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ある所にお菓子屋さんに可愛いと評判のロザリーと言う女の子がいました。彼女とは、正反対で、乱暴で、怖いと恐れられていて、嫌われ者のジャックと言う少年がいました。ロザリーは、そんなジャックが好きなのですが、話す勇気がありません。 しかし、今日はハロウィン、街中が賑やかで、お祭り騒ぎ。ロザリーは、皆と仮装して、ハロウィンを楽しむことにしました。お仕事が終わると、街一番の金持ちで、格好良いと評判のアレックが、迎えに来た。一緒に歩いていると、ジャックの姿を発見した。 「...ジャックさんだわ!アレック様、私、彼も誘いに行きますね。」「...ロザリー!彼は、乱暴者だから、止めよう!」「...そんなことないですよ!本当は優しい方ですよ!じゃあ、行きますね!」彼女が心なし、嬉しそうにアレックには見えた。 「...ジャックさん!あの、これから広場で、ハロウィンパーティーをやるのですが、一緒に行きませんか?」「...君みたいな子が、俺なんかと行った、楽しくないだろ。それに噂、知っているだろ?だから、俺じゃなくて、あいつと行けば良いんじゃない。」彼は、アレックを指差した。「...ジャックさんは、本当はとても優しい人です!だから、そんな風に自分のことを言わないで...。私は、ジャックさんと一緒に行きたいんです!」「...君は変わっているね。後悔するよ!」「...それでも良いんです!だから、一緒に...」頑張って、一緒に行きたいと言ったら、渋々だが、一緒に来てくれた。 さり気なく、手を繋いで、歩く。私が、少し追い付けなくなると、歩調を緩めてゆっくり歩いてくれる。本当に優しい人だと感じていた。それが嬉しくて、顔が弛んだり、少し紅くなっていることに、気付いていない。その姿は、アレックは面白くないと思っていた。 「...皆、待たせてごめん!」「...キャー、アレックが来たわよ!ロザリーも一緒よ!」「...本当だ!二人とも、早く!待ってたのよ!」「...遅くなってごめんなさい!」「...あれ、何でジャックがいるの?しかもロザリーと手を繋いでるわ!ロザリーを脅したの?酷い奴。」彼は、何もしてないのに、酷いことばかり言われていた。「...違うの!私が誘ったの!ジャックさんは、私が転んだり、迷子にならないように手を繋いでいてくれたの!だから、彼は悪くない!」一生懸命、否定した。「...ロザリーが?!皆に意地悪ばっかする奴だよ!信じられない!」「...ジャックさんは、歩くのが早いと歩調を緩めてくれました。それに前に花が倒れていた時も直していたり、箒の柄が折れた時も補強してくれたのは、ジャックさんだったの。...それに、傘を貸してくれたこともあるんです!だから、本当はとても優しくて、心の温かい人なんです!」「...信じられない!」「...ジャックがそんな優しいわけないさ。さぁ、ロザリー、行こうか?」アレックは、無理やり、握った手を解こうとしたが、彼女は嫌がった。「...嫌!アレック様は、ちゃんと見てないだけ!私のことも上辺だけしか見ていないんではないですか?」「...俺は、やっぱり招かざる客のようだから、帰る。」彼の方から手を解いて、スタスタ歩き出した。これを見て、アレックは良い方向に進んだと思い、彼女を皆の所に連れて行こうとしたが、彼女は突然、走り出した。 「...待って下さい!ジャックさん...」呼び止め、彼の腕を握った。「...私は、貴方がくれた優しさを憶えてます。私の初めて作ったお菓子を皆は、不味いと言ったのに、貴方だけは違いました。」そう言った彼女に、彼は驚いたように、見ていた。「...ジャックさんは、全部、残さずに食べてくれて、美味しいと一言を呟いたのです。お世辞にも美味しいなんて、言えないお菓子だったのに...。それから、時々、皆の知らないところで、親切なことをしたり、嫌がることもやっていました。そんな一つ一つの優しさが私は、大好きなんです!ジャックさんが、好きだから、一緒にいたかったんです!...だから、帰らないで下さい!!」突然の彼女の告白に騒然としていた。ジャックも赤面し、驚いていた。「...嘘だ。君に、俺は相応しくない。君には、あいつのように、王子みたいな、優しい奴が似合うだろう。」「...私は、不器用でも、一生懸命な人が良いんです!王子様より騎士の方が好きなんです!ジャックさんがいないパーティーなら、行きたくないです!...貴方が好きなんです。私の気持ちは迷惑ですか?」涙ぐみながら言った。「...どうして、ジャックなんだ。僕の方が優しいだろ?さぁ、ロザリー。こっちに来るんだ!」アレックは狂ったように喋り、ロザリーの手を引こうとした。ロザリーは、怖くて固まり、動けず、混乱しながら、目を瞑った。 「...バーン。」何かが弾かれる音がした。そして、次の瞬間、風に包まれるような温かさを感じた。目をそっと、開ければ、夢みたいだった。「...嫌がる奴に迫るお前は最低だ!俺にいくら危害を加えようと濡れ衣をきせようと、構わないが、こいつを傷付けたり、泣かせたりすることは許さない!」「何を言っているんだ。貴様如きが...」段々、醜くなっていくアレックに皆は怖くなっていた。「...疑われるから、確かに暴れたが、それ以上のことはしていないはずだ!誰も、信じなくて良い。俺も誰も信じない。君の言葉も信じない...」「...ジャックさん、ありがとうございます。//////」赤面をしながら、謝罪し、その後、悲しい表情を浮かべながら言った。「...それでも、貴方が好きなんです!不器用な貴方が...。信じて貰えなくても良いです。...貴方のことが、ずっと好きでした。伝えること、話し掛けることが、怖くて出来ませんでした。臆病な私じゃ、信じて貰えませんよね...?」「...君だけは違う。突き放しても、いつも、君はいた。君だけは、他の誰より信じられる。」ジャックの口から、意外な答えを出したからロザリーは、かなり驚いていた。「...それって?」「...君が飽きるまで一緒にいる。」「ジャックさん!!」抱き付いた。その様子に、誰もが驚いた。街で可愛いと評判の女の子は、王子様より意地悪で乱暴な奴を選び。その彼は、今まで見せたことのないような優しい一面を見てしまった。「...認めない!」「アレック様!貴方様じゃ、ジャックに勝てません。ロザリーは、ちゃんと人のことを見る娘です!それにジャックは、言い方は悪いけど、ちゃんとロザリーを護っているし、好きなんだと思います。誰も邪魔出来ないと思います!」「煩い!ロザリーを愛している。誰にも邪魔させない!」意見した者達を突き飛ばし、言い放った。「...皆、大丈夫?!アレック様、酷いです!私は、貴方の自己中で、傲慢なところが嫌いなんです!ジャックさんをワザと仲間ハズレにしたのは、貴方でしょ!」ロザリーは、怒っている。「...君まで、そんなことを...」ロザリーに襲いかかろうとしたが、ジャックが彼女に離れるように言うと、向かって来たアレックを捕らえ、地面に叩き付けた。「...危害を加えるなんて、最低だ!彼女に、変な真似をしたら、貴様など、絶対に許さない!覚悟しておけ!」彼は言った。騎士みたいだった。そんな彼に皆、見直し、惚れてしまいそうになる。 「...おい、何の騒ぎだ!」「ヤバい、皆、逃げよう!」アレックのせいで、騒ぎになったらしい。ジャックを顔を歪め、次の瞬間、ロザリーを抱き上げた。「...暫く、このまま、大人しくしてくれ...。」「エッ?!ジャックさん...。//////」彼女は、顔を紅くした。次の瞬間、闇に紛れるように、暗闇の中に走って行く。それも彼女を抱き上げたまま。お姫様抱っこの状態で...。彼女は重くないかと心配していた。 それから、15分程して、たどり着いたのは、月明かりと星の光で明るくなった場所。何もないけど、幻想的な場所だった。「...悪いな。連れまわして...」「そんなことないです!!むしろ、嬉しいです!こういう場所に連れてきてもらって...」彼女は喜んでいた。「...一度しか、言わないから、よく聞いとけ...。君が誰よりも好きだ。...この恋は実らないと思ってた。...君に俺は釣り合わないと今だって、思っている...。」聞くことすら、夢だと思っていた言葉が、魔法の呪文のように、紡がれていく。彼らしい不器用な優しさだ。手を握った。「...貴方とずっと話したかった。でも、勇気がなくて...。貴方が好きです!だから、少しで良いから、信じて下さい!」彼は、手を解き、彼女の腰に手を回し引き寄せ、口付けた。「ジャックさん??//////」この行為に赤くなり、驚いた。「ロザリー。君が好きだ。俺の傍にいてくれないか?」「...はい。」涙ぐみながら、口付け、二人は月明かりの下で踊った。 大人達の甘くて、上手なワルツではないけど、ロザリーは幸せだと思った。曲はないけど、二人には、星がメロディーを奏で、月が歌う様に感じながら、クルクルと舞踊る。 「...ジャックさん。私が作ったお菓子です!食べて下さい!」彼女は、お菓子を差し出した。「ハロウィンだからか?」「...はい。でも、ジャックさんに今夜逢えたら、渡したかったんです!私が初めて挑戦したお菓子です!」何も言わずに一口かじった。「...甘い。君のような優しい味で好きだ。」彼女は、ポロポロと泣いた。「...嬉しいです。喜んで貰えて...」彼女を抱き寄せ、囁いた。「君に出逢えたことに感謝する。愛してる...」優しいワルツを君と踊る。 次の日、街では、二人の話題で持ちきりだった。朝の朝刊の見出しは、お姫様抱っこされるロザリーとその彼女を連れ逃走した思われるジャックの写真が大きく掲載され、人々は、驚きの声をあげていた。「...嘘だー!誰か嘘だと言ってくれー!」とロザリーファンは、落ち込む。 当の本人達は...「すごいことになりましたね!」彼は、何も言わない。「私は、ジャックさんといられて幸せです。だから、後悔してませんよ。」ロザリーが言うと、顔や態度に出ていないように見えて、本当は嬉しくて、恥ずかしいのだ。仲良く二人でいると「...噂の二人だ!突撃!インタビュー!」取材に走って来る者を見て「逃げるぞ!」「えっ?」彼は、手を取り、走り出した。まるで、アリスになった気分だが、今は幸せ。暫く、追い掛けられ、上手く撒き、ロザリーは仕事に。言うまでもないが、ロザリーは質問責めにあった。だけど、ロザリーはノロケた。誰も何も言えなかった。 月の綺麗な夜は、貴方と私の秘密の場所でダンス不器用で、とても優しい貴方とそんな貴方を好きな私の二人だけの秘密永久に続く二人の甘い時間
October 31, 2008
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~ 誰よりも優しい人 ~ 君は 嫌われ者だけど 本当は優しい人 知っているよ 君が優しい人だってこと 誰も見ていないところで 優しくしたり 笑える人 ほかの誰が恐れるよりも 本当は ずっとずっと 優しくて 心が優しい人 私は知っている 誰よりも優しい君に 秘かに 恋している snowの日記遅くなりました。ハローウィン小説の掲載を後日にします。
October 31, 2008
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「...まぁな。あいつは特別だ。」そう返した。 「...あれ、滝龍騎!?なんでいるの?」騒がしい奴がやって来た。俺の記憶の中では、誰だか判っていない。「...港、どこ行ってるの!!...滝さん?!」「...錦、そいつは、お前の友達か?騒がしいが。」「...あっ、ごめんなさい。大事な話をしていたんじゃないの?ちなみに、港は、滝さんと同じクラスだよ!」「騒がしいとは何よ!やな奴!」「...港!!本当にごめんなさい!私達、席に戻ります!」なんだか避けられている気がする。「...大丈夫ですよ!滝様のご学友の方々でいらっしゃるんすか?」「...そんなたいそな者じゃありません。クラスメートで、我が校きっての自慢な有名人です!私は、合唱部でお世話になってます!」「では、合唱コンクールに、滝様もご参加なさるのですか?」「はい!」「...合唱コンクールの邪魔になってはいけないから、コンクールでの取材は拒否する!それからこれ以上、彼女達に質問するのは、やめてくれないか?錦達、悪いな。俺の単独取材なのに、巻き込んで....」「...取材?」「ああ、そうだ。後で、練習についてのことで、連絡を入れるが良いか?」「...うん。分かった。じゃあ、失礼します!」彼女達は行ってしまった。俺は、電話で、この間のことの謝罪とお礼を言うことを考えていた。 この後、取材を終え、次の仕事に向かった。今日だけで、5、6本は仕事が入っている。演奏と有名な歌手の伴奏。そして、レコーディングなどがある。レコーディングし、CDを販売したところで、売れるのかと毎回の如く、思うのだが、何故だか売り上げナンバーワンだったりするのが、不思議だ。ピアノの音色を録音する関係で、何度も引き直しをさせられるので、かなりイライラしていた。 「...もう一度、良いかな?」大人達の都合により、何度も弾かされて、指が腱鞘炎になりかけていた。「...出来ません。次の仕事が推していますので、本日は失礼します!」だが、陰口をひそひそとするので、言おうとすると「...滝様の忙しいスケジュールを裂いているのに、この状態とは、レベルが低いですね!ここまで、仰られるなら、辞退させていただくことも検討済みです!では、滝様。次、急いで参りますよ!」マネージャーが俺の変わりに、ズバッと言ったので、スタッフ達は青ざめてしまった。
October 30, 2008
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~ 永久に守りたい笑顔 ~ 君が笑ってくれるなら いつでも 全力で護るから どうか 悲しまないで 愛しい人 君の想いが たとえ僕に向けられなくても 優しい花みたいな君を 護りたい たとえ この世が終わろうとも 君がいる限り いつまでも護る この命が尽きる日まで snowの日記今日は朝から、寒くて泣きそう。仕事も今日行けば、明日は休み。
October 30, 2008
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~ 痛みを伴う恋 ~ どんな茨の道でも 歩いて見せよう 君だけは 手放したくない 誰よりも 愛しくて 大切な人 君が望むなら 君を奪い去ろう 君が悲しまない様に 護るよ 痛みを伴っても 君だけは 僕の傍に いて 大切な人 snowの日記これから行って来ます。
October 29, 2008
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「...あの、龍騎様?インタビューしても宜しいですか?」女性は、おどおどしながら言った。彼女は、驚いたのだろう。俺が、急に隠れるような真似をしたり、優しい表情を見せたことに戸惑ったのだろう?まあ、普段の俺からは見られない不審な行動の数々だが、音が柔らかくなったと言われるようになったが、俺自身は、まだ解っていない。もしそうなら、彼女に、また出逢えたことが、俺を変えたんだと思う。あの彼女の優しい歌声が頭に響いていた。「...ここのケーキ、美味しいらしいので、いくつか持ってきますね!」俺のマネージャーは、席を立ち、そう言って、取りに行った。二人きりになると記者の女性は固まっていた。「...そんなに緊張しなくても、取って喰ったりしませんよ!ですから、続きをどうぞ!」自分でも、驚くくらい、優しく声を掛けた。「はい!すみません!では、始めさせていただきます...」これからのことやきっかけを話した。 「...今、目指している目標などはありますか?」「いずれ、世界的に有名な歌姫になるであろう彼女が、この世界で再会したのなら、一緒に舞台に立ちたいと思っている。」「...世界に有名になる歌姫ですか?どんな方か伺って宜しいですか?」「secret!まだ、早い。まあ、あと数年もすれば、きっとこの世界を魅了する歌姫になる。だから、その時までのお楽しみさ!」俺は、彼女の情報を与えない。今、分かれば、彼女に迷惑になり、才能の芽を潰しかねないとさえ感じたから、秘密にした。「...どうしてもダメですか?」「ああ、ダメだね!彼女の歌姫は素晴らしいからこそ、ゆっくりその才能の芽が花開く瞬間を見たいんだ。温室育ちの花よりも野に咲く花のように、彼女は独りでに開花して、魅了して行くだろ。だから、secretだ!」「...分かりました。では、記事には龍騎様が、近未来に誕生するであろう歌姫に期待していらっしゃい、その方といつの日か、同じ舞台に立つことを目標にしていらっしゃると言うな内容で良いでしょうか?」「...ああ、構わない。絶対にこれ以上の詮索は禁ずる。もし、護られなかった場合、今後、お宅とは、付き合いがないと思って下さい!」「...はい、それはお約束させていただきます!」こうして、秘密の歌姫誕生まで、証さないと約束をした。「随分とご執心ですね。」言った。マネージャーは
October 28, 2008
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~ 包む風 ~ 君をいつだって 包む風 君の涙に いつも先に気付き 君の悲しみを 癒す 僕は いつも後で気付く 君のことを 誰よりも知っているつもり だけど 君を包む風は いつだって 君の隣にいる 嬉しい時 悲しい時も いつだって 僕より先にいる 君の欲しがる言葉 何一つ あげられない僕 君が笑ってくれるから いつだって 甘えてしまう だけど いつだって君の傍には 優しく包む風がある その風のように 君を護りたい 君が悲しまないように 護って行きたい snowの日記今日は、朝から冷える。なんか本当に昨日とかついてないな。
October 28, 2008
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~ 貴方じゃないと... ~ 貴方に憧れて 頑張ったけど 貴方は いつも私のずっと前にいる 振り向いて欲しい でも まだ駄目 貴方を好きになれば 好きになるほど 自分の未熟さを知り 辛くなった 貴方の好きな人は 綺麗な女性(ひと) どんなに背伸びしても 届かない だから 貴方と離れることで 私を見つめ直したかったの でも 離れて分ったのは 貴方がいないと 私は駄目な娘(こ) だから 貴方に逢いたくて でも 離れて頑張ることを決めた私 そんな私 貴方に今 逢いに行く いつもみたいに 笑って愛しい人 snowの日記よく分からない詩になりました。秘めやかな恋より陽芽の想いです。第2部、最終話となります。
October 27, 2008
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ー龍騎様視点次の仕事の話をする為に、偶々訪れたカフェに、錦雛菊がいた。思わず、隠れてしまった。彼女は友人と何かを話していた。すると、友人が、突然、俺の名を挙げたのだ。彼女は困ったように話す。『...そ、そんなんじゃないよ!』この時点で、とても凹んだが、続きが聞こえてきた。『滝さんは、私の憧れの人なの!滝さんは、私の傷付いた心を癒してくれたの!偶然なんだろうけど、私の悲しみを包んでくれるような優しい音色だった。私は、最近まで知らなかったの!私、ありがとうってお礼をキチンと言わないといけないの!私に希望をくれた大切な人だから...。でも、大会が終わるまで言わないの!私の想いを...。』こんなに風に彼女に想われていることが、嬉しかった。やっぱり、彼女の本心が気になる。“かなり前にあいつの歌を聞いてから、いつか一緒に舞台に立ちたいと想っていた。惹かれたんだ。あの伸びやかで、優しい音色に...。本当に楽しそうに歌う彼女に憧れ、いつの間にか、好きになっていた。”思い起こした想いは、いつもより心が温かくなる気がした。また、表情もとても柔らかく、優しい顔をしていた。
October 26, 2008
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~ 逢ってはいけない人 ~ どんなに想われても 貴方と私の住む世界が違う 私は 人魚 貴方は人間の王子様 相容れない 存在同士 傷付くくらいなら 貴方に 逢いたくない 私を捜さないで 貴方を 愛することが罪だから 貴方に 惹かれていく私 でも 私は 変われない 傷付くくらいなら 貴方に出会いたくない 逢って 貴方に嫌われるくらいなら 一生 この海で眠る snowの日記今日は、人魚姫の想いです。声の調子が悪いです。
October 26, 2008
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百合亜さんの部屋で、お水をゴクゴクと2杯ほど戴いた。あまりによく飲むので、以て来てくれた使用人のおばさんや百合亜さんはポカーンと見ていた。「...ありがとうございます。生き返りました。普段、あまりあの位の高い方々と集まったりする事がないので、緊張してしまいました。」「...そう。椿様も結構な家柄じゃ...」おばさんは言った。「...私は、北条家の端くれで、今でこそ、まともに見られるようになりましたが、小さな頃は、生きるのも、ギリギリで、御婆様達に引き取って頂かなければ、私はここにいることもなかったから、皆さんに感謝してます。」「...そうだったわね。この子は、苦労人なんですよ。」「そうなの?じゃあ、これからは良いことが少しずつあるわね。不幸が続いたなら、後は幸せが来るだけだから、頑張りなさい!」おばさんに励まされてしまった。 それから、間もなくして、彼女は部屋を後にした。「...椿ちゃん。私、近々、婚約することになったの。だから、結婚式の時は、良かったら来てね!」どこか悲しそうにも見える。「...お相手は、見合いの方ですか?」「?!!...どうして、知っているの?」驚いていた。「...知り合いに見合いをすると聞いたので...」「...そう。とても良い人みたいで、父が薦めた相手だから...」「私、百合亜さんは秀衡さんのことを大事に想っていると、思ったのですが、違いますか?」「...そうね。彼は、私の兄みたいな人だけど...」言葉が詰まってしまった。「...百合亜さん、時期、家元は百合亜さんが継ぐんですか?」「...分からないけど、そうしたいなとは思っているわ。...秀衡にこの想いを打ち明けようとしたんだけど...。聞いて貰えなかった...。やっぱり、私の想いは迷惑なのかな?」泣き出しそうな彼女を見て、アタフタしてしまった。「そんなことないです!!秀衡さんは、百合亜さんと一緒にいる時、とても優しい目をしてました。だから、大切に想っていると思いました。」「...ありがとう、そう言ってくれるのは嬉しいけど、私のことを妹みたいに想っているなら、望みがないと想って諦めるわ。あっ、ごめんね!引き留めてしまって...」「気にしないで下さい...。」これ以上、何も言えない。 私は、その後、御婆様と合流し、宿に戻ることになった。彼女の悲しい表情が頭に焼き付いて離れない。 貴女の苦しみ、解っているのに、何も出来ない。ただ、見護ることしか出来ずに、時は過ぎていく。貴女の苦しみに気付いて、一人、また一人と苦しんでいること気付いてる?貴女の眩しい笑顔は、どこにあるの?悲しい涙は、雨に打たれて泣く花みたいで、苦しい。どうかあの優しい花のように、また笑って下さい。それが貴女の愛する人達の願い。 ー本番、当日の朝 「...いつまで、そんな、落ち込んでいるつもりだ!」和久様の機嫌の悪そうな声に、罰が悪そうに答えた。「...だって...。」落ち込んで、暗い雰囲気を舞台の片隅で、膝を抱えて、落ち込む私に、苛立ちを感じる彼。私の“だって”に続くのは、秀衡さんのことだった。憶測で、行動することは良くないと解っていても、このまま、互いに、悲しむ結果になるくらいなら、ちゃんと見つめ直して欲しいと余計なお節介と解っていても、何かしないといけないと思い、動いていた。 講演数日前の話であるが、私はちょこまかと動いていた。その様子に、和久様に釘を打たれたのだ。 「...椿。」低い不機嫌そうな声が響いた。私は、ぴくりと固まった。 ゆっくり、声のする方。後ろを振り返ったのだ。「...お前、ここ最近、ちょこまかと動き回っているみたいだけどな!余計なことをするなよ!あまり人のことを詮索したり、お節介を焼くことは、かえって迷惑な時だってあるんだから、あまり余計なことをするな!」私のやろうとしていることを見破られているみたいだった。和久様が行った後に、肩をポンと優しく叩く人がいた。「椿ちゃん。和久君は、君のことを心配しているんだよ!百合亜さんと関わることで、君も傷付くかもしれないから、忠告したんだよ。言葉は、キツいかもしれないけど、彼なりの愛情表現だよ!俺も心配だよ!俺も彼も百合亜様と秀衡さんのことは気になるけど、二人の問題だから、他人が介入しても良くないから、詮索したりしないようにと思っているんだ。椿ちゃんは、優しいから気になるなるのかもしれないけど、やっぱりあまり首をつこんで欲しくないな!だけど、世話を焼くんであるなら、君はもう少し冷静に動かないとね!でも、決して、無茶してはいけないよ!苦しくなったら、甘えておいで!ちゃんと受け止めてあげるから!」辰之介様は、優しく微笑み、頭を撫でて、抱き締めてくれた。そんな優しさに甘えながらも、私は動いた。 百合亜の婚約者の方がどんな方なのか、色んな人から話を聞くが、皆、口を揃えて言うのは、「格好良い!あの柔らなものごしが素敵vvv」とか、ハートマークを付けて、言う女性も少なく、周りがメロメロになるような方らしいが、実際に百合亜さんと歩いているのを見付け、草村からこっそり、見ていた。「...確かに格好良いけど、辰之介様の方が格好良い!百合亜さん、あんまり楽しそうじゃない。秀衡さんといる時の笑顔は眩しいのに...。やっぱり、秀衡さんのことが...」「...私が何ですか?椿様!!」その声が後ろから聞こえ、まずいと思った。ゆっくり振り返れば、不審者を見たような顔で、睨んでいた。「...秀衡さん?!こんにちわ...」誤魔化すように、苦笑いをしながら、挨拶した。「...誰か、そこにいるの?」百合亜さんが、ちょっと離れた場所から気付いてしまったようだ。“ヤバい、見つかった!?バレたら、皆に怒られる!!どうしょう!!!”パニック状態であたふたしていると、秀衡さんが立ち上がった。「...申し訳ございません。お嬢様。私です!驚かせてすみませんでした。」「...秀衡??何しているの?」百合亜さんは不思議そうに聞く。「...この辺りに鞠が飛んで来たようなので、探して下りました。邪魔して、すみませんでした。「...私も探すわ!」百合亜さんは、そう言って、こっちに近付いて来る。「お嬢様。私、一人で探せます!それに、お嬢様の着物が汚れてしまうのは、お嬢様の美しさが半減してしまう気がします。いつでも、百合の花のように凛としていただきたく存じます。どうぞ、お気になさらずに...。泰明様、お嬢様を宜しくお願いします!」ここまで言われると、諦めて二人で歩き出した。“彼の言葉は、堅いが、おそらく、百合の花みたいに綺麗な百合亜さんが好きだから、泥まみれになって欲しくない。清らかなままでいて欲しいと思ったのだろう。”「...椿様、貴女は何をなさっているんですか?」「...ごめんなさい。よけいなことと解っておりますが、百合亜さんが先日、お逢いした時、悲しそうだったので、気になって...。百合亜さんとあちらの方にとって、良い縁談話でしょうが、百合亜さんが100%、幸せになれる保証がなくても、幸せそうなら良いですが、彼女は悲しそうに私に、婚約を打ち明けました。」少し驚いた表情を見せたが、すぐに冷静さを保ち続ける武士のように戻っていた。「...そうですか。お嬢様も初めての結婚で、家のことなどで悩んでいらっしゃるのでしょ。ですが、結婚すれば、その不安すら失くなるでしょう。大丈夫ですよ!お嬢様は、しっかりした、強い方です!」秀衡さんの言葉に悲しくなった。「...秀衡さんは、解っているんですよね?あの人は、百合の花のように気品があって、気高く、優しい、だからこそ、支えてあげなければ、崩れてしまうことを...」「貴女の言う通りかもしれませんが、たとえ、そうであっても、私では、役不足です!では、失礼します!椿様も早くお帰り下さい!」追い返されてしまった。だが、ここで諦める訳にはいかない。 後日、秀衡さんを訪ねた。彼は、寝ている百合亜さんの隣で、愛しおしそうに、髪を掬って、口付けていた。この状況から確信した。“やっぱり、好きなのに無理している。触れることを躊躇いながら、百合亜さんを想っている。優しい愛で、彼女を包み込んでいる...。突き放すけど、本当は...。なんて、不器用な人なのかしら...。誰よりも百合亜さんを想っているのに...。”そんな姿を見ながら、通された部屋で待つ。一応、名目は和樹お爺様のお遣い。 「...お待たせしました。」「あっ、大丈夫です!あの、私の祖父、北条和樹からお預かりしたも物です!」その品を、風呂敷から丁寧に取り出し、箱ごと、渡した。「...ありがとうございます。中を拝見させていただきます。」緊張感が漂う中、彼は中身を確認した。中には、二つの扇子。「...立派な品を頂戴しました。椿様。こちらの扇子は、私の父上の物、こちらが私のです。私達は、和樹様に舞踊を教わっております。ですので、今回は無理を言って、扇子を選んで頂きました。椿様も舞をやるとお聞きしましたが、楽しいですか?」「...はい。蝶みたいにヒラヒラ舞う瞬間が気持ちよいです。綺麗で魅入られます。」「...そうですか。女性の舞はしなやかで、繊細で、優しい舞。男の舞は、女性のような繊細な舞にはなりませんが、力強くて、綺麗だとお嬢様はよく仰られていることを思い出しました。」彼は、切なそうに言った。「...百合亜さんもやってましたね。紗夜姉様が、百合亜さんはとても上手いと以前、仰っておりました。」百合亜さんのことを話した。
October 25, 2008
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“和巳お兄ちゃんと先輩達でシメた?何をしたの?どういうこと?”キョトンとしていた。「...そういえば!あの二人、最近、あまり一緒にいないみたいよ。楠田、浮気癖が激しいのかしら...?」「...嘘?!それじゃ、穂乃香が可哀想だよ...。」私は、自分が被害者なのに、親友のことを気遣っていた。「自業自得でしょ!穂乃香が悪いんだし、雛菊の方が可哀想よ!貴女の心を踏みにじったんだから!だから、同情の余地なしだわ!」和紗は、怒っている。「和紗...。楠田君と朝、逢ったんだけど、何か変だったの?穂乃香と喧嘩したのかな?」「あんたね!どこまで、お人好しなの!!本当に馬鹿よね!楠田なんかに構ってないで、滝様とくつけば良いじゃない。」「...そ、そんなんじゃないよ!滝さんは、私の憧れの人なの!滝さんは、私の傷付いた心を癒してくれたの!偶然なんだろうけど、私の悲しみを包んでくれるような優しい音色だった。私は、最近まで知らなかったの!私、ありがとうってお礼をキチンと言わないといけないの!私に希望をくれた大切な人だから...。でも、大会が終わるまで言わないの!私の想いを...。だから、何も言わないで!お願い!!」
October 25, 2008
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~ 実ってはいけない恋 ~ 貴女を愛している でも 私と住む世界の違う人 私を呼ぶ 甘い声 貴女を奪い去りたくなる でも 出来ない 貴女を 愛することは 私にとっての罪なら 貴女の幸せを願うことが 私の幸せ 偽善者の愛と言われても 貴女の幸せの為なら この身すら 捧げる だから 貴女は罪に溺れないで 私だけが 罪を背負うから snowの日記今日の詩は、月の歌の新キャラの方の想いです。で、今日から明日まで仕事で調子が狂います。
October 25, 2008
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~ 僕達の巡り合い ~ 僕達の巡り合い 道行く人と 知らない街で 巡り合い 君に その巡り合いを いつか 話そう 君に出会ったのが 偶然なら たくさんの人と出逢ったのも すごい 奇跡なのかもしれない この風景を 絵に残したい 言葉で語るなんて きっと 出来ないくらい 素晴らしい世界 旅は 巡り合い 好奇心からの 世界への旅立ち 君は 僕達の帰るべき場所 思い出話を 君にいつか 伝えよう この度が終わる時には snowの日記僕達の旅立ちの第3弾です。少しずれたかな?今日も休みで、先輩が心配です。
October 24, 2008
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~ 雨の日の恋 ~ 貴方が貸してくれた傘 二人の出逢い 切っ掛け 遠く離れても 想い出す 貴方との恋 いつも雨が降っている 貴方と逢える日も 雨 逢える日くらい 晴れて欲しいのに でも そんな日は貴方と相合傘 一つの傘で いつもより貴方と一緒に 雨の日を 楽しく感じる ちょっとだけ 雨に感謝 貴方と手を繋いで歩く snowの日記雨で憂鬱だな。
October 23, 2008
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~ 僕らの旅路 ~ 遠くに行く 僕らの背中を見る君 君はいつでも 振り返る 振り返れば君は 僕らの旅路の途中にいる 手を伸ばしても 君はいない もう 戻れない あの場所に 君が言えなかった言葉 僕は知っていたよ でも 振り返ることせずに 君を置いて行ってしまった 僕らの旅路には 目的地もないのさ だから いつ終わるかもわからない それでも 君は僕らの背中を見つめている 何も残らない旅路に 君は なんて言うのだろう? 約束もせずに 君を置いてきた 僕らの旅路 夢の航路 最後の目的地は 君のいる場所さ いつか 戻る君の為に
October 22, 2008
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~ 待ち人 ~ 宛てもない旅を続ける君達 待ってろなんて言わないけど 君が大好きだから どんな遠い旅路からも 君達の帰りを 待っている どこにいても構わない だけど 心配だよ 声を聞かせて下さい それが駄目なら せめて 手紙を下さい 私に 君達の旅のことを教えて 離れていても 大丈夫 そんな強がりが言えないくらい 君を想っています どうか 私が涙を零す前に 帰って来て 大切な人達 snowの日記WEB拍手の詩の続きです。僕らの旅路の待ち人です。喉の調子が可笑しい。かなり噎せます。
October 22, 2008
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~ パワーをくれる人 ~ 何気ない日常 あなたの言葉が 私を癒やし 私に元気をくれる 頑張らなくちゃっと 一人 踏ん張っても なかなか結果が出ない 私が傷付いた時 笑ってくれる あの人がいる だから 頑張れる 一人 悩んでいても 私は たくさんの人に支えられて 今という時間(とき)を過ごしている 温かく見護られ 蕾のように まだまだ 小さな私 そんな私に 色んな形で パワーをくれる 大切な人達 あなた達がいたから 少しだけ 強くなったよ だから もう少しだけ 傍にいて 私が 巣立って行ける その日まで snowの日記 今日の詩は、私の心情みたいなものです。本当に助けて貰ってばかりで、少し甘え過ぎたかな? だけど、もっと頑張らなくちゃ! 喉がちょっと痛くて、風邪が抜けないです!
October 21, 2008
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~ 言葉にしない ~ 君を想っているなんて 今でも 言葉に出来ない さようならを告げた日から 君を想う資格などないから 今でも とても愛しい人 君は 幸せですか? 君が幸せなら もう現れない 君を傷付けるのは もう ごめんだから 言葉にしない想い 君は 気付かないで 俺の我儘だから 気付かないで 逢いたくて でも逢えあない とても 愛しい人よ どうか あの月のように 寂し気に 笑わないで 星のように 優しい笑顔が 今でも 好きだから snowの日記今日の詩は、新作の詩です。月も好きなんですが、星が好き何でこうなりました。では、今日も風邪に気を付けて行って来ます。
October 20, 2008
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~ 世界と愛する人 ~ 私がいなくなっても 嘆かないで 私の好きな世界 私の愛しい人 私が決めた 私の護り方 この世界から 離れたくない この世界で 一番好きな人がいるから 私がいなくっても 忘れないで 貴方の傍に 私はいるよ 見えなくても 心にいるよ だから 決して 悔やまないで どうか いつまでも 笑顔でいて 私の愛しい人 大切な人 私の大好きな世界 貴方に残すから snowの日記昨日の日記の反対の想いを書きました。これから行って来ます。
October 19, 2008
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「そうですか?嬉しいです!//////」私は、本当に嬉しくて、顔を紅く染め、照れていた。そんなやりとりを他に人がいるのに、二人の世界に浸り掛けている私達。それを間近に目にしたから余計に面白くないと和久様、だけど、割り込めない。「じゃあ、今度は、僕からも髪飾りを贈るね。だからと言う訳じゃないけど、また、椿ちゃんの作る手料理が食べたいな。駄目かな?」甘く囁くように紡がれた言葉に、また、頬を紅く染め上げ、返事をした。「...辰之介様が喜んでいただけるなら、何度だって作ります!//////」もう完全に二人の世界に浸っているので、いい加減、苛立ってきた和久様は、痺れを切らして、怒り出した。「...お前ら!俺達がいることを忘れているだろ?私は、周りを見渡すと囲碁で対局中のお爺様達は、何も見てないと言う風に、目を碁盤に向け、咳き込んだ。「...ごめんなさい。私、本当に嬉しかったから、つい...。」「...椿ちゃんが悪いんじゃないよ!俺が和久君の存在を除け者みたいにしてから、寂しかったんだね!和久君、ごめんね!」恐ろしいくらい、明るい笑顔、私と付き合う前みたいで、何か怖い。何もないと良いなと思う。「...気持ち悪いな!お前、変な物でも喰ったんじゃねのか?」ゾッとしながら、辰之介様に問う。何か企んでいる「やだな!そんなに疑わなくても平気だよ!いつも、前はやっていたでしょ、君との触れ合いを!」あまりに綺麗な笑顔で言うから、私も寒気がして、聞いてしまった。「...本当に、変な物を食されていないんですよね?もしくは、頭を打たれたわけではないんですよね?」「酷いな!椿ちゃんまで...!!」怒るが、最近の彼の行動からは、考えられないから、色々と聞いてしまった。「...すみません。私、寒気と頭痛が酷くなってきたので、帰ります!」「...大丈夫か?ちょっと、はしゃぎ過ぎたのかのぉ?」お爺様は、心配そうに言った。「...そうかもしれないです。疲れてしまいましたので、お先に失礼します。」私はそのまま、部屋を後にし、咲御婆様の待つ部屋に戻って行った。時刻的には、夕暮れ時を少し過ぎた時刻だが、辰之介様の可笑しな行動を見てから、なんかどっと疲れてきたようだ。本当は、もっと色々話して見たかったけど、治まっていた頭痛が酷くなってきたので、申し訳ないと思いながら、戻ってきた。疲労のようだ。 それから数日後、稽古帰りに、お屋敷の前の門の所で、見たことのある人がいるような気がして、立ち止まった。雨が降っていて、着物の裾に泥水が跳ねてしまいそうで、嫌だなと思ったが、やっぱり気になったのだ。急に立ち止まったので、咲御婆様も立ち止まり、振り返った。「...どうしたの?急に立ち止まって?」「...あそこの門の所にいる人が、百合亜さんのところの秀衡さんのような気がして...。」「...気のせいじゃない?」そうは言われても、やっぱり気になる。「...御婆様、ごめんなさい!!」「...えっ、椿ちゃん??」そう言って、その人の元に走って行った。 「...あの、秀衡さんじゃないですか?」彼は、驚いた様子で、顔を上げた。「...えっと...」「...北条椿です。この間、百合亜さんと一緒に買い物などを付き合ってもらった。」「...ああ、椿様でしたか?今日も稽古を?」「はい。......あの、雨に降られて、帰れないなら、この傘を使って下さい!私、御婆様の傘に入れて貰いますので...。それに、体調を崩されたら、百合亜さんが悲しむかもしれませんよ。」彼は、驚いたと思ったら、悲しい表情を浮かべた。「...そんなことはありませんよ。貴女まで濡れてしまいます。傘をさして下さい!」傘を突き返されてしまったが、私も引く気はない。「...大丈夫です!秀衡さん、これ以上、びしょ濡れで帰るなんていけないから、ちゃんとさして下さいね!あと、あまり役に立たないかもしれませんが、拭いて下さい!じゃあ、失礼します!」「...お待ち下さい!」私は、その声を無視して、御婆様の元に駆けて行き、一緒に帰って行った。 秀衡さんの言葉の意味を数時間後に知ることになる。 部屋で、くつろぐ私の所に、帰って来たばかりの和久様と辰之介様がやって来た。「...おい、椿。これやる!俺達からだ!」小さな箱(千代紙を使われていると思う綺麗で、可愛い和風な箱)を渡された。「...開けてみて!」楽しそうに言う辰之介様。言われたとおり、開けてみれば、中には、色とりどりの小さな星みたいな物が入っていた。「可愛い!!何ですか、これ?小さなお星様みたいで、可愛い!色鮮やかで、素敵!」感激していた。「行った通りだな!予想通りの反応するとはな!」「良かった。喜んでくれて...。食べてごらん。」“食べ物なの?”そんなことを疑問に思いながら、口に含んだ。すると少しずつ、甘さが広がっていく。「...ん、甘い...!!」「それはね、金平糖と言う砂糖のお菓子なんだよ!珍しい代物だから、買ってきたんだ!」あまり売っていない物で、値段も少し張るから買えない。「...ありがとうございます。」金平糖の味を堪能しながら、先程のことを考えると、気になって、悩ましげな表情をしたみたいで、不思議そうに見つめる二人。「...変な味がしたのか?」「...和久様、違います!秀衡さんが、大きな屋敷の門の所で、雨に打たれていて...。傘を貸そうとしたら、断られて...。でも、傘を押し付けて来ましたがね!何かあったんでしょうか?」すると、辰之介様が思い出したかのように言う。「...?!お見合いがあるって、聞いたんだ!百合亜さんは、跡取り娘だから、その筋の者を婿に取るみたいなこと言っていたよ!」「...お見合い?!確かに、そろそろ、お嫁に行って良いはずだけど、婿を取る為って...。秀衡さん、百合亜さんが好きななのかなと思ったのに、それじゃ...」言葉を失った。「...珍しいことでもない。よくあることだ!」和久様は、そうは言った。だけど、あんな辛そうな顔を見たら、悲し過ぎる。「...百合亜さんは、秀衡さんのことをどう思っているのでしょ?」喉に詰まりかけた疑問を言葉にした。「...たとえ、好きあっていても、使用人と名家のお姫様と言う立場である限り、結ばれることはないよ...」辰之介様ですら、ハッキリ告げるから、不安が頭によぎった。“そんな風に言わないで...。私と辰之介様の仲も上手くいかないと否定されているみたい...。”そう考えたら、息苦しさを感じ、涙が零れ落ちそうになっていた。「「...椿(ちゃん)。」」二人は、まずいことを言ったんじゃないかと、焦っていた。「...儚いですね...」窓から見える紅葉があまりに綺麗過ぎて、目に滲みて、涙が溢れてくる。まるで、この恋は時間を重ねるごとに散っていくみたいに思わせる。“秀衡さん...。百合亜さん...。”二人の名を心の中で、呟く。私の考えていることが、手に取るように解る辰之介様と和久様は、何と言ったら良いのか解らなくて、言葉を詰まらせる。否定出来るなら、否定したいけど、可能性は1%もあるかどうか。それを考えたら、そんなことはないなんてと否定出来ない。 ー同じ頃「...お嬢様、お待たせしました。何でしょうか?」「...秀衡。泰明様は、とても良い方でした。でも、どうしましょう?」百合亜さんは迷っていた。「...お嬢様。迷うことはありません!伯爵家のご子爵なら良い話だと思います。それとも、他に心に決めた方がおられるのですか?」その言葉に、胸がちくりと痛くなった。「...私は秀衡が...」「お嬢様。もう、寒くなってきたのでは?これをお羽織下さい。風邪など引いてては、お嬢様のお身体に障るでしょ。では、私はこれで失礼いたします。」彼は、言葉を遮り、上着を羽織らせて、出て行った。彼女が言おうとしていたことは、心のどこかで望んでいたことだが、聞いてしまったら戻れなくなる。家元を裏切る形になることを気にしていた。秀衡さんは、自分と幸せになる道より、百合亜さんに釣り合う人どう幸せになることを薦めた。だが、彼女は声を殺して、泣いていた。その姿に胸が痛くなったが、こうすることが、彼女が幸せになれる道であると信じた。“百合亜様。ごめんなさい。私には、貴女の想いは勿体無いです。お嬢様が、立派になられることが、私の本望です!”心を殺して、百合亜さんの幸せを願おうとしていたことを、家元は知ってしまった。二人の話を廊下を通る時に、会話を聞いて知ってしまった。二人が惹かれ合い、愛し合っていること。だけど、跡取りである百合亜さんを由緒ある家柄の者と結婚させることが、家業を護ることだと考えると、認めてあげられないことに胸を痛まれた。 和久様と辰之介様の公演が3日前に控えた日のことでした。私と御婆様が、生徒さん達とお茶の稽古を受ける。見事な振る舞い、気品も伊達に名がある家柄の人達ではないと感心していた。自分が場違いな田舎の娘に見えた。長時間、この場所に居るのが辛かったが、御婆様の顔を潰すわけにはいかないと思い、頑張った。緊張と普段あまり感じないこのピリッとした空気に、段々、頭が痛くなり、最終的に顔色が悪くなり、終わる頃には参ってしまっていた。 「...椿ちゃん。大丈夫?お水、飲む?」廊下に出ると百合亜さんに逢い、顔色が悪いことに気付かれた。「...お願いします。」緊張のあまり、お茶を飲んでいても、喉が潤わない。というよりも水分が、飛んで行き、緊張が解けて、喉がカラカラなことに気付いた。
October 18, 2008
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~ 世界の崩壊を望む者 ~ 君が愛した世界 君がいないなら こんな世界はいらない いっそ 崩壊してしまえばいいのに キラキラ 溢れる笑顔 僕の支えだった だけど もう 君はいない 世界の為に 君はいなくなった 世界を護る為に 犠牲になった 時間が過ぎれば 忘れていく そんなこと 僕は許せない 君を 今でも愛してる 君がいない世界なら 早く 崩壊してしまえばいい 歪んだ心 君を失った痛み snowの日記今日の詩は、魔法使いさんと風の国の姫のお父さんの想いですかね?そして、遅くなりました。
October 18, 2008
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~ 変わり行く時間 ~ ずっと甘えていたのかもしれない 優しい君 置いていっても 君は 許してくれると自惚れてた 君は 俺だけを愛してると思ってた だけど 君は もう笑ってくれない きっと もう笑ってくれない 君の好きなお菓子ですら もう 見向きもしないだろ どんなに 想っていても もう あの頃には 戻れない 心は取り残され 時間だけが進む snowの日記遅くなりました。この間、いい感じに帰れたんです。これは、新作の物の詩です。
October 17, 2008
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泣くつもりなんてなかったけど、あまりに良い心地が良くって、涙が溢れていた。和紗に抱き締められて出すことの出来なかった悲しみが涙になり、ゆっくり溢れ出していた。「...頑張ったね。雛菊。」和紗が私を泣かしたと、言う者がいたから、否定しようとしたが、和紗がギロっと睨みを利かせた。だから、誰も何も言えなかった。 それから、久々に二人でケーキの美味しいカフェに寄り道。「...久々ね!今日は、とことん付き合うから遠慮しないのよ!お兄ちゃん!何で付いてきたの?」なぜか、私達のテーブル席にいる。「細かいことは、気にするな!さあ、食うぜ!!」「食べるなら、一人でどうぞ!私は、雛と2人で楽しみたいの!だから、席を移ってよ!」「和紗!良いじゃないか!雛ちゃんが嫌なら、替わるけど...」「私は良いよ!和紗!賑やかで、楽しいし...」「...ッタク。雛、嫌なら嫌って言って良いんだからね!」「...うん。でも、折角だから、皆で食べた方が美味しいと思うの!だから、皆で一緒にべよう!」「雛ちゃん、ありがとう!そうだ!俺と東っち(東先生)と片平で、楠田をこってり絞めておいたけど、その後、大丈夫?」
October 17, 2008
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~ 心が泣く時 ~ 寂しくないと 嘘付いた 辛いのに 大丈夫と言ってみた だけど 本当は心が泣いている 仮面を被って 笑う 仮面の下は 涙だらけ 溢れないように 隠した 張り詰めて それでも 見せない涙 本当は 弱くて 崩れそうな私 でも 笑顔をくれる人 たくさんの温もりをくれる人 支えられて生きている 心が泣く時 悲しみや苦しみを 隠して 強がる私がいる だから 受け止めて 私の弱さを snowの日記 バスがないし、電車がすぐ来ないで、待たされました。 たぶん、お母さんにもう一本連絡入れろと言われる。
October 16, 2008
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~ ありふれた日常 ~ 特別な日が 毎日あったら良いのに そんなことを思うけど ありふれた日常が 壊れ掛けて 知った大切さ ありふれた日常 友達に逢うこと 勉強を一緒にしたり 遊んだり 何の変哲もない 毎日 毎日 何か刺激を求めているけど ありふれた日常が とても幸せ 君がいて 君が笑ってくれるだけで 優しい気持ちに満たされていく ありふれた日常 今は 愛しい だから 今を見つめる snowの日記 かなり眠い。疲れているのかな?
October 15, 2008
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~ 夏の王子様 5 ~ 心臓が止まりそうなほど、苦しくて、部活に行く事すら、辛くなっていた。「夏川!」振り返れば、そこにいたのは、先輩だった。「先輩、どうしたんですか?」上のTシャツがビショビショに濡れているが、それを気にせずに追い掛けて来たようだった。「お前、大丈夫か?あいつと柏木のことは、きっと噂だけだ。気にするなよ。」「...先輩。私には、所詮雲の上の人だったんですよ。だから、大丈夫です。」そうは言っても、そんな風に見えない。「諦めるなよ。お前は、あいつよりもっと良いところがあるんだ。自信を持てよ!」抱きしめて、そう言われると、涙が流れて、止まることを知らず、わぁーと声をあげて、泣き出していた。 「あっ、夏川さん...。」二人は気付いていなかった。杉野君が慌てて、追いかけて来ているなんて。 ~ 夏の王子様 6 ~ 「ねぇ、帰らないの?」「他の奴に送って貰えよ!」「先輩、申し訳ありませんがそうして下さい。」「あの娘が、大事なの?あんな冴えない娘の方が...。」自信が合ったようだったが「お前は、中身が伴っていない。夏川は一生懸命で、頑張り屋で、優しい奴だ。お前よりいい女だ。」「部長に言われたくない!」「先輩。俺は、貴女よりも彼女の方が素敵な人だと想います。だから...。」「パーン」その言葉が続く前に、頬を叩かれた。「私を選ばないなんて許さない!キー!こちから願い下げよ!」そう言って、彼女は帰って行った。「お前、柏木と付き合っていたんじゃないのか?」「そんな!兄さんこそ、夏川さんと付き合っているんじゃないの?俺は、先輩に頼まれて、途中まで一緒に帰っていただけだよ。」「そんなわけがないだろ。お前は鈍感だな。お前に気がないなら、俺も本気で行かせてもらうぞ!」先輩がこんなことを話しているなんて、知りもせずに慌てて着替えて、帰って行ったのだった。 「兄さん...。兄さんに、俺も負けたくない。」杉野君も先輩に宣戦布告し、恋の火花は切って落とされたのだった。 ー IN自宅自宅に着いて、誰もいなかったので、ささっとご飯を食べて、ベッドに飛び込んだ。今日の出来事を思い出せば、辛くて、思い出したくなかった。でも、杉野先輩に抱き締めれた感じを思い出すと胸の中が熱くなり、何かが変わり始めていた。3人の恋は大きく揺れ始めるのだった。 結局、この日の部活は体調不良でお休みした。しかし、今日の分を少しでもやろうと部員が帰った後、走り込みなどしていた。そして、バトンのキャッチの練習。これがなかなか上手くいかない。「杉野君。帰りましょう!」水泳部の柏木美沙マネージャが彼に言った。「おい、神。買い物して帰るぞ!ん?あのバカ、まだ、帰っていなかったのか?」「兄さん。送ってあげなよ。俺が、買い物に行くから...。」「お前。何か勘違いしているなら言うけど、俺もあいつもただの先輩と後輩の仲だぞ!ドジな妹みたいなものだし。柏木も早く帰れよ!」「そんな。私も買い物、付き合うわよ!」「俺に遠慮しないでよ!兄さんは、彼女が好きなんでしょ?」 「っ痛。失敗しちゃった。そろそろ、帰らないと怒られちゃうかな?」バトンを頭にヒットさせてしまった。時間も暗いので、帰ろうとするとそこにいたのは噂の二人と先輩。驚いた。「夏川さん。お疲れ、今、帰りなの?」立ち止まった私に気さくに声を掛けてきたのは、サッカー部の紺野君。「お疲れさま。そうなんだ。杉野先輩達もお疲れ様です。それじゃ、私、失礼します。 」「送るよ!先輩達。お疲れ様です。じゃあ、行こうか?」有無も言わさず、紺野君は、肩に手を乗せる。「おい、紺野。お前が一緒じゃ。危ない。お前、逆方向だろ!夏川、待っていてやるからささっと着替えてこい!」「先輩。大丈夫ですので、お気遣いなく!」皆を振り切るように、着替えに行った。「夏川さん~。」「...紺野。下心があるなら、許さないよ!」杉野兄弟は、黒いオーラが出ている気がして、彼は逃げ帰って行った。
October 15, 2008
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~ 霞み行く希望 ~ 最初は 不安と希望が隣り合わせ だけど 夢があった 夢があったから 頑張れた 折れてしまいそうな心も 拾い上げ また歩き出せた 挫けず 弱音を吐かず 頑張った だけど それでも 夢は遠い あの夜空の星のように 手が届かない 掴めないくらい遠い 頑張っても すぐに現れない成果 頑張れの一言が 鎖のように重い もがいても 絡まった糸は解けない 疲れる度に 夢が霞む 霞む度に 希望など 忘れていく 見えないトンネルの中に 心を置き去りにしたまま さ迷う snowの日記 頑張れと言われるほど、大丈夫じゃなくて。大丈夫と口にしても、本当は辛かったりする。仕事が思うようにまだ、動けなくて、辛いです。私だけ、置き去りにされている感を感じます。 ちょっと、心が疲れてます。昨日ほどじゃないけど、ダメです。
October 14, 2008
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~ 向日葵と絆 ~ 眩し過ぎる太陽に 目を逸らさずに 見つめ 想い続ける 一途で あの太陽に眩しい花 私と彼を結び付ける 優しい絆 太陽のように眩しい笑顔が恋しい 君に逢いたいよ 今すぐに 不可能かもしれない だけど 君とまた巡り合えると 信じているから この優しい大地に咲く花と共に 君が 迎えに来るのを待っている 優しい絆を信じて snowの日記昨日は、バスが無く、歩いた。そして、電車は遅延だし、最悪だった。仕事もクタクタでした。
October 13, 2008
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私は、辰之介様がいるであろう部屋に向かって、走っていた。頭がクラクラ、ちょっと気持ち悪くなっていたが、逢いたいと想うだけで、そんなことは忘れていた。でも、時々、やっぱり具合が悪いと感じさせられる。 部屋に着くなり、戸をドンドン開けて、捜すと窓際で、落ち込む彼の姿を見つけた。「......見つけた......。」息も絶え絶えに言って、後ろから抱き付いた。「...へっ?椿ちゃん??」私は答えようにも気持ち悪くなって、彼から一旦離れて、口元を押さえる。「...大丈夫?!」私の背中を暫くさすり、その後、お水を飲んだ。 「...具合が悪いのに、無茶しちゃ駄目じゃないか!!」この言葉が、突き刺さり、涙が溢れていた。「...椿ちゃん、泣かないで!」慌てふためく彼だが、涙が止まらない。「...怒っているんじゃないんだよ!ただ、心配なんだ。だから、泣かないで!「...本当に怒っていませんか?和久様と仲良くしてたから...」また、涙が溢れる。「...違うよ!自分の不甲斐なさに腹が立っているだけだよ。まあ、和久君には怒っているけどね。」抱き締めながら、そう言った。なんかちょっと怖い。少し残念そうで、どこかホッとした様子。 御婆様達も帰って来た。私と辰之介様は、抱き合うように?私が、彼に腕枕され、彼に抱き付いて、彼は、そっともう片方の手を私の体を支えるように眠っていた。「...あら!仲の宜しいこと!でも、もう子供じゃないんだから、もう少し、殿方に気を付けるべきじゃないかしら?」御婆様は、男女の自覚が薄いと眠る私達に指摘、お爺様はその言い分は一理あると言っていた。御婆様達は、お茶を飲みながら、京都での公演の話をしていた。「...二人もちゃんとやる気になったみたいだ。取り敢えず、安心だ。ちゃんと出来なければ、恵さんに家の敷居を跨ぐことすら、許して貰えない。でも、今の所は平気だな。」「...恵ちゃん。そんなこと、言っているの?!あっ、でも、良いかもしれませんね!辰之介君なら、大丈夫よ!!問題は、和久よ!和樹さん、私、貴方ならきっとやれると信じてますわ!だから、頑張って下さいね!」咲御婆様は、可愛らしく笑い、少し圧力を掛けた。「...えっ?うん、極力頑張るよ!」「極力じゃダメです!成功に導く指導しなくては!」咲御婆様は、そう言うあくまでも、成功を望む。和樹お爺様は、かなりプレシャーを掛けられていた。「...じゃあ、私はお風呂に言ってくるわ!」御婆様は、いなくなった。その後、辰之介様のお爺様が肩をポンと手を置いて、呟いた。「...災難だな。頑張ろうな!」「おお!咲さんと恵さんに一生買ってないな、俺達!」二人はうなだれていた。御婆様は、縁の下の力持ちな人だけど、彼女らに、頭が上がらない。だって、もめ事があっても最後には、綺麗にまとめてしまう。いわば、怒らせたら、誰も勝てない人なのだ。だけど、勝ち気だけど、本当は折れてしまいそうなくらい心が優しくて、弱い面がある。そんなところに惚れているらしい。 私と辰之介様は目が覚めるなり、年頃の男女であることをもっと自覚しなさいと注意を促され、お説教をされた。このことで、深く反省しつつも、仲直り出来たことが嬉しいと思っていた。そんな姿を見たお爺様達も本当は、ちょっと安心しているのだった。だけど、言葉にしない。代わりに、あまりお説教を厳しく受けなかった。 その日は、辰之介様と私で、辰之介様のお爺様に久々に笛の稽古をつけて貰ったのだ。とは言っても、辰之介様は毎日。久々の私は、緊張のあまりに音をよく外していた。「...落ち着きなさい。一度、深呼吸しなさい!」お爺様に言われた通り、深く息を吸い、ゆっくり吐いていくと少しガチガチ感が抜けて、緊張が解れていた。「...椿ちゃん。肩の力を抜くんだよ!緊張することは悪いことじゃない。適度な緊張感があるから、成功に導かれることもある。だからと言って、緊張し過ぎは、逆に失敗を招いてしまうことがある。逆に緊張感がなさ過ぎるのは、気が弛んでいて、自分自身の力を過信し過ぎで、失敗を招くかもしれない。だから、適度な緊張を持ち、何事にも取り組みなさい。それと、笛は楽器だから、言葉じゃないんだ。声に出して歌うのとは、若干違うのかもしれないが、歌うように音色を紡ぐんだよ!楽器は、人の感情や考え方が音色に表れやすい。だから、悲しい時に奏でれば、悲しく聴こえる。だけど、ありのままの素直な音色を奏でることは、良いことだよ!それと出したい音を思想しながら、歌うように奏でるんだよ!だから、後は、日々練習!感情の操作が多少必要じゃな!」お爺様の的確な助言に納得。この助言の通り、少し肩の力を抜いて、歌うように優しく、奏でてみた。言われた通りに、吹いてみると、さっきより、ましになった。荒削りだが、優しくて、包むような音色だった。 通り掛かった和久様は、苦しそうな顔をしながら、呟いた。「...椿。好きだ...。愛してる...。だけど、お前は...」その言葉を口にすれば切なくて、辛い。認めたくないけど、認めなければならなくなる。まだ、諦めが付くほど、単純じゃない。 そんな想いを知らずに、私は、辰之介様達と稽古を続けた。 次の日、私と咲御婆様、お爺様達と辰之介様と和久様の二手に分かれた。辰之介様達は間近に控えた講演の調整&稽古。 私は、茶道の本家の家元のところに、行き挨拶&稽古をつけていただけることになっている。これには、緊張するなと言われても無理だと思った。 大きなお屋敷、いつもより上等な着物を着て、挨拶をし、そのまま、稽古に入る。北条家も広いが、ここも広くて、立派な掛け軸が飾って合ったりして、本当に緊張した。 「...お茶、難しかったかしら?」「...いえ、そんなことはないです。とても勉強になります。」誰と喋っているかと言うと、家元の娘さんなのです。私の従姉妹のお姉様とご友人で、百合の花のように清楚で、とても優しい方。逢うまでは、家元の娘さんなんて、知らなかった。逢った時に、驚きの声を上げると笑っていた。「...椿さんも大きくなりましたね。ついこの間、逢った時は、こんなに小さかったのに、本当に大きくなりましたね。」彼女は、私が生意気で、人に心を開かなかった頃から知っている。だから、言わばお姉様みたいな存在の方。「...そうですか?私みたいに百合亜さんみたいに、清楚で、美人で、優しい人になるのが、目標なんです!だけど、お転婆で、おしとやかと言う言葉が似合わなくって...。」「大丈夫よ!...咲様。もう少し、椿さんをお借りしていても良いですか?」「...ええ、椿ちゃんが良ければ..。どうしたい?」「...百合亜さんともう少しお話したいです!」こうして、百合亜さんと京都の街に、観光&買い物に繰り出した。二人でいると、危ないかもしれないと言うことで、百合亜さんの父君(家元)が、お供を付けてくれた。その人は、私達の邪魔にならない程度に傍にいるが、百合亜さんのことをよく気に掛けていたから、もしかしてと思った。だけど、本音は聞けない。お供のお兄さんは、気付いていないのだろうが、百合亜さんが怪我をしそうな時は、必死になって守り、心配する。その姿は、従者として当たり前の行為なんだろうが、とても優しい目で、彼女を見ているから、そんな気がした。 「...このリボン、椿さんに似合うんじゃないかしら?」「可愛いです!この店のリボンとか可愛くて、目移りしちゃいますね!」「そうね。じゃあ、色違いで買おうか?秀衡、どの色が良いかしら?」「...お嬢様は、どれでも似合うと思います。しいて言うならば、こちらの桜色のリボンか、水色でどうでしょうか?それか、お嬢様は確か、赤い着物に合う小物が欲しいと仰っておられましたよね?この真紅のリボンなどでいかがでしょうか?」真面目に悩み、答えた。彼は、彼女の顔を伺いながら、答えを待つ。「...そう。じゃあ、この真紅のリボンと桜色のリボンにするわ。紗夜さんにも買うから、椿さん逢ったら渡してくれる?」「...はい。」そう答えるとリボンをまとめて買いに行ってしまった。後で、お金を払うと言ったが、断られてしまった。 古都の街並みが、一つ一つが新鮮で、目を奪われて、魅了されていた。 そんなこんなで、京都の街並みを満喫した。 その夜、稽古で疲れていると解っていても、少しだけでも長く一緒にいたくて、部屋を訪れると予想通り、二人は、ダラーンと疲れ果てている模様だった。「...熱下がったのか?」私の存在に先に気付いたのは、和久様だった。「...まだ、少しだるくて、熱ぽっいですが、大丈夫です!」「あんまり無理するなるよ。で、何の用だ?」「用はないんですが、辰之介様に逢いに...。//////」頬を紅く染め、恥ずかしそうに言うと、彼は小さく舌打ちをした気がした。「...ッチ。こいつなら伸びているぜ!」「...椿ちゃん、来たんだ。稽古、どうだった?」私を見つけた、彼は伸びながら、言った。「...緊張しましたが、大丈夫でした。紗夜姉様のご友人が、家元の娘さんで驚きました。百合亜さんに稽古の後、京都を案内していただき、リボンを買っていただきました。」そのリボンの色は、純白だった。「...綺麗な白だね。百合亜様が、選んでくれたの?」「はい。お金を払うと言ったのですが、断られてしまいました......。」苦笑しながら、答えた。「そうか。良く似合うよ!」誉められた。
October 12, 2008
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~ 望む笑顔 ~ いつも 失敗ばかりの私 誰かのお荷物だけど その誰かの為に 喜んでもらえるなら 甘いお菓子を作ろう ちょっぴり失敗しても 食べてくれますか? 期待と不安を抱きながら 心を込めて作ったもの 喜ぶ姿を見たいと望む ただ それだけが私の願い snowの日記遅くなりました。今日の詩は、私のお菓子がテーマです。失敗しっちゃいました。少し...味は、どうでしょう?これから出かけます。行って来ます。
October 12, 2008
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~ 夏の王子様 パート3 ~ 杉野君は、家に着くと、まだいるはずのない人物を見つけて、驚いていた。「ただいま。...あっ、兄さん!!何で、帰っているの?部活の相談は終わったの?」「ああ、思ったよりも早くな。夏川はちゃんと送って行ったのか?」「うん。兄さんの話で盛り上がったよ。」「ハァ?(あのバカ、何考えているんだ。俺様がせっかくのチャンスを与えてやったのに。)何を話してんだよ。」「兄さんのことをすごく誉めていたよ。でも、本当に良い娘だよね。兄さんは、夏川さんのことをどう想っているの?」「ハァ?!!何を突然!俺は、あいつのとろさを改善する為にしごいているだけだからな。」かなり動揺していた。「秀一、夏川さんって子から電話よ。」「はぁ?夏川?分った。すぐに行く。」リビングを後にし、電話に出た。 「夏川さんは、俺じゃなくて兄さんが好きなんだ...。」悲しそうに呟いた。とんでもない誤解をしているなんて、誰も知らなかった。 それから、数日。ショックな出来事が起きた。「ちょっと、亜璃雛(ありす)!ショックなニュースよ!」それは新聞の部に所属で、情報網が早い港優奈がやって来た。「港、どうしたの?」「それが、水泳部の王子様が、マネジャーと付き合いだしたんだって...。」持っていたシャーペンをポロっと落としてしまった。「...嘘。いつから?」「さぁね。ここ数日のことで、あの人、よく狙っていたからね。」仕事が早くて、皆の憧れのマネジャーだった。その人に勝てないという敗北感に襲われ、授業もろくに聞けないまま、お昼休みになった。 あまりにもショックで、フラフラと体育館の裏の木の下で、泣いていた。「ヒック...。ヒック...。王子様には、やっぱり綺麗なお姫様なんだ...。私なんて...。」泣きじゃくり、好きと言えなかったことを後悔しながら、眠ってしまった。 ~ 夏の王子様 パート4 ~ 泣き過ぎて、授業が始まっている事すら気が付かなかった私。「夏川、何してんだ?」肩を揺らすが、起きない。顔には、泣いた跡があった。それ以上は何も言わないで、杉野先輩は保健室に運んだ。 気が付けば、授業はすべて、終了していた。それに気が着いたのが、あまりにも遅く、蒼褪めていた。「気が付いた。ほら、水泳の補習授業に行くわよ!」港が現れ、私の水泳バックを渡され、プールに直行したのだった。 そうプールには、水泳部がいる。「あれ、ドジなチアの娘じゃん!」「ああ、港。帰りたいよ。」「しょうがないでしょ。ほら、ささっと泳ぎなさい。」泳げれば、なんでもいいというので、クロールで泳いでいるが、トロイので、ドンドン周りに抜かされていく。 「夏川!!お前、補習かよ!もっと、ささっと泳がんか!」この聞き憶えのある声と言い、この口調は、誰もが恐れる水泳部の皇帝で、鬼部長だった。「す、す、杉野先輩...。私には、無理です!」「問答無用だ!」竹刀を片手にプールの中にボートを浮かべ、追いかけて来るので、意地でも泳がないといけないことになった。あまりにも恐ろしくて、振り返ることも出来ずに、泳ぎ切った。「出た。名物コンビ!でも、チア部の夏川さんも気の毒にな。可愛いから護ってあげたくなる。」「本当だよな!」「お前ら、休んでいる暇があるなら、ささっと泳がんか!!そんなに暇なら、校庭20周のランニング、クロール、平泳ぎ50セットだ!」可哀そうなことに、彼らは無茶苦茶なペナルティーにより、とんでもない目に遭ったのだった。誰も彼に逆らうことなんて、出来ない。 終わるとぐったりしていた。「やれば出来るじゃねか。」その姿を杉野君も見ていた。それに気付くと一刻も早く、ここを去らねばと思った。「...先輩。お世話になりました。港、私、部活に行くからここで...。」慌てて、立ち去った。「夏川さん...。」目が合ったが、彼の顔が見れないから、慌てて、走って行った。「なんだ?あいつ?おい、港。何か、知っているか?」「杉野先輩は、噂を知らないんですか?」その噂を知って、杉野先輩は、部員達に休憩を命じ、私を追ったのだった。
October 12, 2008
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~ 幸せな音色 ~ 包むように 優しい音色 大好きをいっぱい詰めた音色 花が咲くように 優しく 満たされる心を歌い 皆 幸せなら良いと願う たくさんの言葉で傷付いたら 優しく抱き締めて 優しい夢を見たいなら 優しい歌を 歌う 優しいメロディー 遠くにいる人に も届くように 風に乗せ 甘く優しい歌声 花が舞うように 歌うよ 私の大切な人達の為に snowの日記 今日の詩は、指先から溢れる旋律の雛菊の詩です。 これからラストに向け頑張ります! 今日は、早く上がったのに、バスの時間が合わなくて歩いた。寄り道いっぱいしちゃった。これから帰りでヤバいな、何か色々、作りたくなりました。お菓子、作るぞ!
October 11, 2008
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「...すみません。遅くなりました!」慌てて入って来た。「雛ちゃん?!もう、大丈夫なの?」月白先輩は驚いていた。「...はい、だいぶ良くなりました。また、今日から宜しくお願いします!」こうして、いつものように筋トレなどの稽古が始まった。 歌いたい気持ちで疼いてた。皆で、歌の練習、私は何も迷いなく、心のまま、伸びるようなメロディーを歌った。「...なかなか良いわ。錦さん。それじゃ、滝様と一緒にソロパートの練習。その後に、全体で合わせるからね。」部長に言われ、滝さんの所に 「...滝さん。伴奏、宜しくね。...今朝の件、聞かなかったことにして...」彼は、納得出来ないと言う顔をしたが、今は、そんなことを言えない。偽りのない伸びやかな歌声に、彼は心が痛くなっていた。“お前は行ってしまうのか?俺は、何も伝えていない。.?!俺はお前が...。”言えない想いを隠しながら、弾くから、皆からどこか痛いのか?とか心配されていた。「...滝様。どこか痛むんですか?もしそうなら、お休み下さいませ!!」皆が心配そうに言った。「...いや、平気だ。通しでやるんだよな?さぁ、やるぞ」彼の言葉で、皆は合唱の体制になり、通しをした。 稽古が終わると秋谷先生の元に行った。「...先生、あのこの間の件で話があります。お時間、少し宜しいでしょうか?」「分かった。準備室で聞こう。」先生と私は準備室に行き、決意を打ち明けた。 「...私、行きたいです!私は、もっと歌いたい。この歌を聴いた人達が、少しでも幸せな気持ちになれるなら、歌いたいんです。歌の勉強をしたいんです!だから、行かせて下さい!」「そう決めたんだな。で、コンクールはどうする?」「はい、コンクールを終えてから行きたいと考えております。私は、皆と一緒に全国に行きたいんで...。」「...分かった。では、その件については、先生から保護者に話すから...」「...お願いします!」そこで、話が終わったので、教室に戻ろうとすると予想外な発言を聞くことになった。「滝とのことは良いのか?あいつ、錦さんの留学の件、驚いていたから...」「滝さんから聞いたんですか?」「...ああ。ちゃんと話さなければ、あいつは納得しないぜ。」困って、苦笑する私に、先生はそう告げた。この答えを出すのは、簡単じゃないと感じた。 私は、自分自身の答えを探しながら、昼も夜も力一杯、歌う。自分の求める旋律の質を上に、上にと高みを目指していく。「...病み上がりの体で大丈夫なの?」和紗は、心配そうに言った。「...うん。大丈夫!私、今、前よりももっと歌いたいの。歌を歌っていると安心するの。」私がそう言うと呆れていた。「...良いなら、良いけどさ!もう、あいつのことは良いの?」「...楠田君のことを考えると今も辛いけど、穂乃香が幸せなら良い。今の私は、歌で世界を見たい。あの人みたいに、誰かを勇気付けたり、癒せる人になりたいの。だから、恋は暫くしたくないな...。楠田君の本音を聞けたからスッキリしたし、私は少しだけ強くなれた気がする。私を好きになってくれたことを感謝してるの。だから、あまり悪く言わないで...。まだ、ほんのちょっと好きなの!忘れるには、もう少し時間が欲しいから...。」ちょっと無理して、笑った。「...雛菊なら、あいつよりもっと良い人に巡り会える筈よ!だから、落ち込まないで...。あんたなら、世界の人達に幸せな音色を運べるかもね!...泣いても大丈夫だよ!もっと甘えな...。」友達の優しい言葉が響いてた。
October 10, 2008
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~ やり直したい時間 ~ あんな 酷いこと 言わなければ 良かった 何度 悔やんでも 貴方の悲しい顔が消えない どうして? 傷付けてしまったの? 後悔しても やり直せない 貴方の言葉が痛くて 心ない 言葉で傷付けた ナイフのように えぐってしまった 貴方が 傍にいた時間に戻りたい やり直したい時間 貴方と笑っていた時間に 戻りたい 今でも 大切な人 snowの日記 今日は、職場のお姉さん達と飲み会です。行って来ます! 今日の詩は、新作のです。
October 10, 2008
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~ 不器用者の願い ~ いつも 俺の隣にいる君 隣で笑っている君が好き 一生懸命な君は 星みたい 小さな小さな星だって言う君 そんな小さな小さな星でも 可愛らしいと感じる ちゃんと 輝いて見える そんな ちょっと臆病な君を 置いてきたことを悔やんでる だから 忘れて 笑っていて 君の優しい笑顔 何よりも癒される 君を傷付けたから ずっと 君の幸せを願う 誰よりも 大切な人 snowの日記 今日は、四明後日入ってくる牛さんの所などで、バタバタで遅くなった。 眠くなってきたよ! でも、明日は、お姉さん達と飲み会!楽しみです! 今日の詩は、近日公開予定の小説の詩です!
October 9, 2008
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~ 消えない悲しみ ~ どんなに 謝罪の言葉があっても 傷付いた心は もう 消せない 癒されるのは ひと時 早く 忘れてしまいたい この悪夢 全てが 夢だったのなら どんなに良いんだろ 私は 私なのに 変わってしまった 返して 私の幸せな時間 傷付きたくない これ以上 深い悲しみ 誰にも解らない どうして 起こってしまったの? 幸せな時間が崩れ落ちて 優しい夢を見る時間 欲しい 消えない悲しみ 永久に 心が泣く snowの日記 暗い詩になった。 集団強姦のニュースを知り、とても許せないと思いました。一人の人の人生を狂わせてしまったことを、彼らはどう考えるのでしょう? この傷付いた人達の痛みを知ることはないのでしょう。 こんな悪いことをする人達がいなくなったら良いのに 今日は、遅くなったな。これから帰り。疲れた。
October 8, 2008
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~ 夢を追う人 ~ 誰よりも 輝いている人 私は 夢を追わない 今の幸せで 満足している これ以上 何も望まない 夢を見ていた 不確定な夢を 幸せな夢が壊れて 知った 本当に大切なものしか 残らない 失う辛さで 夢さえも 捨ててしまいそうだった 夢を追う人 私に教えてくれた 夢を見ること 夢中になることを ゆっくり教えてくれた 大事なことを もう逃げない 夢を 貴方のように追うから snowの日記 指先から溢れる旋律の詩です。 バタバタ、疲れた。
October 7, 2008
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「...逃げちゃった。滝さんが悪い訳じゃないのに...。」私は、屋上で一人呟いた。そこでドアが開く音がした。「...錦?」懐かしい声、まだ、ちょっとときめいてしまうけど、もう止めなければならないと自覚していた。「...楠田君?早いんだね。穂乃香と一緒じゃないの?」なんか気まずい。「...まあな。」「...そう。そろそろ、朝練、行かないと不味いな。じゃあ、私、失礼するね。」時計を見て、朝練の時間間近なことに気付く。そして、逃げるようにも聞こえる台詞。逃げる気はなかった訳じゃないが、彼と一緒にいるのは、今は辛過ぎる。「...待ってよ!」彼は引き止めるかのように私の腕を掴んだ。「...何?私、朝練に遅刻しちゃうから、今じゃないと駄目?」逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。“どうして、引き止めるの?貴方にそんなことされたら、まだ期待しちゃうよ...。”「...いや、別に大したことないんだが、お前はあいつが好きなのか?」意外な質問で驚いた。「...あいつって、誰?滝さんのこと?」聞き返した。「ああ、天才ピアニスト様だよ!」「そんな言い方しないで!滝さんは、不器用な人...。」まるで、好きな人を侮辱しないでという風にも聞こえる。「...滝さんはね、大切な人と約束したの。自分の夢を叶えようと必死に頑張っている人に対して、そんな言い方は酷いよ!彼のピアノは悲しみの中にある優しさが隠れた旋律なの!苦しんで、やっと見つけたんだと想う。大事なもの、一つくらいあるでしょ...」「...大事なもの?」彼は考え始めた。「...私は、穂乃香がいて、楠田君がいるから幸せだったよ。あと、私には歌があったけど、大事なものって、欲張っちゃいけないのね。私が今、大事なものは歌なの...。歌があれば、生きて行ける。...変なこと言って、ごめんなさい!私、もう行くから...。人の夢を馬鹿にしないでね...。」手を解き、そう彼に言った。朝練の為に猛ダッシュで、廊下を駆けて行った。 一人、取り残された彼は、まだ微かに残る温もりを少し名残惜しそうに感じていた。“前よりも輝いている。綺麗になった。どうして、あいつを傷付けたんだろ?...綺麗になった。強くなった。”彼は、心の中で呟いた。幸せはやって来ると思っていたけど、自分で見付けるものなんだと気付き掛け、前に進もうと決断した私だった。
October 7, 2008
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「...で、留学を決意したことを、俺と間違えて言ったのか。ハハハ。錦さんはそそっかしいな。」秋谷先生は笑い飛ばすが、笑いごとじゃない。「...笑いごとじゃないですよ!あいつの留学って、どういうことですか?!!」鬼の形相のように怖い顔で詰め寄る滝。「落ち着け!あいつがでた教会でのコンサートを見た偉い方が、是非、彼女をって...。お前だって、何時かはまた巣立って行くだろ?錦さんの才能を伸ばすには良い機会だと思うんだがな。彼女とは、音楽で繋がっているなら、何時かまた逢えるだろ!だから、あまり深くツ込むなよ!」「...納得、出来ません。俺は、あいつがいたから、半分くらいはピアノを頑張ってきたんだし...。簡単に諦められない。 」熱い気持ちを語った。「...惚れているのか?あの天使に?」「ええ、好きですよ!あんな男より...。優しいあいつが...。」冗談で言ったつもりの秋谷先生は、驚いていた。「本気か?!不味いこと言ったかな?でも、今は追うな!錦さんなりの考えがあるはずだ。だから、話してくれるまで言うな!解ったな!」先生は釘を刺した。「...はい。」彼は不服そうだが、今はこれしか方法はない。
October 6, 2008
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~ 星になりたい ~ 星になりたい 貴方に見える星に どんなに離れても 私のことを 想いだして 離れても 貴方を想っている いつでも 見守っているよ 一人じゃ 輝けないけど たくさんの夢を持っているから 少しずつ 頑張るよ 貴方が 元気になれる 夜空の星になりたい 貴方の為に snowの日記変な書き込みが多くて、困りますね。明日から、ドタバタで、微妙に疲れそう。牛さんも来るらしいです。ハローウィンに掲載予定の小説の詩です。内容はまだ、未定です。
October 6, 2008
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~ 臆病な星 ~ 貴方が 隣にいたから いつでも 笑えていた 星空の演奏会 優しい音色が いつも 響いていた 貴方が 夢を話す時 あの星達のように 輝いてた 私は 貴方の傍にいるだけ 変わること 恐れて 貴方の背中を ひたすら 追うだけ 走っても 走っても 貴方に置いて行かれる 貴方を繋ぎ止める術 知りたかった 貴方を追い掛けること 自分を輝かせることも出来ない 臆病な星 貴方を捜してる あの頃の小さい瞳で snowの日記 眠い。 眠さが再来。明日は休み。荒れそうだな。
October 5, 2008
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~ 独占欲 ~ 私だけを見て 私だけに優しくして 狂うほど 君を独占したい でも 優しいから 困らせたくない 君のくれる物 全て 私だけだったら 良いのに その優しさ 触れる指も 愛しい 君の笑顔を 独り占め出来たら 良いのに 考えるほど 独占欲が強くなり わがままになる たくさんは望まないけど 君の傍に ずっといたいと想う 君の優しさに包まれながら また わがままになるけど でも 君しかいらない snowの日記 今日は、先輩がお疲れ気味でした。 私は明日行けば休みだから頑張る!
October 4, 2008
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~ 傍にいること ~ 貴方がいるから 私は幸せ 失くしたものが 多かった 失くすくらいなら 何も 求めない 一人で生きていく そう 精一杯 強がって 孤独の強さを 手にした あの人を 想うことが心の支え だけど 寂しくて切なくて 痛い 何かを失うことを躊躇いながら 生きること 怖かった 貴方に出逢って 光を見つけた 傍にいること 私の最大の幸せ 満たされている 貴方の優しさに 貴方が 誰よりも大切だから ずっと 傍にいる 別れが来る日まで snowの日記 今日は、仕事で埃だらけ、目に入って痛かった。 また、色々あって、グッタリです。 今日の詩は、巴ちゃんの詩です!
October 3, 2008
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~ 自由のない心 ~ 何度も 貴方を想った だけど 私は貴方の傍にいられない 所詮 籠の中の鳥 羽ばたく術 知らない 逃げ出す術も知らない 何度も 忘れようとしたけど その度に 貴方の情熱が 私の心を 溶かしては 希望というものを見せる だけど もう戻れない あの頃の私ではない だから さようなら愛しき人よ snowの日記皆様に、私、黙っていたことがあります。先月から、動物系の所に一応、就職しました。取り敢えず、3か月の研修期間ということで、鍛えていただいてもらっています。でも、正直、てんぱってます。でも、頑張ります。
October 2, 2008
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~ 暗闇似た心 ~ 何時も優しいから 気付かないフリしてた 貴方の心が闇に染まり掛けているの 私は 知っていたよ でも 貴方は一生懸命隠すから 気付かない 知らないフリして 貴方の心を護ろうとした だけど 暗闇似た心は 貴方を孤独に誘い込む 気付いて欲しかった 貴方は一人じゃない 私や皆がいるって 気付いて欲しかった 私の大切な人 どんなに黒く染まったて 貴方を想う気持ちは変わらない 貴方を護りたい 想いは変わらない 暗闇似た心が 闇に沈むなら 私が光になって導くよ 貴方は 私の大切な人 snowの日記 今日は、飲み会です。 怪盗Rの詩です
October 1, 2008
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