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2012年12月26日

若いころは毎晩夢を見ていて、それも「悪夢」のカテゴリーに入るような夢で、
目覚めた時にどっと疲れることが多かったのだが、
最近は夢を見ても忘れてしまうことが多かった。
（つまり、さほどではない夢のようだ）
ところが、二晩続けて苦しかったり焦る夢を見たので、メモしておこう。

★12月24日の夢
何人かのグループで話し合いをしている。
「こんな人はダメだ」とか、「こんなことでどうする」のような、多分社会一般の話をしていたようだが、
その中の一人が「表と裏が違う人っていやだ」というようなことを言った。
（知っている人だったと思うし、その人が言ったから私は口を挟まずにいられなかった。
しかし、今書いていて、それが誰だったのか思い出せない）
それまでも、私は一言言いたいのをこらえていたようで、
爆発するように次のような話をしたと思う。
「人は誰でも、隠したい部分、誰にも言えないものを抱えているんじゃないの？
　そんな醜い部分を抱えながらも、何とか反社会的にならないようにしている人が多いと思う。
みんな、人のことばっかり責めるけど、胸に手を当ててやましい思い出が全くない人っている？
私だって、人には決して言いたくないこと、言えないことがあるよ。
みんな、そんなにきれいなの？」

とまあ、こんなことをぶつけるように言ってしまった。
私としては、多くの人が「それもそうだ…」と人を責めるばかりの自分自身にちょっぴりでも反省するかと期待していたが、
みんなの私を見る視線はそうではなかった。

「え？　何言ってるの？」
「みらいさんって、そんなに隠し事の多い人なの？」
「この人は、ひょっとすると怖い人なの？」
というような、不信や不安、そして非難の視線を感じた私は、
思わずそんなことを口走った自分を激しく後悔していた。
誰も何のフォローも肯定もしてくれず、息苦しい沈黙と、
チラチラと私を見る視線が私の心を刺した。
もう、この人たちとは仲良くできないんだという失望と情けなさ、
そして、「これからどうしよう」という不安と焦りで困っている夢だった。
多分、そんな状態で目覚めてがっくりしたと思うが、
何ともリアルで、正夢にもなりそうな夢だった。

★１２月２５日
これもまた、ありそうな夢である。
私は、誰か数人と映画を見に行く約束をしていて、前売り券か何かをその人達の分も持っていた。
約束の時間の前に、誰か懐かしい人と話をしていて、
その人も行きたいということなので、「私はシルバー料金で入れるから、そのチケットをあげるよ」と言った。
そして映画館に行って、メンバーの誰かにチケットをまとめて渡し、
その日誘った人の分だけは私が持ち、自分のチケットを買うために受付に行った。
その懐かしい人（これも、誰だったか思い出せない。多分、難病で入院している人ではないかと思うのだが）と受付に行った私は、
自分のチケットを買った後に手元にある彼女のチケットを出そうとしたのだが、みつからない。
私はなぜか、旅行中のように旅行かばんやセカンドバックなど三つくらいのバックを持っていて、
焦りながらそれを必死に探している。
他のメンバーはすでに会場に入っていて、開演時間も刻々と迫る。
いよいよみつからないので、私は自分のチケットを彼女に渡し、
「すぐに行くから、先に行っていてね」と言った。
彼女は、申し訳なさそうにそれを手に場内に入り、その時私は気付いた。
（そういえば、彼女にチケット代貰ってないな。まあ、後でもらおう）
しかし、相変わらずチケットはなくて、そんな私にやはり知人のその映画館のご主人が声をかけてくれた。
事情を話した私に、「映写室から見てもいいよ」と言ってくれて、
私はお言葉に甘えて映写室に入った。
（ちなみに、私はそんな場所に入ったことはない）
すると、会場は椅子席もあるけれど、大部分は畳敷き。
そこで、多くの人は寝そべったりしながら見ているのだ。
さらに、飲食も自由なようで、イメージとしては昔の「芝居小屋」。
そちらに行きたいと思ったが、私にはチケットがない。
何とか行けないだろうかと思って焦っているところで、夢は終わった気がする。

さて、夢占いや夢分析などする人は、こんな夢をどのように解釈されるのでしょう。

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