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映画「愛を読む人」


2007年01月19日
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「プロフェッショナル仕事の流儀」
昨夜は、 漫画家・浦沢直樹 だったので、
これは絶対に見ようと思っていた。
隣の部屋では夫の職場仲間の宴会が続いていたが、
もうかなり酔っ払っていて勝手に盛り上がっていたので、
私は居間でこの番組を見ていた。
(しかし、当然ながら「氷!」とか、「トイレ・・」とか言う人が出入りし、全部をしっかり見ることもできなかったが・・)

浦沢直樹 を知ったのは、スクーリングで上京中に次男の部屋で、
「MONSTER」を読んでからだと思う。
ん? 「MASTERキートン」だったかもしれない。
「キートン」の方は「面白い」と思っただけだったが、
「MONSTER」では、「この漫画は何だ?!」と思った。
この漫画で、浦沢直樹の名前をはっきりと意識するようになり、
「20世紀少年」はとても関心を持ちながら、続きを楽しみにしている。

人間の持つ善と悪を抉り出すような作品は、漫画の域を超えていると感じていた。
といっても、私は他の漫画はほとんど読むことがないので、
従来の私の漫画のイメージと比較してのものだ。
私が自ら「読んでみよう」と強く思うのは、
手塚治虫と浦沢直樹かもしれない。
昨日のテレビを見ていて、
浦沢氏が手塚治虫を目標にしているようなことを言っていたので、
「なるほど」ととても納得するものがあった。

そして、もう一つ納得したこと。
彼の漫画は浦沢氏だけがストーリーを考えているのではなく、
原作者やアイディアを出し合う人がいるということは次男から聞いていたのだが、
昨日の放送で、編集者の長崎尚志氏とのディスカッションの様子を見て、
「これだから人をうならせる作品になるのだろう」と思った。
手塚治虫などは一人で全てを書く
天才的、超能力的な人だったのではないかと思うが、
少なくても浦沢氏は、他者との共同作業の中でよい仕事ができるタイプ。
そんな彼の手から、あれほどの人の心の暗部を抉り出す作品が生まれることに、
私はとても感動した。
彼は、自分自身はもとより、自分と関わりをもつ人たち全てを真剣に直視し
そこから見えるものを作品に描いているのだろうと。
だから、彼の作品の中の登場人物は、「彼」であり彼の「ともだち」であり、
そのような土壌から芽生える「社会現象」としっかりとつながっているのだろうと。

彼の漫画は、怖いけれど「これが人間だ」と思わせるものがある。
彼のこれからの作品も楽しみにしたいと思う。
彼が老人になった時に書く作品が、今からとても楽しみである。
そのためには、ずっと書き続けられるように、体を大切にしてほしいものだ。





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最終更新日  2007年01月19日 09時49分49秒
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