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2021年02月09日
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テーマ: 不登校(679)
​「登校拒否・不登校ー親たちのあゆみー」​
■内容紹介■
不登校になった子どもを受けとめられず揺れる親たち
子どもと向き合い、自分と向き合い、登校拒否・不登校の子どもの親を生きる。
もうひとつの当事者たちの出会いの物語。あの日の涙が希望の笑顔に変わるまで。
子どもが学校に行かなくなったとき、親の気持ちも揺れるのです。
子どもたちのメッセージを受けとめようと、いっぱい揺れて新しい生き方に踏み出せたのも、登校拒否・不登校を選んだ子どもたちからの大切なプレゼントかもしれません。

■もくじ■
はじめに
わが子の登校拒否・不登校
親と子の葛藤
親の会に出会って
全国のつどいにつながって
学校に希望を
当事者の声を聴く
「手記」が描く生いのち命の「すがた・かたち」に寄せて
登校拒否問題の現状と課題
あとがき

■著者略歴■
登校拒否・不登校問題全国連絡会25年のあゆみ編集委員会
1995年1月、阪神・淡路大震災直後の大阪で生まれた親たちの自主的なつどい「登校拒否・不登校問題全国連絡会」の25年の記録をまとめるためにつくられた全国の親たちによる編集委員会。


「登校拒否・不登校問題 全国連絡会」 ​は毎年全国大会を開催していますが、
北海道では2006年に定山渓で全国大会が開催されました。
その時には、私も実行委員として参加しました。
そのご縁がずっと続いていた仲間がいて、その人からこの本を紹介されました。

不登校や登校拒否になった子を持つ親の会は、全国に沢山あのますが、
この連絡会の特徴は「子どもたちを中心にして、親や支援者、教師など」が語り合うネットワークなのです。
多くの親は、子どもが不登校になった時に学校に相談することから始めるのが一般的ですが、その過程で学校が頼りにならなかったり、時には親子で責められたりして、学校と闘うような形になることがある。
特にいじめなどに端を発する時には、守りに入ってしまいがちな学校や教育委員会が敵になることも多い。
本当は、学校や教師も悩んでいたり苦しんでいたりするのに、どうしても仲間になりにくい関係となりやすいのです。

親の会のネットワークもこの連絡会だけではありません。
親子が不登校で苦しむことから早く脱却するために、学校教育から距離をとることもある。
できるだけ早くに学校教育から縁を切り、別の形での子どもの学びや育ちを保障する方が
親子の傷も深くならずに後遺症もないということも一つの考え方。
私はどちらかというと、学校があてにならないと感じた時には学校を切り捨てた方がいいと思う方が多い。
ただし、あくまでもそれぞれの状況によるし、学校を諦められないのが一般的なので、それを勧めているわけではない。
「学校から離れたっていいんだよ。今は別の方法が色々あるよ」という感じなのです。

そんな私にとっては、この連絡会のスタンスは希望です。
一番大切なのは、学校が子どもにとって安心して楽しく通える場所になること。
そのためには、学校の教職員に親や子どもの気持ちを理解してもらうこと。
だから、この連絡会にはこれからも頑張ってほしいと願っています。

さて、この本の感想である。
ここには、連絡会に関わってきた親や教職員や支援者の体験記が載せられている。
読みながら、何度も私の知っている親や子ども達の顔が浮かんできた。
そして、プロセスは違っても、子どもが不登校になった時の親の心理的なプロセスには共通するものがあると感じた。
それは今までも感じていたことだが、このように何編もの体験記を読むとそれが明確になった。
ここに載せられているのは、体験記を書ける状態になった人たちだ。
つまり、不登校や登校拒否で苦しんだりした人たちが、その日々を冷静に穏やかに振り返られるようになっている。
しかし、同じような体験をしても、なかなか乗り越えられずに引きずり、さらに悪循環や不運が重なり、時にはニュースになるような事件につながることもある。
その違いはなんなのだろうか。
私は、そのポイントがこの体験記の中に見え隠れするような気がする。

この本は、現在、わが子の不登校で悩んでいる人たちに読んでもらいたい。
今の苦しみを乗り越えるヒントがたくさんあるし、何よりも先の見通しが立つのではないか。

25年間、この連絡会を続けてきた多くの世話人の方々に、心からの感謝と敬意を表したい。





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最終更新日  2021年02月09日 10時17分06秒
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