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2017年02月08日
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カテゴリ: 読書
「賊軍の昭和史」半藤 一利著/保阪 正康著
〈目次〉
プロローグ 官軍・賊軍史観が教えてくれること 半藤一利
序章 賊軍VS官軍――浮かびあがる「もう一つの昭和史」
第一章 鈴木貫太郎――薩長の始めた戦争を終わらせた賊軍の首相
第二章 東條英機――混乱する賊軍エリートたちの昭和陸軍
第三章 石原莞爾――官軍の弊害を解消できなかった賊軍の天才
第四章 米内光政、山本五十六、井上成美――無力というほかない賊軍の三羽烏
第五章 今村均――贖罪の余生を送った稀有な軍人
エピローグ 官軍的体質と賊軍的体質 保阪正康


何かで書評を読み、図書館で借りた本。
対談形式なので読みやすいのだが、内容はとても興味深いし深いものであった。
この本のカバーに、お二人の言葉が次のように書かれている。

半藤一利
「あの戦争(太平洋戦争)で、この国を滅ぼそうとしたのは、官軍の連中です。もっとも、近代日本を作ったのも官軍ですが…。
この国が滅びようとしたとき、どうにもならないほど破壊される一歩手前で、何とか国を救ったのは、全部、賊軍の人たちだったのです。

保坂正康
「太平洋戦争を批判するとき、実は薩長政治の歪みが継続していた点は、見逃せないのではないでしょうか…。
薩長閥の延長にある軍部を(賊軍の官軍的体質といったものまで含めて)批判するという視点が、そのまま持ち込めるように思います」



私は、あの戦争があった昭和史やその後については多少興味があるので、このお二人の本も何冊も読んだことがある。
ひょっとするとその中にも、このような視点で書かれていたものがあったのだろうが、
これほど明確に明治維新の時の「官軍、賊軍」と分けられてからの経験が、その後の人たちに強い影響を与え続けているということまでは考えていなかった。
しかし、この本を読んで「なるほどなあ」と思うことはとても多かった。
明治維新後の歴史が、現在の日本にどのような影響を与え続けているのか、考えさせられる本であった。





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最終更新日  2017年02月11日 09時30分55秒
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