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2018年08月19日
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カテゴリ: ニュース
省庁、障害者雇用42年間水増し 実態半数で対象外算入08/17 07:06 更新  北海道新聞
 国土交通省や総務省などの中央省庁が義務付けられた障害者の雇用割合を42年間にわたり水増しし、定められた目標を大幅に下回っていたとして、政府が調査を始めたことが16日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。障害者手帳を持たない対象外の職員を算入する手法が使われ、国の雇用実態は公表している人数の半数を下回る可能性がある。1976年に身体障害者の雇用が義務化された当初から恒常的に行われていた。結果がまとまれば公表する方向だ。
 政府は各省庁の水増しを長年放置。省庁と同様に雇用を義務付けられた企業が目標を達成できなければ、代わりに納付金などを徴収しており、批判は必至だ。1億総活躍社会の実現を掲げる中、障害者雇用の在り方が改めて問われそうだ。
 問題が発覚したのは障害者雇用促進法に基づく「障害者雇用率制度」で、企業や公的機関に一定割合以上の障害者を雇うよう義務付けている。原則として身体障害者手帳や精神障害者保健福祉手帳を持つ人や児童相談所などで知的障害者と判定された人が対象となる。
 国や自治体は模範となるべく、非正規従業員を含む常時雇用者の中で法定雇用率を、企業より高い2・5%(3月末まで2・3%)に設定。昨年6月1日時点で、国の33行政機関で合計約6900人の障害者を雇用し、平均雇用率は2・49%だった。省庁別でも個人情報保護委員会以外の32機関が当時の目標である2・3%を達成したことになっていた。
 だが国交省や総務省など10近い主要省庁で、手帳交付に至らない比較的障害の程度が軽い職員などを合算することが常態化していた。拘束時間の長さや国会対応など突発的な仕事が多い特性から採用が進まなかったのが理由とみられる。対象外の人数を除くと、実際の雇用率が1%未満になる省庁が多いとみられる。
 従業員が45・5人以上(短時間雇用者は0・5人と計算)いる企業の場合、法定雇用率2・2%を上回ることを求めている。従業員100人超であれば、定められた目標より1人不足すると原則月5万円の納付金が課せられ、企業名を公表されるケースもある。
 制度を所管する厚生労働省障害者雇用対策課は「詳細を把握しておらず、事実関係を確認する必要がある」としている。


「視力弱い」で障害者 不正認識か、中央省庁雇用水増し08/18 19:35 更新
 中央省庁が雇用する障害者数を42年にわたり水増ししていた問題で、障害者手帳の取得要件に該当しない程度の「視力が弱い」「健康診断で異常を指摘された」といった職員を障害者数に算入していた事例のあることが18日、政府関係者への取材で分かった。障害者雇用制度を所管する厚生労働省は、不正と認識しながら故意に水増ししていた可能性もあるとみて詳しい経緯を調べている。
 障害者雇用促進法は、障害者の就労機会を広げるために、企業や国、自治体などに一定割合以上の障害者を雇うよう義務付けている。野党は「障害者の働く権利を国が奪ったという重大事態」(共産党の小池晃書記局長)と批判。閉会中審査の開催要求を強めた。
 厚労省のガイドラインによると、対象は身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持っている人を原則とする。ほかに身体障害者に関しては都道府県知事が定める医師や産業医の診断書・意見書がある人、知的障害者は精神保健指定医などの判定書がある人に限り認めている。
 厚労省によると、昨年6月1日時点で民間企業に雇用されていた障害者約49万6千人のうち、身体障害者は約33万3千人で約67%。これに対し、中央省庁は障害者約6900人のうち身体障害者が約87%を占めている。
 関係者は、民間企業に比べ中央省庁で身体障害者の割合が「不自然に多い」と指摘。視力が弱いといったケースなどを障害者と見なしたことが、割合の大きさにつながった可能性がある。
 障害者数の算定を巡っては、ガイドラインで指定していない医師が作成した診断書など、無効な文書を根拠にしていたケースがあることが既に判明している。
 厚労省は今回の問題を受け、今年6月下旬から障害者雇用の状況について全省庁を調査。早急に結果を公表する考えだ。共同通信の取材に農林水産、総務、国土交通の3省は水増しの可能性を認めている。







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最終更新日  2018年08月19日 08時36分02秒
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