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2024.11.13
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テーマ: 読書(8636)
カテゴリ: 読書


”第九代将軍・徳川家重を描く傑作時代小説”とあるが、たしかに読み応えのある本である。
家重の父である第八代将軍・吉宗に関しては社会の授業にも出て来るし、テレビドラマ「暴れん坊将軍」で身近に感じるのでよく知っている気がする。そして、その町奉行である大岡忠相も大岡越前守として知られこれまたテレビドラマ「大岡越前」で見知っている。この本の主人公は、大岡越前のはとこの息子・大岡忠光である。
小児麻痺だったとも言われる家重は半身が不自由で言語不明瞭。音声は発すれど、言葉にはならない。その言葉をただ一人聞き分けたのが大岡忠光とのこと。そして忠光が家重につかえ、家重の口となって将軍となり治世を行う涙ぐましい日々を描いた大作である。
読むにつれて郡上一揆や田沼意次のことなども出てきて、興味深い。

続編ではないようだが、
(以下、幻冬舎HPより)
”まいまいつぶろ 御庭番耳目抄青名半四郎。又の名を、万里。
徳川吉宗・家重の将軍二代に仕えた御庭番は、
江戸城の深奥で、何を見、何を聞いたのか?

(以下、幻冬舎HPより)
「まいまいつぶろ 御庭番耳目抄」という本がある。読みたいと思う。


まいまいつぶろ [ 村木 嵐 ]


まいまいつぶろ 御庭番耳目抄 [ 村木 嵐 ]





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最終更新日  2024.11.13 20:26:51
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