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2016年02月23日
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カテゴリ: 仕事
前回の 「人としての仕事とは」 で書いた考え方は、約20年前の時期の考え方であった。
つまり、
人には 「報酬を得ながら社会参加する仕事」と、「報酬がないからこそ社会参加してできる仕事がある」 ということだ。
つまり、その時でもまだ私は、
「社会参加して人の役に立つこと、社会での役割を果たすこと」が仕事だと思っていた。
しかし、その後少しゆとりを持って色々な人に出会い、教えられ、考えさせられてきた結果、
今はかなり違う考えを持つに至った。
「人としての一番大切な仕事は、その人が与えられた環境と生きる力で、精一杯生きること」だと思っている。
とにかく、命を与えられたからには、辛くても生き抜くことが一番の仕事。
「生きる意味」とか「役割」とか「役に立つ」ということは、それに自ずとついてくるもののように思う。
人としての価値は、ただ精一杯生きることにあるのだと、今の私は思っている。
ただし、生きることは一番重要なことだけど、
生きるために何をしても良いとわけではないのは勿論である。

かつての私は、「仕事ができない」ことや「きちんと責任を果たせない自分」はダメな自分で、価値がないと思っていた。
人に迷惑をかけたり、傷つけたりするようなことがあったら、自己嫌悪で身動き取れないような気持ちに追い込まれることもしばしばだった。
でもそれは、ある意味自分の能力を過大評価したい傲慢さがあったからだし、今の自分ではない「理想の自分」にならなくてはならないという、強迫観念もあったように思う。
そして、自分以上にダメに見える誰かを、上から目線で見ていたようにも思う。
「私はあれほどひどくはない」と思うことで、かろうじて自尊心を保っていたとも言える。

「自分の今の力でできることをする」という気持ちになれた時、本当に私は楽になったと思う。
若い頃、「生きる意味はわからないけど、お付き合いで生きよう」と思った時から45年。
やっぱり、生きれる間は生きてみるもんだなあと思う。
極論すれば、生きる意味や自分は何者かを考え続けている間は、決して自分を生きてはいないとも言える。
ただ、そんなこともがわかるのに、少なくても私は長い年月が必要だった。
それを少しずつわからせてくれたのは、沢山の無名(もちろん名はあるけれど、有名ではないという意味)
の人たちだった。

そんな人たちのことを書き残せたらいいなと思っている。





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最終更新日  2016年02月23日 09時27分45秒
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