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October 13, 2007
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序幕「旅立ちの朝日」
第1幕「みちひらきの猿田彦神社」
第2幕「封印された伊雑宮」
第3幕「もうひとつの本伊勢」
第4幕「心御柱に秘められた謎」
第5幕「三大ピラミッドとオリオン座の三ツ星」
第6幕「絶対三神と神道奥義・鏡像反転」
第7幕「生命の樹と真の伊勢神宮」



引き続き上記の本を参考にみていきます。

★★★

伊雑宮こそが、本当の伊勢神宮であった…。

これが、『心御柱の謎』で提示された真相です。

果たしてこのことが、真実であるのかどうかは、今後の動向でわかるのでしょう…。

今現在、伊勢神宮の内宮に、天照大神が祀られていますが、前回ご紹介したように、伊勢三宮の配置は、「生命の樹」の三本柱に対応しています。

sephirot0.jpg

生命の樹の三本柱が、そのまま、下記の伊勢神宮の外宮、内宮、伊雑宮に対応します。

map3.gif

すなわち、上記のように、三宮のうち、中央は「内宮」で、「御父」である「エロヒム」に対応します。
向かって左は、「外宮」で、「峻厳の柱」に対応し、「聖霊」である「ルーハ」。
そして、向かって右は、「伊雑宮」で、「慈悲の柱」にあたり、「御子」である「イエス・キリスト(=天照大神)」に対応します。

今現在、内宮に天照大神が祀られていますが、本来は、伊雑宮に祀られていたということになります。

それが、藤原不比等らによって、伊雑宮が封印されたというのが、真相のようです。

そして、さらに伊雑宮の「御田植祭り」にも、秘密がありました。

★★★

0633n.jpg

以下、伊雑宮の「参拝のしおり」をもとに、「御田植祭り」について、みてみます。
ちょっと、長いですが、祭りのそこかしこに秘密が、ある意味堂々とこめられており、とても重要な祭りです。
誰もが見えるところに、深い意味を隠すという神道の仕掛け。

以下、祭りの概要をみていきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
伊雑宮の御田植式は、「磯部の御神田(おみた)」として、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
日本三大田植祭のひとつといわれており、毎年6月24日に行われるといいます。
午前10時から始まり、全部終わるのは午後4時を過ぎるそうです。

まず、奉仕員一同が、そろって伊雑宮に参拝し、修祓(しゅはつ)を受けて御田に向かいます。

その順序は、先頭に、えぶり指し2人、立人(たちうど)6人。
次に早乙女6人(十二、三歳から十五、六歳の少女で、顔に白粉をつけ、まゆをひき、菅笠を被り、白装束の上に緋の襷(たすき)をかけます)。
そのごを、ささら摺(すり)2人(十歳前後の少年で菅笠を被り、モスリンの派手な襦袢に紫色の脚絆(きゃはん)をつけます)。
ついで、 太鼓打1人(七、八歳の童男で、かつらを被り、作り眉をして少女に扮装し、御田の中では田船に乗ります)。
次に笛2人、太鼓(おど)1人、小鼓(こど)1人、謡六人(以上10人は青年男子にて素襖烏帽子を着けます)。
行列は以上の通りで、一同跣足(はだし)です。

御田の西側の畦に 長さ11メートルほどの太い青竹1本が杭に縛って立てられ、竹の先端に大うちわ(ゴンバウチワ)がつけられています。
やがて立人、早乙女等が御田に下り、手を取り合い 苗場を三周半し、 苗取りが始まります。

苗取りが終わると立人が青竹を杭から解き、 三度扇いで 御田の中心に向って倒すと、近郷漁村の青年たちが下帯姿になって田に入り、 竹の奪い合いを行います。
その争奪の有様はすこぶる勇壮です。
その竹を持ち帰って船霊に祭り大漁満足、海上安全のお守りにする信仰があります。

竹取りが終わるといよいよ御田植が始まり、一列に並んで植えながら退いていきます。
その間、謡方、鼓方、笛方、ささら方、太鼓方が調子をそろえてはやしたてます。
半分を植え終わった頃、いったん休憩し、ささら方2人が田の中で舞踏をします。
これを早取挿(さいとりさし)といいます。
この間一同、若布(わかめ)の肴で小宴を行います。
わらに続いて残りを植え終えます。
そのあと一同列を整え、「踊りこみ」という踊りで練りながら再び伊雑宮に進み童男の納めの仕舞で御田植式が終わります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と、いうことで、時間オーバー(^^;;

次回、この御田植祭りの真相に迫ってみます。







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Last updated  October 30, 2007 12:04:22 AM
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