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ロンがクエストに出発してから数時間後、大衆酒場に大きな声が響き渡った。
「あーーーーーー!!!!」
女性は弾かれたように立ち上がり、羊皮紙を見た
「どうしたんじゃ?いきなりそのような大声を出して・・・・」
「ギルドマスター・・・これを見て下さい」
よぼよぼに老けた老人へ、先ほど大声を上げた女性、ティナが羊皮紙を渡した・・・
「ふむふむ、リオレイアが出たか、じゃがそんな事日常ではないか、何故そんなに驚く事があるのじゃ?」
「そ・・・それが・・・・場所をご覧下さい・・・」
「密林・・・ブロックEか、おや?ここへは誰が行っていたかのぅ?」
「ロン・バースディ君です・・・・・」
「何じゃと!?あやつはまだ竜と対峙出来る力は無かろうに・・・・運が悪かったと諦める他無かろう・・・・」
「それが・・・・その報告があったのが今朝なんです」
「今朝!?リオレイアがいる事を知りながらあそこへ行かせたと言うのか!!」
老人が杖を振り回しながらティナを怒鳴った。
回りのハンター達が何事かと顔を上げた
「すみません!!すみません!!」
「もういい、これ以上騒ぎ立てるのはマズイからのぉ」
老人がもと居た場所へ座り直した
「でもクエスト内容は‘特産キノコの納品‘ですから・・・リオレイアといっても決して逃げ切れないわけではありませんし、クエスト放棄をしているかも・・」
「あやつが下手な根性出さんとも限らないじゃろう?何を言ってもこれは我々の失態、助けない訳には行くまい、たとえ手遅れであってもな・・・」
「・・・はい」
ティナがうなだれるように椅子へ座った。
その時、酒場の扉が軋みながら開いた。
「ふぅ~疲れた~」
そこに居たのは、全身を青い装備で統一し、黒い太刀を背にした男がいた
「あれ?何かあったんですか?」
「おぉ、これは丁度良い所へ、こっちへ来てもらえんか?」
男はギルドマスターのもとへ歩を進めた
「実はな・・・・と言う訳なんじゃ」
「なるほど・・・・運が悪かったと思って諦めるほか無いでしょうね、自分だったら真っ先に逃げ出しますけど」
「それがそうもいかんのでな・・・どうにか頼まれてくれんかのぉ?」
「そう言われても・・・・・今帰ったばかりで疲れてますし」
ここでティナが割って入るように口を出した
「引き受けてくれたら今夜アプトノスのステーキ出してあげる、銀シャリ草添えてね」
「任せてください!!」
一瞬で男の態度が変わった・・・・
「現金な奴め・・・・さて、依頼内容はロン・バースディの救出、とは言っても状況は危ういがな、契約金は不要じゃ、今すぐ出発してくれ・・・・」
ティナが馬車の手配をしようとした時、男が言った。
「馬車でチンタラしてたらまずいんじゃ無いですか?ここは 飛んで 行った方が早いでしょう」
ティナが目を丸くした、ギルドマスターが少し心配そうに男を見た・・・・
「 あれ で行くのか・・・くれぐれも見つかるではないぞ?」
男は頷き、ギルドマスターから渡された羊皮紙を受け取った
「では行って来ますね」
そう言うと男は出発口とは反対、酒場の出口へと向かった・・・
続く
今回はタグ使わないでやってみました
あ、言っておきますが・・・・
>全身を青い装備で
自分じゃありませんよ(--;
新キャラ登場でこれから大変になって来る(・・;