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空調を2週間くらい前からずっと使っていませんが、空調無しでも、最も過ごしやすい時期ですね。外は、夜寒くて昼暖かいといった感じですが、室内は、24~25℃程度で朝から晩まで1℃も上下しない感じでしょうか。先週、一日中10℃後半と外が寒くなった時で、室内は23℃を何とかキープといったところでした。なお、先月のことですが、23ヶ月点検後の業者さんの補修の結果です。壁クロスですが、コーキング補修と一部接着剤を入れて、ほとんど元通りとなりました。ほとんどの書いたのは、後でよく見ると、ここもコーキングしてもらえば良かったなぁという部分が、ほんのちょっと。まあ、自分でやれば良いだけですし、気になることもありません。一方、室内ドアの隙間ですが、多くのドアは、こんな感じでした。この季節で、隙間は7mm弱くらいでしょうか。一方、ドア枠の出っ張り部分(名称が分かりません・・)の出といえば、このくらい。8mmくらいでしょうか。冬になり乾燥してくると、ドアが数mm縮むのでしょう。部屋の中が見えるほどだったのです。でも、日本の蝶番のように調整がありませんから、簡単に修正が出来ません。(ドア枠の出っ張りがもう少し大きければ、もっと許容範囲が広がると思うのですけどね)業者さんは、最初、ドア枠と壁の間に板を入れて修正しようとし、ケーシングをとってみようとしたのですが、接着剤が多く使って施工されていて、簡単に外れません。やっとケーシングをとって、枠をずらすのも、なかなかうまくいきません。ここまでしてやっても他の弊害の方が大きいですから、結局、簡単な方法でやってもらうことにしました。なお、縦のケーシングを交換した跡です。色調が少し白く、差がありますね。木自体、色調のばらつきや変色もあるかもしれませんが、塗料缶を確認すると、同じクリアでも塗料の銘柄が変わっていましたから、その影響もありそうです。良く見ると、ケーシングとクロスとの隙間が大きくなったりと、若干の後遺症が残ってしまいましたね。。簡単な修正は、蝶番下にスペーサー(敷居すべりなどのテープ)を入れる方法です。修正後の隙間です。4mmくらいになったでしょうか。これで冬にドアが縮んでも大丈夫かな。
Oct 4, 2008
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先月末に新築後の定期点検として最後となる23ヶ月点検がありました。今まで、特に大きな不具合はありませんでしたが、最後ということで、細かい部分含めて気になる部分をみてもらいました。・玄関ドアのノブの緩み →締め方を教えてもらいました。・換気フィルター付近の黒い汚れ 何と換気とは全く関係なく、室内ドアの蝶番軸の環部分が擦れて出ていた粉によるもの でした。蝶番位置の僅かなずれで、3箇所の蝶番の1番下だけにドアの重みがかかっていた ようです。 一番上にワッシャーを追加してくれました(国産金具の様な調整機構が無いので・・) が、抵抗感があったようなドアの開閉が、明らかにスムーズになりました。・風が吹くと天井裏の軒先近くの1箇所からコトコト音がする そんな大きな音では無いのですが、気になる程度の音で、これは不思議な現象です。 天井裏を見てもらいましたが、特に異常無いようなので、その日は風も無かったため、 原因はつかめませんでした。 とりあえず、試しに、そばに転がっていた小さなグラスウール破片を野地板と 天井グラスウールの間の通気部材と天井グラスウールの間に詰めてもらいました。 様子見中ですが、まだ少し音が聞こえることがあるようなので、今度、盛大に出る時が あったら、入ってみようかと思います。・壁クロス まとめて最後に補修してもらうつもりでしたので、今までの点検での補修は、ごく一部 だけです。特に大きな不具合はありませんが、全体的に出隅の浮きや一部隙間が目立つ 部分がありますので、後日、専門業者の方が直してくれることとなりました。・天井羽目板の縮み 天井のパインピーリングが、ところどころサネが外れるくらい縮んでしまっています。 部材の乾燥が不十分なことと施工が梅雨時期で高湿度だったのが重なったからでしょう。 この隙間を直すことは不可能なわけですが、垂れ下がったりするような実害が出たら 補修してもらうように一筆もらいたかったのですが、カスタマーの人が渋ったので、 諦めました。現状では実害は無さそうなので、まあ仕方無いでしょうか・・・室内ドアの隙間 これも無垢のドアの乾燥が不十分なことと施工が梅雨時期で高湿度だったのが重なった からでしょう。 ドアにより差はあるのですが、湿度高めのこの時期で開閉に十分な余裕があると、 冬になりドアを閉めたとき、隙間が大きくなり過ぎ、部屋の外から中が見えてしまう までいってしまいます。 これは、後日、専門業者の方に補修してもらうことになりました。引き続き点検やメインテナンスを受けるための積み立て制度の案内をもらいましたが、どうしようか悩ましいところです。10年以内に入れば良いようなので、ゆっくり考えて決めるしかないでしょうかね。。
Sep 14, 2008
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昨日から一気に蒸し暑くなりましたので、今年はじめて冷房、といっても、ドライモード(弱冷房)を入れました。設定は29℃で、昨日から入れっぱなしです。なお、今までの真夏もずっとこの設定で、これがちょうど良い感じです。今日、午前中の外と室内の温度と相対湿度です。左:室外、右:室内午前中で30℃を超えていますので、今日はもう少し上がりそうです。なんだ湿度下がっていないじゃないかと思う人がいるかもしれませんが、湿度計の湿度は、温度に大きく左右される相対湿度です。この温度と相対湿度から「空気線図計算表」というフリーソフトで、重量絶対湿度(空気の重さに対する水蒸気の重さ)を計算してみますと次のとおりです。【室外】重量絶対湿度:0.0175kg/kgD.A不快指数:81.2【室内】重量絶対湿度:0.0138kg/kgD.A不快指数:75.4このように水蒸気の量は、ずっと下がっているのが分かります。ちなみに、不快指数が77を超えると半数の人が不快に感じるそうです。省エネやCO2削減のため、「冷房温度は28℃に」というのがありますが、28℃相対湿度が60%以上で、不快指数は77以上に達します。湿度が人の感じる暑さに大きく関係しますから、温度だけで「冷房温度は28℃に」というのはナンセンスで、暑くないを全く実感出来ず、これでは守られないでしょう。温度はそれほどではないけれど、高湿度でかなり蒸し暑かった昨日、学校ではエアコンを28℃の設定温度で入れたけど、窓を開けたほうが涼しかったので、結局エアコンを止めたそうです。省エネ冷房の設定値を決めるなら、「不快指数を74~77に」とすべきで、不快指数を表示出来る温湿度計や不快指数制御のエアコンが必要ではないでしょうか。
Jul 5, 2008
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5月の電気の検針後、全館空調用の低圧電力ブレーカーを切っていました。低圧電力のブレーカーは、外壁についています。一回だけ室内が20℃台まで、冷えたことがありましたが、何とかセーフ。これで1ヶ月分の基本料金の半額(1500円強ほど)を節約です。空調を全く使わないのに基本料を丸々取られるともったいないですからね。6月の検針が終わったので、そのブレーカーをON。これで、いつでも、除湿・冷房(といってもドライモードしか使いませんが)が使える状態になりました。もうしばらくは、それほど暑くはなさそうですので、窓を開けられば、空調は無くても過ごせそうな感じです。
Jun 22, 2008
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庭の片隅のなす、トマト、きゅうり、枝豆、トウモロコシです。なす、トマト、きゅうりは順調なようですが、枝豆とトウモロコシは、土が良ろしくないせいか、元気なく駄目かも・・一方、こちらのイチゴの鉢は、実がなって食べていますが、もう一つの鉢はうどん粉病で手遅れになってしまったようです。ついでに花など。花壇というほどのものではなく、ただ、レンガを並べて置いてあるだけです。いつでも変幻自在なところが良いところ(苦笑)
May 18, 2008
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天気予報ほど気温が上がらず、今日も寒い一日でした。室内も20℃台を切りそうで寒かったので、結局、全館空調の暖房をオン。5月に暖房を入れることになるとは、思いもよりませんでした。南関東での暖房の必要となる期間は、1年のうち6ヶ月間くらいかと思っていましたが、7ヶ月間くらいになりそうです。比較的温暖な地域と言われていますが、暖房期間は、1年の半分以上ということになりますね。明日も引き続き、寒そうです。
May 12, 2008
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今日は夕方一時だけ15℃を超えるくらいまで上がったようですが、昨日に続き、5月にしては寒い一日となりました。で、先ほど23時過ぎの屋外の温湿度と室内の温湿度の状況です。左:屋外、右:室内外は11.3℃で、室内は21.3℃で持ちこたえています。室内温度も昨日より下がってきました。もう少し下がったら暖房を入れようと思っていたのですが、まだ入れていません。21℃前半まで下がったところで、夕飯時にたこ焼きホットプレートを使ったら、少し持ち直したようです(笑)明日は気温も上がりそうなので、暖房無しでいけそうです。
May 11, 2008
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昨日まで室内は25℃くらいあって窓も開ける日もありましたが、今日は、うって変わって雨の寒い一日となりました。外は昼間も15℃を下回っていたようなので、1ヶ月ほど前の気温でしょうか。先ほど21時の屋外の温湿度と室内の温湿度の状況です。左:屋外、右:室内外は11.9℃まで下がってきましたが、室内はまだ22.8℃あります。内外温度差10℃だと1時間で2kWh以上の熱損失になるのですが、意外とすぐに室温は下がらないものです。何故でしょう・・人間1人発熱100Wとして4人1時間で0.4kWhほど、電気器具の消費電力が1時間で0.6kWhほど、あわせて1kWhほどの熱量分基礎断熱でも無い床断熱なので、意図した蓄熱体は無いが、内装や家財などが蓄熱している分などが効いているのでしょうか??明日もこの天気が続くようだと、5月としては珍しく暖房を入れないと少し寒いかもしれません。
May 10, 2008
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今年に入ってからだったかと思いますが、我が家の24時間換気装置のメーカーから封書で不具合があるとの連絡がありました。日時を決める時に電話で聞いた内容では、ヒューズが飛んで動かなくなるような話だったので、当初、制御基板上のヒューズを交換するのかと思っていたのですが、基板が丸ごと交換されました。この類のことはあまり気にしませんので、詳しく聞きもしなかったのですが、部品だけでなく、回路的に良くないところがあったのかもしれません。それともう一件。我が家で使っている卓上のTOTOの食器洗乾燥機が、ヒットしました。2月終わりに新聞にも案内が掲載されていましたが、まれに発煙ということで、修理実施との内容です。お知らせ文は、こちらです。我が家のは、2002年のモデルなので、かれこれ5年以上使っていることになります。こちらも、基板交換です。電気を使っている以上、発煙・発火のリスクはありますから、仕方ありませんね。最近、新築だとビルトインの食器洗乾燥機を付けてしまうことが多いようですが、ビルトインにしなかったのは、理由があります。それは、システムキッチンに対して、食器洗乾燥機の方の寿命ははるかに短いです。10年を超えた頃には、食器洗乾燥機の買い替えが発生します。その時に、給排水工事が必要となりますし、また、ドアパネルをシステムキッチンに合わせようとすれば、さらにパネル用面材の加工なども必要なことでしょう。ということで、ビルトインタイプの買い替えには、とても手間もお金が必要になるのではないでしょうか。
Apr 26, 2008
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実際に暖房に必要なエネルギーは、家の熱損失だけではなく、次のような様々な熱の取得と損失の影響が考えられます。【取得】・日射(遮熱Low-Eガラスと日当たり条件で少なめか)・照明の発熱(短時間点灯場所以外は蛍光灯なので少なめ)・電気器具・調理器具・設備からの発熱(月に400kWh程度あるはず)・人間の発熱【損失】・キッチンの同時給俳換気扇による換気(換気量非常に大きいので影響大きそう)・隙間換気(C値が0.4cm2/m2なので、風速条件含めても平均的には0.1回/h程度か)・水の気化熱(洗濯物、洗い物、シンク、気化式加湿器などの水分の蒸発)・ドアの開け閉めでの換気【損失低下】・カーテン・ブラインド等の利用による窓からの損失の減少・計画換気の換気量設定変更(居住人数に対し述床面積が大きいため、換気回数若干低めに設定)しかし、これらは無視して、家の熱損失のみと暖房エネルギーがどの程度一致するのかを比較してみようと思います。この気象庁のデータで調べると、東京のこの冬の平均気温は次のとおりです。2007年11月:13.3℃2007年12月: 9.0℃2008年 1月: 5.9℃2008年 2月: 5.5℃2008年 3月:10.7℃また、我が家の検針日にあわせて、2007年11月20日~2008年3月18日(4ヶ月間、120日間)での平均気温は、7.7℃。一方、我が家の24時間暖房の室温は22.5℃弱前後ですが、22℃として計算してみます。室温22℃を維持するために1時間に必要な熱量は、家の熱損失に内外気温差にをかけた値となります。この熱量を、4ヶ月間の平均気温について求めてみると、次のようになります。換気1の計算の場合:211.13[W/K] * (22 - 7.7)[K] = 3.019[kWh]換気2の計算の場合:187.53[W/K] * (22 - 7.7)[K] = 2.682[kWh]もし、1000Wの電熱器である電気ストーブでまかなったとすれば、電気ストーブ3台が発生する熱量が必要ということが分かります。また、最も標準的な10畳用の定格2.8kWのエアコンであれば、エアコン1台の定格出力ほどの熱量です。この熱量を1ヶ月期間で求め、我が家のヒートポンプ全館空調(COP=3.92)のでまかなった場合の必要電力量は、熱量をCOPで割った値になりますが、これを表にすると、次のとおりです。なお、COP(エネルギー消費効率)は外気温度7℃の条件の値なので、実際の運転では変化しますので、注意が必要です。ただし、4ヶ月間の平均気温が7.7℃とほぼ一致していますので、トータルでの差はほとんど無いかと思います。ヒートポンプ機器は消費電力の何倍かの熱量を得ることが出来るわけですが、蓄熱暖房機などの電熱器では熱量分の電力が必要になります。この場合、電気以外の燃料と比較して最も環境負荷が高くなります。以上の計算値と実際の電力使用量をグラフにすると、次のとおりです。実際の使用量は、検針日が月をまたいでいること、また、1月は35日間と長かったりしますので、1ヶ月だけをとって比較しても意味がありませんので、この4ヶ月を足してみますと、次のようになります(この期間、灯油FF式ストーブなど他の暖房は使用していません)。換気1計算の場合 :2237kWh(12月-3月合計)換気2計算の場合 :1987kWh(12月-3月合計)実際の電力使用量:2136kWh(12月-3月合計)家の熱損失とほぼ一致するという結果です。ただし、換気1計算と換気2計算の中間で、どちらかと言えば、換気1計算に近いようです。ということは、実際には、カタログ値の熱交換効率ほど、換気負荷を低減出来ていないのかもしれません。ということで、熱交換換気の負荷計算の謎は、解決せず・・次に、暖房にかかった電気代です。我が家の全館空調は、定圧電力という別契約となっていますので、空調費用が別請求(検針票が2枚)ですので、一目瞭然で分かります。3kW契約なので、この内、基本料金が¥3000以上を占めています。4ヶ月間の合計は、¥35,919ですので、月平均では約¥9,000の暖房費ということになります。なお、条件をまとめると、次のようなものです。延床面積:約50坪(約168m2、1階ハイスタッド)+小屋裏収納約28m2気候条件:ほぼ東京と同じ暖房条件:ヒートポンプ全館空調による全館24時間22℃暖房
Apr 6, 2008
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(続きです)前回の熱損失を延床面積で割った値である熱損失係数Q値を求めると、次のとおりです。換気1で計算の場合:1.32W/m2K換気2で計算の場合:1.17W/m2Kということで、熱交換の換気計算が釈然としませんが、1.2~1.3W/m2K程度ということでしょう。ここで、かれこれ3年近く前になる2005年7月に、ファーストプラン作成してもらうため間取り要望書と同時にまとめた仕様要望書をひっぱりだしてみると、Q値:1W/m2K目標、1.3W/m2K以下と書いていました。うーむ、仕様要望ぎりぎりくらいというか・・1W/m2K目標は、今のようにQ1住宅も未だ聞かなかったと思いますので、単に数字のきりが良かったからでしょう。あまり良い数値にはなっていない要因をあげてみると、・防犯合わせガラス仕様の3層ガラスサッシが使えなくなっていた・・・サッシメーカー(代理店)の断熱意識低し・全館空調ダクトスペース確保のための1階ハイスタッド化・・・全館空調の欠点の一つ・小屋裏収納追加での壁と窓の増加・・・収納スペース大きくなってこれは良かった・断熱性能不十分な窓を減らす努力不足・・・外観に目をつぶれば、あと5枚サッシを減らせたかもなどでしょうか。2x6程度の壁と複層サッシでは、Q値1W/m2Kをクリアするのは、かなり厳しいものです。。
Mar 22, 2008
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(前回の続きです)前回、風量に対する熱交換の負荷減を係数0.6(=換気回数低減0.3回/hに相当する)として、計画換気の熱損失を求めましたが、もう少し詳しく考えてみます(情報が無く良く分からないのですが・・)。Web北海道新聞の記事によれば、次世代省エネルギー基準では、「回収熱から第一種換気による動力エネルギーの増加分、具体的には空気抵抗と消費電力の増加、その他のロスなどを割り引かなければならないことになっている。」一方、新住協方式では、「カタログ上の熱交換効率が90%の機械の場合、熱交換率をやや低めの80%とみて、換気廃熱の8割を回収するという考え方で計算している。0.5回の8割、つまり0.4回を熱回収した残りの0.1回が換気負荷となる」換気負荷[回]=0.5 *(1-熱交換効率)とあります。どちらを使うのか、統一されていないと、Q値の比較もままならないのではないでしょうか。次世代省エネルギー基準の場合、実際の総合評価をする場合には有効と思いますが、熱交換しない場合の消費電力をどう見積もるかによっても結果が変わってきます(ダクトの圧力損失増加もあり、単純に半分とはいかないでしょう)が、どうするのでしょう。また、新住協方式では、熱交換効率をカタログ値より低めをみて計算するとありますので、これも、実際の熱損失とは異なってきます。さらに、我が家の換気装置の熱交換効率は、単に70%以上としか記述がありません。しかし、Webで調べてみると、一般的に、熱交換の換気装置の熱交換効率は、風量と反比例の関係になるようです。風量に対する熱交換効率の値を公開すべきではないでしょうか。こんな状況では、実際に即した正確な換気の熱損失を求めることは、不可能です。また、住宅メーカーが宣伝文句にしているQ値ですが、どんな計算で出しているのか分かりません。信用も比較も出来ないように思えます・・気を取り直して、熱交換効率70%とし、上の式で出してみましょう。換気負荷(回)=0.5 * (1 - 0.7) = 0.5 * 0.3 = 0.15この値ですと、前回の風量に対する負荷減の係数0.6に対し、半分の係数0.3となります。この結果、換気の熱損失は、218[m3/h] * 1.293[kg/m3] * 0.24[kcal/kg℃] * 0.3 = 20.29[kcal/h℃] = 23.60[W/K]これで前回の結果を「換気2」として、出し直し、グラフにすると、次のとおりです。前回より、今回の方が、実際の熱損失に近いはずですが、Q値は、どちらを使って出せば良いのでしょう?・・ (次回に続きます)
Mar 8, 2008
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(前回の続きです)次に計画換気(24時間換気)の熱損失を求めてみようと思います。ここで必要なのが家の気積ですが、ここで、ふと気がつきました。今まで各部の熱損失を求めるのに、家の寸法として、図面に載っている壁芯寸法を用いていましたが、屋内側の寸法を寸法を使うのが、実際に即しているはずと。東急ホームの図面では、壁芯寸法は、2x4の壁の場合の中心にとっていますので、我が家のように2x6の壁の場合、さらに約50mm内側に室内側に出ています。つまり、屋内側の石膏ボード表面は、壁芯から約107.5mmも内側になっています。これで、気積を求めたら、かなりの違いが出るはずです。で、求めた結果ですが、次のようになります。この気積ですが、非換気部分となる空調機室、ダクトスペース、下り天井などを家の容積から差し引いたものです(図面から大よそで読み取って盛り込んでいます)。壁芯寸法と屋内寸法を見比べると、約5.5~7%の差が出ていますので、適正な換気量を決める上で、かなり差が出ると言えそうです。0.5回/hの必要換気量は、これら屋内寸法の気積から、屋内寸法では、212m3/h(小屋裏収納含む)、189.7m3/h(小屋裏収納含まず)となります。ここで、空調業者による必要換気量計算書を見てみますと、気積が407.08m3で必要換気量が204m3/h(小屋裏収納含まず)となっています。この気積は、壁芯寸法から求めたものであることが分かります。さらに実際の換気量は、換気装置の給排気量207m3/hでの圧力損失に安全率20%を掛けた値をもって決められており、大きめの218m3/hが設定値となっています。この実際の換気量218m3/hは、屋内寸法を用いた換気回数で見ると、0.53回/h(小屋裏収納含む)、0.57回/h(小屋裏収納含まず)となり、小屋裏収納含まない計画にもかかわらず、小屋裏収納含んでの必要換気回数以上の値となっていることが分かります。小屋裏収納が換気ルートに入っていないのは、換気装置の換気能力が厳しいとのことからだったのですが、屋内寸法からの気積を用い、もし圧力損失の安全率20%に目をつぶることが許されるのであれば、小屋裏収納も換気ルートに含んだ計画も出来たことでしょう。次にこの換気量の熱損失を求めますと、次のとおりです。218[m3/h] * 1.293[kg/m3] * 0.24[kcal/kg℃] * 0.6 = 40.59[kcal/h℃]ここで、1.293[kg/m3]は0℃の空気の密度(温度上がると下がります)、0.24[kcal/kg℃]は乾燥空気の比熱、0.6は熱交換分の負荷減です。また、これをワットに変換すると、次のとおりです。40.59[kcal/h℃] * 1.163 = 47.21[W/K]ここで、少し疑問が沸いてきました。これは乾燥空気の負荷です。実際の空気は水蒸気を含んだ湿り空気ですので、この影響はどの程度あるのでしょうか。東京1月の平均気温は5.8℃、平均相対湿度は50%です(理科年表、1971-2000年の平均)。この時こちらから飽和水蒸気量は、7.18g/m3なので、相対湿度50%での水蒸気量は3.59g/m3となります。水蒸気の定圧比熱は、0.441kcal/kg℃なので、218[m3/h] * 3.59[g/m3] * 0.441[kcal/kg℃] = 0.345[kcal/h℃]となり、乾燥空気に対し無視出来る値です(間違っていないか??ですが・・)。なお、夏はこの数倍になりますが、冷房負荷としては、水蒸気が水に変わる熱量(潜熱)の影響が大きくなります。話を戻して、設定換気量での家全体の熱損失をまとめると、次のとおりです。前回の壁芯寸法のものと屋内寸法のものを出しなおしてみました。この屋内寸法での熱損失の割合をグラフ化すると、次のとおりです。換気の熱損失は、とても大きいということが分かります。窓と同じくらいあります。(次回に続きます)
Mar 2, 2008
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(前回の続きです)次に熱貫流率に各部の面積をかけて、各部の熱損失を求めてみます。開口部の熱損失は、次のとおりです。ここでのサッシの熱貫流値ですが、東急ホームのカタログなどでは1.74W/m2Kとなっています(サッシにより異なると注記があるにはありますが・・)が、サッシに貼られていたU-Factor=0.34の方が正しいであろうということで、この値を換算した1.93W/m2Kを用いています。また、ドアは断熱気密、でウレタン充填のものものですが、熱貫流値が不明なので適当な値です。なお、開口寸法ですが、ほぼ室内側の枠内側の寸値を入れています。次に前回計算した熱貫流率に面積をかけて、壁、天井、床の熱損失を求めますと次のとおりです。壁については、まずその壁面の長さと高さから表面積を求め、その値から上で求めた開口部面積を引いて、壁部分の面積を出しています。それら壁面積にそれぞれの熱貫流率をかけ、それぞれの熱損失を求めます。そして全ての熱損失を合計したものが、壁の熱損失合計です。また、床ですが、前回書いたように土間の熱貫流率の計算方法が分かりませんので、土間も床として計算することにします(我が家の場合、土間は玄関だけと面積も小さいですし、熱貫流率のいくらかの差は、結果としては誤差範囲だと推測しています)。これで、換気分を除いた各部の熱損失が求まりました。それぞれの面積の割合、熱損失の割合をグラフ化してみましょう。これから、まず、面積として一番大きい壁が、熱損失も一番大きいということ分かります。それから、面積としては僅かな窓が熱損失として2番目に大きく、窓が断熱のウィークポイントであることが良く分かります。窓・ドアあわせた開口部としては31%となり、全体の約3分の1を占めています。(次回に続きます)
Feb 24, 2008
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もらっている全館空調の負荷計算書を見ると、各部位の熱損失が逆算出来ますが、かなりラフに見積もられているようです。そこで、各部の熱貫流率から熱損失およびQ値を求めて、実際に暖房にかかったエネルギーを比較してみたいと思います。まずは、各材料の熱伝導率とその厚みから外気に面する各部の熱貫流率を求めてみます。ここで、熱抵抗値[m2K/W] = 厚さ[m] / 熱伝導率[W/mK]を、まず求めます。次に、断熱部とスタッドなどの構造部それぞれについて熱抵抗値を合計し、熱貫流率[W/m2K] = 1 / 熱抵抗値計[m2K/W]として逆数である熱貫流率を求めます。そして、平均熱貫流率[W/m2K] = 断熱部の熱貫流率[W/m2K] * 断熱部の割合 + 構造部の熱貫流率[W/m2K} * 構造部の割合として、壁なら壁全体の熱貫流率を計算しています。この断熱部の割合と構造部の割合ですが、図面の大よその目分量で決めています。東急ホームの場合、尺モジュールでなくフィート・インチ・モジュールなので、スタッドや大引きのピッチが455mmでなく408mmピッチと細かくなっています。これにより構造部分の割合が大きくなり、構造面には若干強くなっても、断熱的には若干不利になるのでしょう。この結果で、壁4の階間部分(1Fと2Fの間および2Fと小屋裏収納の間の根太)の熱貫流率が悪く(大きな値)なっています。この部分には断熱材が無いためですが、東急ホームの高気密高断熱へのこだわりが足らない部分の一つかもしれません。また、土間(基礎立上がりのみXPS3種50mmで断熱)が存在しますが、計算方法が分からない状態ですので、分かる方いれば、是非教えてください(^^;以上で、熱伝導率および熱伝達抵抗は、住宅金融公庫の工事共通仕様書を参考としました。また、これらの計算は、こちらのページを参考にしています。(次回に続きます)
Feb 23, 2008
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今日の我が家の室内の相対湿度の状態です。右側が23%、左側が"LO"で測定不能なので19%以下、およそ20%程度ということでしょう。去年は、風邪をひいた時から気化式の加湿器を使っていたので30%程度ありましたが、今年は、加湿器は使っていない状態です。南関東もこの時期、外の相対湿度も昼間は30%を切るくらいまで下がるようなので、外より気温の高い室内の相対湿度は、さらに低くなって当たり前ですね。今のところ、家族も特に風邪をひきやすいということも無く、湿度の低さも気にならないので、無理に加湿していません(加湿器を出すのも面倒というのもありますが)。人は湿度低くても今のところ大丈夫なようですが、木の無垢のドアには変化があります。気付いたのは年末頃でしょうか、去年、一度パテ埋め補修してもらったドア2枚が、また割れてきてしまっています。乾燥でさらに収縮してきたのでしょう。こちらは、近日、再補修にきてもらう予定です。ただ、今回直してもらっても、無償メインテナンス期間は来年秋の23ヶ月点検まで。この先、これ以上収縮しないでくれると良いのですが・・
Feb 16, 2008
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洗い物をしている時、左手に鍋、右手に洗剤のスポンジ、こんな時、洗剤だらけの手で水栓にさわるのも億劫なので、つい水やお湯が出しっぱなしになってしまいますよね。家を建てる前からですが、こんな時、足で水やお湯を出したり止めたり出来たら良いのになぁと思っていました。偶然見つけたのですが、そんなもの、既にあるではないですか。それは、これ。TOTOワイヤレススイッチユニット[乾電池タイプ] TES33DRX家を建てる時には気付かなかったのですが、長年の想い、取り付けない訳にはいきません(笑)年末から近所のホームセンターを当たってみたのですが、無かったので、上の店に注文です。これは、コントローラーが乾電池タイプですが、シンク下にAC100Vがあれば(はじめから想定していないと、普通は無いと思いますが)、AC100Vタイプもあります。TOTOワイヤレススイッチユニット[AC100Vタイプ] TES33RX昨日の夕方届きましたので、今日、早速取付けです。パーツ一式です。左上の白い箱がコントローラー、右上の2つが駆動部(電動の開閉弁)、右下の白いのがリモコン(ワイヤレス・スイッチ)です。このシンク下に駆動部とコンローラーを取り付けます。コントローラーは、ビスで取り付けるように説明書にかかれていましたが、ドライバーを入れるのも大変ですので、手持ちのマジックテープを貼ってしまいした。この方が、電池交換の時、コントローラーを取り外せるので、多分楽でしょう。駆動部とコントローラーを取り付けたところです。左のお湯側のコントローラーは、シャワーホースと干渉するので、説明書と違って、90度ひねって取り付けました。次にリモコンの取り付けですが、両面テープで貼るだけです。でも、これ、両面テープを剥がさないと、電池(リチウム)交換が出来ないじゃありませんか。設計悪し・・でも仕方ありません、貼ってしまいます。太ももあたりでリモコンを押せるように、このように扉面貼り付けです。(説明書には、床上、扉面、カウンター上の取付例が載っています)早速使ってみた感じですが、やはり便利です。食器や鍋など洗いながら、小まめにお湯を止めるのが、全く苦になりません。気になる点は、応答が少し遅いこと。リモコンを押してから反応するまで、0.5秒くらいでしょうか。待てずに押しそこなったかと思って、つい、もう一度押してしまいます。少し使えば、これは慣れるでしょう。
Jan 20, 2008
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久々のブログ更新になってしまいました。2回目の冬を過ごしていて、少し気になること。それは、窓からの冷えです。特に机の前にある窓からの冷気が床に落ちてきて、どうしても足が冷えます。窓下に設置するパネルヒーターの暖房と比べると、全館空調では、どうしても窓からのコールドドラフトを結構感じます。我が家のサッシは、アルゴンガス入りLow-E複層、U-Factorが0.34と表示されていたので、熱貫流率KでいうとK=1.9W/m2K程度と思います。アルゴンガス無し・Low-E無しの3層ガラス相当程度の断熱性能でしょうか。この窓の断熱性能は、壁と比較すると一桁悪いので、窓からの冷えを感じるのは、当たり前といえば当たり前ですね。家の熱の約半分が窓から逃げると書いてあったりしますので、我が家も大雑把には、そんなところなのかもしれません。そこで、少しでも何とかならないかということで、以前使ったことのあるものを試してみようと考えました。それは、これ。スコッチ(住友スリーエム)の窓用省エネ透明フィルムです。(近所のホームセンターを探しましたが無かったので、ここで買ってみました。送料痛いが、注文して次の日に到着は早し。)両面テープで薄いフィルムをサッシに貼り、窓ガラスとの間に空気層を作るタイプのものです。(湿度が高い家では、フィルム内のガラス表面温度が一層下がり、フィルム内に入り込んだ水蒸気がガラス面で結露し易くなるかもしれません)フィルムを貼った後にドライヤーで暖めるとフィルムが縮みピンとなります。早速、サッシの木のフレーム部分に貼ってみました。写真だとほとんど分からないかも。こちらのサッシは、防犯合わせガラスなので、空気層が少なめになって、ガラスとの間は14mmくらいです。でも、これ、無理な体勢でサッシに貼るのも綺麗に周囲をカットするのも大変。サッシ2枚貼ってみましたが、これ以上は、あまりやりたくありません(苦笑)そこで、次は、内付けの網戸に貼ってしまいました。これも写真では見えないですね。こちらは、網戸を床に水平に置いた状態でフィルムを貼って、ハサミで周囲をカットすることが出来るので、とても楽にフィルムを貼ることが出来ます。また、両面テープの接着面も室内側から見えないので、見栄えも気にする必要がありません。こちらだと空気層は35mm程度になります。で、効果のほどは?窓内側表面温度は測れませんが、参考までということで、温度計を窓内面に置いた温度を測り比べてみました。左が何もないもの、右側がフィルムを網戸に貼ったものです。この温度計の温度センサーは、銀色の棒の部分ですので、内面から数mmの空気の温度ということになりますね。 外気温度 室温 フィルム無し フィルム有り1回目 4.9 22.4 17.4 (ch1) 19.2 (ch4)2回目 5.1 22.7 17.7 (ch4) 19.7 (ch1)センサーの誤差があるといけませんので、1回目と2回目で温度計のセンサーを逆に置いて(ch1とch4のセンサー)測ってみましたが、同じような結果となりましたので、センサーの誤差はあまりないようです。この外気温度と室温の条件の場合、フィルム無しだと室温より約5℃低いのに対し、フィルム有りだと室温より約3℃低いということで、2℃ほど高くなっています。それなりに効果があるということでしょう。アルゴンガス無しLow-E無しの3層ガラス相当の性能が4層ガラス相当といったところでしょうから、熱の逃げは、3分の2くらいに減っているといったところでしょうか。このフィルム、耐久性がネックですが、網戸のフレームだけ安く手に入るのであれば、家全体の窓のやってみたいなぁ(笑)
Jan 13, 2008
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今年の11月は全館空調のブレーカー落としをしないで、全館空調の暖房の間欠的に使ってみています。でも、今日はFFストーブで、焼きいもをしてみることにしました。Webで調べてみると、オーブンで180℃で40分程度で硬い場合は余熱を15分程度と書いてあったので、点火して50分ほど強モード、その後消して余熱で10分ほど。出来上がって、「うまいうまい」と子供が早速食べているところ。このさつまいも、実家の畑でとれたもの。でも、さつまいもに適した土では無いためか、甘みが今一つかも。
Nov 17, 2007
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今日は、我が家の13ヶ月点検の日。今日は台風一過でこれでもかというくらいの晴天でした。点検が昨日の台風に当たらず、ホッとしたところです。アフターの人が来ると、まず一番に、玄関ドア蝶番のピンが下に抜け落ちる不具合が発生しているらしく、下側のピンの隙間にボンドを入れ込む作業がありました。我が家の場合、バルコニーへもドアなので、そちらも同様です。ドアといえば、前回のドア閉まりの補修後に気が付いたことがあります。ラッチ受けの中のプラスティックの部品(ストライク・キャップと言うらしい)が、玄関ドアには付いているのにのに、バルコニードアには何で無いのだろうと。見てもらったら、「あー、これは、付け忘れですね」とのこと。玄関ドアの件が無ければ、一生、気付かなかったかもしれません(笑)これは、手持ちが無いとのことで、後日、付けてくれるとのこと。それ以外の確認では、ドアノブや折戸のガタツキ増し締めと床下の水漏れ確認などとクロスです。クロスは、部屋の角などの継ぎ目に隙間が出ていますが、特に気になるほどでもありません。これは23ヶ月点検時にまとめて修正してもらうこととして、今回は、トイレの一部分の剥がれた部分だけ接着してもらいました。外回りを一周して、あっけなく終了でした(1時間もかからなかったような)。
Oct 28, 2007
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もうすぐ13ヶ月点検ということで、先日、アフターの人から日時を決める電話がありました。その時、以前から気になっていた玄関ドアが素直に閉まらない件、思い出して、話をしました。ドアは、ドアの垂れ下がりでしょうが、ラッチ受けにラッチがうまく掛からない状態で、こんな状態でした。 アフターの人いわく「そんな症状あったのでしたら、すぐ言ってくれれば良かったのに。。」私「ええ、まぁ、それほど支障は無かったので、ついつい遅く・・」ということで、13ヶ月点検を前に、補修業者の方を手配してくれました。補修作業は、ドア枠の一番上の蝶番プレート下部分の木を少々削って終了。補修業者の人「これで大丈夫でしょう」私「念のため、こっちも少し調整出来ますかねぇ?」と、ラッチ受けのプラスティック部分も調整出来るか聞いてみました。補修業者の人「ええ、出来ますよ」と、ラッチ受けのプラスティック部分エッジを少し切って、少し下になるようにしてくれました。補修業者の方に聞いてみると、やはり、ドアの垂れ下がりによるもので、新築から1年くらいすると、結構多く発生するとのこと。これで、玄関ドアが、普通に閉まるようになり、快適??です。今まで、ドアを全力で持ち上げながら、やっと閉めていたのが、ウソのよう(苦笑)
Oct 20, 2007
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今日は急に気温が下がり、外は寒いくらいです。厳しかった今年の残暑もそろそろ終わりでしょうか。今月9月の電気の検針も先日終わり、入居して丸1年以上を経過しましたので、全館空調のランニングコストのラフ試算と実際の冷暖房費を比較してみようと思います。昨年9月分は1ヶ月に満たないので、昨年10月分の検針分からの1年間で比較してみます。まず、試算と実際の電気使用量と灯油使用量をグラフにしてみました。緑色の試算と比較し、紫色の実際の冬季の電気使用量はほぼ同じですが、灯油使用を含めるとやや多いです。特に4月は、我が家の検針日が20日前後と早いため、かなり多いという結果となっています。一方、夏季は、試算と比べかなり少ない使用量という結果です。暖冬・猛暑だったにもかかわらず、試算は実際に対し、冬は少なく、夏は多いということは、試算の出し方が実情にそぐわないということでしょう。また、年間トータルの使用量は、次のとおりです。試算:4245kWh実際:3278kWh+灯油60L我が家では灯油も使用していて比較出来ないので、CO2排出量で換算してみると、試算:4245x0.34 = 1443.3kg実際:3278x0.34 + 60x2.49 = 1114.52 + 149.4 = 1263.92kgとなり、実際は試算に対し、87.6%とやや少ない結果です。年間通しての試算は、実際とそれほどかけ離れてはいないようです。次に灯油込みの料金を比較してみます。実際は、冬多くかかり、夏は少ないという試算の出し方の問題がそのままグラフになっている感じです。年間トータルでは、試算:¥76889実際:¥72663(灯油含む)3ヶ月間、全館空調の低圧電力のブレーカー落としを行ったにもかかわらず、何故か試算とあまり変わりません。うーむ、何故だろう?と思い、年間トータルでの電気料金の1kWh当たりの単価を計算してみると、試算:¥9.46/kWh実際:¥10.73/kWh13%以上、実際の料金の方が高いです。試算時の2005年の方が、電気料金が安かったのかもしれません・・ということで、年間通しての実際は、使用量に関しては試算より10%強少なくて済んだが、料金はほぼ試算どおりになったといったところでしょうか。ちなみに、条件は次のようなものです。家族構成:4人延床面積:約50坪(約168m2、1階ハイスタッド)+小屋裏収納約28m2
Sep 29, 2007
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気が付けば、先週で入居してから1年が経っていました(汗)24時間換気のフィルターも3ヶ月に一度の掃除の時期です。大分、フィルターも黒くなってきていたので、洗いたいと思い、新しいフィルターを購入しておいたので、今回は、新しいものに交換です。このフィルター、デンソーエースのもので、価格は、2つセットで、5千円強(送料別)です。で、交換後です。今回は、前回と違って、生きた蚊が、飛んで出てくることはありませんでした。出てきても良い準備はしておいたので、ちょっと拍子抜けかも(苦笑)一方、古いフィルターですが、これを洗います。水が真っ黒になるほど汚れてますね。取扱説明書によると水洗いと書いてありましたが、少しでもきれいになればと思って、食器用洗剤も使って洗いました。これが、洗い終わったフィルターです。大分、汚れは落ちたかな・・(ただ今、干して乾かし中)。これで、次回交換の時、またこちらに戻す予定です。
Sep 16, 2007
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まずは、少し遅くなりましたが、8月分のガス検針の報告です(給湯とコンロに使用)。使用期間は、7/28~8/29の33日間です。使用量:25m3請求額:¥4224いつものように1ヶ月換算(1ヶ月の平均的な30.5日で計算)しますと次の通りです。使用量:23m3請求額:¥3972昨年との比較グラフは次のとおりです(昨年分も30.5日間換算してあります)。先月よりは僅かに減りましたが、昨年よりは増えてしまいました。昨年は、旅行で3日間ほど家に居なかったことなどの影響などもありそうです。次に、総エネルギーの使用量を比較するため、CO2排出量の報告です。なお、計算の係数は、東京電力の検針票の裏面に印刷されていた値を使用しています(原子力発電が含まれているため電気が有利になるような係数とは思います)。電気従量電灯B :422 x 0.37 = 156kg電気低圧電力 :481 x 0.37 = 178kg灯油 : 0 x 2.49 = 0kgガス : 24 x 2.28 = 52kgCO2排出量合計 : 387kgグラフにすると次のとおりです。先月に比較し、全館空調の低圧電力の増加で、CO2換算量も激増です次に昨年との比較グラフです。この昨年比も激増の結果となりました。猛暑の影響も多少はあるのでしょうが、屋根面の日射の影響を出来るだけ抑えるなどの工夫無しでは、一戸建ての全館空調の冷房エネルギー(ドライモードの使用ですが)は、集合住宅の中間階に比べて、かなり厳しいという結果なのでしょう。ちなみに、条件は次のようなものです。家族構成:4人[今年]延床面積:約50坪(約168m2、1階ハイスタッド)+小屋裏収納約28m2[昨年]賃貸マンション:鉄筋コンクリート床面積約64m2 北角部屋
Sep 8, 2007
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猛暑も終わりかと思っていましたが、今日も残暑が続いています。今日14時頃ですが、外の気温は、この通り、33℃を超えていたようです。そんなわけで、我が家の全館空調、もうしばらくは、24時間フル稼働状態となりそうです。我が家の全館空調は、この夏の間、ほぼドライ29℃の設定に落ち着き、使用しています。室内の温湿度は、27℃前後、60%台くらいが多いでしょうか。フル稼働していた全館空調で、心配だった低圧電力の使用量ですが、今月8月分の電気の検針が、先日ありましたので、使用量・料金の報告です。使用期間は、7/19-8/20の33日間です。[使用量]従量電灯B:457kWh、低圧電力:520kWh合計:977kWh[請求額](税込み)従量電灯B:¥10699(基本料金:¥1365)、低圧電力:¥9105(基本料金:¥3052.35)合計:¥1980433日間とやや長い検針期間です。いつものように1ヶ月を30.5日分として換算すると次の通りです。[使用量]従量電灯B:422kWh、低圧電力:481kWh合計:903kWh[料金](税込み)従量電灯B:¥9960(基本料金:¥1365)、低圧電力:¥8694(基本料金:¥3052.35)合計:¥18654グラフにすると、次のとおりです。ドーンと増えて、3月並みの使用量となりました。全館空調のラフ試算書によると、低圧電力の使用量は、なんと、7月:535kWh、8月:926kWhです。この比較では、実際の使用量は、481kWhと、かなり少ない結果に収まりました。次に去年との比較グラフです。昨年より、140kWhほど、多いです。大飯食いの第一種熱交換24時間換気もありますし、昨年までのRC集合住宅の中間階と比較すれば、まあ、こんなところでしょうか。次に料金比較です。去年より¥1500くらいのアップとなりました。24時間換気がもっと省エネならば、昨年と同程度で収まった可能性も高いなぁ・・なお、条件ですが、次のとおりです。家族構成:4人[今年]延床面積:約50坪(約168m2、1階ハイスタッド)+小屋裏収納約28m2[昨年]賃貸マンション:鉄筋コンクリート床面積約64m2 北角部屋
Aug 25, 2007
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(その1からの続きです)私の意図していた気密コンセントボックスの商品写真がここにありました。 写真部分を拝借して、再度、紹介しますが、このようなものです。これでコンセントボックスをすっぽり覆って、ベーパーバリア(気密シート)と貼り合せて、気密を確保する訳です。一方、コンセントボックスを見てみると、下の写真のように無数の穴が開いています。これを何とか塞ぐ必要がありますね。で、用意したのは、これ。そうです、コーキング剤です。ホームセンターで色々な種類が売っていて、どれを買おうか迷ったのですが、ポリカーボネード・プラスチック用シリコンシーラントを選びました。もう、やるしかありません。(面倒くさいので、本当はこんなことしたく無いのですが・・)2階ダクトスペースの空調のプライベートコントロールのボックスです。出来る限り、ペーパーパリアとボックスの隙間にも充填しました。同じくダクトスペースのフットライトのボックスです。ライトなので熱がこもらないか心配ですが、短時間しか点灯しないので、大丈夫でしょう。もちろん、前回のパネルに穴の開いているリアスピーカー用パネルもコーキングし、合計3ヶ所行いました。また、同じくダクトスペースの電源、スイッチパネルは、さすがに面倒なので、防気プレートで妥協です。この後、キッチンの換気扇を使用して、手をかざしてみると、コーキングしたボックスからの空気の漏れは、感じなくなりました。逆に、防気プレートからの空気の漏れを、若干、感じます。やはり、このような不完全な防気プレートでは、完全に気密をとるのは、難しいのです。充填断熱の場合、気密ラインを連続させ、壁内結露を防ぐため、気密コンセントボックスが標準仕様であるべきです。気密コンセントボックスが一般化していないのは、まだまだ高気密・高断熱に対する考えが浸透していないということでしょうか・・
Aug 19, 2007
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高気密・高断熱にこだわっていた私としては、我が家の設計段階で、気密コンセントを東急ホームに要望していました。気密の目的は、冬季に冷気流入を防ぐこともありますが、壁内や小屋裏への断熱面への水蒸気の流入・壁内結露を防ぐことも大きな目的です。ところが施工が始まって、石膏ボードが付き始めた頃、それが付いていないことに気が付きました。で、良く図面(電気設備図)を見直してみると、「外部に面するプレートは気密対応」と注記が。。私の頭の中の気密コンセント・・・コンセントボックスの外側をすっぽり覆うカバー東急ホームでいう気密コンセント・・・コンセントプレートのゴムパッキン(単なる防気プレート)という違いがあったのです!!でも、気が付いた時には、もう手遅れです。工事を後戻りさせる訳にもいかず、単なる防気プレートで我慢せざるを得ませんでした・・私の意図していた気密コンセントボックスですが、最近、東急ホームに入居されたももちパパさんが、施主支給で施工しています。気密コンセントボックスは、こんなものです。なお、施工状況は、こんな様子です。一方、防気プレートですが、次の写真で、写真上段が普通のプレート、下段が防気プレートです。プレートに単にエラのようにゴムパッキンが付加しただけのものです。我が家の外部に面する壁には、下の写真のようにリアスピーカー用のコンセントもあります。コマにこんな穴が開いている訳ですから、防気プレートなんて、何の役にも立たないことは、明らかです。現に、我が家の気密試験の時、このバカ穴をテープで数ヶ所塞いだだけで、C値が0.4cm2/m2→0.36cm2/m2に改善しました。なお、気密試験の時の様子は、こちらです。それ以外に、一年近く住んでみて、気が付いたことがあります。キッチンの同時給排気の換気扇を使った時です。給気口が開くとは言え、屋内がかなりの負圧となるのでしょう。次の写真のように2階の全館空調ダクトスペースに設けられたコンセントやスイッチの部分に手をかざすとスースーと空気が漏れて入って来るのです。このダクトスペースから小屋裏へダクトが通じており、この壁は外部に面していないのですが、小屋裏空間との気密がとれていない状態になっているのでしょう。外部にも面していないので、防気プレートすら、もちろん入っていません。なお、キッチンの同時給排気の換気扇を使った時は、先のリアスピーカー用コンセントからも空気が入ってくるのも分かります。さて、どうしてくれようか・・(続く)
Aug 18, 2007
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本格的に夏の気候になってきましたね。今日の屋外は、32℃前後に気温が上がっています。我が家の全館空調の設定ですが、ドライ(=弱冷房動作)で29℃か30℃を行ったり来たり。30℃に設定すると、蒸し暑いと家族から不満の声が。(これでも室温は28℃以下なのですが、湿度が下がりません・・)29℃に設定すると、室温27度以下くらいの湿度60%台くらいまで下がってしまいます。ここまで涼しく無くてもと感じます・・前々から思っていたのですが、何故、温度設定、0.5℃きざみで無いんでしょう?(空調のみならず、給湯の温度設定もそうですけど)私の車のエアコンには、0.5℃きざみになっていて、便利に使っています。人間、1℃の差って、湿度も変わってくるのも含めて、大きな差を感じるものでしょう。(風呂も1℃違うと大きく違いますよね)何も絶対精度を必要としている訳ではありません。丁度良い設定をするためには、0.5℃ステップが必要だと感じています。デンソーさん、0.5℃きざみで設定が出来るようにしてください!
Aug 5, 2007
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まずは、いつものように、7月分のガス検針の報告です(給湯とコンロに使用)。使用期間は、6/29~7/27の29日間です。使用量:23m3請求額:¥3972いつものように1ヶ月換算(1ヶ月の平均的な30.5日で計算)しますと次の通りです。使用量:24m3請求額:¥4098昨年との比較グラフは次のとおりです(昨年分も30.5日間換算してあります)。今月も先月よりさらに減って、入居以来、最低の使用量を更新しました。昨年との差は、ほとんど無くなりました。次に、総エネルギーの使用量を比較するため、CO2排出量の報告です。なお、計算の係数は、東京電力の検針票の裏面に印刷されていた値を使用しています(原子力発電が含まれているため電気が有利になるような係数とは思います)。電気従量電灯B :412 x 0.37 = 153kg電気低圧電力 :195 x 0.37 = 72kg灯油 : 0 x 2.49 = 0kgガス : 24 x 2.28 = 55kgCO2排出量合計 : 279kgグラフにすると次のとおりです。先月と比較して、全館空調の冷房(ドライ)の低圧電力を使用するようになり、CO2換算量もかなり増えてしまいました。それほど、ガンガン使ったという覚えは無いのですが、195kWhの使用量なので、今後、夏に向けて、かなり増えそうです。ただし、全館空調の試算書によると、6月:179kWh7月:535kWhとなっています。7月の中旬までの梅雨天気を考慮して、試算と比較すれば、妥当なところなのかもしれません。次に昨年との比較グラフです。ついに(順当に?)昨年を上回りました。住んでみて、屋根面の受ける日射熱は、相当大きいと実感しています。昨年までの賃貸マンションの中層階と比べると、かなり厳しそうです。なお、全館空調の試算書では、来月が、一年のうちでピーク(なんと冬より多い!)ので、昨年を大幅に上回りそうです・・ちなみに、条件は次のようなものです。家族構成:4人[今年]延床面積:約50坪(約168m2、1階ハイスタッド)+小屋裏収納約28m2[昨年]賃貸マンション:鉄筋コンクリート床面積約64m2 北角部屋
Jul 28, 2007
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今日も湿度が高いですが、昨日より気温が上がり、蒸し暑いので、全館空調を昼前からオンしました。子供の頭の怪我で、ずっと頭も洗えないため、汗をかかせるのもマズイというのもありますが・・で、今日の外気温湿度です。Webで「不快指数」を調べてみました。「森田さんのお天気ですかァ?」を読んでみると、「不快指数77を越えると、半数の人が不快に感じ」とあります。で、今日の不快指数ですが、その最後に書かれている計算式でも計算出来ますが、「不快指数と省エネと」で気温と湿度を入れると簡単に出ます。今日の外気温湿度の不快指数は、80です。ちなみに、昨日は、76でした。どおりで、今日は、とても蒸し暑く感じる訳ですね。
Jul 22, 2007
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先日の新潟県中越沖地震で起きた柏崎刈羽原子力発電所の事故。報道では、最大「680ガル」で、設計上の想定を大幅に上回る「想定外」の大きさとのこと。でも、過去にあった代表的な地震の最大加速度は次のとおり。関東大震災(1923) 330ガル十勝沖地震(1968)八戸 235ガル宮城県沖地震(1978) 432ガル兵庫県南部地震(1995) 818ガルWebで検索してみると、2004年の新潟県中越地震に至っては、「1750ガル」をも観測されたようだ。それに対し、柏崎刈羽原発の耐震設計で想定している最大加速度は、たったの「273ガル」らしい。何故、これしか想定していない?耐震基準が古いから?「800ガル」をも越えた兵庫県南部地震(1995)より以前の地震でも「400ガル」を越えている。自然からしてみれば、以前の数倍なんていうのは、あって当たり前。同程度しか想定しないのは、人間側の都合の良い解釈で楽観的希望的想定に過ぎない。それに対して、多分大丈夫でしょうと言えるのは、最低一桁上の加速度にも耐えてのことではないか。今回、原発がこれだけの被害で済んだのは、ある意味ラッキーではないか。これでも今後、原発を増やすつもりなのだろうか・・一桁上の加速度にも耐えても多分で絶対では無い。想定外のことが起こる可能性はある。何せ、自然が相手なんだから・・ (原発の耐震性を上げるために、建築コストが上がると、将来、現在の割安な深夜電力プランに変更もあるかもしれませんね)
Jul 22, 2007
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今日、珍しく2件目の投稿になります。梅雨時の状況として、今日、先ほど18時過ぎの外気温湿度と室内温湿度です。なお、湿度が高くベタベタとしてとても不快な一日でしたが、全館空調は、オフ状態で、窓は小さめに開けた状態です。室外の温湿度1階の温湿度2階の温湿度ついでに、床下基礎ベースコンクリート上の温湿度たまに見るのですが、床下基礎ベースコンクリート上の温度はあまり上下せず、外気温度が上がっても、この時期は外気温度より低くなっています。この程度の温度だと、湿度が70%を越えると、不快に感じますね。洗濯物も乾かないので、これから寝る前までの間、全館空調をドライ運転することにします。
Jul 21, 2007
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今月7月の電気の検針(6/20-7/18)がありましたので、電気使用量・灯油使用量と料金の報告です。この時期ですので、当然ながら灯油は使用無しです。延床面積:約50坪(約168m2、1階ハイスタッド)+小屋裏収納約28m2契約:従量電灯B(50A)+低圧電力(3kW)ここで、低圧電力ですが、我が家の全館空調機に使用している動力用3相200Vの電力契約です。[使用量]従量電灯B:392kWh、低圧電力:185kWh合計:577kWh[請求額](税込み)従量電灯B:¥9232(基本料金:¥1365)、低圧電力:¥5132(基本料金:¥3052.35)合計:¥14364今月も29日分と、やや短い検針期間です。いつものように、1ヶ月を30.5日分として換算すると次の通りです。[使用量]従量電灯B:412kWh、低圧電力:195kWh合計:607kWh[料金](税込み)従量電灯B:¥9731(基本料金:¥1365)、低圧電力:¥5260(基本料金:¥3052.35)合計:¥14991グラフにすると、次のとおりです。後半は比較的気温の低い日が多かったように思いますが、前半の暑い日に調子に乗って全館空調をそこそこ使ってしまった(ドライモード=弱冷房)ので、それなりに低圧電力の使用量がかさんでしまったようです。次に去年との比較グラフです。後半の涼しい日に助けられたのか、昨年との比較では、若干増に留まりました。やはり一戸建ての屋根面の受ける熱による影響は、昨年までのRC集合住宅の中間階の部屋と比べると、格段に大きいものがあり、2階の温度が上がります。(RC集合住宅の最上階に住んでいたこともありますが、それに比べれば遥かにマシですが・・)我が家は天井断熱ですが、小屋裏温度を出来るだけ上げない構造の工夫(例えば、屋根断熱付加や二重野地、小屋裏換気量アップ、屋根面の熱線反射なんてある?など)が望まれるのでしょう。次に料金比較です。今月分から、低圧電力のブレーカーを入れましたので、¥3000以上の基本料がフルにかかってきています。中間期には、低圧電力の基本料の高さが重くなることもあり、昨年を上回った料金となっています。年間通じて、低圧電力の方がコストメリットが出るのかどうかは、疑問な部分です。冷暖房をガンガン使わない場合、基本料の高さが、使用料金分を上回ってしまうことになる可能性も高そうですね。
Jul 21, 2007
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昨日・今日と、曇り空ということもあり、割と涼しい温度です。全館空調もオフして、窓を少し開けているだけで、過ごしやすいです。調子に乗って全館空調をオンしっぱなしだったこともありますが、先週時点で、全館空調の使用電力から1ヶ月の使用量のシミュレーションをしてみたら、3月の暖房並みに電力を消費しそうな勢いだったので、ちょっとホッとしています。この時期は特にですが、夜は外気温度が下がるのですが、夜、窓を閉めると、どうしても室温が上がってきてしまうのが、悩ましいところ。昼間暑くても、夜は外気温度が下がることが多いので、積極的に外気を導入することによる外気冷却を行いたいところです。24時間換気によって、多少、外気冷却も出来るのでしょうが、我が家のデンソー換気装置(Vent-Axia、イギリス製)は、熱交換の効果で、その冷却効果も落ちてしまうのでしょう。東急ホームの空調は、デンソーと山武が選択可能でしたが、空調のCOPがデンソーの方が勝っていたので、我が家では、デンソーを選択したのですが、山武には、熱交換をパイパスするオプションも確か存在していて、魅力を感じたところです。スウェーデン製の熱交換タイプの換気装置には、サマーブロックなるものを熱交換ブロックと交換すると、熱交換しないで、外気冷却が出来るものの存在も知っていましたので、実は、設計段階だった時に、デンソーさんに、ワンオフ(特注)でも良いから、交換ブロックを作ってくれないか問い合わせたことがあります。答えは「出来ません」とのことだったので、可能なら自分で作ってやろうかなどと思っていました。で、少しだけ開けて覗いてみました、換気装置。外観は、こんなようなものです。開けて覗いてみると、手前に2つ並んでいるのが、給気用と排気用のモーターユニットで、その奥の四角いヒダヒダの付いたのが、熱交換ブロックですね。発砲スチロールに固定されており、寸分違わない寸法でないと、隙間から給気と排気が混ざってしまうことが分かりましたので、自作は相当難そう。残念・・デンソーさん、サマーブロック作ってください!お願いします!!なお、左下の方に早くも小さなクモが巣が・・ティッシュでとってしまいましたが、数年後を想像すると、凄い事になってるかも。排気ルート側なので、そんな気にすることも無いかもしれませんが、給気ルートに出来る可能性も多いにありそうなので、たまに開けてみた方が良いかもなんて思うと同時に、クモぐらい気にすることないかなんて思いもあり微妙なところですが、定期的に掃除した方が良いのかも・・
Jul 8, 2007
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まずは、いつものように、6月分のガス検針の報告です(給湯とコンロに使用)。使用期間は、5/30~6/28の30日間です。使用量:28m3請求額:¥4602いつものように1ヶ月換算(1ヶ月の平均的な30.5日で計算)しますと次の通りですが、切捨て計算なので、結果は変わりませんでした。使用量:28m3請求額:¥4602昨年との比較グラフは次のとおりです(昨年分も30.5日間換算してあります)。先月よりさらに減って、入居以来、最低の使用量となりました。暖かくなるにつれ、昨年との差は徐々に少なくなってきています。次に、総エネルギーの使用量を比較するため、CO2排出量の報告です。なお、計算の係数は、東京電力の検針票の裏面に印刷されていた値を使用しています(原子力発電が含まれているため電気が有利になるような係数とは思います)。電気従量電灯B :410 x 0.37 = 152kg電気低圧電力 : 0 x 0.37 = 0kg灯油 : 0 x 2.49 = 0kgガス : 28 x 2.28 = 64kgCO2排出量合計 : 216kgグラフにすると次のとおりです。冷暖房が無しとなりましたので、こちらも入居以来、最低となりました。1月のピークと比較すると、半分以下ですので、冬は暖房・給湯で、相当エネルギーを消費すると言えますね。次に昨年との比較グラフです。先月の予想では、熱交換24時間換気の電力消費の大きさで、昨年を上回ると思っていましたが、ほとんど同じとなりました。全館空調の低圧電力のブレーカー落としで、冷房(除湿)を我慢したためかもしれませんね。なお、条件は次のようなものです。家族構成:4人[今年]延床面積:約50坪(約168m2、1階ハイスタッド)+小屋裏収納約28m2[昨年]賃貸マンション:鉄筋コンクリート床面積約64m2 北角部屋
Jun 30, 2007
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昨日の土曜日は、暑い一日でした。低圧電力のブレーカーを落としていた全館空調、先日、水曜日の電気検針後から使えるようになりました。全館空調での冷房設定、いろいろ試し始めました。とりあえず、金曜夜からの設定は、除湿30℃で、1階と2階の風量バランスを2:8に。このデンソーの全館空調、除湿といっても、再熱除湿無しですので、単なる弱冷房です。冷房モードの場合、単純に設定温度以上でオンですが、どうも除湿モードの方が、この時期、夜は冷えるようです。除湿モードでは、室内温度は反映しないで、設定温度に応じて弱い冷房を断続運転なのでしょうか。どんな制御アルゴリズムなのかなぁ??・・で、昨日、土曜の午後2時過ぎの温湿度です。外気センサーは日陰に置いてありますが、百葉箱などに入れているわけではありませんので、必ずしも正確ではありませんが、約30℃です。どうりで暑いわけです。その時の室内の温湿度です。1階リビング2階フレックスちょっと2階が暑いかなと思っていましたが、その後、午後4時過ぎです。2階フレックス16時過ぎう~ん、ちょっと暑いぞ。。フレックスルームの吹き出し口に手をかざすと、風があまり出ていません。と、思い出しました。2階フレックスの風量調整のバルブを冬に絞っていたのです。バルブを開かねばと、空調室内機を置いてある機械室へ。機械室は1階にあります。で、バルブを全開に。真ん中に写っている黒くて垂直に立ったのがバルブの調整レバーです。これで全開状態です。こんなところで様子をみてみますが、しばらく試行錯誤が続きそうです。。ところで、同種の全館空調ご利用の方、全館空調はどんな感じに設定されてますか?
Jun 24, 2007
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今月6月の電気の検針(5/22-6/19)がありましたので、電気使用量・灯油使用量と料金の報告です。延床面積:約50坪(約168m2、1階ハイスタッド)+小屋裏収納約28m2契約:従量電灯B(50A)+低圧電力(3kW)ここで、低圧電力ですが、我が家の全館空調機に使用している動力用3相200Vの電力契約です。今回の検針までブレーカー落としで、基本料金半額を守らなくてはなりませんでしたが、最後の数日は、7月中旬?下旬?だかの気温で、厳しい暑さだったのですが、冷房は我慢でした。[使用量]従量電灯B:390kWh、低圧電力:0kWh合計:390kWh[請求額](税込み)従量電灯B:¥9226(基本料金:¥1365)、低圧電力:¥1606(基本料金:¥1606)合計:¥10832今月は29日分と、やや短い検針期間です。いつものように、1ヶ月を30.5日分として換算すると次の通りです。[使用量]従量電灯B:410kWh、低圧電力:0kWh合計:410kWh[料金](税込み)従量電灯B:¥9683(基本料金:¥1365)、低圧電力:¥1606(基本料金:¥1606)合計:¥11289当然ながら、灯油は使用無しです。グラフにすると、次のとおりです。電気だけだと、先月とほぼ同じです。灯油を合わせてみると、今回の6月分か10月分が、一年の中で最低になるのでしょう。真冬の1月分は1000kWhを越えていましたので、それと比較すると、2.5倍の差がありますね。次に去年との比較グラフです。今月は、昨年と比較すると、電気使用量は、僅かに上回りました。何度も書いてますが、これは、第一種顕熱交換の24時間換気装置の消費電力の多さによるもの(100kWh程度)ですね。次に料金比較です。昨年と比べると、低圧電力の基本料の半額である¥1606がかかってきていますので、その分、どうしても割高です。これからの真夏になって、冷房使用が増えてきた時に、低圧電力の使用料金の安さでカバー出来ると良いのですが、基本料金が¥3000を越えるので、それを補えるまではいかない予想。さて、どうなるか・・
Jun 23, 2007
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そろそろ入居から9ヶ月目。恒例の3ヶ月に一度の24時間換気のフィルター掃除の時期になりました。ちなみに、我が家の換気フィルターは、こんなように付いています。で、開けてみました、フィルターを。すると、中から蚊がブーンと出てきました、ビックリ!!逃がしてはなるものかと、手でしとめました(ふぅー)。と思っているのも、つかの間。もう一匹、蚊がブーンと(おいおい2匹もか!)。これもしとめました(ふぅー、良かった)。で、給気側のフィルターを覗いてみると、今回は季節的に虫が多いですねぇ。と、思っていたら、今度は、小さな蛾がブーンと・・しまったぁ、取り逃がしてしまいました_| ̄|○気を取り直して、排気と給気のフィルターを掃除機で、吸い取って終わりです。実はフィルターの予備を買ったので、水洗いしようかと思ったのですが、新品のフィルターをこれからの虫が多い時期に使うのは、なんかもったいない気がして、今回はやめました(笑)ということで教訓???第一種換気の給気フィルターを開ける時は、生きた虫が出てくるので、すぐ捕まえられる準備を(笑)
Jun 10, 2007
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先日、長年使っていた、折りたたみ傘を振って水を払おうとしたら、シャフトがボキッと折れてしまいました。そろそろ、梅雨の季節ですし、探しました。探したのは、いつもバッグに入れっぱなしなので、出来るだけ、軽量かつコンパクトなもの。買ったのはこれ。カーボンフレームに、アルミシャフトの強力撥水加工。重さを実測してみると、わずか118gです。なお、携帯電話と比べてみると、128gあります。携帯電話より軽いです。なお、前の壊れた傘はというと、222gです。これで、100g以上軽くなりました。
Jun 3, 2007
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まずは、いつものように、5月分のガス検針の報告です(給湯とコンロに使用)。使用期間は、4/27~5/29の33日間です。使用量:41m3請求額:¥62404月分と全く同じ使用量ですが、5月分は、一割程度長い日数です。いつものように1ヶ月換算しますと次の通りです(30.5日間とした場合の使用量を求めて計算しています)。使用量:37m3請求額:¥5735昨年との比較グラフは次のとおりです(昨年分も30.5日間換算してあります)。徐々に減ってきました。まだ、昨年より少ないですが、差は徐々に少なくなってきていますね。次に、総エネルギーの使用量を比較するため、CO2排出量の報告です。なお、計算の係数は、東京電力の検針票の裏面に印刷されていた値を使用しています(原子力発電が含まれているため電気が有利になるような係数とは思います)。電気従量電灯B :409 x 0.37 = 151kg電気低圧電力 : 0 x 0.37 = 0kg灯油 : 11 x 2.49 = 27kgガス : 44 x 2.28 = 84kgCO2排出量合計 : 263kgグラフにすると次のとおりです。全館空調の低圧電力は、ブレーカー落としていますので、ゼロとなっています。その代わり、4月後半の寒さで、FF式ストーブで灯油を使用した分が増えています。昨年10月~11月と同程度のCO2排出量まで落ちてきていますね。次に昨年との比較グラフです。おっと、ついに昨年を僅かに上回ってきました。昨年よりガスの使用量が少ないのに、増えてしまったのは、繰り返しになりますが、第一種顕熱交換の24時間換気の電力使用量が多いからですね。なので、来月は、間違いなく昨年を上回る予定です(苦笑)なお、条件は次のようなものです。家族構成:4人[今年]延床面積:約50坪(約168m2、1階ハイスタッド)+小屋裏収納約28m2[昨年]賃貸マンション:鉄筋コンクリート床面積約64m2 北角部屋
Jun 2, 2007
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我が家ではなく、築17年になる妹の住む在来木造の家の話題。羽蟻が去年から5月頃になると発生してようだ。今年も少し前に羽蟻が大量に発生したので、リフォーム業者に見てもらったらシロアリとのこと。今は無い工務店で建てた家。基礎はといえば、一応ベタ基礎。どこから進入したのだろうと見てみようと、昨日、床下にもぐってみた。生で初めて見ましたが、風呂場周りの土台や根太掛け?(と呼べば良いのか???)などに蟻道、泥被の跡があちこちに。見える範囲では、風呂場(ユニットバスではない)の周りがやられているようだ。風呂場下の内部から蟻道が出てきているので、風呂場の下を見なければ、進入経路も被害状況も分からない。ところが、この風呂場の周りを囲むように、基礎立ち上がりがあり、風呂場下の確認が出来ず。ベタ基礎なので、風呂下の配管とベースコンクリートとの隙間あたりから侵入なのか、謎・・・でも、風呂の下、点検出来ないって、これ普通???こんなんで良いのでしょうか??風呂をぶち壊して、シロアリ被害箇所を交換するとともに、ユニットバスにするようなリフォームになるのでしょうか。また、その際、点検用に基礎立ち上がりを一部切っておいた方が、良いのでしょうか?進入経路が分かれば、我が家と同じようにターミメッシュも施工した方が良いのかなぁ。。
May 27, 2007
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今月5月の電気の検針(4/18-5/21)がありましたので、電気使用量・灯油使用量と料金の報告です。延床面積:約50坪(約168m2、1階ハイスタッド)+小屋裏収納約28m2契約:従量電灯B(50A)+低圧電力(3kW)ここで、低圧電力ですが、我が家の全館空調機に使用している動力用3相200Vの電力契約ですが、前回検針直前4/18にブレーカーを落としています。[使用量]従量電灯B:456kWh、低圧電力:0kWh合計:456kWh[請求額](税込み)従量電灯B:¥10722(基本料金:¥1365)、低圧電力:¥1606(基本料金:¥1606)合計:¥12329今月は34日分と、一割以上日数が長いです。いつものように、1ヶ月を30.5日分として換算すると次の通りです。[使用量]従量電灯B:409kWh、低圧電力:0kWh合計:409kWh[料金](税込み)従量電灯B:¥9658(基本料金:¥1365)、低圧電力:¥1606(基本料金:¥1606)合計:¥11264また、4月の後半は以外に寒い日が多く、ブレーカー落としで全館空調が使えない状態でしたので、灯油のFF式ストーブを、結構使ってしまいました。使用量は、ラフに次のとおりです。灯油使用量:11L、金額:¥770グラフにすると、次のとおりです。こうやって見てみると、同じく低圧電力ブレーカーを落としていた昨年11月分に似ていますね。灯油の使用量は、若干少ないですが、4月後半は以外に寒い日があり、11月上旬に匹敵する寒さだったということなのでしょうか??次に去年との比較グラフです。今月は、昨年と比較すると、電気使用量は、僅かに下回りましたが、灯油使用量がありますから、使用エネルギーとしては、今年の方が多いということになりますね。次に料金比較です。灯油費用と低圧電力の基本料金(ブレーカー落としで半額)の分が効いて、昨年より料金はかかってます。先月分までは、今年の方が下回ってましたが、この季節は、どうしても金額アップです。この一因は、第一種顕熱交換の24時間換気装置の消費電力の多さにあります。計算によれば、1ヶ月に100kWhも食っていて、従量電灯Bのおよそ4分の1を占めています。これが、第一種熱交換換気のメリットが無いと言われる最大の要因でしょう(冷暖房負荷削減分を上回る消費電力)。換気装置メーカーさん、是非とも省エネタイプを出して、格安で交換してください(苦笑)
May 26, 2007
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我が家の場合、家をどこで建てるか決めるのに、サッシの断熱性能と防犯性能のウェイトは、とても大きなものでした。断熱性能からすれば、ガラスは3層相当のK値を持ったもので、フレームはアルミではなく、樹脂あるいは木製は必須と考えました。ただ、単なる木製の場合、外側を定期的に自分で塗装するメインテナンスが必要ですが、そんな余裕のある生活を先々送れるかというと、何とも言えない。このため、アルミクラッドや樹脂クラッドなど、メインテナンスのが楽なサッシが望ましいと思っていました。ただし、万一、クラッドと木の隙間に水が入ると一気に木が腐る問題がありますので一長一短な面はありそうです。そんなサッシで、防犯合わせガラスが選べるもの。といった条件で探すと、これがアメリカのペラ社の木製サッシで、他に選択肢が見つかりませんでした。このペラのサッシは、ガラスは3層ではなく、Low-E複層のアルゴンガス入りです。防犯のために、防犯合わせガラスとした理由は、面格子も高価ですし見た目も悪い。また、シャッターなどは、居る居ないが一目瞭然になってしまい逆効果と思われるなどの理由です。もちろん、防犯合わせガラスも万全ではなく、一部の防犯合わせガラスを除いては、火炎までは耐えられませんし、サッシそのものをバールでこじ開けられる可能性もあります。そんな条件で、ビルダーを探すとかなり限られてしまいました。結果的に東急ホームのミルクリークになった訳です。東急ホームのミルクリークは、「輸入住宅」とか呼ばれていますが、私の中では、輸入住宅という認識はなく、単に輸入サッシを使って、フィートインチモジュールを採用し、日本流にアレンジしたツーバイフォー住宅といったところです(輸入住宅かどうかなんていうことは、どうでも良かった・・)。このあたりのは、床根太レス工法や、使っている機能部材の多くは、日本製を使っているなどから感じる部分です(床根太レスは床の断熱材が90mm厚に制限されるので、断熱面ではやや不満なところです)。ということで前置きが長くなりましたが、今日は我が家でメインのサッシとして使われている、防犯合わせガラスの入った、アメリカはペラ社製の木製サッシを紹介してみます。サッシ全体の写真です。左側のみ、網戸を取り付けた状態です。なお、飾り格子は、標準で付いているのですが、取り付けないで、小屋裏収納に保管してあります。なお、防犯合わせガラスが選べたのは、このケースメントタイプ(縦すべり出し窓)のみでした。ロックとレバーハンドルは、アップで見るとこんなように付いています。左側レバーがロックです。ロックを解除して、レバーハンドルを廻して少し開けてみると、このようになります。外側から見てみたところです。外側の白い部分がアルミで、木のフレームに貼られています(アルミクラッド)。次に、複層ガラスの部分をアップで見てみたところです。この銀色の部分が外側ガラスと内側防犯合わせガラスの間に入っているスペーサーです。防犯合わせガラスでないサッシの複層ガラスのアップを見てみるとこんな感じです。銀色のスペーサー部分の厚みがこちらの方がありますね。防犯合わせガラスは、厚みが通常のガラスより厚いので、ガラス間隔が狭くなっているようです。断熱面からいうと、空気層の厚みが少ないと、断熱性能が劣るはずですが、カタログなどの資料が無いので、どの程度劣るのかは、分からないところです。なお、通常ガラスのものは、U-factorが0.34というシールが貼られていたので、日本のK値で1.93W/m2K程度の性能のようです。(このU-factorが単位については、東急ホームにお住まいのdyneさんのブログの2007/4/5の記事をご参照ください)なお、防犯合わせガラスそのものは、日本で入れているとのことで、こんなガラスです。日本板硝子のぺアマルチのレイボーグで、Low-Eのアルゴンガス入りということがシールと印刷から分かりますね。ついでに網戸ですが、アップでみると、こんな感じです。網戸をはずす時ですが、下のように4箇所の固定レバーを開くと簡単に外れます。網戸の糸が黒いせいもあるのだと思いますが、網戸を付けると少し暗くなります。このため、我が家では、網戸は最低限必要なところのみ取り付けてあり、それ以外の全ては、飾り格子同様、小屋裏収納に保管してあります。余談ながら、このようなものの保管のため、小屋裏収納を設けておいて良かったなあと感じています。
May 19, 2007
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数日前の夏日の暑い日も過ぎ、ようやく5月らしい気温になりました。昨日・今日は、外は電車が止まったりするくらい強風でしたが、昨日・今日くらいの気温・湿度だと、家の中は、半そで一枚でも良く、とても過ごしやすいです。そんな我が家の今晩0:30過ぎの気温・湿度の状態です。まずは、外気温度と湿度から。外は、夜になると14℃程度とそれなりに冷えますね。次に室内の温度と湿度です。1階2階小屋裏収納ついでに、玄関のエントリークローゼットの土間上です。室内は、23~24℃とほとんど差が無く、23℃以上を保っています。湿度も30~40%とカラッとして、湿度もこれくらいが最も過ごしやすいですね。
May 11, 2007
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一週間前は、未だ寒いなぁと思っていたのが、今週に入ってから、すっかり暖かくなり、西側に窓がある2階は、窓を開けないと暑くなり過ぎるようになってきました。我が家で、最も温度が上がり易いのが、小屋裏収納。小屋裏点検口を開けてみて分かりましたが、小屋組み内の温度は、ものすごく上がっていますので、小屋裏収納も25~26℃くらいになるようになりました。ということで、昨日から小屋裏収納のパイプファンをオン。このパイプファン、換気装置の能力の制約から、小屋裏収納が全館空調・24時間換気の範囲外になってしまったので、個別に設けたものです。消費電力も3W程度ですし、常時入れておいた方が良いのでしょうが、普段、人が入ることもありませんので、昨年寒くなってきた頃から止めてしまっていました。冬の間、温度や湿度を時々チェックしていましたが、特に温度が下がり過ぎて相対湿度が上がるなどいうこともなく、結露の面では、換気を止めても問題は無いことが分かりました。人が入る時は、換気しないといけませんけどね。その他、取り外していた、網戸をいくつかの窓に取り付け、窓開け出来るように。全館空調入れている間は感じませんでしたが、この時期は、日によって、気温変化も激しく、なかなか階による温度を丁度良くするのが、難しい季節だなぁと実感。間取りを犠牲にしても、吹き抜けを設けておけば良かったなぁ・・とやはり感じる今日この頃。。
May 3, 2007
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まずは、今月度4月のガス検針報告です(給湯とコンロに使用)。使用期間は、3/30~4/26の28日間です。使用量:41m3請求額:¥6240いつものように1ヶ月換算しますと次の通りです(30.5日間とした場合の使用量を求めて計算しています)。使用量:44m3請求額:¥6617昨年との比較グラフは次のとおりです(昨年分も30.5日間換算してあります)。あれっ?先月とほとんど同じで、下がっていません・・何故、先月より減っていないかは、全く分かりませんが、これでも昨年よりは、1割程度少ない使用量となっています。次に、総エネルギーの使用量を比較するため、CO2排出量の報告です。なお、計算の係数は、東京電力の検針票の裏面に印刷されていた値を使用しています(原子力発電が含まれているため電気が有利になるような係数とは思います)。電気従量電灯B :409 x 0.37 = 151kg電気低圧電力 :224 x 0.37 = 83kg灯油 : 1 x 2.49 = 2kgガス : 44 x 2.28 = 100kgCO2排出量合計 : 337kgグラフにすると次のとおりです。ここで、低圧電力は、全館空調に使用している電力です。全館空調の分が半減していますので、先月と比較すると、ずいぶん減っています。ただし、昨年11月分と比較してみると、それよりは多いですね。意外に3月末~4月にかけては寒い!ということなのでしょう。次に昨年との比較グラフです。今月に関しては、先月に引き続き、昨年を下回っています。なお、条件は次のようなものです。家族構成:4人[今年]延床面積:約50坪(約168m2、1階ハイスタッド)+小屋裏収納約28m2[昨年]賃貸マンション:鉄筋コンクリート床面積約64m2 北角部屋
Apr 28, 2007
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今月4月の電気の検針(3/20-4/18)がありましたので、電気使用量・灯油使用量と料金の報告です。検針票を見て気づいたのですが、東京電力の電気料金の表示体系が、今月4月から税込みに変わっていますね。延床面積:約50坪(約168m2、1階ハイスタッド)+小屋裏収納約28m2契約:従量電灯B(60A→50Aへ途中変更)+低圧電力(3kW)日当たり条件:良好な家の50%程度(南面が短辺、午後から1Fは南西の家の影に入る)ここで、低圧電力ですが、我が家の全館空調機に使用している動力用3相200Vの電力契約です。[使用量]従量電灯B:389kWh、低圧電力:213kWh合計:602kWh[請求額](税込み)従量電灯B:¥9345(基本料金:¥1506)、低圧電力:¥5331(基本料金:¥3052)合計:¥14676今月は29日分で、やや日数が短いです。いつものように、1ヶ月を30.5日分として換算すると次の通りです。[使用量]従量電灯B:409kWh、低圧電力:224kWh合計:633kWh[料金](税込み)従量電灯B:¥9854(基本料金:¥1506)、低圧電力:¥5449(基本料金:¥3052)合計:¥15303また、FF式ストーブでの灯油使用量ですが、この期間は、ほとんど使いませんでしたので、ラフに次のとおりです。灯油使用量:1L、金額:¥70グラフにすると、次のとおりです。先月と比較すると、全館空調の低圧電力が、ほぼ半分に減りました。こうやって見てみると、意外なことに、比較的温暖といわれる4地域でも、5ヶ月以上、一年の半分近い期間、暖房が必要となることが分かりますね。次に去年との比較グラフです。なお、昨年までの賃貸マンション(鉄筋コンクリート床面積約64m2、北角部屋)での暖房設備は、次のとおりです。エアコン(COPが約3が2台、COPが約5が1台)の3台+電気ストーブ(カーボンヒーター450/900W)1台今月は、昨年と比較すると、かなり少ない結果です。昨年は、ほとんど断熱の無い鉄筋コンクリートの建物だったので、冷えたコンクリートに熱が奪われる期間が尾を引き、暖房エネルギーが多く必要だったためではないかと推測しています。次に料金比較です。暖房費用の分が効いて、昨年より料金が少なくなってます。なお、空調設備屋さんのラフなランニングコスト試算(試算条件:外気温12℃以下で暖房運転、気象データ:東京1997~1999年平均)によれば、3月の低圧電力使用量は、68kWh。今月も先月に続き、このラフ試算に対し200kWh以上と、かなり多い結果となりました。我が家の検針日は早いので、年間を通じて比較しないと、試算の妥当性については、何とも言えないといったところなのでしょう。先日18日・19日の寒さと打って変わり、昨日・今日とかなり暖かく、外は20~22℃くらいまで上がっているようですが、来週半ばには、また肌寒くなる予報です。この先、暖房無しでいけるかどうか、微妙なところでしょうか。
Apr 22, 2007
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我が家の電気の検針日って毎月20日過ぎくらいです。ちなみに昨年9月の入居以来の検針日は、次のとおり。19日:1回20日:2回21日:3回22日:0回23日:1回といったところなので、20日か21日が平均的な検針日です。ところが、今月は、なぜか今日18日が検針日。全館空調に使っている別契約の低圧電力(動力3相200V)は、基本料金が高いのです。我が家の場合、3kW契約なので、基本料金が税込み¥3000を少し越えます。この料金、メーターが少しでも動いてしまうと、丸々取られてしまいますが、使用量が全くゼロだと半額になります。つまり、ほんの少しでも使うと、一気に¥1500くらい、余計に取られてしまいます。5月ももうすぐ、全館空調も不要な季節です。というわけで、低圧電力のブレーカーを落とさねばなりません。しかし、関東南部も今週は寒い!天気予報を見ると、明後日20日から暖かくなりそうですが、今日、明日まではかなり寒い予報です。何故、今月だけ極端に検針日が早いんでしょうか???検針のおばちゃんの都合なんでしょか?それとも電力会社の策略か・・これは考えすぎ???でも、予定どおり、今朝、低圧電力のブレーカーを落としました。暖房無しでは寒いので、補助暖房のFF灯油ストーブを使って、しのぐしかありません。先ほどの外気温度・湿度は、このとおりです。雨で昼間もあまり気温が上がらず、この季節にしては、かなり寒いです。1階リビングの気温・湿度です。吹き抜けの無い我が家、問題は、1階は上がり過ぎることと、2階の温度です。うーん、2階中央のフレックスルームでも22℃までは、上がりません。他の部屋は、もう少し寒い。。いつも通りの検針日ならちょうど良いけど、未だ2日ほど寒そうです。おばちゃん、検針日、何で今月だけ早いのよ?(笑)
Apr 18, 2007
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3ヶ月点検の時に、玄関の上り框のところで「ここに手摺りを付けた方が良いですよ」とアフターの人に言われたんです。そういえば、確かに、靴を履いたりする時に、壁に手が行ってしまうことが多く、クロスも子供の手跡が付いたりしているなぁと思い、「じゃあ、注文頼みます」ということで、手配をしてもらうことに。後日、カスタマーの方から値段などの連絡があり、届いたものが、これ。あれっ?なんでこんなに短いの???取り付け金具入れても、45cm程度にしかならない。こんな短いはずは無いと思い、東急ホームオリジナル仕様と同一品番は無いものの、メーカーのカタログを見ると60cmが標準だ。ということで、カスタマー担当の人に連絡すると、やはり間違いということで、正規の長さのものを送ってもらうことに。で、届いたものがこれ。ん?なんか色がちょっと違わないか?と思い、階段の手摺と並べてみると、少し違う。型番を見てみると末尾の記号が前回のものと違うぞ。ということで、再度、カスタマー担当の人に連絡すると、やはり間違いと判明。大丈夫ですかぁ?カスタマーの担当の方、2度も間違って(苦笑)で、やっと届きました、正規のものが。実は、オークかタモあたりの色の付かない(クリア塗装)ものが好みなんですが、ミルクリーク標準部材だと、それが無いんです。木の質感も色も好みではないけど、好みのものを探すほどでも無いので、これで我慢です。ということで、取り付けです。まずは、下地となるスタッド探しです。最初は、壁うらセンサーでラフにスタッド位置を見つけます。でも、スタッド幅38mmに対して、手摺の取り付けネジの幅がギリギリなので、スタッド位置を正確に探さなければなりません。このため、針式の下地探しで、スタッド位置を割り出します。養生テープでスタッドの境をマーキングした後、取り付けです。高さをどうしようか悩んで、何度も、玄関を上り下りしてみました。その結果、取り付け上部を、電気スイッチ上部と合わせたあたりが良さそうということで、その高さ取り付けることにしました。これまた、ビスが手摺側も壁側もとても長いので、手回しドライバーでは、とてもやってられませんので、いつものドライバードリルを使って、取付けです。というわけで、昨日、取り付けを済ませました。取り付け後の、玄関は、こんな感じです。これで、上り下りし易くなって、壁クロスが汚れることも防げるかな。 ====使った工具類は、こちら。
Apr 15, 2007
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少し前に、実家にしまい込んであったもので、もう壊れてるかもなぁ?と思いつつも、持って来たものがあります。それは、これ。ギターアンプで、グヤトーンのFLIP1000。(ちなみ上に乗っている赤いのは、ギターアンプシミュレーター)製造年を見てみると、29年前の物。もう少しで30年ですね。当時、アルバイトで貯めたお金で買ったもの。ずっと使うこともなかったのですが、なかなか捨てること出来ず、今まで残っていました。で、持ってきて、恐る恐る数十年ぶりに電源を入れてみると・・電源は、入りました。ギターをつないでみると、なんかガリガリという音だけで、まともに音が出てきません。ジャックを指し直したり、何度も電源を入れたりしても駄目でしたが、コードを変えてみると・・出ました!音が。このギターアンプ、パワー段が真空管、プリ部がFET(トランジスタの一種)を使ったソリッドステート構成となってます。確か出力は15Wだったと思いますが、小出力ということもありパワー段は、A級シングルで、パワー段の真空管は1本です。小さい方の真空管は、ドライバー段に使われてるものですね。この写真の真空管、ギターアンプと一緒に残っていたものです。予備として買っておいたものでしょうが、もはや全く覚えてません・・いやー、30年近くも経つのに、ギターアンプって、壊れないものなんですね。検索したら、ヤフオクなどで今も取引されているようですし。話変わって、最近、買ったもの。これです。ちょっと前ですが、カミさんが、デジピを欲しいとのことで、購入したものです。なるべくスペースをとらずにコンパクトでハーフペダル機能のあるもので、安いもの。ということで、このカシオのPrivia PX-110に決定。カシオの楽器???えっ、いつから出してたの?という感も無きにしもあらずでしたが、評価も悪くないようでしたし、値段には勝てませんでした。最大の難点は、譜面を立てると、譜面上端が壁に当たってしまうので、このデジピを壁から5cmほど手前に置かなければならず、スペースが無駄になってしまいます。うちのカミさん、昔をピアノ習っていた訳ではありません。こりゃ単なる大人のおもちゃですかね。うーむ、いつまで続くことやら(笑)====ちなみに、本体スタンド・3本ペダル・イス・ヘッドフォン全て付いていて、ポイント10倍。ポイント分含めて一番安かったので、ここで購入。
Apr 14, 2007
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