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2021年11月28日
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カテゴリ: 音楽
先週の金曜日、11月26日に、関わっている団体の例会に合わせて一時間、
ヴァイオリニスト 伊藤光湖さんのソロコンサートを開催しました。
コロナ禍であるので、広く参加者を呼びかけることはせず、
関連二団体の関係者だけの小規模なコンサートでした。

伊藤光湖さんとの出会いは、2004年の伊藤さんのコンサートに
知人の誘いで聴きにに行った時からです。
(伊藤さんについては、このブログでも何度か書いています)
その時に、彼女が施設や病院、小中学校でのボランティア演奏をしてくださる人と知り、
ぜひ当市の子ども達にも彼女のバイオリン演奏を聴いてもらいたいと思いました。

私は、さほどの音楽愛好家でもないのですが、ライブ演奏はジャンルを問わず好きなのです。
(あまりにも大音響のものは苦手ですけれど)
演奏する人が全身全霊を込めて演奏する音楽は、直接自分の身体と心にしみわたる感じがします。
きっと、演奏する姿と合わせて聴くことと、会場に響く音楽の振動が、
CDやラジオなど機械を通したものとは異なるのだろうと思います。

そんな動機で、一度だけピアノ伴奏もある本格的な演奏会を企画しましたが、
その後は小中学校などでのボランティア演奏ばかりをお願いしていました。
関わるグループの乳幼児向けのイベントにも協力してもらいました。

そんなご縁があって交流は続いていたのですが、
伊藤さんのホームページ ​でも詳しく書かれているように、
2017年6月に彼女が来日中に
 (当時の伊藤さんはパリと日本を往復して演奏活動をしていました)
ご実家が不慮の火災に見舞われ、ご実家は全焼した上にご両親も失い、
彼女も一酸化中毒と重症の呼吸器の熱傷(目、鼻、喉、気管、肺の火傷)となり、
退院後もその後遺症と闘ってきました。
そんな伊藤さんを、彼女を知る仲間たちと共に心配しながら、
一日も早い彼女の回復と演奏活動の再開を願ってきました。

そんな伊藤さんも、やっと昨年から演奏ができる状態になったとはお聞きしましたが、
なにせ「コロナ感染拡大」の真っただ中です。
そんなわけで先週の金曜日にやっと
伊藤さんと私達が待ちに待ったコンサートを開くことが出来たのです。

久しぶりにお会いする伊藤さんは、以前と変わらずお元気に見えました。
そして、「色々と大変でしたね」という私に、
「いえいえ、もっと大変な人たちがいますから、かすり傷のようなものです」
とおっしゃるのです。
「かすり傷」なんて言い表せるものではないはずなのにそういう伊藤さんは、
私にはサバイバーでありチャレンジャーのように見えました。
そんな伊藤さんの奏でる演奏が、
皆さんの心を勇気づけることはいうまでもないと思います。

彼女が演奏を始めた時、全身に鳥肌が立つような感じになりました。
この演奏をするために、どれほど日々の努力を続けてきたことでしょう。
そのプログラムは、彼女の意気込みを感じさせるものであり、
その曲を完璧に弾くために日々努力し続けたことを感じさせてくれました。
彼女の、意気込み、真剣さ、音楽を愛する気持ちが、息遣いや全身から立ち上ります。
それが聴くものの身体や心に波動として伝わるから、
生演奏は感動してしまうのだろうと思います。

ピッタリと約束の60分を演奏し終わった伊藤さんに、
私達のメンバーの一人が造ったバラの花束と、
バラの花ことばに寄せたメッセージカードを贈りました。
伊藤さんは大変喜んでくださって、そのカードを会場の皆さんに読んで下さいました。
実は、私も贈呈の時に読もうかとも思ったのですが、
花束に添える形がいいだろうと思ったのです。
当日の会場の横幕にも、彼女が造ってくれたバラの花を飾りました。

私はその時には知らなかったのですが、
彼女も亡くなられたご両親も薔薇の花が大好きだったそうです。
そして、その時の横幕の文字は濃紺。彼女のドレスも濃紺でした。
なんだか、全部がつながっていて、
青いバラの花ことば「奇跡」ともリンクしました。

演奏会が終わった後、参加者の一人が「なぜか涙が出てきた」と言ってました。
「こんな機会を本当にありがとう」と何人にも言われました。
私は言い出しっぺではありましたが、
花束やカードの準備、メンバーへの連絡など、全部仲間がやってくれました。
この会を開くことが出来たことに、私の方こそ感謝するばかりです。

伊藤さん、本格的なコンサートを開くときはぜひ教えてくださいね。

《バラの花ことばから》
青いバラ     奇跡
11本のバラ   私の宝物
22本のバラ   あなたの幸せを祈ります
30本のバラ   ご縁を信じます


もちろん、花束の数は30本でした。





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最終更新日  2021年11月29日 08時16分11秒
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