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2019年01月25日
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テーマ: 読書(9962)
カテゴリ: 読書
「子どもの脳を傷つける親たち」 (NHK出版新書 523) 新書、友田明美

《商品の説明》

一生懸命な親ほど子どもを傷つけてしまう行為「マルトリートメント」とは?
暴言や体罰など、明らかな虐待のみならず、日常、どの家庭にも存在する子どもを傷つける行為が、強度と頻度を増したとき、子どもの脳は物理的なダメージを負うのだという。
「マルトリートメント(不適切な養育)」と呼ばれる振る舞いの恐ろしさに、静かに警鐘を鳴らした新書が話題だ。

「『脳科学の視点から子どもの健全な発達を見つめ直す』という研究を紹介していますが、高校生でも読める内容になっています。子育てに対する一生懸命さが空回りして、マルトリートメントをしてしまう可能性は、どんな親にでもあります。ですから本書では、ひとりの母親として、読者と同じ目線に立って書いてくださるよう、著者にお願いしました」(担当編集者)

親子関係をテーマにした本の読者は通常女性が中心だそう。しかし本書は男性読者にもリーチしている。

「NHK出版新書のメインターゲットは40代から60代の男性です。『マルトリートメントで傷つく子どもをなくしたい』という著者のメッセージを、女性だけでなく男性にも届けるべく、あえて新書として刊行しました。親御さんだけでなく、児童福祉や医療に関係する職業の方からも予想以上の反響をいただいています」(担当編集者)

マルトリートメントは親だけの問題ではなく、広く社会で考えられるべき。そんな本書の視点が、多くの読者に響くのかもしれない。

脳が変形していく
『子どもの脳を傷つける親たち』を著した友田明美は、子どもの発達に関する臨床研究を30年近くつづけてきた小児精神科医。彼女によれば、日本語で「不適切な養育」と訳される「マルトリートメント」によって、子どもの脳が物理的に変形することが明らかになったらしい。添付された何枚もの脳の写真が、その悲惨な研究成果を証明している。
問題となるマルトリートメントには、暴力的な虐待だけでなく、無視、放置、言葉による脅し、威嚇、罵倒、そして子どもの前で行われる夫婦喧嘩も含まれると友田は指摘する。これらは子どもがいる家庭ならあってもおかしくないが、強度や頻度が増したとき、子どものこころは確実に傷つく。こころとは脳のことである。脳はマルトリートメントによるストレスを回避しようとし、その結果、変形していくのだ。
傷ついた脳はその後、学習意欲の低下や非行、うつや統合失調症などを引きおこす。大人ですら過度なストレスは脳に大きな影響を与えるのだから、発達過程(乳幼児期、思春期)でマルトリートメントに晒された脳がどうなるか、素人でも理解できる。
では、どう予防すればいいのか、傷ついた脳を回復させる方法はあるのか、脳が傷ついたまま親になっている場合はどう救うのか。友田は愛着形成の重要性を説きつつ、具体的な対策を紹介する。ケーススタディも豊富で、多くの人の参考になるだろう。
〈子どもに必要なのは、安心して成長できる場所です。それを与えることができるのは、われわれ大人だけです〉
この本を読んでいる間、私は何度も亡き両親に感謝した。

《内容紹介》
脳が損傷するという衝撃の事実

不適切なかかわりが、子どもの脳を変形させる
脳科学が明らかにした驚くべき事実

「子どもの前での夫婦喧嘩」、「心ない言葉」、「スマホ・ネグレクト」に「きょうだい間の差別」──。
マルトリートメント(不適切な養育)が子どもの脳を「物理的」に傷つけ、学習欲の低下や非行、うつや統合失調症などの病を引き起こすことが明らかになった。脳研究に取り組む小児精神科医が、科学的見地から子どもの脳を解明し、傷つきから守る方途と、健全なこころの発達に不可欠である愛着形成の重要性を説く。

◆目次
序 章 健全な発達を阻害する脳の傷つき
第一章 日常のなかにも存在する不適切な養育
第二章 マルトリートメントによる脳へのダメージとその影響
第三章 子どもの脳がもつ回復力を信じて
第四章 健やかな発育に必要な愛着形成
終 章 マルトリートメントからの脱却



昨年末、NHKの番組 「プロフェッショナル 仕事の流儀▽傷ついた親子に幸せを~小児神経科医友田明美」 を見て、友田医師のことを知り、虐待などによる心(脳)の傷の回復の可能性を知り希望を抱いた。
しかし、このような取り組みをする医師はそれほど多くはないのではないかと思うと、同時に少し無力感も抱いた。
それでも、可能性や治療の方法があるのだとすれば、それをもっと知りたいと思ってこの本を購入した。
友田医師は、虐待とは言わず「マルトリートメント(不適切な養育)」と呼んでいる。
しかし、マルトリートメントという単語は一般的にはあまりなじみがないので、この考え方が一般化されるのには少し時間がかかる様な気がする。
だとしても、もっと多くの人たちにこのことを知ってもらいたいと思いながら読んだ。


時期を同じくして、下記の本を読んだ。

「親に壊された心の治し方 「育ちの傷」を癒やす方法がわかる本 」(こころライブラリー) 単行本(ソフトカバー) – 2017/1/24 藤木美奈子著

《内容紹介》
トラウマを乗り越え、博士号まで取得した女性による書き下ろし。
NHKなど各メディアでも話題となった、「親から受けた心の傷」を癒やす確かな方法がここに!

親から不適切な養育(愛情の薄い子育て、厳しすぎる“しつけ”や、暴力、性的虐待なども含む)を受けて育つと、体が傷つくだけでなく、心にもトラウマが残ります。

そのトラウマ(著者は「育ちの傷」と呼んでいます)は、まるで呪いのように、生涯にわたって被害者を苦しめ続け、社会生活を難しくします。著者もそのひとりで、

●そもそも生きているのがつらい
●なぜか暴力的なパートナーを選んでしまう。
●逆に、パートナーや自分の子どもを虐待してしまう
●感情が安定しない

などの“症状”に苦しんできましたが、最初は我流で、後に大学院で心理学を研究、育ちの傷を癒やすプログラム「SEP(Self-Esteem Program:自尊感情回復プログラム)」を開発し、多くの人を支援してきました。

SEPは認知行動療法などをベースとしたプログラムで、確実に効果が出ると科学的に証明されています。本書はそのプログラムを実践的なかたちで活字にした、初めての書籍です。

《内容》 (「BOOK」データベースより)
どんな家に生まれようと、人は生まれ変われる―不適切な養育によってもたらされたトラウマ=「育ちの傷」は、必ず回復させられます。傷ついた心を癒やし人生を好転させる方法が、この本のなかにきっと見つかります。
どんな家に生まれようと、人は生まれ変われる―不適切な養育によってもたらされたトラウマ=「育ちの傷」は、必ず回復させられます。傷ついた心を癒やし人生を好転させる方法が、この本のなかにきっと見つかります。

《著者について》
藤木 美奈子

大阪市生まれ。一般社団法人WANA関西代表理事、元龍谷大学准教授。貧困家庭に生まれ児童虐待やパートナーからのDVを経験する。女子刑務所刑務官、会社経営などを経て、2008年に大阪市立大学大学院で博士号(創造都市)を取得。現在は家族暴力の当事者を支援する独自の自尊感情回復プログラム「SEP」を、WANA関西(1995年創立)、児童相談所、福祉施設などで展開。さらに全国で講演や研修活動を行い、その支援活動歴は20年におよぶ。実績はNHKなど各メディアでも紹介された。自らの被虐待体験を綴った『傷つけ合う家族 ドメスティック・バイオレンスを乗り越えて』(講談社文庫)など著作多数。



こちらは、自らが不適切な養育(友田医師の言うマルトリートメント)によるトラウマで苦しんだ著者が、自分の体験をもとに独自の回復プログラムを見つけ、それを同じような体験で苦しむ人の支援活動をしている人の著書。
彼女は、 不適切な養育によってもたらされたトラウマを「育ちの傷」 と称していて、私にはこちらの方がスッと心に入り納得しやすかった。
何よりも、ご自分の経験がベースにあるので、とても説得力がある。
今まで、様々な「不適切な養育」により苦しむ人たちと接する機会があり、それが世代間連鎖にもつながることを見聞きすると、ともすれば無力感を抱くことが多かったけれど、この二冊の本で希望が見えたような気がする。
さらに、治療や支援実践の方法が多くの人に共有され、時には自分自身の心の癖の原因を見つめて乗り越えることになるように願っている。

子育ての多くは、失敗の繰り返しともいえる。
失敗や反省の中で親子で育ち、乗り越えて、自分の糧にしてゆくものだと思っている。
だからこれらの本は、結婚してもしなくても、子どもがいてもいなくても、誰もが理解しあえるものにつながるはずだ。
完璧な親なんていないし、そう思う人がいたら少しばかり心配なくらいだ。
先日書いた小山内美智子さんが、面接のときに「尊敬する人は誰?」と聞いたときに、「両親や父・母」と答えたら「ダメだね」というのは、そんなことも関連あるだろう。
自分自身や家族、両親を客観視することが、大人への成長の最初の一歩だと思うから。





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最終更新日  2019年01月25日 11時31分19秒
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