楽しく ひまつぶし Labo

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2024.06.21
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カテゴリ: 楽器・機材
シンセサイザー・マニアのあこがれは、なんと言っても部屋の壁を占拠するモジュラータイプのアナログシンセをグリグリと操作することではないでしょうか?

下の写真は、かの有名なMOOGシンセサイザーです。(カッコイイ!)


この様なモジュラーシンセサイザーは、オシレーターやフィルター、アンプなどの機能が個々のモジュールに分かれていて、それらのモジュールを組み合わせたりパッチケーブルと言われるコードで接続することで音作りを楽しむことができます。あこがれですね。

シンセサイザーが出始めの頃はモジュラータイプやセミモジュラータイプの物ばかりだったのですが、デジタルシンセが一世を風靡してからはすっきりしたデザインだけど一つのツマミに多くの機能が割り当てられていて直感的な操作ができない機種ばかりになってきました。

しかし最近では、直感的な操作ができる昔のアナログシンセ風の操作性が人気になってきています。
私自身、YAMAHAのCK61というツマミやスライダーがたくさんあって直感的な操作ができる (One to-One インターフェイス ) キーボードを体験し、楽器を操作する楽しみに改めて目覚めました。
そして、すっかりあきらめていたモジュラーシンセも手に入れてみたいという欲求がムクムクと湧きあがってきました。



MOOGのモジュラーシンセの様な大型のシンセは、価格も本体サイズも一般個人所有の範囲を超えているのでちょっと手が出せませんが、小型で手軽なものや初めから内部でモジュールが接続されているセミモジュラータイプのシンセが人気になっています。

調べてみると、Behringerというドイツのメーカーからは、MoogやRoland,Korg等の昔の名シンセサイザーが多数、格安価格で復刻されています。どれも手が届きそうな価格なので興味津々です。


BEHRINGER K2 (K-2) アナログ セミ・モジュラーシンセサイザー

ベリンガー BEHRINGER MonoPoly アナログシンセサイザー


Rolandからもかつての System-100M を彷彿とさせる System-500 や、アナログではないけどコンパクトで安価なツマミグリグリ・シンセ S-1 が販売されています。

Roland(ローランド) AIRA / SYS-500CS 【SYSTEM-500 Complete Set】 - モジュラーシンセサイザー -

Roland AIRA Compact S-1 マイクロ・ポリフォニック・シンセ ローランド



KORG も復刻版に積極的で、ARP ODYSSEY や ARP 2600 、シンセ黎明期に大人気だった KORG MS-20 も復刻されています。
この MS-20 は、PCやipadのシンセアプリの MS-20 をコントロールするだけの「MS-20ic」、サイズが 80%のミニサイズだけどしっかりアナログシンセしている「MS-20 mini」、フルサイズで過去製品の完全復刻盤の「MS-20 FS」の3種類がありますが、現時点では「MS-20 mini」だけが販売継続されていて他の2つは販売終了となっています。


KORG コルグ / MS-20 MINI アナログシンセサイザー(MS20)【御茶ノ水本店】


翌日配達 【夏のボーナスセール】ARP ODYSSEY FS Kit DUOPHONIC SYNTHESIZER(限定特価) KORG シンセサイザー・電子楽器 シンセサイザー


さて、実際に調べてみるとどれも魅力的で欲しいモノばかりです。
最終的に価格が手ごろで、モジュラーシンセとして存在感のある「MS-20 mini」が第一候補としてリストに残りました。

考えてみると、私は iPad用のアプリで「iMS-20」というソフトシンセを持っています。
iPad上で MS-20 を再現した楽しいアプリなのですが、さすがにモジュラーシンセを再現しているためにツマミ等の操作子が多く iPad上ではなかなか操作がめんどくさい!
この操作が楽になればもっと音作りが楽しめるし作った音色の保存もできる、さらにトラックメイク・アプリの「KORG Gadget」を使えば複数の「MS-20」で演奏できてしまうというメリットを考えると「MS-20ic」がいいのではという考えに至りました。

メルカリで検索してみたら、有りました!
しかも1万円台で出品されています。ラッキー!
さっそく、メルカリで購入することにしました。

そして昨日、「MS-20ic」が私の手元に届きました。

実物を見ると、ツマミがビッシリでアナログシンセの存在感を放っています。
部屋に置くとキリっと引き締まった雰囲気を醸し出していい感じです。
ただのオブジェとして鑑賞してもいいくらいです。これだけでハイボールが4~5杯は飲めそうです。

iPad に接続して試してみました。



「MS-20ic」のツマミやパッチコードが iPadのアプリ画面とばっちり連動して思う通りの操作ができます。予想以上の楽しさです。
しばらくは「MS-20ic」でたっぷり遊べそうです。

これを機会にアナログシンセ沼にはまるのは確実です。





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最終更新日  2024.06.21 13:45:38
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