雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

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2013年08月30日
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カテゴリ: 文鳥動向の備忘録

  今日の写真は衝撃的なので、「文鳥標本ケコボール」で想像できない人は、末尾の画像を見ないように・・・。
 で、 「昨日、生後3ヶ月のベニコンゴウインコが動物園から脱走し麻酔銃での捕獲に失敗し死亡したとのニュース」、そのような事件があったのですか。・・・ありますね、 朝日新聞の記事 。ずいぶん変な話だなぁ・・・。

 大型インコでは、捕獲の際に麻酔銃を用いるものなのだろうか?麻酔銃は、近くに寄ると危険だったり逃げてしまう大型哺乳類に使用するもので、動物園なら吹き矢で麻酔針を用い、特に皮膚が薄く皮下脂肪も少ない鳥では、麻酔銃は滅多に使用しないのではなかろうか?
 具体的な様子を知りたいので探したら、昨日のTBSニュース映像が残っていた( コチラ )。これを見る限り、わざわざ高所作業車に乗って至近距離に近づいて、思い切りズドンと撃っている。これが胴体に当たれば、心臓でなくとも内蔵を確実に傷つけるに決まっているが、そういった危険性を踏まえた上で行っているのだろうか?
 飲まず食わずで4日なら、麻酔のショックだけでも生命の危険がありそうに思うが、何故、肉食動物でもないものを、眠らせて捕獲しようとしたのだろう?せっかく、じっと一箇所にとどまってくれているのだから(脅かされ、怯えていたものと思う)、衰弱して動きが鈍くなれば、手網でも易々と捕獲出来そうだし(大型インコはすばしっこい生き物とは言えない)、昔風に鳥モチで絡め取っても、まだしも安全だろう(誤って落下しても、外部の羽毛と内部の気嚢が衝撃を吸収するので、大事に至らない可能性が大きい。そもそも、麻酔銃を使用している時点で落下は想定していたはず)。それよりも、仲間を近くに連れて行きケージに入れ、粗暴な人間どもは、目立たぬように静かに見守っているだけでも、大型インコはかなり賢いので、鳴き交わして自分からケージに入ったのではなかろうか?
 大がかりな捕物などと言っているが、木を揺すったりロケット花火で脅したり、挙句に麻酔銃で殺すなど、およそ大型インコの扱いを心得た人間の所業とは思えないのだが・・・(数十年生きる生き物の生後3ヶ月ですよ。体は大きくとも赤ん坊と言って良いはず)。本来ならどのように対処すべきだったのか、大型インコに詳しい人の見解を伺いたいものである。
 動物園の飼育員もいろいろで、たんなる「エサ係」に過ぎない可能性もあるので、飼育員=専門家とは見なせないと、私は思っているが、経緯をわからず非難は出来ないので、千葉市動物公園のサイトを確認すると、しっかり経過説明がなされていた( PDF形式 )。その動物公園側の行動は、総じて、園外に出さないことを至上命題として、園内の禽舎方向に誘導しようとしているように見える。
 慌てる気持ちは分からないでもないが、少々、冷静さを欠いていたのではなかろうか?コンゴウインコが人に害を及ぼす危険性は限りなくゼロに近く、園外で交通事故などを引き起こす危険性はあっても、人身事故につながる可能性などカラスの事故も同然に低いはずで、交通事故などによるインコ自身の生命への危険性についてなら、麻酔銃で撃つよりマシだったのではなかろうか?多人数でアッチコッチと地上で騒ぎ回れば、高所から降りたくても降りられまい。見つけたら静かに見守り、ひたすら落ち着くのを待って、おびき寄せることに徹するべきではなかったかと、私は思う。

 とは言え、大型インコにさほどシンパシーはないので、我がことのように怒るまでには至らず「ケコボール」。今日は、キュー様のカゴを覗き見していたのだが、なかなか得がたい姿であった。ご覧いただきたい。

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Last updated  2013年08月30日 22時07分02秒
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