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2018年02月10日
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昨日は、友人に勧められた 「永遠のジャンゴ」 を、妹を誘って観てきた。
私は ジャンゴ・ラインハルト という人を全く知らなかったので、事前にネット等でこの人について調べたり、映画の公式ページを見ては行ったのだが、
映画を見て読んで知ることの限界を感じたともいえる。
一言でいえば、第二次世界大戦中にジプシーの天才ギタリストジャンゴがどのように生き延びたかということなのだが、 ジプシー についてもこの映画を通して改めて知ることになった。
ジプシーにも様々な民族があり、近年はジプシーが差別用語になっていて、「ロマ」と称されていることが多いそうだが、それはロマ人以外の民族を無視していることになるとか…。
ジプシーが日本で差別用語になった経緯は、やはりドイツのホロコーストが要因になっているのだろうか。
他の国々でもジプシーは差別用語なのだろうか。
あのナチスの時代、ユダヤ人はもとより精神障碍者や同性愛者なども虐殺の対象になっていたのは知っていたが、ジプシーもその対象だった。

映画は、ジプシー狩り→ジャンゴのフランスでの演奏という場面から始まる。
最初は「ジプシー狩り」とは考えなくて、ジャンゴの子ども時代のことだろうかと思ったのだが、
見終わってから「多分ジプシー狩り」の場面だったのだろうと思ったのだが、違っていたらゴメンナサイ。
ジャンゴは映画の中で、
「ジプシーは戦わないんだ」「あれはよそ者の争いだ」ということを言っていたが、
そんな彼とその家族や仲間が、よそ者の争いに巻き込まれるばかりか命を狙われる。
また彼は言っていた。
「音楽なんか知らない。音楽が俺を知ってるのさ」と。
そうだろうなあ、本当に音楽に愛されているから、二本の指が使えなくなっても素晴らしい演奏で人々(敵も味方も)を感動させたのだもの。
とにかく、その演奏シーンは鳥肌が立つほど素晴らしかった。
ジャンゴ役の人はギタリストなのかと思ったけれどそうではないらしく、
本当に演奏しているのかどうかはわからないけれど、
そのような超絶演奏テクニックを再現できるなんて驚くばかりである。
それにしても、ナチスが彼らに課した演奏の条件は、
素人の私が聞いても「どんな演奏を聞きたいんだ?」というもので、
それが事実だとしたら笑っちゃうしかない。
でも、多分事実だったんだろうね。

「みんなが聞きたい音楽で、家族を養っているだけ」という言葉もあったな。
私の従来のジプシーのイメージは、
音楽や踊りや占いなどで糧を得ながら、自由に旅をする人たちというのどかなもので、
(流浪の民という表現も知っていたが、私がのんびりなせいかあまり悲しいイメージではなかったのだ)
ひょっとするとジャンゴが自分たちの生き方というか、アイディンティティ―もそうありたいと思っていたのだろうか。
しかし、現実は歴史的にみてもやはり差別の対象だったみたいだし、
定住せず国を持たない民族の悲惨さは、今もちっとも変わらない。
まだ調べてはいないのだが、現在ジプシーの大半を占めているというロマ人の人たちはどうしているのだろう。

最後に演奏されるレクイエムは、逃亡前にジャンゴが教会でパイプオルガンを奏でて、
その時ハミングで作曲したものを仲間がメモで書き留めたもの。
ハミングしながら「ここは弦楽器」「ここはコーラス」などと呟くものを、小さな手帳に書いていたと思うが、
あれをちゃんと五線譜にできたのだろうかと、とにかく驚くばかりだった。
<音源も譜面も一部分しか残存しないジャンゴ作曲 による「レクイエム」を、音楽家ウォ-レン・エリスがインスピレーションから創作。初めて 再現された幻の曲>
が映画で演奏されているのだが、きっとジャンゴが天上からウォ-レン・エリスにハミングで伝えたんだろう。

とりあえず、映画の感想はここまで。
書いてあるジャンゴの言葉は、私の記憶によるものなので正確ではないと思うが、
だいたいそんな感じと理解していただければと思います。





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最終更新日  2018年02月10日 11時37分30秒
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