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2022.09.22
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テーマ: 読書(8453)
カテゴリ: 読書


最近読書にはまっている。
はまっているというか、一生懸命に読んでいる。
読んでいるのは現代作家で、女性がほとんどである。
ネットで読むべく本を探し、直木賞、芥川賞そして本屋大賞などの受賞作やノミネート作を読んでは探し、探しては読んで、より感動できる本を探している。
そこでこの本の存在を知った。
買うかどうかしばし悩んだが、参考までに買い求めた。
買って読んだ。
いや作家評のところは読んだ。書評については読んだことのない本については読んでも仕方ないと思い、読んだ本で読みたいと思う書評のみ読んだ。
100点満点で書評しているのだが、恩田陸の評に驚いた。どちらも映画化された作品であるが「夜のピクニック」が76点、「蜜蜂と遠雷」が29点。70点以上は現代の文学としてすぐれた作品。29点以下は:公刊すべきでない水準の作品、とある。「夜のピクニック」は吉川英治新人文学賞と本屋大賞を受賞、「蜜蜂と遠雷」は直木賞を受賞である。「蜜蜂と遠雷」に関しては、スピンオフ作品として「祝祭と予感」が発売されている。どちらの本も素晴らしく、どちらの映画も素晴らしかった。ただ映画としては「蜜蜂と遠雷」の方がより強く感銘を受け、「祝祭と予感」を読んでは大いに涙した。この落差、違いが私にはわからない。それゆえ、著者:小川榮太郎の評はあてにならないと思えた。また、0点をつけた本が6作品あり、「燃え上がる緑の木」(大江健三郎)にはマイナス90点をつけている。あまりに無茶苦茶で、やはり評はあてにならないと思えた。29点以下の作品の中には原田マハの「本日は、お日柄もよく」も含まれ、エンタテイメント性にあふれ読書熱を奮い起こさせる作品を低評価するとは、理解に苦しむ。「本日は、お日柄もよく」は原田マハ作品の中でも一二を争う評判作であるのに。
100名の作家の中には見知らぬ人物が何人もいた。その作家たちの作品を読んでみようとは毛頭思わないが、ピックアップされなかった現代作家の中に注目すべき人が数多くいると思える。



作家の値うち 令和の超ブックガイド [ 小川榮太郎 ]





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最終更新日  2022.10.06 22:28:06
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