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以下は、おすすめサイト「新しい創傷治療」からの引用である。参考まで 「気管切開部(気切部)のカニューレ交換の際の消毒の可否」についてのお問い合わせをいただきました。もちろん,私に言わせればこの消毒は全く無意味です。即刻止めるべきでしょう。 なぜ,消毒を止めた方がいいかというと,消毒薬による皮膚炎を起こしている例が少なからずあるからだ。気切は通常,長期間に渡ってなされるため,消毒も当然,長い期間にわたって続けられる。このため,皮膚炎からビラン,皮膚潰瘍となっている例が少なくないのだ。 しかも,潰瘍となると創面からはMRSAなどが検出される率が高くなる(抗生剤を使っていればほぼ必発ね)。となると医者,看護婦が大騒ぎし,やれ個室に隔離しろ,カルベニンとバンコマイシンだ,という騒動になる。しかも創面から細菌が検出されているので,より頻回に消毒が行われる。 だが,こんな時は慌てずに消毒を止め,創面を洗ってみることだ。消毒薬による皮膚炎だったら,ものの見事に治ってしまう。何のことはない,消毒による「医源性潰瘍」だったわけである。 さらに本質的な問題として,「気切部周囲の皮膚の消毒」という行為は感染予防という目的に対し全く意味がないのだ。これを科学的に論証しようと思うが,ちょっと長くなるため,章を改めることにする。
February 28, 2009
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気管切開して鼻から呼吸しないので花粉は入ってこないはずと思っていたが甘かった?!唾液を吸わせるための低持続吸引のチューブをくわえていると鼻からチューブに向かって空気が入ってくるのだ。花粉もいっしょに。今日も一発、サイレントくしゃみだー
February 26, 2009
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花粉症の季節だが、くしゃみをしても肺からの空気は鼻へ抜けることは無いのでアクションだけのサイレントくしゃみとなる。座ってパソコンをしていると、鼻吸引をしてもすぐに鼻水がたらーりと仕方が無いので、両方の鼻の穴にティッシュを詰めてもらう。見た目は「まぬけオヤジ」だが、背に腹は替えられぬ。この状態で口を閉じていても窒息しないのである。気管切開のおかげか!?
February 24, 2009
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呼吸状態を確認する血ガス検査は入院時のベラ装着時だけでなく在宅で使用するレジェンドエア装着時もやるべきではないだろうか。おそらく、ベラと同様の設定をレジェンドエアにしたとしても呼吸苦を訴える患者が多いのはSpO2は95%以上あったとしても、在宅では簡単には測れないに酸化炭素濃度が高くなっていたのではないか。ベラは本体重量17kgあり専用の台車に載っている。冷却ファンの音が結構うるさくこれらの面では在宅には適さない。性能面では自然な呼吸感が得られる精密機械と言われている。本体からは吸気と呼気専用の2組の回路があり、画面表示では吸気換気量と呼気換気量が表示管理される。吸気に対して呼気の換気量が少なすぎる場合は呼吸数を増やして分時呼気換気量をバックアップするなどの制御がされる。一方、レジェンドエアは内蔵バッテリー付きで4.5kgと小型軽量で、高性能なリチウムイオンの座布団型外部電池込みでも6kg程度で6~10時間持つらしく移動時や停電時に安心だ。音も静かだ。本体からの回路は吸気のみで先端にゴムのダイアフラムの呼気弁があり呼気時は呼気弁の横の穴から逃がしその量は管理されていない。最終的には、ベラでの設定換気量を500ccから550ccに、I/E比を1:2.5から1:2.0に、吸気波形も変更して様子をみている。空気の出入りの換気量と、血液に酸素を取り込み二酸化炭素を吐き出すという生体換気の量が機械によって異なることが有りそうである。
February 22, 2009
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気管切開した直後の呼吸数は14回だったが、座位でパソコンをすると運動量が増すので呼吸数を増やしたい、というのはBiPAPの鼻マスクの時は鼻から入ってくる空気をのどで止めたり、口から漏らして自発呼吸があったかのように吸気トリガーをかけて呼吸数を増やしたりして、呼吸をコントロール出来たのである。しかし、気管切開後は、入ってくる空気は気道に直接つながるカニューレに行くのでコントロール出来ず、人工呼吸器の設定にしばられるのである。それで、呼吸数を15回に増やしてもらったのだが、ベラ着用時の血ガス検査では通常値では35~45mmHgの二酸化炭素濃度が30mmHgと少し過換気ぎみだった。ところが、今回の入院の前に呼吸苦でERに搬送されてレジェンドエア装着時の血ガス検査では、二酸化炭素濃度が高かったらしく、入院して呼吸数を増やすか1回換気量を増やすなどの設定調整が必要だと言われ、入院となった。つづく
February 21, 2009
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どちらも気切患者が使用する人工呼吸器である。神経病院では入院すると高性能なベラを使用し、退院の数日前に在宅用で小型軽量なレジェンドエアをベラと同じ数値設定にして退院していく。しかし、レジェンドエアで呼吸苦を感じて病院に戻ってくる患者は多いようだ。その患者が再入院して人工呼吸器をベラに繋ぎ換えると呼吸が落ち着くという。かく言う私もその一人である。今回の入院でも退院に向かってベラからレジェンドエアに交換してしばらくすると呼吸苦を感じるようになった。換気量:500cc ,I/E比:1:2.5 ,呼吸数:15 は同じ設定であるにも関わらずである。つづく
February 20, 2009
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呼吸器の設定を変更してもらい帰って参りました。病棟のナースで前回の入院が3年前にもかかわらずわたしのブログを見てくれている方が何人か存在した。がんばって更新せねば!?
February 17, 2009
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みなさま、お久しぶりです。妻です、突然ですみません。マリオは、昨日夕方血圧が上がり、心拍数も上がったため苦しくなり緊急入院しました。入院後は、ずいぶん状態も落ち着きましたが、退院は、すぐとはいかないと思われます。なのでブログはしばらくお休みさせていただきます。退院したらまた、マリオのことよろしくお願いします。
February 7, 2009
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理由は,クリームの成分が界面活性剤だからです。界面活性剤,つまり中性洗剤と本質的に同じです。こんなものを皮膚に塗る方が異常です。この点,乳液も同様に界面活性剤を含み,同等に危険な物質でしょう。 クリームは水と油が溶け合ったものです。皮膚に塗るとスベスベするし,ツルツルになります。しかし,クリームを洗い落とすとなぜか皮膚はゴワゴワ,シワシワになっていませんか? これは恐らく,クリームに含まれる界面活性剤が皮膚の油を分解してしまったためです。皮膚の油(皮脂)は人間を感染から守ってくれている皮膚常在菌の生存になくてはならない栄養源です。それを洗い落とすのはとんでもない愚行です。 クリームに含まれる界面活性剤の疎水基は細胞膜の蛋白質に結合し,細胞膜を破壊します。皮膚科の教科書に「クリーム製剤は健常の皮膚にのみ用いること」と明記されているのは,健常の皮膚は角化層で守られているからクリームを塗っても大丈夫だよ,という意味でしょう。逆に言えば,角化層が正常でない皮膚(傷ついている皮膚,乾燥肌,アトピーの創部など)にクリームを塗ると,そこに含まれる界面活性剤が牙をむいて傷口に襲い掛かるわけです。くわしくは、手荒れ・主婦手湿疹の治療,クリーム,尿素など
February 3, 2009
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cpuなどが載ったロジックボードの交換で、データーも消えることもなく無事に戻ってきました。たぶん、バックライトのオンオフを制御するドライブ回路の不具合があったのでしょう。交換したロジックボードは別の専門部署で修理して再利用されるのでしょう。データーのバックアップのためにUSBメモリーを追加購入することにしよう。
February 1, 2009
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