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本日も色々な塾長さんから情報収集しております。昨夜は、塾組合の知り合いの先生からお電話を頂き驚きましたが、早めに事実確認をしたいと思います。中3の理科は、本日重要単元を進めます。頑張りましょう。
2013年03月30日
<漢字テスト>◆冒頭は漢字テスト。よく勉強してきているようで、ほとんどの生徒が満点を取れるようになってきました。丸付けのミスもなくなってきました。この調子で。◆ただし、一点注意。テストの際、自分の氏名を赤ペンで書いている子が2名。これは非常にまずいのでやめてください。(まずい理由1)赤ペンで氏名を書いているということは、おそらくテストの最中に氏名を書き忘れ、自己採点中に気づいて名前を書いたということでしょう。これは順序が逆です。氏名というのは、「いの一番」に書くべきものであり、最後に書くべきものではありません。最後に名乗ることが許されるのは、例えば、西部劇で大活躍したガンマンです。綺麗な女性に「せめてお名前を!」と聞かれために、最後の最後に名前を名乗って消えていくような場合のみ許されます。すなわち、最後に名乗るというのは、西部劇で大活躍した人だけに許される特権なのです。(あとセザール)みなさんがやっているのは、ただの漢字テストです。誰もやっつけていないので、そんなに偉そうにする必要もないでしょう。素直に最初に名前を書いてください。(まずい理由2)名前を赤で書くことは、日本ではタブーとされています。最近の若い人の中では、赤で名前を書くことにほとんど抵抗を感じない人も大勢いますし、そもそもそんなルール知らない人もいます。学校の先生の中にも、この件に関しては無頓着な方も増えてきました。しかし、いまだに年配の方の中には、「赤文字で名前を書く」ということに対し、強い嫌悪感を抱いている方が大勢いらっしゃいます。それはみなさんが社会に出る頃になっても、それほど変わらないでしょう。名前を赤で書くと、世の中には、めちゃくちゃキレる人がいます。ある自動車会社の営業マンが、お客様の名前を赤文字で書いたために、お客さんが怒ってしまい、自動車を買うのをやめたという話を読んだことがあります。とにかく、「名前は赤字で書かない」ということは、今後しばらくは常識の範囲内です。これを機に覚えておきましょう。 <数学:平方根>◆本日から平方根。基本事項の演習を通して、何度も平方根の定義、使い方を確認しました。とりわけ、テキストにメモさせた内容は重要です。次回までに覚えてくるように。 ◆有理数と無理数については、中学生にとって非常に難しい概念です。まずは「問題を解けること」に重点を置き、簡単な見分け方を指導しました。「意味は分からないけれども、とりあえずは解ける」という状態から導入したわけです。その後、正確に有理数と無理数の定義付けを行いました。今後、おそらく中学校でも高校でも、有理数と無理数の定義付けから解説を受けることがないと思われるため、塾で解説しておいた次第です。特に無理数については、背理法により証明しました。ルート2やルート3は「有理数でない」ということを証明すればOKです。もちろん、これは高校内容なのですが、こうしたレベルまできちんと理解しておくことが「頭を良くする」ことに繋がります。自校作成校に合格するためには、計算力に加え、「頭の良さ」が必要です。「高校内容だからカンケーないや!」ではなく、各自根本から理解する姿勢を徐々に身に付けてください。(実際、本日の証明、ちゃんと理解できましたよね?オール3程度の力があれば理解でいるはずです) ◆上記、背理法に加え、本日は余興として「1=2」の証明を行いました。また、「3000円問題」も紹介しました。いずれも、どこかで論理がおかしくなっている例です。こうした正しい頭の使い方と間違った頭の使い方を両方知っておくことは、今後勉強を進める上で役立つはずです。
2013年03月26日
<国語> 理由問題の解法について軽く触りました。本日のような作業を、本番当日素早く自力でやれるようになってください。1年間、少しずつ練習していきます。勿論、解法以前の段階として「読む」ということが大変重要です。授業内で解釈したように、段落ごとの意味・役割を考えながら読めるようになれば、偏差値は自然と70前後に届くはずです。自宅で、再度読み込みを。読むたびに新しい発見ができれば、偏差値は少しずつ上昇していくことでしょう。<英語>現在完了の完了・結果をやりました。宿題をじっくり解いて復習しておくように。もう1つ、当塾では春期講習がない代わりに、例年春休み中は、英語の宿題を上乗せしています。主に中1・中2の復習内容です。こちらも「今」しか出来ない内容です。(9月以降は本当に時間が取れません。) <テスト>漢字テストで両面合わせ9問も間違えている子がいます。心当たりのある子は、次回、19時に来て再テストをやってください。このくらい満点取らなければダメです。(ほとんどの子が満点を取っています)また、毎回3~5問程度ずつ間違っている子もいます。例年、このタイプの子は、それほど上の高校には合格していません。(言うまでもありませんが) <社会>社会の話をしました。この時期の出遅れは非常に厳しい結果を招きます。特に女子は体力的にも追いこみが利きません。女子の入試戦略は「先手必勝」しかないと思ってください。この時期を逃すと、上位校の可能性はほぼ消えると考えて間違いないでしょう。(女子の場合、最終盤で追い込みが成功したケースがほとんどありません。おそらく体力的な問題かと思われます。あるいは「ジェンダー」による束縛か・・・。女子が無意識に上を目指さなくなる社会構造なのかもしれません。) <次回>◆数学は宿題内容からのテストです。このテストにより、普段の宿題をいい加減にやっている子が判明します。◆次回、お客様がいらっしゃいます。トイレはなるべく塾に来る前に済ませてくるように。※授業中に席を立つ子が多いクラスですので注意を。昨年の中3、一昨年の中3、今年度の中2など、学力的に高いクラスでは、途中で席を立つ子がほとんどいません。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立
2013年03月20日
3/21(木)の授業ですが、他塾の先生がお一人見学に来られます。うしろの席の子は緊張するかもしれませんが、ご協力お願い致します。※東京23区で、ご自身で塾を経営されている先生です。また、テレビCMもやっている大手予備校で講師もやられている超実力派の先生です。来塾した際は、いつも通り、きちんとご挨拶してください。※「今でしょ」の人ではありません。
2013年03月17日
◆本日(3/14)は中3授業でした。冒頭、前回の宿題で質問の多かった「置き換えの因数分解」について解説しました。前回の宿題を自力で解けなかった人は、次回の宿題に自主的に上乗せしてやってくること。◆先ほど宿題ノートのチェックを終了しました。明らかに宿題を写していると思われる子が2名。いずれも女子です(他にもいるかもしれませんが)。その2名は、やはり得点にムラがあり、学校の定期テストでも、上がったり下がったりを繰り返しています。私に言わせれば、点数が下がった時の方が「その子の実力」です。普段の勉強の仕方がテスト結果に反映されています。答えを写すだけだったり、意味も分からずに丸暗記するだけだったりするので、難しい試験になると力を発揮できないのでしょう。反対に、点数が上がった時は、実力ではなく、単なる「偶然」でしょう。厳しい言い方ですが、それが事実です。たまたま勉強していなかった問題が出題されなかったり、答えを覚えただけの問題がそのまま数字も変えずに出題されたりしたために、その時は「たまたま高得点」が出ただけです。要するにラッキーということです。本日の授業後は、怒りに震えながらノートチェックをしていました。「こいつらは俺が言ったことを何一つ理解していない。」そう思いながら、ノートチェックをしていました。答えを写すだけの勉強がいかに意味がないか。来年の2月23日に思う存分味わってください。その日に泣きたくないなら、今から改善すること。勉強を舐めるな!それと、君たちが不合格になって泣くのは全然構わないのですが(←自業自得なので)、せめて親を泣かせるようなことはするな!塾に通わせてもらっていることに感謝し、今から姿勢を改めなさい! ◆中3全員、国語の予習が甘い。「全員」ですよ。分からない言葉の意味を誰一人として調べていない。意味の分からない言葉をそのままにしておく神経が理解できない。やりたくないなら辞めて良いですよ。塾に入りたくて待っている子が数名います。やる気がないなら、その子達に座席を譲ってあげなさい。 ◆宿題ノートが分かりづらい子が数名。ノートというのは、泥棒が見ても何が書いてあるか分かるように書きなさい。「自分だけが分かる」というのはメモ書きです。メモ書きは人に提出できるものではありません。失礼極まりない行動です。こんなノートだから、学校の提出物で評価を下げられるのです。 ◆春休み期間は宿題量がアップします。量が多くなったときに雑になる人は、絶対に上位校には行けません。これは大学受験で考えれば分かりやすいでしょう。たとえば東大を目指す場合と私立の中堅校を目指す場合とでは、勉強しなければならない科目数、レベル、範囲が全く異なります。当然ですが、東大を目指す場合の方が覚えないといけない量も増えますし、レベルもあがります。このように量が多くなった途端に丁寧に出来なくなる人は、上位校に入ることが不可能です。 ◆宿題ノートの未提出者3名以下の3名は、提出するノートを間違っています。前回の宿題を提出しています。本日、19時に塾まで持ってくること。○中3クラス 保谷中の女子○中3クラス 石神井西の女子○中3クラス 明保中の男子(一番最近入塾した子)以上3名。本日3月15日(金)、19時に提出。 というわけで、中3保護者の皆様。現時点で生徒達は、こういう有様です。(宿題で答えを写す、国語の予習不備、ノートが判読不可能、提出するものを間違える)今日の授業中は姿勢や聞き方についても注意を与えました。とてもとても上位校なんて言えないレベル。失笑ものです。性根・根本・根性からたたき直さないといけません。 <おまけ>計算力がない子は指定された宿題以外に、P8もやっておくこと。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 丸付け 信用 宿題 不正
2013年03月15日
<宿題量について>今年度は宿題量をかなり減らしています。しかし、それでも宿題を見ると苦笑いを浮かべる子が数名います。まだまだ、入試の厳しさを分かっていないようです。受験というものが、まだ遠い未来にあると考えているようにも受け取れます。現在課している宿題量は最低限です。こちらもかなり禁欲しています。これくらいは、最低限こなしてほしいと思います。その上で、「社会のノルマ」を各自進めてほしい。昨年の中3生も、一昨年の中3生も、「もっと早くからやっていれば良かった」と口を揃えて言っていました。実際に、その声を聞いた子も中3クラスにはいるはずです。しかし、そうした話も、なかなか自分のこととして受け止められない子が中にはいるようです。それを「幼さ」と呼ぶのですが、まだ受験生になりきっていない、そんな子が多い中3クラスです。「あのとき、もう少し頑張れていたら・・・」そんな後悔をしないで済むよう、今から誇り高き受験勉強をしてください。誇り高き受験勉強とは、入試の当日、胸を張って校門をくぐり抜けられるような受験勉強のことです。「これだけやったのだから大丈夫なはずだ」と思えるよう、今から精一杯やるのです。私にはゴール地点までの「道すじ」がある程度見えています。みなさんには見えていない道です。すなわち、「ここまでやれば合格できる」というライン(目標地点)のことです。このラインを超えれば合格という基準です。それが私には見えます。ただし、一つ条件があります。単にそのラインを超えれば良いのではありません。締切日があるのです。何年かかっても良いのなら、私も個別指導塾のキャッチフレーズのように「一人一人のペースにあわせて」やってあげたい気持ちもあります。しかし、何でもそうですが「期限」というものがあります。みなさんには、平成26年2月23日という締切日が用意されています。この締切日を動かすことは、残念ながら我々の力ではできません。だから、我々の方が動くのです。この日までに、合格できるだけの実力を付けられるよう、自ら動き始めるのです。締切日は動かせませんが、自分自身は動かせます。残り10ヵ月しかありません。そこを理解してほしいと思います。そこから逆算した結果のあの宿題量なのです。 それと、今年の中3生。ちょっと国語力の弱さを感じます。それは普段の会話、授業の聞き方、応答の仕方、そしてノートの中身を見ると分かります。とりわけ、ノートの書き方を見れば、見る人が見れば、国語力のあるなしは判別可能です。副教材の勉強法(P1~4)を各自読んでおき、国語の予習をもう少し丁寧に行うよう心がけてください。私も連日、この時間まで自校作成校の問題を解いています。都立自校作成校の入試問題は、全校・全科目・全年度解くことを自分自身のノルマとして課しています。それが自信となるからです。体力はみなさんの方があるはずです。皆さんも負けずに頑張って下さい。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 宿題量 締め切り日
2013年03月13日
◆本日は1年間の心構えから入りました。◆社会は計画通りに進めてください。7月中旬までにノルマが終了していない人は黄色信号。8月までに終了していない人は、赤信号です。繰り返しますが「赤」です。厳しいようですが、8月段階でノルマが終わっていない人は「赤信号」です。具体的には、8月までに本日指示した課題を終了しないと、自校作成校・武蔵野北・小金井北・駒場に行く可能性はほぼ消えます。これは今のうちの予告しておきます。残念ながら、毎年8月にノルマが終了しない子が出てきます。これを「MK5(マジで後悔する5ヶ月前)」と呼んでいます(元ネタは授業で話しました)。入試前にどうにもならない絶望感を味わいたくなければ、今から始めてください。いや、こうした悲壮感ではなく、もっとポジティブに考えてください。すなわち、「この課題を終えられないとヤバイ」ではなく、「この課題を終えることができれば、その先に自校作成校や上位校合格が見えてくる」と考えるのです。 成功するチャンスというのは、実は目の前にたくさん転がっているのですが、いつも自分自身で逃してしまうのです。誰のせいでもない。すべて自分で逃してしまう。 何かが起こる気配のことを「兆し(きざし)」といいます。すなわち、「兆」という漢字には「前触れ、これから起こる」という意味があります。つまり、「兆」という漢字は、「夢や目標」と置き換えることができるのです。さて、この「兆」(夢や目標)を丁寧に丁寧に扱う人がいます。丁寧に扱う時、人は「手」を使います。そこで、「兆」という漢字に「手」(てへん)をくっつけると、どうなるか。「挑戦」の「挑」という漢字になります。日々丁寧にノルマをこなしている人は、目標に「挑」戦していることになります。 一方、この「兆」(夢や目標)をいい加減に扱う人がいます。いい加減に扱う時、人は「足」を使います。そこで、「兆」という漢字に「足」という漢字をくっつけてみましょう。ちなみに、「足」を表す部首は「あしへん」だけではありません。実は「しんにょう」も「足」を表します。そこで「兆」に「しんにょう」をくっつけてみてください。「逃げる」という漢字になります。 目の前に転がっているたくさんのチャンス。それに挑戦するのか、あるいはそこから逃げるのか。そこは各自判断してください。※↑ なんか、うまいこと言った気がする・・・ ◆理科本日はテキストの使用法と復習の仕方を指導しました。中3に限らず、年度の初めは説明することが多くなります。新しい単元の解説に加え、勉強法や復習の仕方まで話すからです。中学生にとって「話を聞く」というのは大変骨の折れる作業なのですが、大切な話ばかりなので頑張って身に付けてください。理科の宿題は、例題だけではく、「例題の下にある類題」もやること。自分で目標を決めて、「これだけやれば、もう大丈夫」と思えるまで復習しておきましょう。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 理社 挑戦と逃げる
2013年03月09日
本日は中3クラスの2回目。◆国語小説問題の解法ルールを整理しました。副教材の見直しを各自しておくように。次回は問5の記述問題の模範解答を示します。「小説は虚構(フィクション・作り物)である」という前提に立てば、小説の中に登場してくる「全てのもの」には何らかの意味があるはずです。それに気づけば、模範解答に近づけるでしょう。各自、自分なりの解答を書いてくるようにしましょう(白紙の人は入室禁止)。その上で模範解答と比較し、どこが不足しているのか確認するといいでしょう。 ◆数学本日は素因数分解の復習と因数分解の第1回目。パズルみたいなものです。「楽しい」と感じられるようになるまで練習しておくこと。土曜日に大量の課題が出されますので、本日出した課題は、なるべく金曜の夜に仕上げておくようにしましょう。今日できることは先に延ばさないように。 ◆英語現在完了を行いました。初めにプリントで全体像を見渡しました。プリントには、現在完了の本質にかなり突っ込んだ解説まで書いてあります。これが現在完了の正しい理解の仕方です。復習法としては、プリントを白い紙に再現できるようにすること。次にテキストの該当ページを解くようにしてください。不明点は次回授業前に質問してください。 ◆まずい点漢字テストをチェックしましたが、5名ほど「間違っているのに丸をつけている」という人がいます。これをやる人は、例外なく成績や偏差値が伸びません。学校のテストで9割を超えられない人は、例外なく丸付けがいい加減なのです。丸付けというのは、工場に喩えれば、良品と不良品を仕分けしている工程にあたります。不良品は商品としてお店に出せません。ですから、一度「良品」に直してから出荷する必要があるのです。ところが、この丸付け作業がいい加減な人は、不良品をそのまま入試会場や学校のテストに持っていくことになります。企業でこれをやってしまうと、その企業は社会からの信用を失い、倒産します。勉強でも同様で、不良品をそのまま入試会場や学校に持っていくと、その生徒は先生から信用してもらえません。学校なら成績を下げられますし、入試なら不合格になります。極論を言えば、丸付けとは、みなさんの「信用」を試されている行為です。正確に行い、バツになった問題は必ず○に修理してから、入試会場に持っていくようにしてください。「合格する」とは、そうしたことの積み重ねの延長上にあります。単純な話です。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 丸付け 信用
2013年03月07日
本日より新中3クラスがスタートしました。◆授業開始時に、学年末試験の結果を調査しました。良い子も悪い子もいます。中2の学年末試験は、学校の定期試験としては「実力」が出やすいテストです。したがって、中2の学年末試験で得点できない子や点数を落としてしまう子は、概して入試に弱いという傾向があります。結果に満足がいっていない子達は、この一年で相当鍛えなければなりません。苦しい戦いですが、前半から出来るだけ飛ばしていきましょう。(悪いと言いましても、特定の教科でグンと下げてしまっているケースが多く、全体的には8割超え、9割超えがほとんどです。ただ、中には7割後半で低迷している子もいますので、まずは勉強量を大幅に増やす必要があるでしょう。) ◆本日は数学中心に行いました。というより、数学だけ行いました。次回から英語と国語もスタートします。国語はどうにかサブテキストとメイン教材の印刷が間に合いました。本当にこの5日間は地獄でした(笑)。ギリギリ18:30頃に仕上がりました。実は都立入試終了後、急遽サブテキストの改定を行おうと思いつきました。しかし、予想される過酷な作業を考え、いったんは取りやめにしました。しかし、ある生徒と電話で話していて、やはり改定すべきかと考え直し、5日間ずっとパソコンと向かい合っていました。やり始めたことを、ずっと後悔しながら作業しておりました最後の2日間は印刷と製本作業で終了。この5日間、日曜日は電話の電源もオフにし、大変ご迷惑をおかけしました。塾業界は募集真っ盛りの時期ですが、作業に集中するため、新入生募集も停止しておりました(←いいのでしょうか)。ようやく完成してホッとしています。 次回以降、国語の授業では頻繁に使用しますので毎回持ってくるようお願いします。また、本日の宿題をやる前にP1程度は目を通しておくといいでしょう。 ◆本日の宿題は少なめです。出来る子は指定されたページ以外もどんどん進めてください。2月で卒塾した中3生を見ても、1年という時間はかなり少ないです。とばせる時に飛ばしましょう。中3クラスは色々な学力層の子が集まっています。しかし、全員に共通しているのは「成績を上げたい」「上位校に合格したい(挑戦したい)」という静かな闘志を持っていることです。まずは自分自身の可能性に期待してみましょう。1年でどこまで伸びるか、自分の潜在能力にワクワクしてください。そして、日々「今日は十分に勉強した」と思えるような誇り高き受験勉強を継続してください。きっとその先には、今まで想像も出来なかった未来が待っているはずです。私も期待しています。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 新年度 国語ルール集
2013年03月05日
入試お疲れ様でした。今日はゆっくり休んだことでしょう。そして、今日1日で偏差値が1下がりました。明日で2下がります。明後日で3下がり、入学式の頃には5科目合計で30程度下がっていることでしょう。そして、気づいた時には偏差値40です^^v。ということで、早速大学受験に向けてスタートを切りましょう。 大学受験は英語で決まります。文系でも理系でも同様です。このことは1年間言い続けてきました。英語が出来ないと上位大学へは進めません。また、英語は、数学や国語と比べ、得点にムラがありません。英語の実力がある人は、問題の難易度に左右されず、安定して得点することが可能です。4月から高校英語が変わります。原則、英語の時間は「英語で」授業を行うことになります。英語の先生は、授業中は英語を喋り続けるというわけです。数年前のニュースで連日騒がれていましたが、日本では、どんな話題も2ヶ月経つと話さなくなると憲法で定められているので、最近はすっかり忘れ去られたニュースになっています。しかし、私の記憶が確かならば、来年度から高校英語の授業は原則英語で行われるはずです。しかし、日本人が英文法を理解するには、やはり日本語で理解するのが最適です。また、いくら学校の授業が会話重視になろうとも、大学入試が現状の筆記試験で行われる限り、やはり文法はきちんと学んでおかねばなりません。さらに言えば、会話重視の英語といっても、「挨拶程度」出来ても何の意味もありません。「ハロー!アイムファインサンキュー!グッバーイ!」というのは、英語を喋れるとは言わないのです。将来、ビジネスの世界で高度なコミュニケーションを交わすためには、それ相応の文法力が不可欠です。何と言いましても、みなさんが大学に入り、本格的な「学問」を進めていく際、英語で書かれた文献(専門書)を読むためには、「日常会話程度の英語力」ではお話になりません。このように、いくら文部科学省の文教政策が会話重視に移行しようとも、土台となる英文法力は必要です。 みなさんが今年1年間使っていたテキストを発展ページまできちんとマスターしておけば、すぐに大学受験レベルの勉強に移行できるはずです。授業では、5文型や関係詞についての基本も教えたので、テキストと私の板書を写したノートがあれば、中学段階の基礎(~高校初級レベル)は大丈夫なはずです。ただ、より本格的に大学受験レベルの英語をスタートするなら、この3月が最適です。私は最も学力が伸びるのは、実は3月だと思っています。(授業でも言いましたが)たしかに、「受験生として」最も学力が伸びるのは間違いなく2月です。中学校の全ての単元を終え、総合問題をドンドン解けるようになっていて、しかもスピードも上がっている。2月なら、覚えたことも入試まで忘れないでいられる。そうした意味で、2月は最も学力が伸びる時期です。ただし、それは「受験生としては」という条件つきです。「受験生」という条件を外した場合、最も学力が伸びる時期は3月です。入試というプレッシャーから解放され、精神的にもリラックスしている状態。知識の吸収力はまさにスポンジ状になっている時期です。また、受験勉強で培った知識もまだ残っているため、思考力も最大限に上がっています。私の持論ですが、学力が最も上がる時期は、高校受験や大学受験を終えた3月だと思います。 そこで高校入学前に、大学受験英語の基礎を終えてしまいましょう。いくつか参考書はありますが、今回は1冊紹介しておきます。「受験英語の根底1と2」です。 マイナーな本です。古い書物のため、書店には置いてないはずです。池袋ジュンク堂や新宿紀伊国屋にもないでしょう。アマゾンでたま~に購入できます(すぐ売り切れます。)最近の売れ筋の参考書ではありませんし、アマゾンのレビューもありません。しかし、中3レベルからスタートし(つまり、中2の終わりから使えます)、大学受験レベルまで一気に引き上げてくれる良質な参考書兼問題集です。解説は詳しく、文法上嘘も書いてありません。文法書並みに詳しい解説でありながら、中学生でも理解出来る文章で書いてあります。その上、問題量も豊富です。上下巻合わせて29章。3月から1日1章ずつ終えれば、高校入学前に大学受験レベルの基礎が出来上がります。この本のあとは、売れ筋の参考書に進んでも大丈夫でしょうし、高校で配られた参考書で勉強するのも良いでしょう。私の経験上、大学受験生で英語が出来ない子は、中1英語で躓いているか、高1英語で躓いているケースが多いです。この本を勉強すれば、中学の基本から高校の基本までカバーできます。では、せっかく上げた偏差値を下げないように頑張ってください。
2013年02月24日
塾生の得点をあらゆる角度から、あらゆる可能性やデータを考慮して、再度計算してみました。(結局一晩中、電卓を叩いていました)やはり、どんなに楽観的に点数を付けたとしても、昨日伝えた合否に変わりはないようです。「昨年であればボーダーで引っかかるかもしれない」という子も、今年度はどこも倍率が上がっているため、昨年、一昨年のデータが参考にならないのです。やはり、この地区で言えば、今年度より三鷹高校(都立三鷹中学になりました)がなくなったことが大きく影響しています。また、大泉と富士の募集半減も影響しています。この3校の募集停止および募集減により、武蔵野北と小金井北の高倍率が生じ、そこから生じる玉突き式の倍率上昇により、ここ多摩地区の都立入試は大変厳しいものになってしまったというのが現状です。 私の分析によれば、平均点は社会と数学で下がり、英語と理科はアップ、国語はやや下がるか現状維持というところでしょうか。また、社会と数学の平均点ダウン幅は、英語と理科の平均点アップ幅よりも大きくなりそうなので、5科目全体の平均点は若干下がるような気もします。これだけの話であれば、合格基準点に達していなくても合格する可能性は出てくるのですが、問題なのはさきほど述べた「倍率」です。多摩地区の都立高校倍率があまりにも高くなっているため、仮に平均点が下がったとしても、やはりそれぞれの高校の総合得点は下がらない、いやむしろ昨年以上に受かりにくくなる学校も出てくると思います。とりわけ、小金井北(女子)は、倍率も昨年比より大幅にアップしていますし、受験生(第一志望者)の平均偏差値も1程度上がっているため(Wもぎ12月データ)、昨年の合格最低点よりは20点程度上がると思われます。 本当にかなりの激戦でした。実質倍率自体は例年と変わりなくても、東京都全体の受験生レベルが上がっている印象です。
2013年02月24日
最後に。生徒のみなさんお疲れ様でした。少しゆっくりしたら、また歩き出してください。雨がやむのを待つのではなく、晴れている場所を探して歩き出してほしいと思います。 保護者のみなさまへ。ご協力ありがとうございました。また、お子さんを塾に預けていただき有難うございました。心より感謝しております。最終盤、生徒達は本当に頑張ったと思います。各自、志望校はバラバラでしたが、日々得点力を上げていきました。最終的には、全員偏差値65は超えていたと思います。「中学生の伸びしろは凄いな」と改めて実感しました。本日の結果も決して悪いものではないのです。塾生全員が例外なくかなりの高得点をあげています。それはご本人に確認してみてください。全員、素晴らしい点数を取っています。偏差値にすれば、やはり65は全員超えているでしょう。素晴らしい結果だと思います。ただ、ちょっと目標点が高すぎた。それだけです。 高校名や偏差値や合否の結果よりも大切なことは、月並みですが努力だと考えております。中学生においては、結果よりも過程や努力を大切にすべきだと、そう思っております。そうした点で、最終盤の彼らには十分合格点をあげてもいいのではないかと思います。 今回合格点に届かなかった子達も、全員あとほんの少しというラインでした。本日、中3生が帰宅した後、何度も何度も得点を計算し直しました。決して今日の点数が変わることはないのですが、何とか合格する方法はないものか何度も計算をやりなおしました。知り合いの塾にも数件電話をし、他塾の子達の出来も調査しました。その結果、うちの塾生の中に、「合格点に全く届いていない」という子はいませんでした。みんなごくごく僅かの差でした。この差は、私の力と本人の力が少しずつ足りなかったのだと思っております。特に足りなかったのは、私の力かもしれません。ただ、生徒達がしてきた努力は、事実として確かに存在しています。目には見えないものですが、確実に存在していることを感じ取れます。ぜひ、その努力を褒めてあげてほしいと思いますし、誇りに感じてほしいと思います。お子さんは頑張ってました。 今日、彼らは戦ってきました。他の受験生と互角に渡り合ってきました。全く歯が立たないということはありませんでした。本当に立派な戦いだったと思います。決して負けたのではない。少なくとも私はそう思っております。
2013年02月23日
本日の自己採点。塾で泣き出してしまう子も数名いました。その涙は忘れないでほしいと思います。私も忘れません。しかし、感傷的になってばかりいても先に進めません。失敗を失敗でなくすために、反省を行い、今後に活かしていかねばなりません。 残念な結果に終わってしまった子たちについて言えば、一つめに、内申点の不足分を当日点でカバー仕切れなかったという子が多かったようです。内申点については、学校の点数はきちんと取れているのですが、授業態度や学校の先生に対する暴言等でマイナス評価を受けた子が多いクラスだったので、そうした意味では、「自●自●」と言えるかもしれません。※上の四字熟語は、「自画自賛」でも「自由自在」でもありませんよ。「自給自足」でもありませんし、「自問自答」でもありません。「自学自習」でもないです。「自作自演」?。ちょっと近いですが、それでもないです。心当たりのある人は、胸に手を当てて考えてみてください。解答はココをドラッグ→自業自得 今後、高校に入ってからは、大して意味のない反抗は止めた方がいいでしょう。反抗や抵抗というのは、もう少し尊いものです。これだけは絶対に許せないという場面で行うものですから、そうした機会までとっておくといいでしょう。(昨日もまっすぐ家に帰っていない子がいたようで残念です。そうした行動も含め、今後改善する必要があるでしょう。本当に最後まで大変な学年でした。) 2つめは、精神面です。高校入試では、精神的に大人な子は普段通りの力を発揮する傾向が強いのですが、反対に精神的に幼いタイプの子は、力を発揮できないケースが目立ちます。普段から本番を意識して勉強することは勿論重要なことですが、精神的な鍛錬も必要だと、改めて実感しました。塾では過去問や模試演習を何パターンもやりましたが、入試当日で過去最低点を出してしまった子が今回いました。もちろん、過去最高点を本日叩きだした子もいます。私個人としては、両者の違いを分析し今後の指導に活かすとともに、本人達には改めて2/28に指導したいと考えております。 なぜなら、みなさんにとって高校入試は全てではないからです。今回の結果を、今後に活かすことの方が数倍重要です。合格した人もそうでない人も、ここからどう生きていくかが重要だと思います。(私にとっては、高校入試は全てですが…) いずれにせよ、今年の中3生は、当日かなりの高得点を取らねばならないメンバーが多かったため、プレッシャーは半端なかったと思います。ミスも許されませんし、問題が難化すれば、その瞬間目標点から遠ざかってしまいます。本当に辛い戦いだったと思いますが、頑張りましたね。 ところで、先日卒塾生(現高3)が大学受験の報告にきてくれました。一人は希望していた薬学部へ合格。もう一人は慶応大学の法学部に合格しました。この二人の代は、今年の中3クラスと大変似ていて、とにかく問題が大変多いクラスでした。(今回も、お土産に持ってきてくれたクッキーを、絶対に入りそうもない郵便ポストに無理矢理入れた為、せっかくのクッキーが火山灰のような状態。どう見ても、そこには入らないだろうと、3歳児くらいなら分かるはずなのですが・・・) 今回、報告に来てくれた2名のうち一人は、残念ながら都立第一志望に不合格になっています。今年の中3生と同じく、内申点がかなり厳しい中で上位校に挑戦しましたが、当日10点程度足らずに不合格になりました。しかし、私立の薬学コースに進み、この度、見事薬学部への切符を手に入れました。彼女は「もしもあの時、都立高校に合格していたら、きっと薬学部には合格していなかった」と言っていました。正直、私もそう思います(失礼)。 もう一人の子も、内申オール5(9教科45)で偏差値も70を超えていた子だったので、西か国立に合格できるレベルにあったのですが、ほぼ確実に合格できる武蔵に下げました。その結果、武蔵高校では学年上位をキープし、慶応大学に合格することができました。彼女も「もし西に進んでいたら、慶応に入れなかった可能性もある。本当に武蔵で良かった。」と言っていました。(なお、武蔵高校。かなりのおすすめらしいです。学校の授業はどの教科も分かりやすく、夏期講習、冬期講習も予備校並みに充実しているそうです。悩み事や相談事にもすぐに対応してくれますし、友達も常識的な良い友人ばかりだったようです。中1、中2生は、志望校の選択肢に入れてみてください) 以上の例は、「不合格になっても大丈夫。志望校を下げても大丈夫。」ということを言いたいのではありません。「自らに与えられた道」や「自らが選んだ道」を最良のものと信じ、その中で全力を尽くすことが大切だということを言いたいのです。薬学部に進んだ子も、自分が行くことになった私立高校が最良だったと信じ、その中で日々努力しました。幸い、高校は大変真面目な雰囲気で、みなが一生懸命勉強する環境の中、高校受験時では考えられないような大逆転劇を演じたわけです。慶応大に進んだ子も、自分が選択した高校で努力を重ね、その中で最高の成果を挙げました。二人とも「本当はこの高校には行きたくなかったんだよな・・・」などと卑屈にならず、与えられた環境で最高のパフォーマンスを演じたわけです。各自、1週間後に結果が出ますが、その結果を受け止め、次へ進んでほしいと思います。 ※なお、クッキーを持ってきてくれた子の一人は、自習室のホワイトボードに「ひよこの絵」を落書きして卒塾していきました。私がその落書きに気づいたのが昨年。完全にホワイトボードにこびりつき、落とすのに1時間かかりました。
2013年02月23日
本日、都立一般入試が行われました。受験を棄権した子が都全体で2477名。これは過去最も低い棄権率らしく、高い都立志向がうかがえます。夕方から、自己採点をするために塾生が集まってきました。一名を除き、全員が自己採点の結果を報告してくれました(一名は自己採点をしたくないという希望だったので、それを尊重しました)。私のような小さな塾にとっては、このデータが大変参考になります。11月あたりから、何度か授業内で「自己採点の結果を教えてください。」とお願いしてきましたが、ほぼ全員の子がお願いを聞いてくれて嬉しく思います。また、都立入試において自己採点というのは大変重要な「けじめ・区切り」となる行為であり、これをやることでやっと都立入試を終えることができます。よく、「遠足は、おうちに帰るまでが遠足です」「仲直りするまでが喧嘩です」「結果を出すまでが努力です」「我に返るまでが妄想です」などと言いますが、都立入試においても、「自己採点をするまでが都立入試です」と言えます。なぜなら、結果から目を背けず、受け止めることで人は成長するからです。志望校を決定してから、各自「総合得点」を目指して勉強してきました。ですから、その自分が出した結果を最後まできちんと見つめることが、今後生きていく上で大変重要です。けじめとは、言い換えれば「再出発のためのチケット」なのです。精神的にもたくましくなります。繰り返しますが、自分が出した結果に目を背けず、それを見つめる。そして検証・反省をする。こうして皆さんは成長していくのだと思います。また、自分が出してきた成果を「報告する」というのも大変重要な任務です。そうした意味で、本日自己採点をし、報告してくれた皆さんは、その行為を誇りに思ってください。十分、誇りを持つに値する行為です。(「どうしても自己採点をしたくない」という子もいます。これも一つの考え方かもしれません。結果は変わらないのだから、もう過去は振り返らないという考えもあるかと思います) さて、本日の自己採点の結果です。残酷なことなのですが都立入試というのは、発表日前に、ほぼ結果が分かってしまう入試です。 都立入試では、総合得点が予め決まっていて、これはそう大きく上下するものではありません。以下に、昨年のブログを再掲しておきます(青字) 以下再掲科目によっては、「難しかった」「難易度が上がった」「平均点が下がるのでは?」と、いろいろな憶測や噂が聞こえてくるでしょうが、残念ながらそうしたことも含めての「総合得点」です。科目ごとの平均点の上下は、予想の範囲内です(取れている子は、いつも通り取れています)。ですから、合格最低点が、予め塾からお伝えしていた総合得点を大きく上回ったり下回ったりするということは、残念ながらまずありえません。偏差値や総合得点というものは、ある程度「安定性」があるものです。だからこそ信用できる数値であり、それを目標に受験勉強を進めることや志望校を決めることが可能になるのです。この総合得点の数値が、問題の難易度によって簡単に上下してしまうようなら、そもそも偏差値や合格可能性というものが判断できなくなってしまいます。志望校も選べなくなってしまいます。繰り返しになりますが、Wもぎ(新教育研究協会)やVもぎ(進学研究会)が出している総合得点(予想最低点)から、大きく上回ったり下回ったりすることはありません。したがって、本日の自己採点結果からおおよその合否予想はつきます。本日、私から生徒に伝えた結果から大きく外れることはないと思います。 以上引用終わり 残酷ではありますが、これが事実です。つづく
2013年02月23日
本日で中3生は最終日でした。お疲れ様です。いろいろ思いはありますが、最後の言葉で述べたとおりです。 本日、「もっと早くからやっておけば良かった」と言った生徒がいました。某トップ校の入試問題で練習を重ねてきて、合格者平均を大きく上回る点数を取れるようになった時に言った言葉です。今回、その高校は受験しませんが、内申があれば合格確実でしたね(笑)その後悔は忘れずに大学受験で活かしてください。他のみなさんもよく頑張ってきたと思います。(「ただし、最後の1ヶ月だけは…」と注釈のつく子も多いですが 笑) 正直、12月や1月段階で、合格可能性が0に近い子もいました。玉砕に近い子もいました。しかし、その合格可能性をせめて10%にまで引き上げようと連日努力してきました。それは達成できたと自負しています。それどころか、みなさんの力で、さらに20%程度の上乗せも出来たと思っています。つまり、みなさんの合格可能性は、当日何が起こるか分からないエリアまで入ってきました。すでに奇跡は半分近くまで起こりかけています。しかし、まだ何も達成できていないことも事実です。ぜひ最後の上乗せを、当日自らの手でしてきてください。そして、自分自身の力で桜を咲かせてきてほしいと思います。その桜が、真冬に咲く「奇跡の桜」です。 週末は寒くなるようです。風邪ひかないように。では、気を付けて行ってきてください。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立
2013年02月21日
昨夜も深夜0時、3時、4時と添削以来のファックスが届きました。入試直前ですから、なるべく早めに疑問点や添削は片づけてください。本日は、中3授業日ではありませんが、添削のある人は塾まで来るか、あるいはファックスを送ってください。それと、体調が悪化している子がいます。体調管理が今最も大切な任務です。毎朝起きてからのうがい、帰宅後のうがいと手洗い、就寝時の乾燥防止やネックウォーマーなど、出来る対策は全て行ってください。風邪は万病の元です・・・・・・・・・いやいや、そういう一般的なことではなく、今の時期に風邪を引くことは合否に影響します。体調を万全に。
2013年02月20日
中3生は都立受験まで残り1週間となりました。しかし、本日も勉強の仕方について注意を与えました。丸付けを適当に行い、分からない問題をそのまま放置すること数ヶ月・・・。たとえば、本日は、補助プリントを配り、理科テキストの解説を3題ほど行いました。この3題は、既に推薦入試を終えた子達や、偏差値70前後の子達の、ほぼ全員から出てきた質問です。昨年度の中3生からも、やはり上位層からは例外なく出てきた質問です。ところが、それ以外の子達からは一切質問が出てこない。そこで、本日こちらから聞いてみたわけです。案の定、全く理解していませんでした。同じ問題が入試に出るという危機感が無さ過ぎます。また、1題1題の取り組み方がいい加減すぎます。私は、常々「やったところまでは確実に」ということを話しています。受験勉強というのは全て終わりません。全科目、全範囲完璧になってから入試に臨む受験生というのはいないのです。ですから、せめて、勉強したところまでは確実に理解・定着させておく必要があるわけで、そのための心構えや勉強法、復習のタイミングなど、それこそ事細かに指示を与えてきました。さらに、勉強法や心構えのプリントまで配っています。しかし、それでも適当、いい加減に丸を付けている子が数名います。分からない問題はそのまま放置。(きっと、本日説明した3題以外にも相当あるのでしょう。)そうしたことを積み重ねてきた結果が、今の偏差値であり、志望校であり、合格可能性なのです。「やるべきことをきちんと言われた通りにやる。」最後の1週間だけでもそれを心がけてください。厳しいことを言わせてもらうと、仮に合格できたとして、今の勉強姿勢で合格したのなら、それは「偶然」です。たまたまです。幸運だっただけです。幸運とは、「他の受験生がもっと勉強してこなかった」であるとか、あるいは「自分が勉強していない内容がたまたま出なかった」ということです。つまり、自分の実力ではなく、自分以外の要因に左右されるということです。本当に実力がある人は、周囲の条件に左右されません。 いずれにせよ、中3生は今の勉強姿勢を早めに変える必要があります。万が一、高校に合格できたとして、おそらく高校では3年間下位に位置することも考えられます。そうなってしまえば、結果オーライでも何でもありません。大学受験で間違いなく失敗することになるのですから。これで最後の注意とします。最後の1週間。「もう何も言うことはない」という状態で卒塾してもらいたいものです。 さて、とにもかくにも残り1週間です。悔いの残らぬよう駆け抜けてください。自分の力で未来を切り開けるチャンスは、人生でそう多くはありません。最後は復習中心です。
2013年02月16日
私立高校受験おつかれさまでした。初めての受験だった子も大勢いたと思います。本当におつかれさまです。私立第一志望の子達はここで受験が終了となります。都立を受験する子達は、あと少しです。体調管理が一番。次に勉強です。何かあれば相談してください。
2013年02月12日
本日の授業中、東京都教育委員会から都立高校の倍率が発表されました。授業中に数字を読み上げましたが、暗い。暗すぎる。もう既に気持ちで負けてしまっている子がいます。受からないオーラを自ら作り出してしまっている子も中にはいます。確かに高倍率です。そもそもが「挑戦」を通り越し「玉砕」に近い受験をする子が、今年は半分以上います。その上、この高倍率。気持ちが萎えるのも分かります。しかし、決断したのは自分自身です。誰に言われた訳でもなく、あなた自身が決めた志望校。倍率が何倍だろうが関係ない。合格するしかないですし、そのためにやるべきことを一つ一つこなすしかありません。気持ちで負けてはいけません。それに耐えられないようなら、志望校を下げて、受かるところを受験しなさい。(とにかく今年の中3生は精神面の幼さや弱さが目立ちます) 入試当日は5枚の答案用紙でみなさんの合否が判断されます。その5枚の答案用紙に、1年間みなさんが努力してきた証を書き込んでくればいいだけです。そんなたった5枚の紙切れに舐められるようでは、この後の人生やっていけないですよ。たかだか5枚の答案用紙。別に出来なくても死ぬわけでもない。命まで取られる訳ではない。だから、気持ちで負けてはいけない。成功するイメージを抱きながら日々勉強することが大切です。 本日の授業でも話しましたが、将来おじいさん、おばあさんになって、自分の人生を振り返ったときのことを考えてみましょう。「人生で後悔していることは何?」とみなさんのお孫さんに聞かれたとします。その時、みなさんは何を考えるでしょうか。きっと「もっと挑戦しておけば良かった」「もっと冒険すればよかった」「もっと色んなことにチャレンジしてみれば良かった」と思う人が大変多いはずです。そういう面では、今回のみなさんの決断(挑戦?)は間違っていないと思いますし、むしろ挑戦できる機会があることを喜んでください。倍率を見ただけで心が折れるようではいけません。倍率が高ければ高いほど、それは高い壁に挑んでいることになるのです。素晴らしく尊い挑戦をしている証でもあります。 反対に、絶対受かると分かり切っている入試をやったとして、それで人生面白いですか?とにかく、みなさんは恵まれています。挑戦できるのですから。 ただし、そのためには的確な努力もすること。本日の授業でも、未だに重要公式や教えた内容が頭に入っていない子が大勢います。新しい問題を解くのもいいですが、今やるべきことは復習です。私は全て教えました。高校受験に必要とされる全ての知識と考え方を教えました。他の受験生に絶対に負けることのない知識と考え方をみなさんは持っていると思います。その点は自信を持って大丈夫です。あとは、そうやって教わった内容を確実に自分のものにすることです。一年間、私が教えた内容を全て身に付ければ、都立ならどこでも合格できるはずです。それだけのことを教えてきました。残り2週間、最後の詰め込み作業に入ってください。そして、大いに勉強し、大いに悩んでください。悩むことは暗くなることとは違います。悩むことは成長することです。では、次回最終授業で。
2013年02月07日
本日はいよいよ都立高校出願日です。本日2/7と翌2/8の二日間が出願日となっていますが、99%の受験生は初日に出願します。したがって、本日2/7(木)の夜発表される初日倍率が、実際の倍率ということになります。 ※ただし、1校だけ例外があります。日比谷高校だけは2日目に出願する生徒が大勢います。つまり、日比谷だけは2日目に倍率がグンと上がります。そのため、日比谷高校を受験する場合は、初日倍率ではなく、2日目の倍率を確認する必要があります。なお、日比谷高校だけ2日目に倍率が上がる理由は、初日の2/7に慶応志木の入試が行われるためです。日比谷高校を受験する受験生の中には、2/7の慶応志木を受験する子が大変多くいて、その子達が2日目に出願するため起こる現象です。(当塾からは、距離的に日比谷高校を受験する生徒は今後も出ないと思います) さて、塾生の志望校も決まりました。率直に申し上げれば、中には「挑戦」を通り越している子も、今年は相当数います。その子達には、正直に現状の可能性を伝えました。「かなり厳しい」と・・・。 私はこのあたりはっきり伝えるようにしています。不合格になれば私立高校に行くことになるのですから、そこは事前に話しておくべきだと考えているからです。また、実際に可能性が少ない受験をすることに、私はあまり賛成ではないからです。 私は皆さんの合格可能性を理解している世界でたった一人の人間だと自負しています。みなさんの学力、得点力、当日やりそうなミス、作業スピード、体力、これから確保できる勉強時間、そして5科目の実力。これらをすべて把握しているのは、おそらく世界で私だけでしょう。全教科直接指導しているからです。おそらく、学校の先生も把握できていないと思います。確かに学校の先生は、実際に生徒指導をしてはいますが、5科目すべて指導しているわけではないので、各教科の実力までは把握できていないと思います。 また、私はゴール地点のレベル(志望校の合格ライン)も把握しています。経験則ではありますが、「このくらいの実力なら合格するな」というラインを、実感として持っています。この感覚は、おそらく生徒本人は分からないと思います。(初めての受験ですから当然です) これが、「私は皆さんの合格可能性を理解している世界でたった一人の人間」ということの意味です。「みなさんの現時点の実力」と「ゴール地点までの距離」を把握している世界で唯一の存在だと思っています。 その私から「厳しい」と現実を突きつけられた生徒達は、さぞ辛かったと思います。しかし、誰一人志望校を変えませんでした。誰一人志望校を落としませんでした。全員が、自分がどうしても入りたいと思う高校を受験すると決めました。初志貫徹です。 また、保護者の方も、「私立の滑り止めがあるので、受けたいところを受験しなさい」とOKを出してくれました。もうこれはやるしかありませんね。 まず、みなさんは、保護者の方に感謝しなければいけません。かなり厳しい戦いであるにも関わらず、みなさんにOKを出してくれました。このことに感謝してください。当たり前のことのように思えますが、そんなことはありません。「受かりそうな高校を受験しなさい」という方針のご家庭は大変多いものです。ですから、まずは受験を許してくれた親御さんに感謝すること。 次に、みなさんはその期待を裏切らないよう最後まで全力を尽くすこと。そのために、私のことは思う存分利用してください。 各自入試までにやるべきことは決まっています。あとはそのノルマを一つ一つ達成するのみ。 神に祈る必要はありません。自分を信じればいいだけです。そうすれば、神様はきっと応援してくれるはずです。 他の受験生も関係ありません。彼らはライバルではなく、4月から一緒に学ぶことになる「仲間」です。本当のライバルは「自分自身」です。もう少し正確に言えば、「昨日の自分」です。毎日毎日、「昨日の自分」に勝てるようになるまで勉強してください。そうすれば、日々自然とレベルアップできます。 皆さん以外の誰も「桜」を咲かせることはできません。みなさんは自分自身の力で桜を咲かせる必要があります。最後の追いこみ頑張りましょう。 <保護者の方へ>塾生はみな受験したい高校を受験できることになりました。後押し、心より感謝いたします。子供達の体調管理よろしくお願い申し上げます。 <追伸>高い壁にもかかわらず、挑戦を決意した中3塾生に敬意を表します。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立
2013年02月06日
本日推薦入試初日が終了しました。小論文と集団討論の両方とも予想的中した高校もありましたし、片方だけ(主に小論文)的中という高校もありました。中には、昨日(土曜日)の授業で、私がプリントで配った内容とほぼ全く同じ内容(テーマ)の文章が出た高校もありました。 しかし、みなさん、なかなか本番で弱いということが分かった日でもあります(笑)私が指導した内容を入れてこなかったり、ちょっとずれた内容を書いてきたりと、さまざまです・・・さらには、やはりいましたね。集団討論のクラッシャーが。これは各中学校の指導や他塾さんの指導によるものなので仕方ありません。集団討論という入試制度は、公務員試験、看護士試験、客室乗務員試験などで実施されています。これらの職業に共通して要求される能力は、「人の話を聞く力」です。例えば、看護士さんですが、患者さんのことを言い負かせても意味がないですよね。患者さんの話や不安を聞き、その上で薬や治療の意味を説明してあげる。どうしても拒否反応があるときは、精神的なカウンセリングまでしてあげる必要があります。集団討論でも、相手の話を聞き、共通点を探り出すことが最も重要なのです。そのことは都教育委員会でも発表されています。 とにかく、終わったことを考えても仕方ありません。ここは笑って忘れましょう。あくまでも推薦入試。落ちて当たり前。特に自校作成校は、オール5(9科45)でもバンバン落ちます。具体的な数字はここには書きませんが、ほとんどの自校作成校で、昨年はオール5の子が10名以上落ちています。そういう世界です。 我々の最終目標はあくまでも2月23日です。何一つ予定は変わっていません。最初からずっとその日にピークが来るように調整してきています。ペースを崩さず、一般入試に向けて調整をしていくのみです。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 集団討論 推薦入試 小論文 作文
2013年01月27日
日付変わって現在1月27日の日曜日になりました。いよいよ都立推薦入試です。大方の予想とは異なり、実質倍率はアップしました。新宿高校は10倍近くの倍率がでています。しかし、倍率が上がることは想定の範囲内でした。その理由は都立中の倍率が高い理由と同じです。都立中学は現在大ブームです。倍率も軒並み6倍から9倍になっています。これは「不況による私立中学受験生の流入」、「都立中学の大学合格実績の向上」などが要因として挙げられますが、実は3つめの理由があります。それは、「記念受験組」が大変多いということです。高校受験では、志望校に出願する際、学校の内申、模擬試験の結果を見て、入念に志望校を決めていきます。中学校の三者面談や家族会議を経て、数ヶ月間に渡り志望校が決定されていくのです。その結果、「ある程度、実力に合った高校を受験する」というのが、高校受験では一般的です。たとえばオール2で武蔵野北高校や駒場高校に出願することはありえません。オール2で武蔵野北や駒場を受験すると、仮に当日全教科満点を取ったとしても理論上合格できない計算になるからです。したがって、高校受験においては、学校の内申および模試の偏差値によって、ある程度出願する高校が絞られます。 ところが、都立中学は違います。ご存じのように小学校の成績表というのは、「あってないようなもの」です。「よくできました、できてます、がんばりましょう」という通知票ですから、「一体うちの子は出来ているのか出来ていないのか」という判断が非常にしづらいのです。その結果、本来であれば上位校を受験できる実力がないケースでも、都立中学をダメ元で受験しているケースが大変多くなります。もし高校受験であれば、下位の都立高校に出願するような子でも、都立中学に出願しているケースがあるのです。つまり、内申点による歯止めが効かないということです。(ちなみに都立中学は、いずれも旧学区のトップ校か2番手校がその前身です)これと同じ現象が、今回の都立推薦入試でも起こったと予想されます。今年度から都立の推薦入試制度が変更になり、内申点の上限が5割になりました。昨年までは、「ほぼ内申点の通りに」推薦の合否が決まっていましたが、今年からは内申点の比率は5割まで。残り50%は、小論文・作文、集団討論、面接で評価されることになりました。すなわち、内申点による歯止めが効かなくなったのです。昨年までなら到底受からないであろう層が、今年は「もしかしたら、当日の作文と集団討論次第では逆転できるのでは?」と考え出願したのです。したがって、今年度の推薦入試は、大変言葉は悪いのですが「身の程知らず」という受験生が大勢混ざっているはずです。ここからは私の個人的な予想です。確かに実質倍率自体は上がっていますが、実際は「到底受からないような受験生」も数多く混ざっていると思われます。すなわち、「実態」(実際に合格可能性のある受験生)は、昨年よりも減少しているということです。つまり、ある程度の内申点を持っていて、合格可能性のある生徒だけで考えた場合、集団討論や小論文が必修化された分、やはり昨年よりも受験生自体は減っているということです。 というわけで、今年度の都立入試も「昨年並」と見ていいでしょう。(難しいことに変わりはありません) ※なお、今年度の都立入試は、推薦・一般ともに「土日実施」となります。バスや電車のダイヤが通常と異なることはもちろんのこと、ホームの乗り場が平日と異なるケースもあります。入試が土日実施の年度は、逆方向の電車に乗ってしまう受験生が結構いるものです。十二分にご注意ください。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 推薦入試
2013年01月26日
昨日、中3生にはお知らせしましたが、校長会調査による倍率が発表されました。これは、12月の三者面談の結果を都教委で集計した数値なので、まだまだ変動します。したがって、実際の出願倍率は、この校長会調査より大きく変動する場合もあるでしょう。しかし、注意すべきは武蔵野北と小金井北のランクアップ。これは予想どおりです。授業や入塾面談等で、今年1年間お伝えしてきたように、三鷹や富士や大泉の募集停止・募集減の影響を受け、この両校(ダブル北高)に生徒が流れてきています。そのため、武蔵野北と小金井北はそれぞれランクアップしました。具体的には、「以前お配りした入試総合得点と取っても合格できない」ということです。非常に厳しい入試になることが予想されます。小金井北の女子は800点ラインを超え、トップ校・難関校の仲間入りです。一方、日比谷高校は意外と志願者が少なかったようです。また、西高校も、もう女子受験生は戻ってこないでしょう。数年前に、あれだけ難しい数学の入試問題を出してしまったつけは、高校側は考えているよりも大きいようです。(入試説明会では、未だに「うちの問題は基本的な問題」と言っていますから、現状の中学生の学力を高校側がどうも把握しきれていないように感じます。)いずれにしても、この9学区の受験生にとっては、厳しい入試になりそうです。武蔵野北と小金井北の影響は、当然他の高校へも出てきます。中には、清瀬、井草、豊多摩にランクを下げる子も出てくるでしょうし、あるいは予期せぬパターンで出願してくる子もいるかもしれません。ただ、私の意見ですが、あまり倍率は意識せず、受験したいところに向けて目標点が取れるようにトレーニングしていくのが良いと思います。倍率や合格可能性を見て、「受かるところを受ける」(最近はこういう受験生が多いですが…)というのは受験ではありません。それは模試会社が出したデータの検証をしているに過ぎません。「あ~、本当にA判定のところを受験すると受かるんだな~」というのでは、この高校受験を通じて成長することはないでしょう。みなさんの人生にとって大切な高校受験。それを模試会社の検証のために使っても仕方ありません。なるべくなら受験したいところを受験する。そのために努力する。それが高校受験で大切なことだと考えております。
2013年01月09日
本日、中3生の志望校調査が締切となっています。学校説明会で塾を欠席した場合も、締切は本日までです。(1週間前に配っているものですから当然です)必ず本日22時までに持ってくるようお願いいたします。なお、18:30~19:00は、教室清掃、生徒入れ替え(中3クラスと中1クラス)に伴う準備等により、教室は閉まっております。
2012年12月15日
明日からクリスマスにかけ、中学校の先生が私立高校を回り始めます(この点は、都内生は埼玉県の子より楽ですね。)。塾生は私立については、ほぼ全員が決まっている段階です。(なお、都内は併願「確約」という言葉は使えないため、併願優遇や加点措置となります。また、今年度の併願優遇で「まず不合格になることはないだろうと思われる高校」を昨日、授業内で伝えました。ブログでは書けませんが本人にご確認ください。また、いくつかの高校では、「都内生は裏切れない。裏切るとしたら、○○県からの受験者」とはっきり言い切りました。) ところで、ここに来て、模試の結果が良くなってきたために、「都立高校のランクを上げようか。」(あるいはその逆もあります)というケースが出てきました。都立については、1月に最終決定でも構いません。極端な話、「2月に差し替え」という手もあります。これについては、学校の先生の中に非常に嫌がる方もいらっしゃいますが、そこは彼らの仕事なので、上手にお願いすれば大丈夫でしょう。ただし、注意しないといけないのは、都立推薦を受検し、それに合格してしまうと、必ず行かないといけないということです。したがって、「もうワンランク上を狙おうかな」と考えている場合は、都立推薦を受検するかしないかが悩みどころになります。この都立推薦の決断も、多くの中学校は「今週末」を設定しています。(本当は、まだ間に合うんですがね~)とにかく、中学校の先生の中には、事務処理が好きではなく、機械的に済まそうとする方も大勢いらっしゃいますので、そこは上手に交渉していく必要があると思います。 <Vもぎ>Vもぎトップ校もぎ(自校作成模試)が返却されました。今回の平均偏差値は69。前回より少し下がってしまいました。ただ、今回受験した子は全員S判定が出ていたので、あとは気を抜かず、私の伝えたノルマを一つ一つこなしてください。ここからは通常の勉強に加え、推薦入試の準備も入ってきます。時間は足りませんが、それは他の受験生も同様です。このレベルは受験するたびに、合格者は3分の2程度入れ替わるでしょう。それくらいの激戦です。最終盤がんばってください。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 推薦 都立 私立推薦 併願優遇 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 推薦 都立 私立推薦 併願優遇
2012年12月14日
ノルマの締切が迫ってきましたが、終わらなそうな子が数名います。志望校合格へのラストチャンスです。どうにか達成してください。本日の授業は、西高校の要注意問題を取り上げ、注意しておくべきポイントを講義しました。また、小論文のネタを1つ挙げ、その賛成意見と反対意見について述べました。必要な人はメモを取っていたようです。私の話をよく聞き、メモをとり、それを血肉化していきましょう。小論文については、他塾の子に負けることは、まずないと思っています。 次回までにノルマを少しでも進めておきましょう。がんばれ。自ら夢を逃さないように。
2012年12月13日
いよいよ入試まで2ヶ月程度。ここからは寝る間も惜しんで勉強してください。日本は勉強の国です。小学校時代は運動神経のよい子がチヤホヤされます。中学では面白い子やジャニーズ系のイケメンがちやほやされます。高校では、部活で優秀な子やちょっと不良性のある子が目立ちます。ところが、大学受験や就職試験からは、一気に立場が逆転です。「勉強の出来る人」「仕事の出来る人」が世の中で絶対的な価値観を持ってきます。多くの受験生は、チャンスがあるのに、自らそのチャンスを逃します。寝てしまったり、さぼってしまったり。今から頑張れば、まだ合格のチャンスがあるにもかかわらず、睡魔の誘惑やテレビ・携帯の誘惑から逃れることができません。いま頑張れば、将来の人生まで変わる可能性があるのに、それを逃してしまうのは「いつも自分」です。がんばれることも才能です。努力するにもセンスが必要です。それが合格への必須条件です。本日は、中3生が携帯を真っ二つに折りました。もう入試まで携帯電話を封印です。やるなら、そこまでやってください。 いよいよ最終盤。本日は、国語の復習法と英語の勉強法でイマイチな子がいたので、修正しました。とにかく、相談は早めです。的確な方法で人の何倍も勉強すること。そうすれば、合格可能性は上がります。まずは、苦手な科目を集中的に勉強するのもいいでしょう。一点突破全面展開です。各自、弱点はバラバラですが、作戦通りに実行してください。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾
2012年12月02日
11月25日の都立Vもぎ、都立Wもぎ、都立自校作成もぎが終了しました。返却はまだですが、昨夜ネットで調べたところ、WEB上では発表されていました。ご覧のように、自校作成もぎの塾生の平均偏差値は「ぴったり70(受験者7名)」でした。3科目の平均偏差値(左側の数字)は69でした。それ以外の、都立そっくりWもぎとVもぎの方は、偏差値60強(受験者7名)というところです。しかし、一人一人を見れば、下げてしまった子もまだまだ伸ばさないといけない子も大勢います。一昨日のブログに書いたように、まだ勉強量は不足しています。そこで、昨日は仕切直しを行いました。昨日がスタートです。各自、思う存分、自分の課題と向き合ってください。そして、一つ一つ確実にノルマをこなすこと。普段、私が言っている注意事項もきちんと守りながら、普段の生活と勉強ノルマを進めてください。 それでは、みなさんの添削とプリント作成がたまっていますので、本日はこの辺で。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 平均偏差値 70超え
2012年11月30日
本日の中3授業は、入試問題演習。前回と同じようなパターンの問題ばかり。しかも、前回の授業で、「次回も同じようなものが出るので、今年度のものをよく復習するように。」と指示を与えたばかり。復習の仕方も指示を与えました。特に、ある問題については、「この形は何度も出るので、必ず疑ってかかるように」とかなり強調して言ったにもかかわらず・・・ やはり気づかない子は気づきません。前回の授業時に、あれだけわざとらしく強調して、しかも予告までして、その上復習までさせたのに気づかない・・・厳しいことを言いますが、おそらくこのままだと入試本番でも気づきません。 中3生は全体的に勉強不足の子が多いです。昨年の子達や一昨年の子達と比べ、ちょっとパワーが足りません。勉強面のスタミナが足りません。数日前のブログでも書きましたが、追いこみが利かないタイプの子が多いのです。つまり、12月、1月と、模試を受ければ受けるほど、時間が進めば進むほど、偏差値が下がっていきます。追いこみが利かないとはそういう意味です。入試に近づくほどに、合格可能性が下がるのです。 とにかく勉強しなさい。もはや寝てる場合ではないですし、休憩している場合でもありません。親や学校の先生は言うでしょう。「睡眠はしっかりとりなさい」と。しかし私は逆のアドバイスをします。「もう寝るな」と。1日につき4,5時間睡眠で勉強しないと、本当に落ちますよ。確かに睡眠は大切ですが、いくら寝ても、いくら頭がスッキリしていても、覚えていないことは、絶対に出てきません。皆さんに必要なのは勉強です。全体的にのんびりムードのパワー不足。 それでは、指令を出します。もう本日から塾生同士の連絡を禁じます。(メールなど)一緒に塾に来ることも、一緒に帰ることも禁じます。一人でサッと塾に来て、授業が終わったら一人でサッと帰りなさい。馴れ合いは禁止。一人で受験に立ち向かい、孤独と向き合いなさい。携帯も解約しなさい。部屋にあるCDや漫画も全てしまいなさい。 正直に言えば、かなり危険な状態の子が数名います。挑戦ではなく、玉砕受験になります。今の状況では、まず間違いなく受かりません。私は、みなさんの5教科の実力と志望校との距離を知っている、世の中でただ一人の人間です。とにかく勉強量を増やすこと。未だにリスニングをやっていない子も大勢いると思いますが、本当に不合格になりますよ。あるいは、挑戦権すら得られませんよ。(志望校を下げざるを得ないという意味)中3生へ。とにかくやりなさい。君たちの勉強量と意識は、受験生のそれではありません。今のような状態では、偏差値が上がるどころか、むしろ下がる可能性すらあります。とにかく勉強しなさい。(10月のノルマを未だに終えていない子がほどんとです。)タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 指示通りにやる
2012年11月27日
本日は中3生古文の授業。本格的な古文の勉強は高校で行います。高校受験では、「最低限の知識で」、「現代文の力を利用し」、解くことが求められています。そして、その最低限の知識とは、本日配付したプリントです。復習法としては・・・(1)プリントを見ながら、再度、本日最初に読んだページを熟読してください。その際、私が○で囲んだ部分は、とりわけ丁寧にプリントと対照させて覚えておくことが重要です。(2)次に、いったんプリントを丸暗記してください。ルール1から全て覚えるのです。目で見て、声に出して言ってみる。(3)次に、本日2つめに扱った文章(黒板で丁寧に分析した「竜」の文章)を熟読。(4)ここまで出来たら、今度はテキストの扱っていないページを、授業でやったように分析していきます。その際、常にプリントを手元に置きながら、プリントの内容を定着させていきます。(5)本日最後に扱った文章を使い、「対応関係に気づく」「問題作成者の意図に気づく」という2点に注意しながら、復習。 ここまで出来たら、あとは私立の過去問で何度も練習するのみです。 ただし、本日の授業内で伝えたように、古文の勉強を必要とする子は限られています。都立第一志望で、私立併願が拓一・錦城以外の子は、古文を勉強する必要はありません。思い切って捨ててください。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 テスト勉強 古典
2012年11月22日
今年度から都立推薦入試において「集団討論」が導入されることは、既に6月頃にお手紙でお知らせしたとおりです。さて、この集団討論ですが、とにかく現場(都立高校側、塾、中学校)レベルでは、さまざまな憶測が飛び交い、また混乱をも招いています。そうした喧騒をよそに、私は、粛々と情報を集め、準備を進めていくのみです。公務員試験の専門家の方から情報を頂いたり、専門書や資料を数冊取り寄せたりしながら、塾生向けにレジュメを作成しました。今回の都立推薦入試にはもちろん、将来、看護士試験、公務員試験、客室乗務員試験などで集団討論を行う際にも、十分使える内容になっています。実際に配るのは1月になると思いますが、集団討論がどんな形式になろうとも恐れることはありません。国分寺高校を受験する子達には、あわせて「プレゼンテーションの基本」も配付いたします。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試 推薦入試 集団討論
2012年11月19日
本日は試験前のために13時~19時、6時間ぶっ続けで勉強会でした。柳沢中と田無4中の中3生は、定刻通り15:30に来て勉強開始。18:30の時点で、「おうちの人が18:30終了だと思っていて、みんなが帰宅してくるのを待っている場合は、18:30終了で構いません。」と伝えたところ、全員サッと帰宅しました(笑)。続きは、各自、自宅でやっておくといいでしょう。 ところで、柳沢中と田無4中の中3生は、10月末締切の「やることリスト」が誰一人終了していません。早めに終わらせてください。私が描いていた青写真より、少々遅れている状態です。私の経験上、今年の中3生は、追いこみが利かないタイプの子が多そうです。それは性格的な問題もありますし、作業スピードの問題もあります。また、クラスの雰囲気もあるでしょう。学校の友達が多かったり、他中同士でもメール交換が頻繁に行われていたことも原因の1つかもしれません。追いこみが利かないというのは、言い換えると最終盤で逆転される危険性があるということです。私の方もどうにかうまく仕上げていくつもりですが、何と言っても大切なのはみなさんの意識です。合格したいという強い意志が必要です。入試が近づいてきました。少しずつ入試モードに切り替えて、「1分でも多く勉強しよう!」という心構えで最終盤頑張ってほしいと思います。 <伝達>11/22は国語のテキストを持ってきてください。
2012年11月18日
◆本日資料をお渡ししました。ご確認ください。◆以前、このブログでも指示したリスニング練習ですが、毎日やっていた子が3名のみでした。本当に不合格になってしまいます。本人達はどこかで受かると考えているようですが、都立入試はそこまで甘くありません。自宅でしか出来ない勉強法です。そして、自宅での勉強の管理だけは、私にはどうやっても不可能です。どうかどうかご協力ください。最近では、「高校受験は親の受験」とも言われています。どうかお願いします。リスニングを無理矢理やらせてください。塾から保護者の方にお願いすることは、この1点のみです。毎朝30分早く起こし、リスニングをやらせるようお願い申し上げます。お子さんをどうにか合格させるため、ご協力お願いいたします。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試 ハイレベル リスニング
2012年11月08日
<自校作成模試の結果>10/21に行われた「Vもぎ自校作成模試」と10/28に行われた「Wもぎ自校作成模試」の結果が全て出揃いました。塾生の平均偏差値は「68」でした。(受験者のべ10名)Wもぎの方は、まだ返却されておりませんが、昨夜ネットで一足早く確認することができました。ネットでは以下のように、その塾の平均偏差値を見ることができます(個別の偏差値は切り取ってあります)。 ご覧のように3科平均偏差値は65.9ですから、理社で助けられた感があります。それに平均偏差値67.1と言っても、まだまだ弱点だらけです。5科目平均点が394.6と表示されていますから、逆から見れば100点分落としているわけです。全体的に英数国を中心にもうワンランクレベルアップできるようにする必要があります。なお、すでに返却されているVもぎ自校作成模試の結果と合わせると、平均偏差値はちょうど68程度(Vもぎはネットでの確認が、得点のみしかできません)になります。そして、今回受験したメンバーは全員60を超えました。その点は素晴らしいと思います。(中には自校作成校を志望していない子もいます) しかし、各自が、志望校も実力も勉強の進み具合もバラバラなため、評価が難しいという面もあります。また、私自身の年内目標は「全塾生の偏差値65以上」なので、まだまだ個別に仕上げてい必要性も強く感じています。(VやWの偏差値65というのは、大学受験時には偏差値50程度まで落ちます。) それに本日の授業でもお伝えしましたが、偏差値は最重要なものではありません。それよりも重要なことは、出来ていないところの発見とその対策。各自が自分の弱点を発見し、そこを十分満足できるまで復習することの方が数倍重要です。その上で、フィードバックする項目を書き出し、つぶしていく。(さらに言えば、入試当日に向けたシミュレーションでしょうか。それは私の方で指示を行います。) 偏差値はまだまだ上下します。ですから、今は一喜一憂しても仕方ありません。みなさんの目標は2/23です。そこに実力・精神面ともにピークに達するように、うまく調整していくのみです。 <本日の授業>本日の授業は、ヘーゲル弁証法を使いながら、「止揚」(止めて揚げるという意味)の説明を行いました。同時に、テーゼ(定立とも言います)、アンチテーゼ(反定立)、ジンテーゼ(総合)の解説を行いました。早速、それに関する作文を提出してきた子がいましたが、やはり添削の提出数が多い子は、偏差値の伸びも大きいです。一方、偏差値の伸び悩んでいる子は、この1ヶ月ほとんど添削課題が出されていません(私にとっては、その方が楽なので助かりますが、みなさんは落ちますよ。)。こうした日々の積み重ねが偏差値に反映されるので、よく自覚しておくように。 なお、今日の授業では「止揚」(アウフヘーベン)と関連し、「昇華」も説明しました。違いを補足しておきます。「止揚」には、テーゼとアンチテーゼがあり、そのどちらも「保存」されます。つまり、2つ以上の物事が高次の次元に達するときは、「止揚」を使ってください。一方、「昇華」は、単にある事柄が高次の段階に達することです。したがって、矛盾する2つの事柄が存在しない場合でも使えます。単に1つの事柄が、より高度に進化する場合は、「昇華」を使えばいいでしょう。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試 ハイレベル 国語 偏差値 昇華と止揚 アウフヘーベン
2012年11月02日
本日は小説問題。大切なことは、小説にも言いたいこと・主張があるということです。その点は、論説文や随想と同じです。ただ、1点違いがあります。それは、論説文や随想が「事実」であるのに対し、小説は「虚構」であるという点。すなわち、小説は事実ではなく、つくりものなのです。たとえば、「友情が大切だ」ということを言いたいとします。論説文であれば、「友情が大切」という結論に向かって、様々な具体例を挙げつつ論証していけば良い。随筆文であれば、「友情が大切である」と感じることになった「出来事・きっかけ」について述べれば良い。しかし、小説では「友情が大切」とはっきり述べません。はっきり述べない代わりに、作り話を書く。そして、その作り話を読めば、読者が「あ~、友情って大切だな~」と感じるようにするのです。そのために大切なのが、場面設定であり、登場人物なのです。例えば、友情が大切だと述べるためには、何か「困難なこと」を無理矢理起こす必要があります。そして、その「困難なこと」を友人と解決させればいい。そうすれば読者は「友情って大切だな~」と感じてくれるわけです。したがって、ここで大切なことは「困難なこと」を無理矢理起こさせることなのです。そのためには、例えば主人公に怪我をさせる必要が出てきます。そして怪我をさせるためには、普段と異なるシチュエーションを用意する必要が出てきます。それは怪我をしやすい雨が降っているグランドであったり、先生がいないために生徒が勝手に騒いでいる教室であったりするわけです。そして、その場にたまたま友達がいる必要もあるのです。そこで主人公以外にも登場人物を無理矢理作る。こうして出来上がったものが小説というものです。参考書を読むと「小説を解く際は、場面と登場人物に注意する」とよく書いてあります。その理由は、場面設定と登場人物は、作者が言いたいことを述べるために無理矢理設定している可能性が高いからなのです。今後、各自が入試問題を解く際には、こうした点に留意して読解し、その上で既に配付してある「小説ルール5+3」で解いていくようにしましょう。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試 ハイレベル 小説 解法
2012年10月30日
本日のハイレベル演習は、国立高校の数学を使用し、典型問題の最終確認。この年の平均点は55点という低い点数ですが、本日解説したように8割程度は得点できる問題です。復習では、30分以内に満点を取れるようトレーニングしてください。関数問題は何通りもの解法を指導しました。どれも重要解法です。すべてマスターしてください。円周角の定理はいつもの方法で行えば簡単。図形は、三平方の定理で攻めると「ドハマリ」に陥るケースが結構あります。すぐに三平方の定理に向かうのではなく、一瞬立ち止まり別の可能性を探ってみてください。 本日までの授業をマスターするだけでも、相当な実力アップが望めます。質量ともに十分なものを与えています。安心して、テキストおよびノートを繰り返しておきましょう。特にテキスト前半の「基本知識編」と、本日まで行った「総合問題編」は確実にマスターしておくこと。他の受験生に負けることは、まずないでしょう。本日までで第1部が終了。次回以降は、少々癖のある「その他気になる問題」というテーマで数回続けていきます。 ※添削課題(英作文、国語作文・小論文、数学証明)が連日大量に提出されています。各自、なかなか良い答案を仕上げられるようになってきています。この調子で。 <英語>本日はある生徒の間違い答案をネタとして提供いただき、英作文でやりがちな間違いを解説しました。テーマは「不定詞の意味上の主語」不定詞というものは、もともと「動詞」です。その動詞にtoが付くことにより、名詞や形容詞や副詞に変化しているのです。そして、不定詞は準動詞と呼ばれます。準「動詞」ですから、不定詞にも必ず「主語」が存在するはずです。その「不定詞の主語」は、不定詞の直前に入れるのです。なお、不定詞の主語が明示されていないケースは、文全体の主語と不定詞の主語が一致している場合です。その場合は、わざわざ不定詞の意味上の主語を書きません。以上のことを理解していると、本日の英作文でやりがちなミスも理解できると思います。入試本番で気を付けましょう。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試 ハイレベル トップレベル 国立高校の数学
2012年10月30日
本日は各自の課題を進めました。途中、推薦入試について「受験すべきライン(合格する可能性のあるライン)」とその対策についてお話しました。推薦入試については、すでに塾通信でお渡ししたとおり、本年度からは集団討論と小論文が必修化されます。小論文については、一つ絶対に外せないポイントがあり、そこから逆算して構成することが求められます。集団討論については、「勝つこと」が目的ではありません。ここでは詳しく書けませんが、塾生には少しずつ対策をお話ししていきます。 次回火曜日は、国語の丸秘プリントを配付し、小説問題の最終チェックを行う予定です。また、数学はいくつかの重要定理が混ざった空間図形の良問に取り組んでもらいます。(1題) タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試 ハイレベル トップレベル 集団討論 小論文 都立推薦入試
2012年10月28日
<前回のブログの続き> 予想通りリスニングの訓練をしていない子が数名。困るのは自分ですから、入試で落ちてから泣かないように。<英作文のセンス>英作文というのは、このブログで何度も書いていますが、不自由英作文であり、英借分です。自分勝手にきままに書くものではありません。英作文が上達する子というのは、文法的に正しい基本例文を数多く仕入れ、それを応用する形で(単語を変えて)英文を書く子です。それに対し、いつまでも上達しない子というのは、頭に浮かんだ日本文をそのまま英語に直そうとする子です。はっきり言いますが、たかだか日本の中学3年生までの教科書を勉強したくらいで、そんなこと(上の下線部)を出来るわけないですよね?自分が書きたいことを英文で表現するというのは、もっともっと先の話。今は基本例文通りに書くことです。 英作文のセンスのない子というのは料理下手な子と同じです。料理が上手が子は、冷蔵庫に用意されているありきたりの材料で、美味しい料理を作ることができます。家庭の冷蔵庫にある食材ですから、そんなに珍しいものはありません。近所のスーパーで売っているごくごく普通の食材です。しかし、料理上手の人は、そうした普通の食材を組み合わせて、素晴らしく美味しく、見た目も綺麗な料理を作り上げることができます。料理の基本が出来ているからです。英作文も同様で、材料である基本例文を組み合わせて、素晴らしい英文を書き上げる子がいます。英語の基本が出来ている子です。 一方、料理が下手は人は、料理の基本も出来ていないくせに、フランス料理やイタリアンレストランで出てくるような「見た目だけ豪華な料理」を作ろうとします。頭の中には、雑誌で見た「豪華な料理の完成図」があるのですが、料理の基本が出来ていないので、とんでもない料理が出来上がります。フランス料理に使う高価な材料を自然食品店で購入してきて、頭の中のイメージ通りに料理を作ろうとしますが、何せ基本が出来ていないので、とんでもない料理になってしまうのです。英作文でも、センスのない子は、すばらしい日本語表現を思い浮かべ、それに対応する英単語を並べていくだけです。しかし、基本が出来ていないので、出来上がった英文は文法的にも語法的にコロケーション的にも滅茶苦茶。まったく英語になっていません。まずは基本例文通りに仕上げること。それが重要です。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試 ハイレベル トップレベル 英作文
2012年10月25日
本日は、今後の勉強について、大変重要なアドバイスを伝えました。1)英語と国語と数学証明問題の添削について2)模試の復習について3)「みさえ48歳」を例に出しながら、「アイデンティティ(同一性)、セルフアイデンティティ(自己同一性)、画一化、外部要因と人格」についてのネタ4)リスニングの勉強について 主だったところは以上4点です。 <保護者の方へ>4点目のリスニングについて補足しておきます。リスニングの勉強は、10/24(水)から自宅で本格的に開始されます。毎日、自宅で15分程度の訓練が始まります。勉強法については、長年指導してきた中で、「これがベスト」と思われる方法です。6日~7日でワンセットとなっています。詳しい勉強法は、本日授業内で説明しました。この勉強法がおそらく最強かつ最も効果的な方法なのですが、1つだけ欠点があります。それは自宅でしか出来ないということです。そのため、リスニングの勉強の90%以上は自宅学習になります。これを実行するかしないかで、「20点」変わります。自分のため、そして合格のため、指示通りに実行することが望まれます。やったかどうかの証拠は残りません。こちらで確かめる術もありません。したがって、入試当日の点数で「ちゃんと勉強したかかどうか」が分かります。もしお子さんが、自宅でリスニングの勉強をしている様子がない場合は、朝30分早めに起こして、強制的に行わせてください。合否に関わる大変重要な項目です。ここだけは保護者の方のご協力が必要です。どうか、よろしくお願いいたします。(本日、水曜日の朝スタートしているはず) 追記:リスニング練習をする際、ヘッドフォン(あるいはウォークマン)で練習する子がいますが、それは避けた方がいいでしょう。なぜなら、ヘッドホンは聞こえ「すぎる」からです。実際の入試会場では、ヘッドホンは使えません。校内放送の英文を聴き取らねばならないのです。ウォークマンで練習している時は聴き取ることができたのに、入試会場では全く聴き取れなかったという事態を避けるため、普段の練習からヘッドホンの使用は避けましょう。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試 ハイレベル トップレベル リスニング アイデンティティ
2012年10月24日
本日は、英作文と漢字テストの後は、数学の宿題解説を中心に行いました。今まで習った公式や前回指導した知識事項などがたくさん出てきましたが、まだまだ定着していない子も多いようです。ただし、一度覚えてしまうと、勉強というのは本当に楽になります。「今までいちいち調べながらやっていた事柄を、何も見ずに出来るようになる」というのが時間短縮のポイントです。それは勉強でも仕事でも同じ。問題を何度も反復しているだけでは覚えられない人は、一度問題演習をストップし、公式や重要事項の暗記タイムを確保してみてください。そして、覚えきったら、その後再び問題演習に入るのです。なお、本日のプリントと、ウイニングプラスの前回指定した問題(4題)は、必ずマスターしておくこと。前回は、高校内容になりますが、軽く微分法の解説を行い、球の体積と表面積の関係について考えてみました。覚えておくと、表面積の公式を導き出すのに有利です。 ※本日、4名の子を除き個別ミーティングを行いました。残り4名は、次回土曜日か日曜日に個別ミーティングを行います。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試 ハイレベル トップレベル
2012年10月18日
10/14のWもぎの平均偏差値は64.7でした。しかし、これはあくまでも平均。私が目指しているのは、全員65以上です。またまた目標達成には至りませんでしたが、全く問題ありません。以前も書きましたが、現在は馬なり状態です。これから上げていく段階に入ります。 と言いたいところですが、実は受験生にとってかなり実力を伸ばしやすい(と私が考えている)11月が、定期試験勉強で潰れてしまうのです。これが痛い。大学受験や中学受験との違いはここですね。高校受験は内申点が加算されるので、どうしても年数回は定期試験勉強に時間を取られてしまいます。仕方ありません。しかし、条件は全員同じです。それにどうせ定期試験勉強を行うなら、「定期試験勉強を使って、受験向けの力を付ける」と発想を転換してみてください。手っ取り早くワークやプリントを暗記することも必要ですが、同時にきちんと理解しながら勉強するという視点もお忘れなく。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試 Wもぎ 模試
2012年10月17日
◆本日のハイレベル演習は、空間図形の問題を中心に取り組んでもらいました。どれも重要な問題ばかりです。特に、授業冒頭に解説した明大の問題と最後に解説した新宿高校の問題は、入念に復習をしておきましょう。 ◆正四角錐の問題は、いろいろな解法があります。そうした様々な解法の中で、「立体感覚・空間感覚がない子でも大丈夫!」という代表的な解き方を指導しました。入試で出たら、本日のように落ち着いて処理してください。 ◆最短距離の問題に関しては、いつも言っているように「展開図上での最短距離」で考えます。そして、その展開図は「必要部分」のみ書けばいいのですが、ところが、どの部分をどのように書けば良いのか分からない子が結構います。そこで、本日は新宿高校の問題を使い、問題文のヒントから展開図を書く方法を指導しました。各自整理しておいてください。大切なことは、とにかく復習です。そして復習の仕方は、9月始めに配ったレジュメ(勉強の仕方)通りに。何回でも復習しておくこと。そうすれば、まだまだ偏差値は伸びるのではないでしょうか。自分自身に期待しながら復習を重ねてください。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試 ハイレベル トップレベル
2012年10月17日
中3生は宿題量を大幅に減らしております。理由は2つです。1つめは、各自、課題や弱点が異なるからです。志望校も異なれば、弱点科目も異なります。それらを克服するのは、この10月しかないのです。(11月は内申点に関わる最後の定期試験勉強期間。12月と1月は過去問による仕上げの時期です。克服するなら今しかないのです。)今、こちらで全員一律の宿題を出してしまうと、各自が弱点克服する期間がなくなってしまいます。そのため、10月残り2週間は、各自の弱点克服期間として宿題量を減らしています。(最低限の確認テストだけ課しています) 宿題量を減らしている2つめの理由は、消化不良を起こしている子達を「待つ」ためです。極論を申し上げれば、私が3月から9月までに指導した内容を全て理解・定着させておけば、都立ならどこでも合格できます。日比谷・西・国立の3校については、なかなか「保証します」とは言い切れない面もあるのですが、いずれにしても9月までの内容(夏期講習も含む)を完璧にしていれば、「どこでも受かる」という内容を指導しています。実際、偏差値70超えは塾生全体の3分の1を超えています。それだけの内容なのです。したがって、今宿題を減らしているのは、偏差値65以下の子達を待っているのです。夏までに学習した内容や9月に教わった内容が消化不良になっている生徒は、今のうちにそれらを総復習してください。何度も何度も反復し、「もう大丈夫。どこから出題されても答えられる」という状態を作り出してください。 繰り返しますが、今宿題を減らしているのは、偏差値が70に届いてない子達を「待っている」からです。本当なら進めたい内容や教えたいこともあるのですが、ここでさらに進めてしまうと、更なる消化不良を起こしてしまうから、宿題を減らしているわけです。同時に、ここで宿題を出し続けると、おそらく、やるべきことのあまりの多さに勉強が嫌になってしまうからです。鬱状態に陥るのです。むしろ、こちらの方が怖いことです。ですから、各自が責任を持って、今まで勉強した内容を確実に消化しておいてください。ラストチャンスと考えること。ここを逃したら・・・。残念ながら、おそらく志望校を2~3ランク下げる子も出てくるでしょう。とにかく、この2週間にかけてください。夢を現実化するためのラストチャンスです。 ところが、宿題が減ったのを良いことに、自宅での勉強量を一気に減らしている子もいるようです。それでは、こちらも「待っている」意味がありません。誰のためにカリキュラム進行をストップしているのか、何のために宿題を減らしているのかを、よく考えてください。もし自宅で勉強していない子がいるとするならば、それは裏切りです。だったらこちらもドンドン進めたい内容もあります。偏差値65以下の子にとっては、いま進めても意味がないので、復習期間を置いているわけです。もし自宅で勉強をやってない生徒がいたら、それは塾を辞めて、志望校も下げるべきです。もうそういう段階まで来ています。 塾生全員がかなり高い志望校を挙げてきました。現状より途轍もなく高い高校を志している子も数名います。しかし、やりようによっては届く可能性もあります。何とか大逆転を達成しましょう。私も皆さんの合格可能性が少しでも高くなるように、いろいろ考えていきます。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試
2012年10月16日
ハイレベルゼミの予習不備者数名を強制帰宅させました。分からない単語の意味も調べず、解答欄も白紙(選択式のものは選んでもいません)でした。時間をかけた形跡もなく、私が指示した「ハイレベル予習の仕方」とかけ離れたやり方でした。つまり、塾は無視して、自分でやるということの意思表示でしょう。というわけで、強制帰宅措置をとりました。予習をしてきていない状態で、英語や国語の授業を受けても無駄なので。 このような勉強の仕方で合格する子はいません。都立高校の合格発表日に「不合格通知」をもらうより、今のうちに引導を渡しておいた方が本人のためでしょう。志望校をグンとさげて、受かりそうなところを受験するのが良いとおもいます。
2012年10月05日
本日は、中3生から分詞構文について質問がありました。私立上位校を受験する子達は、実力練成の分詞構文をやっておいた方がいいでしょう。それほど難しい文法事項ではないのですが、分詞構文とはいわゆる「大人の文」です。接続詞と主語を省略する文のため、引き締まった大人の印象を受けます。したがって、分詞構文が入っている文章は格調の高いものが多く、この構文は、プロの書いた文章に多く現れます。高校入試や大学入試の英文は、当然プロの書いた書物から引っ張ってくるので、分詞構文は頻出するわけです。 ところで、分詞構文と言えば、私が中1の頃、最初に覚えた洋楽の歌詞に分詞構文が入ってます。So Much In Loveという有名な曲です。(←クリックすると音楽が流れますので、職場・お勤め先で読まれている方はご注意ください。) リスニングの教材として、この曲を使用するとすれば、動画の47秒あたりから始まる「No one else but me and you.」などは聞き取りづらい部分(発音しづらい部分)です。この部分をそのまま「ノー・ワン・エルス・バット・ミー・アンド・ユー」と発音しては、100%通じません先頭のNoはそのまま発音しますが、次に出てくる one の「n」と else の先頭の「e」がくっつき(リエゾンと言います)、「ワネ」となります。lは軽く「ゥ」と発音することが多いのですが、この場合、次にくるseに続くため、口をすぼめるだけになります。あるいは、「ため」ます。butの「b」は、唇を強く閉じてから「パッ」と開けるイメージ。直前の「se」(ス)を軽く発音した後に、「ッバッ」となります。 最後の「me and you」 の「d」は発音されません。(消滅といいますが、完全に消滅するわけではなく、聞こえないように音を出します。飲み込む感じ。) したがって、47~48秒のあたりは、「ノーワネゥス ッバミーエンユー」と聞こえます。今後のリスニングの授業では、まずはこうした英語の発音ルールを学び、その後ディクテーションを交えてトレーニングしていきます。(なお、日本の英語教育に関しては色々批判されますが、教科書本文を丸暗記し、正しい発音ルールを知り、CDを聴きながら何度も発音すれば、会話できるようになるはずです。そして、大学受験時になるべく300文~700文の例文集を買って暗唱。その後、大学に入って、さらに500文程度暗唱すれば、ビジネスの世界でもある程度は通用する英語力が入るはずです。)
2012年10月04日
「差を付けられる時間帯」今日は中3生にそんな話をしました。 なお、本題に入る前に「れる・られる」という助動詞には、「受け身・尊敬・自発・可能」という4つの意味があることは、既に国語の授業で習ったと思います。・「れる・られる」の上に、平仮名の「に」がある時は受け身です。例文:先生に叱られる。 ・「れる・られる」の上に、「偉い人・目上の人」が書いてある場合は尊敬です。例文:校長先生が話される。 ・「できる・できない」に置き換えられる時は可能です。例:これ以上食べられない。(食べることができない) ・「思・感・案・察・忍・待」の6つの漢字に「れる」が付いている時は自発です。(自発を一発で見抜くテクニック) さて、本題に戻ります。「差を付けられる時間帯」というものがあります。そして、この場合の「られる」は、可能の意味と受け身の意味を同時に持っています。その時間帯とは、中3生で言えば、塾のない時間帯です。 この時期になると、学校のお友達で塾に通っていない子はほとんどいないでしょう。そして、塾ではみんな勉強だけをしているはずです。(多分)そうすると、塾に行っている時間帯というのは、他の受験生と差が付きづらくなります。(もちろん、授業内容や解かせている問題の質により効果は全く変わりますが、ここではそうした質の面は考慮しません。あくまでも勉強「時間」のみを考えています。) つまり、みなさんが塾で勉強している時間帯は、他の受験生も同様に塾で勉強しているのです。そのように考えると、他の受験生と差を付けられる(可能)のは、同時に、他の受験生に差を付けられる(受け身)のは、塾に通っていない時間帯です。 具体的に言えば、それは2つの時間帯です。(1)土日祝日の授業のない時間帯(2)平日夕方 この2つの時間帯にどれだけ勉強できるかでみなさんの偏差値は変わってきます。今偏差値の伸び悩んでいる子は、今まで上記2つの時間にさぼってきた子達です。いよいよ10月。時の流れも急な下り坂を転がるように感じる季節です。入試までの残りの期間、上記2つの時間帯を上手に使った受験生が合格に近づきます。勉強する内容は各自異なるでしょう。適切な内容を確実にこなすこと。それが合格への近道です。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試
2012年10月02日
<都民の日> 本日は「都民の日」のため休講です。 <質問回答1:再帰代名詞に関する質問回答>中3生からファックスで質問がありましたので、回答しておきます。平成21年錦城高校、大問6He himself said that if he did not play volleyball,he felt just a tall and thin person.(もしバレーボールをしていなかったら、自分はただ背が高く、やせている人であると感じた、と彼自身が言った。)のhimselfについて。 実力練成テキストP164で勉強した「再帰代名詞の強調用法」です。名詞の意味を強調するために再帰代名詞を用いることができます。(会話では、再帰代名詞に強勢をおいて発音)上記の例のように、強調する名詞の直後に置かれるのが原則です。但し、主語を強調する場合、話し言葉では文末に置かれるのが普通です。・He himself did it.(文章体)=He did it himself.(口語体)「彼は自分でそれをやった。」・I myself agree with you.(私自身は、あなたに賛成です。) ※補足◆この強調用法の時の訳し方は、「自分で」「自分自身が」と訳すこと。(大学受験では、「さえ(=evenと同義)」「も(=tooと同義)」「自身としては(=for one's partと同義)」などの意味も出てくる)◆再帰用法と強調用法の見分け方は、訳してみるのが一番。ただし、再帰用法は、「動詞のうしろ、前置詞のうしろ」に置かれることが多く、強調用法は、「名詞のうしろ、文末、don't・didn't の前」に置かれることが多い。 <質問回答2:althoughとthoughの違い>両者の意味は、どちらも「~だけれども」で同じ。会話では、thoughが好まれる。ただし、高校で勉強するeven thoughという表現では、althoughは使えません。また、thoughは倒置可能ですが、althoughは倒置不可能です(※)。したがって、自分で使うときは、thoughを使えばいいでしょう。 ※Though he is young,・・・・・=Young though he is ,・・・・・(彼は若いけれども・・・・)という倒置は可能です。Young although he is ,・・・・・は不可。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試
2012年10月01日
9/23のWもぎの結果を本日お渡しします。今回は10名だけの受験でしたが、平均偏差値は64…もう少し取ってほしいところです。全員65以上を目指してください。国語で落としている子が多いので、10月で鍛えましょう。 なお、某トップ校(日比谷・西・国立のいずれかです。個人情報の為、書きません。)の志望校別順位で1位が出ました。3科、5科ともに1位です。偏差値も75。素晴らしい。ただし、上位校になればなるほど、これから先伸びてくる子も多くなります。そして、そもそもトップ校レベルの受験生は、WもぎやVもぎには参加せず、駿台模試に流れている傾向があるので、決して気を抜かずに。(私は、自校作成校の場合でも、駿台模試は受験する必要はないと考えております。)上には上がいます。先日立てた作戦を元に、もっともっと問題を解きまくりましょう。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試
2012年09月29日
中3生で偏差値70前後の子達の特徴として、考えながら勉強していることが挙げられます。◆事例1「東京学参」が発行している錦城高校の過去問。その国語の解説を見て、「どうして、この選択肢がダメなのですか」という質問を先日受けました。塾には「声の教育社」発行の同高校の過去問があったので、私はそれを使って解いてみました。ところが、それほど悩む問題ではありません。難しくないのです。まあ、でも、そんなこともあるだろうと、いったん生徒を呼んで解説。生徒もすぐに納得し、その場は終了しました。・・・数分後・・・生徒が再度「東京学参」の錦城高校の過去問を持ってきて、先ほどと同じ問題を質問してきました。やっぱり分からなくなってしまったそうです。よく見ると、問題が間違っています。これでは解けるはずありません。過去の塾生の中にも、東京学参の過去問(錦城高校)を使って勉強していた子がいたはずですが、彼らは解説を見て、「まあ、いいや」と適当に終わらせていたのでしょう。塾生だけでなく、多くの中学生がそうだったのではないでしょうか。ちなみに平成19年度の問題ですので、現在の大学3年生より下の世代は解いている可能性があります。国語力というのは、自分で納得できるまで考えないと付きません。そこが偏差値70を分けるラインだと思います。解説を読んで、どうもしっくりこないとき、そこで適当に終わらせるか食いつくかで実力の伸びが変わります。 ◆事例2某中学校の英語の授業に関して質問がありました。やはり偏差値70を超えている子からです。「学校の先生に質問しないかったの?」と聞くと「学校の先生がミスしている可能性があるので、学校の先生に聞きづらい」とのこと。(←このあたりの空気を読めるのもさすがです)内容はtoo-toとso-thatの書き換えです。この書き換え問題において、英語の先生でもミスを犯しやすい箇所があり、それは目的語のit(複数の場合は当然themになります)を書き忘れることです。板書を写したノートを見ると、確かにitを書き忘れています。他の塾生にも気づいてほしかったところです。何も考えずに板書を写すだけだと見落としてしまいます。学校の授業でも最大限に集中してください。反省しながら今後の勉強を進めましょう。なお、そのノートには、もう1カ所誤り箇所がありました。関係副詞にすべき部分(あるいは前置詞+関係代名詞にすべき部分)が、単に関係代名詞になっていました。各自発見して、自分の中で訂正しておくように。 ◆事例3某中学校で、塾生の作った問題プリント(数と理)が全中3生に配付されたようです。その塾生が問題を作り、先生が回収し、それを全生徒にコピーして配る。今度の中間テストでは、その問題プリントの中から出題される可能性もあるそうです。 そのプリントを見たのですが、塾生の問題選択がなかなか素晴らしい。図形も文章題も重要なポイントは全て抑えられている。オリジナル問題ばかりですが、どれも標準的な良問ばかり。しかも、その子が作った解説や解答も大変分かりやすい。これは先生方の評価は高いでしょう。凄いのはそれだけではありません。「塾に通っている」と分かるような問題や公式・裏技は全て避けてあり、学校の教科書と授業をきちんとやってあれば出来る問題ばかりでした。解説も概ねオーソドックスに作られており、「学校の授業をちゃんと聞いています」というアピールにもなっています。とにかく、これだけ素晴らしい予想問題プリント(6枚)を作れるということは、その単元のポイントをきちんと理解できている証拠です。その子が行う試験勉強も効率的になるわけです。その中学の全生徒に配られたということですが、それだけの価値があるプリントでしょう。良くできています。素晴らしい。 ◆事例4ハイレベル数学で解説した証明問題。授業中に鮮やかな解法を1つ紹介しました。その上で、「証明を各自書いて、提出するように」と伝えました。偏差値の高い子達は、こうした課題もすぐに提出してきます。しかも、授業で解説した方法をさらに進化・発展させ、相似を組み合わせ、オリジナルの証明になっていました。解説されたことを単に丸暗記するだけでなく、自分なりに発展させる。こういう姿勢が偏差値を伸ばします。 ※追記なお、ハイレベル演習で「やっておくように」と言った英作文や証明を全く出していない子も大勢います。偏差値64以下の子ばかりです。例えば9/14にやっておくように伝えた英作文をまだ出していない子もいます。偏差値の高い子は行動が早く、偏差値の高くない子は遅いのです。そうしたことの積み重ねがつもりつもって、とんでもない差になることを自覚しておきましょう。(試験期間中の子達は後日で構いません) タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試
2012年09月28日
<保護者の方へ> ◆新教育研究会で入試ガイダンスが開かれます。ご希望の方は、新教育HPよりお申し込みください。 <中3生へ>◆本日、期末テストが終了した柳沢中および田無4中の生徒と個別ミーティング(作戦会議)を行いました。・各自、個別課題を与えましたので、締め切り日までに丁寧に終わらせておくように。・結構きつめの量ですが、早めに終わった人は次の課題を与えますので、言いに来てください。・残り時間は少なくなっています。ただし、やるべきことをやるための時間はまだ十分にあります。指示した項目を丁寧に丁寧にこなしてください。・目標が高い子が多いです。偏差値を10以上も上げないといけない子も大勢います。しかし、誰に言われた訳でもない自分自身で決めた尊い目標です。目標が決まったら、そこから逆算して、適切な方法で勉強していくしかありません。みなさんの実力と志望校との距離を測り、個別課題を与えました。作戦を確実に実行してください。スポーツと違い、やれば確実に成果が現れます。それが勉強です。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試
2012年09月25日
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