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2019年11月02日
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テーマ: 観劇(154)
「妖怪百歌物語~ホロケウカムイ篇」

ブログ仲間のk-nana さんが関わっている演劇で、ご案内をいただいたので知人と二人ででかけた。
北海道新聞でもこの演劇のことが紹介されていたので、記事をコピーしておく。
アイヌ民族の過去と今、舞台に 「遺言伝える気持ちで歌う」 札幌の劇団「妖怪大縁会」11月上演 10/17 16:27 更新
道内の社会人や学生による劇団「妖怪大縁会」 (札幌)が来月、アイヌ民族の過去と今をテーマにした舞台を上演する。劇中の音楽は生演奏で、アイヌ民族の 豊川容子さん (41)も歌い手として参加。アイヌ民族の女性と和人の青年の出会いを描き、歴史や差別を巡る痛みとどう向き合うかを問いかける。
 同劇団は歌手のモノノケユースケさん(40)と脚本を担当する鷲頭環(わしずたまき)さん(42)が主宰。自然や妖怪など人間以外の視点から社会を見つめる作品などを上演してきた。
 今作の「妖怪百歌物語~ホロケウカムイ篇(へん)」は、アイヌ民族の血を引く女性と祖先の歩みを通して、同化政策で生活を奪われた家族やアイヌ語の衰退を描いた。現代のシーンでは、主人公がルーツを理由に職場で中傷されたり、青年の「アイヌでも気にしない」という悪意のない言葉に傷つく場面も。所々に登場するホロケウカムイ(エゾオオカミ)が物語の鍵を握る。

 同劇団がアイヌ民族を取り上げるのは初めて。参考文献を50冊以上読み、半年がかりで脚本を仕上げた鷲頭さんは「痛みから目を背けて一緒に歩むことはできないというメッセージを込めた」。主人公を演じる進藤莉奈さん(22)は「和人の自分が演じていいのか」と葛藤しつつ、「過去は取り返しがつかないからこそ、悩みながら今と向き合いたい」と話す。
 豊川さんは、ユースケさんとオリジナル曲「ホロケウカムイの謡(うたい)」など5曲を披露する。「自分たちが今、感じている違和感が的確に表現されていて驚いた。(絶滅した)ホロケウカムイの遺言を伝える気持ちで歌いたい」と意気込む。
 舞台は11月1日午後7時、2日午後3、7時、3日午後1、5時の計5回。会場は札幌市西区八軒1西1のコンカリーニョ。1日は未就学児のいる家族のみ入場でき、一般千円。その他の前売り券は一般2千円(当日2500円)など。申し込みは、ユースケさん(電)090・2810・5852へ。(斉藤千絵)
★「ホロケウカムイ」の「ロ」は小さい字


会場のコンカリーニョは初めて行く場所。
お昼ごろに琴似駅で待ち合わせ、高架下の「ビックリドンキー」でランチ後、満席だということをnanaさんからメールで知らせていただいていたので、開場前に行ったのだがすでに人が並んでいた。
社会人や学生による市民劇団ということなのだが、予想よりとても良かった。
アイヌ民族の歴史や、未だにその痕跡が残る偏見など、とても難しいテーマでの内容で、これが完全オリジナルというのだから、どれほど苦労したかがしのばれる。
脚本、演出、出演者、音楽、踊り、衣装などすべてが手探りで、きっと喧々囂々の議論を交わしながらの日々だったのではないだろうか。
その中で、皆さんの意識が共有され、その思いを多くの人たちに伝えたいという熱い思いが、ビシビシ伝わってくる舞台だった。
特に私が感動したのは、ルーツがアイヌ民族である豊川容子さんのアイヌの歌(ウポポというのだろうか)、それが本当に素晴らしかった。
参考; アイヌシンガー 豊川容子さん(札幌人図鑑)
バンド演奏や電子ピアノの合わせて歌っているのだが、まったく違和感がなくて、まさに現代音楽とアイヌ音楽の融合という感じだった。
また、舞台のバックスクリーンに映されるのが、 小寺卓也さんの森や木々の写真。
公演終了後に、豊川さんと小寺さんのトークもあり、その話にも感動。
その後、小寺さんの写真集や絵本、豊川さんや今回のテーマソング(?)のCDやアイヌ刺繍の小物などの販売があった。
私は小寺さんの写真絵本 「いっしょだよ」 などを購入。
この絵本を選んだのは、今回の演劇のテーマと合っているような気がしたから。
「共生の思想」は、民族問題も自然問題も全部包括されるものだし、その考え方なくしては、人間の未来もないような気がしている。
k-nanaさん、良いものを見せていただきました。
本当にありがとうございました。





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最終更新日  2019年11月03日 11時38分30秒
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