猫と喰いものと創作同人の日々

   ひょんな事から手に入ったのでジョー90をDVDで見てみましたよ。

   ジョー90とは何ぞやと言う方に簡単に
説明しますと、サンダーバードでお馴染みの
ジェリー・アンダーソンが制作した特撮の
人形劇です。こういうメカが出ています。



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  えー、最初に言っておきますが、撮影とか
メカとかはそれなりに凄いです。流石だなと
思います。

  でもですね、設定がぶっとんでます～。
9歳の男の子ジョーに専門家の知識とか能力
を脳に転送しちゃうんですぜ。しかも電極
の付いた眼鏡を通して送ってるもんです
から眼鏡が取れると普通の男の子に戻っ
てしまうという恐ろしさ。眼鏡が壊れたら
どーするのとか考えないんですかね。

   それで首尾良く盗んじゃう訳ですが、
当然攻撃を食らう訳ですよ。そして通信
して今攻撃されてます～と連絡する後は
救助をとか言うかなと思ったらどっこい、
『基地を攻撃して撃破します』と来たもんだ。
そして何のためらいもなくその戦闘機で
基地を完全破壊してます。そこで勤務
及び戦闘してた人の安否が気遣われ
ます。これどう考えてもまずいでしょうし、
子供のやった事レベルじゃないでしょうに。
   やった本人はけろっとして面白かった～
とか言ってるんですぜ。何を言ってるんだか
分からないと思いますが、見たら分かります。
とにかくぶっ飛んでます。

  二話目も見ましたが、まだ任務としてはやや
軽め。襲われたスパイの捜査を引き継げと言うもの。
当然のようにジョーは捕まります。しかし、悪の組織の
えらいさんはジョーを捕まえた物の、たまたま迷い込んで
きたスパイごっこしてたガキだろ、帰してやれと言ったその
直後に『アジトを知られてやばいから始末しろ』とおい待て～
な命令を下し、部下まで『そうこなくっちゃ』とかえす始末。
この時何か飲んでいなくて良かったと思いました。絶対吹い
てます。この世界に児童保護という概念はないのでしょうか。
車のトランクに閉じ込めてそのまま崖から落とすというマフィア
的な始末をしております。まあお約束で助かりますけどね。

  一応、1話目の最後の方で子供にそんな事をさせては
いけないととってつけた様に情報員と科学者で言い争う
シーンが付け加えられてるのですが、どうも不自然だった
のでオリジナルに後程無理矢理加えてるのでは無いかと
疑いたくなります。絶対なんかツッコミ入りそうですもの。

   取りあえず2話でお腹いっぱいになりましたので
視聴はそこまでにしておきました。きっともっと凄い
話もありそうです。