うべきだ。楽天ブログランキング←よかったらクリックしてください
2005.10.22
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さらにキレイな街に、路上禁煙区を拡大。東京・板橋区だそうだ。 タバコの煙が嫌いなわたしは大歓迎。とにかくタバコの煙は迷惑千万。 世界中を禁煙区にしてほしい。 しかし、いくらとりしまっても、路上喫煙や吸い殻のポイ捨てはなくならないだろう。 現に、 02年10月、全国地方自治体の中で、はじめて千代田区がJR神田駅や秋葉原駅など8カ所で、路上禁煙区を指定し、生活環境条例でその違反者に2万円以下の過料を科した。1週間1000本以上の吸い殻が確認できた各指定地域で、同条例施行後には約100分の1に減ったという。ということだ。 減りはしてもなくなりはしない。 なぜなら、喫煙者は自分のことしか頭にないのだから。 性格の問題なのではない。依存症という病気なのだ。 気持ちがタバコを求めているのではなく、体が求めているから吸ってしまうのだ。 根本的な解決には、タバコの販売をやめてしまうしかない。 というと、個人の嗜好品を規制するのは問題だ、などという人が出てくる。 個人の嗜好品を尊重することには意識が及んでも、他人に副流煙を吸わせることにはとんと無頓着なのが喫煙者。 ま、わたしも酒を飲むし、いや、正直なことを言えばお酒が大好きだから、個人の嗜好品は認めることにしましょう。ただし、巻きタバコは禁止しましょう。あれは簡単に長時間吸えるのがいけない。 刻み以外は販売禁止にして、キセルかパイプでしか吸えないようにすればいい。 江戸時代のラオ屋が復活して雇用拡大につながり景気回復にも役立つだろう。 ついでながら、タバコだけじゃなくて、駅の売店や自動販売機での酒の販売もやめたほうがいいんじゃないの。飲まないから死ぬわけじゃないんだから。駅弁と缶ビールという組み合わせは実に魅力的ではありますが、なければないですむんだから。楽天ブログランキング←よかったらクリックしてください
2005.10.14
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江戸時代の駄洒落、地口行灯の味わい深さという記事で地口行灯が紹介されている。 その中に、今では足立区など東京の下町や、埼玉、千葉、茨城などで、秋祭りの頃駅前や街中を彩るようになっているそうです。とあって、あっ、と思い当たったことがある。 一度、伊奈の綱火を見に行ったことがある。 いろいろな仕掛け花火を見せるもので、歴史もあるらしい。 駐車場から会場まで少し歩くのだが、その道沿いの家々の門口に行灯がかけられており、どれにも駄洒落が書いてあった。今にして思えば地口行灯だったのだ。 子連れでもあり、道幅も狭く、立ち止まると他の人の迷惑になるのでじっくり見られなかったのが心残り。 時代劇では、の第6話「似たものどうし」が地口を取り上げていた。 わたしにはとうてい作れそうもない。 俳句と同じで、常に感覚をとぎすましておかなければ作れないのではないだろうか。楽天ブログランキング←よかったらクリックしてください
2005.10.09
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インターネットでのアンケート結果を基にした記事があった。 「[学校制度アンケ]学校教育に「不満」の保護者43%も」というもの。 調査方法は、 調査は9月、内閣府規制改革・民間開放推進室が教育改革に保護者の意見を反映させようと、野村総合研究所のモニター登録のうち、全国の小中高校生の保護者3620人を対象にインターネットで実施。1270人から回答を得た。ということで、記事の終わりの方には、調査方法がインターネット上だったことから、文科省教育課程企画室は「母集団に偏りがあり、手法に疑問がある」と疑問を呈したうえで、「文科省のアンケートでは、学校への満足度が70%に上っておりとある。 まず、アンケートというのがどれぐらい信用できるのか。 以前、食生活について調査している人のインタビュー記事を読んで、印象に残ったことがある。 「手作りの料理が望ましい」と答える人が多いが、細かく面談で調査すると、実際に手作りの物を食卓に出している人は少ない、ということだった。 アンケートには理念で答えるが、実際の生活は理念とは別、ということが多いのだ。 保護者の43%が不満を持っていても不思議はないが、なんとなくなのか、とりあえずそう答えたのか、心の底からそう思っているのか、それはわからない。 実際に「文科省のアンケートでは、学校への満足度が70%」ともある。 次に、インターネットでのアンケートというのが気になる。 世の中には、インターネットどころか、そもそもパソコンのない家だって多い。 調査方法が異なれば、不満を持つ保護者の率はもっと高かったかもしれないし、低かったかもしれない。 そもそも、学校に期待することは保護者によって違っていて当然なので、不満が亡くなることはあり得ない。 また、保護者の不満は「学校制度」に対するものなのに、いわゆる「識者のコメント」には「学校は子どもによく分かる授業、楽しい授業を構築することで信頼を勝ち取るしかない。」とあって驚いた。 「ゆとり教育」のような「制度」は学校が作ったものではなく、上から押しつけられるものだ。制度に対する不満がある、という結果なのに、制度を作った文科省ではなく、学校に解決策を求めるというのは無理がある。 最後にもう一つ。「アンケート」を「アンケ」と略すのが一般的なのだろうか。字数を少なくするなら「調査」とすればいい。楽天ブログランキング←よかったらクリックしてください
2005.10.07
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16日の読売新聞夕刊に「小説「馬賊戦記」20年ぶり復刊、差別表現も修正」という記事があった。 朽木寒三が、日本人馬賊王と呼ばれた小日向白郎を主人公に描いた長編小説の復刊の話題である。 この本は、私は単行本で買って読み、同じ著者の「馬賊天鬼将軍伝」(上・下)も読んだ。 馬賊に興味を持っていた時期があるのだ。 いずれも面白かった。 特に、「天鬼将軍」の方が、甥の目から見た天鬼将軍を描くという書き方が凝っていた。作者は、その甥に話を聞いて書いていた。 馬賊を小説の題材ではなく、研究対象としていたのは渡辺龍策。この人の馬賊関係の本も何冊も読んだっけ。今でも本棚のどこかにはあると思う。 「馬賊戦記」はマンガにも影響を与えている。 森川久美の「蘇州夜曲」は、登場人物の名前の付け方や中国の情況の説明が「馬賊戦記」も参考にしていていた。 檀一雄の「夕日と拳銃」も読んだが、これにはあまり感心しなかった。 あまりにも作り物すぎ、主人公に感情移入ができなかった。 なお、この小説は、実在の伊達順之助をモデルにした伊達麟之介というのが主人公なのだが、伊達順之助そのものと思ってしまう人がいたらしい。楽天ブログランキング←この記事に興味が持てたらクリックしてください
2005.09.17
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一つは、「[防衛庁]懲戒処分の集計公表 自衛官ら計314人」。 一人の免職の理由は、「パチスロ店内に落ちていた現金59万円を盗んだ」というもの。 59万円も落ちていたのか。どんな風に落ちていたのだろ。 それが気になる。 処分を受けた自衛官が314人というのを多いと見るか少ないと見るか。 自衛官の定員はは253,180人で、3月31日現在、239,430が在職。その中の314人だから、かなり少ない。 公務員の不祥事があると、「民間企業では考えられない」などという人がいて驚く。民間企業ならもっと不祥事の発生率は高いだろうし、表に出さないことが多いだろう。それに、不祥事があってもそれほど騒がれないし。 たとえば、中小企業でセクハラがあったとしても大きく報道されることはないだろ。 不祥事がある、というのは、むしろ、公務員が民間企業で働く人並みになってきた、ということだ。 もう一つの記事は、「衆院選投票をとチラシに入浴剤添え配布 道選管」というもの。 その入浴剤を購入するお金はどこから出てくるのだ。 税金だろう。 こんなことのために税金を使ってもらいたくない。 投票率を上げよるための苦心の作なのだろうが、そもそも、投票率が低いのは選管の責任ではない。棄権する人の責任だ。 世の中、これだけ大騒ぎしているのだから、選挙があることを知らぬ有権者は少ないだろう。 わざわざ税金を使って入浴剤など配る必要はない。 それこそ、少しでも出費を抑えて自治体の財政好転に協力した方がいい。 小泉内閣も、税金からの出費を減らし、小さな政府を目指すというのなら、選管がポスターを作ったりものを配ったりするのを禁じればよさそうなものだ。 そうすれば、「群馬県選管は、同選管の標語…」という記事のように、ポスターが12万枚も無駄になる、ということもなかったはずだ。楽天ブログランキング←この記事に興味が持てたらクリックしてください
2005.09.02
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「ハチ:刺され10人病院へ、消防署が注意呼びかけ」という記事が目にとまった。 幸い、刺された人は軽傷で済んだそうだが、命に関わることもある。 実は私は、蜂に刺されて仕事を休むほどのダメージを受けたことがある。 その時の記録が、ここにあるので、興味のある方はごらんいただきたい。 ハチは一度刺されると抗体が出来るので、一度目はたいしたことが無くても二度目以降は重傷になるそうだ。 最近は、男でも香水をつけていたりする。 蜂を刺激するということを知らないらしい。 香水メーカーはそのことを広く告知した方がいいと思うよ。何も知らないでにおいをぷんぷんさせて山に入る人だっているだろうし。楽天ブログランキング←この記事に興味が持てたらクリックしてください
2005.08.30
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23日の判決で、「[中国兵「百人斬り」]原告の請求を棄却 東京地裁」ということだ。 この「百人斬り」について初めて知ったのは鈴木明『「南京大虐殺」のまぼろし』という本。 その本を読んで、いわゆる「百人斬り」は、(おそらく、後に処刑された当事者も承知の上での)でっち上げだろう、と感じた。 実際にあったことではない、という点については、説得力のある本だ。 ただし、「南京大虐殺」については、軍を揚げての組織的な虐殺はなかったが、結果として、非戦闘員も大量に殺したのだろう、と思わせられた。 ずっと時間がたってから読んだ石川達三『生きている兵隊(伏字復元版)』でも同じ印象を受けた。 今回の判決は、遺族としては、さぞ無念なことだろう。 しかし、でっち上げ記事は、毎日新聞や朝日新聞に限ったことではない。読売でも産経でも同じ事は起こっているのだろうと思う。 もちろん、読売も産経も、でっち上げを指摘されれば「捏造ではない、真実だ」と強弁してはばからないのだ。 この裁判で、毎日や朝日を批判する新聞もあるだろうが、それこそ「目くそ鼻くそを笑う」だ。楽天ブログランキング←この記事に興味が持てたらクリックしてください
2005.08.24
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都副知事問題:都議会民主・落選の2氏、「処分不当」と公開質問状という記事によると、先月の都議選で、28票差で落選したという前民主都議は、党からの選挙資金100万円が支給されなかったために落選したという意味で、「あと100万円あれば、ひっくり返っていた」と語ったそうだ。 100万円で28票か。 とかくこの世は金次第。 制作や人物よりも金がものをいうのだ、と、都議会議員に立候補した人も明言しているのでありました。アクセスアップに楽天ブログランキング
2005.08.04
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「[フライデー]福岡の一家殺害報道敗訴、880万支払い命令」という記事。 福岡市の一家4人殺害事件で、被害者の妻の実兄(49)が写真週刊誌「フライデー」に犯人のように報道され名誉を傷つけられたとして、発行元の講談社などに3300万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は27日、講談社側に慰謝料など880万円の支払いと、判決内容を伝える広告の掲載を命じる判決を言い渡した。ということだそうだ。 共同通信によると、原告側弁護士は「著名人を除くと今回のような高額の賠償額の命令は珍しい」としている。ということだ。 これで高額なのか。 殺人犯扱いされて大きな苦痛を強いられたのに。 「フライデー」で得る利益からすれば、880万円などたいした金額ではあるまい。 慰謝料を支払っても、それ以上の利益があればいいのだから、これからも同じようなことが続けられていくだろう。 慰謝料は、雑誌の定価に発行部数をかけた金額か、裁判所が妥当と認めた金額のどちらかを最低金額にすべきだ。 また、今後、講談社は、己の非を認めるのでなければ、警察が無実の人を犯人扱いしても、警察を批判する資格はない。アクセスアップに楽天ブログランキング
2005.07.29
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三洋電機が「1万4000人削減、国内で希望退職募集も」だそうだ。 我が家には三洋製品が多い。 ビデオデッキが三台。 三洋のビデオデッキは、CMカットで、モノラル放送だけを録画する機能のほかに、ステレオ放送だけを録画する機能、二カ国語放送だけを録画する機能があり、便利なのだ。 さらにデジカメは名機MZ-3。 動画もきれいに撮れるのだ。 三洋というのは、他社にない三洋だけの機能を持った製品を作るメーカーで、その独自性にはひかれるものがある。 がんばれ三洋!アクセスアップに楽天ブログランキング
2005.07.06
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世の中には、「[円周率の暗唱]千葉の原口さんが8万3431けた世界新 」という人がいる。 単に数字を覚えているのかと思ったら、私は数字を文字に置き換えて語呂合わせで暗記している。ということだった。 なるほどそうか。 実は私は小数点以下三十桁までなら言える。 こう覚えている。 才子異国に婿さ 子は苦なく身ふさわし ろくに虫耳闇に泣く 3.141592653 5897932384 62643383279 このうち、「身ふさわし」までは、中学か高校で数学の時間に教えてもらった。そのあとは、自己流。 興味のある方はこちらをどうぞ。楽天ブログランキング
2005.07.02
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「戦艦大和の最期 残虐さ独り歩き」という記事で、『戦艦大和ノ最期』(吉田満著)の中の、救助艇が満杯となり、なおも多くの漂流者(兵士)が船べりをつかんだため、指揮官らが「用意ノ日本刀ノ鞘(さや)ヲ払ヒ、犇(ひし)メク腕ヲ、手首ヨリバッサ、バッサト斬リ捨テ、マタハ足蹴ニカケテ突キ落トス」という部分は事実ではない、ということが述べられている。 産経新聞の記事で、記事の中に「天声人語」が2回も出てきたり、朝日新聞が四月七日付の天声人語で、同著の手首斬りの記述を史実のように取り上げたため、「戦後六十年を機に事実関係をはっきりさせたい」として産経新聞の取材を受けた。という経緯がわかりにくかったりするのだが、日本軍人の名誉を回復するぞ、という気概は感じられる記事である。 正直なところ、この記事だけでは、事実はわからないし、事実かどうかにはあまり興味もない。 私はこれとよく似た話を読んだ記憶があり、そのことが気になってならない。 北海道であった話で、戦争中、遭難かなにかした軍船から避難するとき、小舟に乗った上官が、船縁をつかんだ兵士の手首を切り落とし自分たちだけ助かった、というもの。 近くの岸辺にたくさんの手首が流れ着いたという記述もあった。 その文章を書いた人は、その時小舟に乗り合わせた人に話を聞いていて、「あなたも切ったのですか」と尋ねたら、その人は、通信機器か何かを抱えていたので、「自分は足で蹴っただけだ」と答えた、というもの。 これが何の本に書いてあったのか思い出せない。 本棚で目についた本をひっくり返してみたのだが、みつからない。 私が思うのは、こういう話は、日本各地で密かに語り継がれていたのではないか、ということだ。民話化しているのである。 戦争中にできた民話だってある。 特に、「手首」というのが民話化しやすい素材なのではないだろうか。 瀬戸内海で、夜、海中から、手首が出てきてひしゃくを求める、という話もある。 それにしても、どの本だったかなあ。ああ、気になる。
2005.06.21
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「[安倍晋三氏]幼稚園で母親と対話集会 少子化問題など」というニュース。 自民党の安倍晋三幹事長代理は16日、東京・芝の「みなと幼稚園」を訪ね、子育て中の母親を対象に、少子化問題などについて意見を聞く対話集会を開いた、ということで、国会議員としての政治活動かと思ったら、「無党派層の支持を狙った党活動の一環」なのだそうだ。 国のため、大きく言えば世のため人のため、ではなく自民党のためだけの行動だったのだ。 この記事を読むと、少子化を自民党のためだけに利用しようとしているように思えてしまうなあ。
2005.06.17
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13日の読売新聞に、「脱線事故会見巡る不適切発言でおわび」という文章が載っている。 尼崎脱線事故の記者会見で、読売新聞の記者が「不穏当・不適切な発言」をしたことについての謝罪。実際には「不穏当・不適切」というより「傲慢・感情的」と表現した方がよさそうな発言だったようだ。 不思議なのは、その記者の名前が書いてないこと。 事件の被害者や、時には加害者の実名を報道する必要があるのか、という意見があるたびに、新聞はいろいろ理屈をつけて、「実名を出すことが必要だ」と繰り返してきた。 それなのに、身内になると名前を隠してしまうのはどういうわけだ。 犯罪者というわけではないのだし、名前を出して、その記者に自分で謝罪文を書かせれば良さそうなのに、そうできない事情でもあるというのだろうか。楽天ブログランキング←クリックしてください 楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へどうぞ。
2005.05.13
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JR西日本の脱線事故で、事故車両に乗り合わせた運転士二人が、救助活動などをせず、そのまま出勤していたということで批判されているが、これは批判する方が無理。 上司に「出勤するように」と言われれば出勤するしかない。 逆らって現場で救助活動に当たろうものなら、「日勤研修」という名の罰を受ける可能性が高いのだから。 電話で連絡を受けた上司だって同じだ。おそらく、判断する権限を与えられていなかったのだろう。 「そのまま現場で救助活動にあたれ」と指示しようものなら、「勝手に判断した」という理由で処分されるかもしれない。 これは、会社が、「上から下への一方通行しか認めない」「現場には判断させない」という考え方で成り立っているために起こったことであって、現場の人間を批判したところで解決にはつながらない。 事故当日、親睦目的のボウリング大会に出席していた職員の中には、ボウリングを続けることに疑問を持つ社員もいたが、「目上の人に言いづらかった」と上司に中止を進言しなかったという。 そりゃあそうだろう。上司がボウリングを楽しんでいるのに水を差したら、どんなことで「日勤研修」をさせられるかわかったものではない。 上司だって、自分の上司から指示が出ているわけではないのだから、勝手に出勤するわけにはいかない。 何しろ、「上から下への一方通行」しかないのだから、下からは動けない。 印象的なのは、現場にいた運転士の一人は、大阪支社長の講演会に出るために去ったということ。 「そんなことより事故処理の方が大切だろう」などという考えは甘い。 講演会を企画する人は、自分の立てた企画はどんなことよりも意義があると考える。「乗客救助のために講演会を欠席するとは何事だ」と考えるはず。 そんな人の企画した講演会に出なかったら、これまたあとでどんな目に遭うかわかったものではない。 「プロ意識」や「倫理」ではなく、「恐怖」が職員を支配しているのだ。 「そういうJR西日本の体質が問題なのだ」という批判も起ころうが、こんなことはJR西日本に限ったことではない。 「現場では判断するな、上から言われたとおりにしないと処分するぞ」という圧力は、働いている人なら、大なり小なり、ほとんどの人が経験しているのではないか。 だからといって、こんな事故が起こっていいはずはない。 決して起こってはならない事故なのだ。 事故を未然に防ぐ方法はあっただろう。しかし、それは現場からの提案では実現しなかっただろう。 会社の体質が批判されるのは当然だ。責任はあまりにも重い。 しかし、そういう体質を生み出したのは誰なのか考えてもらいたい。 JR西日本の上層部だけではないはずだ。
2005.05.07
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「カラス調査:業者不慣れ、激減は「誤り」」という記事を読んだら、なんと、烏の数を数えるのに、「03年の調査は、競争入札で落札した業者が実施した。」のだそうだ。 競争入札が成り立つほど、いくつもの業者がいるということだ。 しかし、不慣れな調査員が多く、数え切れていなかったとか。 そりゃそうだろう。鳥の数を数えることに熟達している人なんて、世の中にそうそういるわけがない。 カラスのハトの生息数が記事になると、「どうやって数えているのかなあ」と不思議に思っていたのだが、これで謎が解けた。
2005.05.02
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東京の上野公園では、「ハトへのエサやり防止キャンペーン」を展開したら、鳩の数が半減したという。 しかし、半分死んだというわけではないだろうから、どこかにはいるわけだ。 私の職場は、鳩ならば上野公園から飛んでこられるだろう、という距離にある。 駅から職場までの間に、大通りがあり、そこに天ぷら料理の店がある。 時々、店先に、「ご自由にお持ちください」という札とともに、袋に入った天かすがおいてあることがある。 先日、その前を通ったとき、何と、鳩がその袋に穴を開けて天かすを食べているのが目に入った。 「あんなものを食べて、胸焼けしないかなあ」と思ってしまった。 その時は、上野公園でのキャンペーンなど知らなかった。 今にして思えば、食べ物が無くなって大通りでも、人がすぐ脇を通っても、とにかく食えるものを食おうとということだったのだろう。 鳩の糞が人体に悪影響を及ぼすこともあるそうだ。 今度見かけたら、店主に知らせよう。 鳩ではないのだが、私の住んでいる市の駅前にヒヨドリが大量に住み着いて、市が対策を立てたことがある。 ヒヨドリが嫌がる音(鳥の鳴き声)をテープでながす、というもので、ギャーギャー叫び声が流れていた。 効果はあり、確かにヒヨドリが駅前からいなくなったのだが、住宅街に移っただけで、住宅街から苦情が出た、ということがあった。 上野公園で鳩が半減しても、それはどこかに移ったというだけのこと。 どうせなら、積極的に捕獲して、動物園の肉食獣のエサにしたらいいんじゃないかなあ。
2005.03.31
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という日刊ゲンダイの記事。 まさにその通り。 個人商店同士で売上高を競うのではないのだから、企業内で成果主義で差をつけるというのは無理があるのだ。 終身雇用と年功序列の方が、社会は安定するのである。 そりゃあ、私だって「あんな奴が俺と同じ(あるいは俺以上の)給料をもらってるのか!」と思うことはあるが、社会全体を考えれば、金のかかる年代の子供を持っている世代が、教育費を負担できるだけの収入を得られる世の中でなくては困るのだ。 早期選抜の弊害についても触れているが、昇進のラインに乗れなかったら子どもを育てられない、となったら今以上の少子化が進むのは目に見えている。 伝統的な雇用形態を破壊し、なんでもアメリカの真似をすればいいと思っている連中は、考え直すべし。
2005.03.20
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北朝鮮への経済制裁として、北朝鮮産のアサリを買わない運動が提唱されている。個人でできる、というものだ。 しかし、この運動が広まると、もっとも困るのは日本の漁業関係者や加工業者ではないだろうか。 まず、アサリが北朝鮮産かどうかを見分けることは難しい。「日本産」であっても、多くは外国産のはず。輸入して一定期間日本の海岸に置けば「日本産」になってしまう。それは買うな、ということになると、まず、アサリは買えなくなる。 これから潮干狩りの季節になっていくが、潮干狩り用のアサリだって、輸入品をまいたものなのだ。 今から17年も前に、個人旅行で中国を旅したことがある。吉林で日本語教師をしていた知人を訪ねていき、朝鮮族の人と知り合ったりした。その時、北朝鮮の実情をいろいろ聞いた。 「あと十年持たずに崩壊するだろう」というのが、その時の結論だったのだが、意外にも持ちこたえている。 ここで北朝鮮からの輸入食料品不買が広まったらどうなるだろう。北朝鮮内に食料が行き渡ることになり、国民の不満が弱まり、国家体制の延命に力を貸すことになりはしまいか。 人道的ではないが、むしろ、北朝鮮の食料を根こそぎ買いしめ、飢えた国民の爆発を誘う方が、北朝鮮崩壊を早めることができるのではないかと思う。
2005.01.31
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金の阿武教子選手に「総監賞詞」授与 今までなぜかオリンピックではメダルが取れなかった阿武選手が金メダル、ということでご同慶の至り。 しかし、この記事の最後にある、「阿武選手は同日付で巡査部長から警部補に昇進した。」というのが納得できない。 昇進したくて柔道に打ち込んでいたわけではないだろうし、昇進よりも名誉を望む人なのでは。 偉業をたたえるのはいいが、柔道は職務ではないはずだ。 職務ではないことで昇進とはどういうことだろう。 民間企業で働いているほかの競技の選手たちが、メダルを取ったからといって昇進しているとは思えない。 昇進させるなら、注目を浴びることなく地道に職務を遂行している人たちに目を向けよう。-輾転反側-
2004.08.25
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