PR
フリーページ
自民・民主「212対27」=第三極は小選挙区20勝【12衆院選】
時事通信 12月17日(月)8時52分配信
衆院選で自民、民主二大政党が激突した256選挙区の戦績は、 自民党が212
議席と、 民主党の27
議席に大きく水をあけた。日本維新の会、みんなの党、日本未来の党の「第三極」は204選挙区で二大政党対決に絡んだが、議席を得たのはこのうち15選挙区にとどまった。
自民党は、民主党との事実上の一騎打ちとみられていた52選挙区で44勝。これに対し、民主党は玄葉光一郎外相の福島3区や岡田克也副総理の三重3区など7勝だった。山梨2区では無所属候補が自民、民主両党の候補を破った。
「自民・民主・第三極」の構図となった204選挙区のうち、第三極が議席を得た15選挙区は、岩手4区(未来の小沢一郎氏)や大阪10区(維新の松浪健太氏)など。「自民・第三極」対決となった20選挙区では、栃木3区や大阪15区など4選挙区で第三極が勝利した。自民、民主両党が候補擁立を見送った熊本4区でも、維新候補が議席を獲得。この結果、第三極が小選挙区で得たのは20議席となった。
全300小選挙区のうち、2005年の前々回に自民党が議席を得て、09年の前回は民主党が勝利し、今回自民党が議席を奪い返したのは138選挙区。前々回が民主、前回は自民、今回が民主という逆のパターンはなかった。選挙のたびに自民党と民主党の当選者が入れ替わる「振り子現象」は半数近くに上ったことになる。
都道府県庁所在地の「1区」対決でも、前回8勝だった自民党は41勝と大きく勝ち越した。都市部に強いとされてきた民主党はわずか5勝。現行の小選挙区比例代表並立制で5連勝していた北海道1区や徳島1区、福岡1区でも議席を失った。
16日投票された衆院選は17日午前5時過ぎ、比例東京ブロックで自民党が最後の1議席を獲得して、全議席が確定した。公明党と合わせて、参院で否決された法案を衆院で再議決できる320議席を上回る325議席を獲得する圧勝となった。
各党の獲得議席は 自民294
、 民主57
、 維新54
、公明31、みんな18、未来9、共産8、社民2、大地、国民新各1、無所属5だった。
つまりは、これからの自民党の政治いかんでは、またまたひっくりかえるのかもしれない。
私の「怖さ」が杞憂になることを祈る。
訃報…詩人の谷川俊太郎さん死去、92歳 2024年11月19日
訃報 中川李枝子さん、西田敏行さん 2024年10月18日 コメント(2)
キーワードサーチ
カテゴリ
コメント新着