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年齢とともに頻尿になり勢いも無くなってきた。かといって切羽詰まった症状というわけでもない。蜂に刺され皮膚科に行き、ついでに泌尿器の方も見てもらった。この時は肛門から指を突っ込み、触診で前立腺肥大症と診断された。薬で流量は増したが、エコー検査で残尿が多いという。0にならなければならないのに、100ccもあるらしい。そこでちょっと大きな病院を紹介され、膀胱検査のために膀胱内圧測定を受けることになった。前もって渡された説明書には尿道と肛門からカテーテルを入れ、圧力を測定するとのこと。よくわからず調べまわったところ、下記のサイトが一番わかりやすいと思う。https://www.kango-roo.com/learning/1916/シニアになっても恥ずかしくないわけがないし、痛いのなら覚悟しなければならない。どのサイトも医療者が書いたもので、心配ないと言うばかり。患者の立場で書かれた体験記が全く見つからない。仕方ない、一肌脱いで私が書くか。検査予約は13:30から。排便を済ませて来いと説明書に書かれている。念のため9:00に浣腸をかけ、空にしておいた。そこまでしなくても当日排便があればそれで良いようだ。検査担当は女性の看護師さん二人、一人は30代の手慣れた感じの方、もう一人は助手か見学か不明。検査室に入ると、ズボンとパンツを脱ぎ、検査用のパンツに履き替える。前と後ろに大きな穴が開き、履かないのとあまり変わりないような気がする。始めにベッド上で仰向けに寝る。この状態で尿道にカテーテルを通す。触られているのはわかる。何をしているか頭をもたげれば見えるのだが、見ないで力を抜いていた方が無難なようだ。尿道を通すとき、時々ウッと声を出したくなるような痛みはあるが、瞬間的に数回あるだけ。想像したほどではなく、膀胱まで通ると異物感はあるものの痛くはない。次に椅子に手をつき、お尻を突き出して肛門からセンサを入れる。たいへんな格好だが、これはどうということはない。尿道が蜂に刺された程度とすれば、蚊に刺された程度の違いがある。二本の管がつながると洋式便器のようなものに座らされる。チューブと電極を繋ぎ、測定開始となる。生理食塩水500cc?のパックからはチューブポンプを介し、食塩水を膀胱へ送り込む、流量は毎分50cc程度ではないかと思う。尿意を感じた時と、そろそろ限界の時に知らせるように言われ、心を無にしポンプと食塩水パックを見つめている。尿意はほどなく感じた。しかし限界というのがよくわからない。頑張ればいくらでも溜められそうな気がするが、いつもの畜尿量から考え250cc程度入ったと思われるところで止めてもらった。その後、排出する圧力と流量を調べていたようだ。「残った尿を出してください」と言われ、チューブが入っているのでどうするのかと聞くと間から流れて行くという。しかし、異物がある状態で、看護師さんが観察しているときに出るわけがない。凝視しているわけではないが、横目でちらちら見ているのは百も承知。時間はかかったが、何とか排出できた。検査はこれで終わり、看護師さんがチューブや電極を外してくれる。尿道カテーテルを抜くときは入れるときに比べ、半分以下の痛さで抜けた。チューブを尿道近くに固定していたテープは自分で外せという。しかしこの粘着力が強力で、体のデリケートな部分に張り付けたため自分で外しても結構痛かった。このテープに血のようなものが付いているし、便器にもほんの僅か桜色がかったおしっこが溜まっている。看護師さんに皆こうなるのか聞くと、「なる人も居ますよ」と軽く答える。大したことではないのかもしれない。着替えて感染予防のため抗生剤を一錠飲んで終わり。案外簡単に終わってしまった。人はどう思うかわからないが、私にとっては胃内視鏡を飲むより簡単だったような気がする。血尿と感染症予防のためいつもよりたくさん水を飲み、おしっこを出せという。また、尿道の違和感は二三日あるかもしれないが、すぐに治ると説明書に書かれている。終了後30分ほどで血尿を心配しつつトイレに行ったが、きれいな尿で安心した。2時間後には違和感も無くなっていた。結果膀胱は十分弾力があるから問題ない。前立腺肥大も大したことはないが、残尿が多いのは肥大した前立腺の形が悪いのではないかと先生の診断。どうしますかと問われ、尿閉だけは避けたいしこれ以上内服薬が増えるのも抵抗がある。数秒考えたが、手術する方向でお願いすることにした。最短6月、心の準備があるので7月ということで調整してもらう。心配するほど痛くない検査だということはわかった。この年になると恥じらいなんてものはほぼ無いから、特別恥ずかしいとも思わないが若い人なら相当抵抗がある検査だと思う。この恥ずかしさを軽減するため、男の患者なら男性の医師か看護師、女性なら女性の看護師が検査をするとうたっている病院もある。しかし、どうなのだろう。男性同士なら一層恥ずかしいような気もする。この先はご自分で判断してほしい。
2024/03/27
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水曜に帯状疱疹ワクチン接種を受けたその日、倦怠感、熱感翌木曜日 倦怠感、睡魔、若干の発熱(平熱より1度ほど高い)、接種した腕の酷い痛み金曜日 倦怠感続く 接種した腕は未だ痛く、体の下にして眠れない土曜日 軽い倦怠感、腕を押すとかなり痛い日曜日 接種部分を押すとちょっと痛いこれでほぼ終わりだが、コロナワクチンの接種よりはるかに副反応は大きかった二か月後、二度目のワクチン接種、費用は合わせて44,000円昨今帯状疱疹にかかる人が多く、あの痛さを思えばその程度の費用は安いものだという真偽は罹ったことがないのでわからないかみさんは同じ日に肺炎球菌のワクチン接種をした私より腕の痛みはひどいらしく、眠れないほどだそうな4日たった日曜、いくらか痛みは和らいできたと言う人の痛みはわからない私が肺炎球菌のワクチン接種をしたときは、翌日ちょっと熱っぽく、腕が少し痛いだけで特に問題になるような副反応は無かった人によってずいぶん違うものだ
2024/02/19
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岳母が圧迫骨折を起こし、9月から入院しリハビリに励んでいsる。幸い好転してきてはいるがドクターからも今後一人で暮らせるとは思わない方が良いと引導を渡されてしまった。病院には3カ月しかいられない。ケアマネージャーさんが動いてくれたがなかなか適当な施設が見つからない。施設を探し斡旋をしてくれるコーディネーターを紹介してもらった。正に渡りに船、2施設候補に挙がり、一か所に決めた。急いでいる時だから100%希望通りというわけには行かないが、病人のリハビリもしてくれる介護付き有料老人ホームともなれば、選択肢はそれほど多くない。個室、諸費用諸々で月25万円ほど。余命次第なのだが老後2千万円ではかなり足りないのではないかと思う。終の棲家になるのかどうかもわからないが、老後は穏やかに楽しく過ごしたいものだ。
2023/11/30
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近所の歯医者さんに行き、マイナ保険証リーダーがあるので試しに使ってみました。顔認証で本人かどうか確認するのは同意できます。今までなら誰かから借りて来ることも可能でしたから。しかしその後、今までの手術歴や病歴を他の医療機関に開示して良いか否かと言う質問がいくつか続きます。否と回答しても本当にそれが守られるか、今までのマイナカードによるドタバタを見ていると、とても信じられないのです。確かに健康管理するならすべての病歴が明らかになった方が良いのは分かります。しかし、ドクターショッピングしているのは確実にばれ、そういう患者かと思われれば医者と患者の信頼関係は築けません。下手をすると、赤の他人に自分の病歴が知れてしまうかもしれません。以上の理由により、マイナ保険証には絶対に反対です。
2023/11/05
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生垣の剪定中、隠れていたのかアシナガバチが出てきて右手人差し指付け根を刺された。こんな時は慌てず騒がず、最初にポイズンリムーバー(毒抜き器)で毒液を吸い出す。早ければ早いほどよいが、刺された場所と家が20mくらいあり一分くらい経過していたかも知れない。ポイズンリムーバーは勝手口の柱に吊るしている。この位置固定が功を奏し、探し回って時間をロスするようなことは無い。しばらく毒液を吸い出し、家にあったステロイド、リンデロン軟膏を塗っておいた。自宅での処置とすれば完璧。数日で痛みも腫れも引くはず。この日は皮膚科に行く予定があったので、ついでに見てもらった。アシナガバチにやられたと申告したところ、腫れた手を一瞥しただけで観察するでもなく、ストロンゲストのステロイド軟こうと抗生剤、アレルギー緩和の飲み薬を処方された。自己処理の段階で痛みは消えていたが、お医者さんに行き48時間経過した今も腫れていて痒い。今年は雨が少ないせいか、蜂が異常に多い気がする。みなさま、ご用心ください。
2023/08/10
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7月中旬、炎天下で燃焼実験を三日やったところ、案の定熱中症の症状が出た。ホテルに帰りしばらく休んでいると、背中が筋肉痛のようになった。その日の行動を思い起こしても、背筋を使うようなことは何もやっていない。そういえば、TVのワイドショーで熱中症の初期症状として筋肉痛を挙げていた。慌ててネットで調べると、汗と共にカリウムが流れ出し、神経が暴走するとのこと。もっとひどくなれば痙攣、意識障害、そして死ぬことも。あわてて野菜や果物をモリモリ食べた。2時間ほど休んでいたら、筋肉痛は霧消した。スポーツドリンクもお茶も絶えず飲み続けていた。3Lは飲んでいたと思う。確かにすごい汗をかいていた。スポーツドリンクの成分を見るとナトリウムは入っているようだが、カリウムは入っていない。カリウムを補給するなら、OS-1のような経口補水液を飲まなければならないようだ。こちらにはカリウムの含有量も明記されている。それなら初めからスポーツドリンクにカリウムを入れれば良さそうなものだ。一本試飲してみると、私はそれなりに味わって飲めたが、カミさんは不味くて飲めたものではないという。体が不足しているときは美味く感じ、十分足りているときは不味くなるとも聞いた。そんなものかもしれない。初めからスポーツドリンクではなく経口補水液を飲んだらどうなるか、ナトリウムやカリウムが多くなりすぎ、血圧が上がったり、腎臓に負担をかけるらしい。経口補水液は一日500cc程度、そして水分補給はお茶が良いのかもしれない。今回は肌も熱くなって軽い火傷のようだ。生まれて初めて日焼け止めクリームなる物を買った。何も対策しなかった二日目と比べ、三日目ははるかに楽だった。
2023/07/29
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最近の都道府県別直近コロナ感染率をみると、おやっと思う。以前すさまじい感染率であった沖縄、首都圏等の感染率が目立って少なくなっている。反対に東北などあまり感染率の高くなかったところが著しく増加している。何か相関があるのではないか、こういうグラフを探したがどこにも見当たらない。仕方ない、自分で作るか。 2022/11/24までの県別人口に対する累積感染百分率(%)と、この一週間で感染した人の千分率(‰)を相関図にしてみた。 これはどう見ても相関がある。今まで大流行していた地域の感染率は下がり、あまり流行していなかった地域では感染率が上がっている。ワクチン接種率はあまり地域差は無いだろうと無視。 ワクチンを打とうが打つまいが、結局のところ同じ感染率になるまで流行は止まらないことになってしまう。ワクチン接種懐疑論を支持するような結果になるが、感染率が下がらなくても重症化率が半減するなら、私は打つ。
2022/11/26
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「いのちの歌」(詩:竹内マリア 曲:村松崇継)が最近静かな人気らしい。YouTubeで探せば数えきれないほどの歌手や合唱団が歌っている。藝大有志のリモートでの合唱が間違いなく上手い。上手すぎる。地元で歌っている人たちがいた。東北労災病院有志 この病院に直接お世話になったことは無いが何度も行った。岳父や親戚の癌を手術してもらい、今も元気で過ごしている。その命を守る最前線に立っている人たちの歌声、訓練を受けた人たちの発声ではないが、胸を熱くせずにはいられない。「出会ったこと笑ったこと そのすべてにありがとう この命にありがとう」今の医療従事者の奮闘には頭が下がる。ありがとうと心から言いたいのは私たち。https://www.youtube.com/watch?v=zXHNw3N_lNI歌声と共にこの映像もまたすばらしい指揮をされている今井邦夫氏は宮城県合唱界の重鎮。昨年旅立たれた。病院の統廃合でここも揺れているらしい。それぞれの病院の特色は存続させてほしいものだ。この曲は2008年のNHK朝ドラ「だんだん」劇中歌だったらしいが、そんなものは見ていなかった。
2022/07/29
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毎日気になるコロナ感染者数しかし多くのマスコミでは数字の垂れ流し東京のグラフはあっても地元がどうなっているのか良く分からない仕方なく自分でグラフ化した増加、減少のばらつきが大きくなり、全体として減っているようにも見えるのだが・・・・このような変化がある場合は、対数グラフにした方が傾向が良くわかる対数グラフは変化する割合が一定なら、幅も一定になる。例えば上のグラフで1から10になっても、100から1000になっても同じ10倍で、同じ幅になる。対数グラフで診ればほぼ一定傾向であり、とてもポークアウトとは言えない。
2022/02/24
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昨日、大規模接種会場に行きモデルナのワクチンを打って来ました。接種券が届き、また去年のように一日中電話し続けなければならないのかと思うと、若干憂鬱。案の定かかりつけ医は話し中で通じそうもありません。 基礎疾患有りの身ながら去年何とも無いのだから、何処で打っても同じだろうと大規模接種センターのweb siteを覗けば、何と翌日から接種可能なのです。心の準備が整っていないので多少躊躇しつつ予約しました。 大規模接種センターと言うのは壮観でした。窓口が18カ所、打つ人も18人、一日5,000人対応だそうです。経過観察も含めて50分ほどかかりましたが、予約するのに一日潰した去年の事を考えると、はるかに楽です。 去年と反対に、打ち手とワクチンは十分なのに、市の接種券発送が間に合っていないという感じです。予約が埋まっていないため、予約なしでも接種券さえあれば打てる場合もあるようです。 接種会場は仙台駅前。仙台駅まで来たのはひょっとすると2019年9月以来かも知れません。それ以降、関東、松本、富山、青森、どこへに行くにも全部車で走っていましたから、こんなことは生まれて初めてのことです。駅弁でも買って帰ろうかと構内を覗いて見ました。人出(人流などと言う造語は使いたくない)が多いのはうれしい事なのですが、感染者数が増大し続けている今は締めるべきだと思うのですが・・・・ 丈夫な首長はそう思わないようです。接種会場は撮影禁止、代わりに仙台駅ステンドガラス前 仙台駅では東日本の主要な駅弁ならほぼ買えます。しばし考え、帰り道の吉野家で牛丼にしました。コスパが違いすぎます。
2022/02/04
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コロナ禍になって以来、来客は極力断っている。ところが断れない来客が東京から来ることになり、慌ててパーテーションを作った。来客にパーテーション、招かれざる客という意思表示に見えなくもない。ざっくばらんに他意が無いことを説明しておかないと。仕切り板は適当な塩ビ版があったので、そのまま切断せずに使えた。足は2×4材。ニスまで塗ったらまあまあの完成度。電動鋸があったとはいえ、この程度なら朝飯前。事実昼飯前に製作時間約1時間。板の下の空いている長さを調整、約8cm。もう少し狭くても良さそうだ。一般的にアクリル板と言うが、別にアクリルである必要なはい。コスパで考えるなら塩ビ板で十分。機動隊の縦にもなるポリカーボネートなら銃撃されても他大丈夫(やったことが無いので責任は持てない)。ガラス板でも良いが割れたら面倒。フィルムでも遮蔽できるのだが、何だか段ボールハウスみたいでチープすぎる。
2022/02/01
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11月21日に一泊入院したことは前に記したとおりです。詳細は追ってと言ったきり放り出していました。 心筋梗塞で心肺停止から復帰し、来年1月で7年になります。この間、検査以外で入院することはありませんでしたが、今回はとうとうお泊りすることになってしまいました。 7年間で心臓の病はどんどん軽減し体調は良くなってきた来たと思うのですが、人並みに加齢による体調の低下は確実に進行しており、それらを合算した体調は、どうやらピークを越えたようです。 どんどん体が良くなるという希望的観測は、捨てなくてはならないのかも知れませんね。発症 少し風邪気味か頭痛がありアセトアミノフェンの頭痛薬を飲んでいた。軽快したので一時間弱のWalking、帰宅し、おやつを摘んでいたところ、消化不良でも起こしたように胸のあたりがムカムカする。血圧を測ってみれば、心拍数の異常を示すサインが血圧計に出た。 なんじゃこれはと手首で心拍数を測ってみると、周期がめちゃくちゃになっている。我慢できない不快さではないが、心臓の事ゆえ緊急を要するのか、放置して良いのか、それだけは判別しなければならない。 かかりつけ医にに電話すると、受付時刻を過ぎているため応答なし、心筋梗塞でお世話になった大病院に電話をすれば救急車が三台入り、余裕が無いと断られ、次の次に電話した循環器の診療で有名な厚生病院は診てくれるとのこと。すぐにタクシーで向かう。検査 診察 レントゲンを撮られ心電図を取られ、診断は心房細動。二十年以上前に何回かやったことがあり、その時は心拍数120以上に上がり、胸のあたりが「気持ち悪い」という状態だった。今回はそれほど心拍数も上がらず、他の不整脈かと思っていた。 心房細動なら生命に危機が及ぶことはあまり無いと知っていたし、万一の時にも安心な病院内で横たわっていたので、それほど心配はしなかった。心房細動の危険性1.長嶋茂雄さんはこれで脳梗塞になってしまった。心拍数が早過ぎ、正常に血液を押し出せず、滞留した血が血栓になり、脳動脈に詰まると脳梗塞になる。2.心拍数が早すぎるため心臓が疲弊し、心不全になる。治療1.血が固まらないようにアスピリンを飲んでいたが、より血栓に効く薬と、心臓のリズムを取り戻す薬を点滴で注入。2.薬で収まらなければ電気ショック(患者も負担だが医者もやりたくないという。恐ろしいことを言う)病室 空きが無いのでナースステーション脇の「うるさいけれど」という部屋のベッドに横たわる。確かにうるさい。・斜め向かいのお婆さんは、誤嚥で呼吸が止まり救急搬送されたらしい。一晩中「水、水」と騒いでいたが、気管にトラブルがあり直接は飲ませられないらしい。看護師さんがなだめたり怒ったり、本当に大変な仕事だと思う。・夜中の3時頃、隣のベットに救急車で運ばれたお爺さんがやってきた。救急車で運ぶほどの緊急性は無いと思える症状ながら、耳が遠く大声で話をされるからこちらは眠れない。・心拍数は落ち着いていなかったが、その後は熟睡できた。・明け方、肩を揺すられて目が覚めた。いつもは遠くで声をかけるだけのカミさんなのに、今日はずいぶんサービスが良いなと半分寝ぼけていた。新婚当時なら抱きしめていたかも知れない。危ない、危ない。血圧測定 血圧は落ち着いているけれど、心拍数は未だ落ち着いていないとのこと。・8時過ぎ、先生の回診で目が覚めた。自分で脈を取るまでもなく、落ち着いたことを実感できる。心拍数は毎分60くらいになっている。・退院前に診察室で先生から説明を受け帰宅。心拍数のモニター 朝7時、突然心拍数が安定し心房細動が収まった事後の診断・翌日、かかりつけ医に行き事後報告。定期薬の調整をしてもらう。このような発作が起こった場合、何としても病院まで行くべきか、救急車を呼んで良いか尋ねたところ、心拍数を抑える薬を飲んでいるので、朝まで様子を見ていても良いという。病院にはタクシーで行ったが、それは正解。自家用車では途中でどうなるかわからず、怒られたかもしれない。原因 ドクターも自分でもそれがわからないと再発を心配しなければならない。肩が凝っていたので三日後にマッサージに行くと、背中がパンパンに張っているという。たぶんそれだ。 珍しく仕事で図面を描いていた。図面を描くなんてここ数年無かったこと、パソコンで図面を描くCADも外してしまっているため、手書きで書かねばならない。0.5mmの精度で手書きで図面を描くのは、目をじっと凝らして息を止めて書かねばならず、目や背中の負担は並ではない。原因はたぶんこれ。 そういえば背中が張っているときは、心室性期外収縮も多い。これは関連するのかどうかわからないが、一週間前にインフルエンザの予防接種をした。その後副反応として筋肉痛が出ていた。関係ないとは言えない。対策 健康雑誌に不整脈の対策として背中の張りを取るようにと書かれているものが多い。僧帽筋を緩める体操やストレッチを始めた結果、今まで一日十数回起きていた心室性期外収縮も、今は数回起きるか起きないか程度。 健康雑誌に書いてあることだから、医学界で認められているわけでもなく私自身半信半疑だが、とにかく不整脈は減ったのだし、背中のストレッチをやったところで弊害は無いだろうから、当分続けてみようと思う。※参考になるかもしれないとこれを書きましたが、人それぞれ体調も症状も違い教科書通りには行かないのが普通です。おかしいと思ったら専門医に診断してもらうことを強くお薦めします。
2021/12/20
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最近コロナ関連の報道で「人流」の抑制、「人流」を減らす のように「人流」という言葉を耳にすることが多くなった。読んで字の如し、人の流れなのだろう。こんな言葉は今まで聞いたことが無かった。広辞苑等で調べてみても載っていない。 「物流」という言葉はあり、これも文字通り物の流れだ。それでは「物」が倉庫に貯蔵されている状態ならどうだろう。物流とは言わない。「人」が競技場やホール、街角で集団になって動かない場合、「人流を抑制する」には該当しないだろう。 動く動かないにかかわらず人が出ることがまずいのだから、昔から使っている「人出」で良いではないか。「人流」では、誤ったメッセージになってしまう!「官僚や政治家は造語を多く発明する」と、かの井上ひさしも言っている。何か問題になって突っ込まれた時、「その言葉の定義は定まっておりませんから、ご指摘には当たりません」と開き直るためか? 尾身さん辺りが最初に「人流」と言い始めたように思うが、やはり官僚体質?「マンボー」と言い始めたのも尾身さんじゃなかったかな?
2021/08/13
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オリンピックサッカーは、有観客か無観客かで宮城県知事と仙台市長が対立している。この二人の争い、昨日今日に始まったことではない。宮城県の人口220万人、その半分近くが仙台市に集中し、おまけに仙台が政令指定都市となって市の権限が拡大したのだから、県と市は同じような力関係になってしまった。 県の大規模施設は必ず仙台近郊の仙台市外に建設する。おかげでスタジアムは最寄駅から3kmという誰も行きたがらない場所になってしまったし、図書館や県立大学もバスで行ったら500円もかかる場所で、仙台市民に意地悪しているのかと言いたくなる。 知事が保守なら市長はリベラル、この構図が反対になることもあるし、両方とも保守になったら二人ともゼネコン汚職で逮捕されたこともあった。仙台市民はバランス感覚にすぐれているのか、とにかく今は知事は保守、市長はリベラル。あの知事なら誰が何と言おうと観客は入れるだろうと思っていた。しかし、忘れたのだろうか。3月に宮城県の感染率が全国一になったのを! あの時も知事が時短要請を早々と解除し、Go to Eatなんて訳の分からんものを始めた結果。おまけに震災十周年のイベントが多数あり、今のオリンピックを控えているのと状況はそっくり。 私自身は2度のワクチン接種を終えているし、サッカーを見に、あんな遠い所へ行く気もないので、どうでも良かったが、街の活気が戻るなら有観客でも良いかと思っていた。 しかし、ここ数日感染者数がじわじわと増えていることから考えれば、有観客は絶対反対に変わりつつある。6月には一日の感染者数2人まで下がったのに、昨日は30人だ。また「仙台」ナンバーの車では走りにくくなる。サッカー会場 利府町の宮城スタジアム
2021/07/14
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6日、2度目のコロナワクチン接種を終えました。案の定1度目より副反応は強く出ます。翌日は一日中熱っぽかったものの体温計で測ると36℃台。もともと平熱が35度台だから、それでも熱っぽいです。変化があるとグラフにしてみたくなるのが性ですが、顕著な変化が少なく、面白くないので止めます。7日午前中は若干の頭痛、一日中倦怠感。腕の痛みは前回より酷いようです。無理なくどのくらいまで腕を上げられるかを定量データとは言い難いものの、まとめてみました。手を下に体に沿わせたときが6時、水平で9時、真上で12時。前回は9時までなら上げられましたが、今回は痛みが強く8時まで。接種後16時間後辺りが一番酷いようです。1日半経過し、ほとんど問題なくなりました。家族全員今月中の予約が取れ一安心しかし、打て打てと言っておきながら、タマガ足りなくなったは無いでしょう。なんだか突撃しておいて補給が途絶えた帝国陸海軍みたいだな。44時間経過後 熱は平熱、接種部を押せば痛いけれど腕は自由に動かせます。その代わり今日は朝からただただ眠いのです。
2021/07/08
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昨日、ファイザーのワクチンを打ってきました。18時間経過後、体温35.8℃、腕が痛くて肩より上がりません。副反応については心配したほどではありませんでした。若い人、活動的な人の方が副反応が強いようで、ワクチン接種量は新陳代謝エネルギーを考慮すべきという説(2月12日のブログ)も頷けます 実を言うと少しは躊躇したのです。一昨日書いたように、打つリスク、打たないリスクとも私の仮定に基ずく計算ではあまり差がありません。 本来なら若い人に優先接種した方が感染率を下げるのには有効なはずですが、高齢者を優先してくれたのならそのベネフィットは享受すべきだと考えました。年齢に関係なく、接種者が増えれば感染者が減るのは間違いなさそうで、打てる人から打つべきなのでしょう。 為政者に対する反発から打たないというのは筋が通りません。皆が望む感染抑制で我々にできる最善の行動は、ワクチンを打つことだと思うのです。単なる恐怖心から打たない人も、打てば誰とでも交流でき、どこにでも行けることを想像してみたらいかがでしょう。無論、アレルギーなどの事情がある方にはお勧めしません。 今、高齢者用接種に余力があり若い人にも広げていますが、高齢者で受けたくないという人が予想以上に多かったという事なのでしょう。これは高齢者に限った考えではないので、いずれ大問題になると思います とにかく打ち終わり、大した副反応も今のところ出ていないので、一安心というところです。倦怠感が少しばかりありますが、それを口実に今日明日はダラダラ過ごすことも許されるでしょうね。2月12日のブログでワクチン一瓶から5人分とれるか、6人分取れるか記したちゃんと6人分用の注射器になっているではないか。やればできるのだ。主治医の医院にて看護師さん「記念撮影ですか」 私「ハイ」30分毎に5人ずつ処置室に入れ、先生が順番に問診する「変わりないね」「ハイ」看護師さん5人が一斉に注射して終り 注意事項が言い渡される「夜中に具合が悪くなったらどうするしたら良いですか?」「救急車しかないですね」経過報告翌朝 腕が痛くて肩より上に上がらない。平熱24時間後 万歳できるようになったが、接種したあたりを押すと痛い 体温36.0℃±0.2Kで平時より安定30時間後 若干体温が上がり、36.7℃ 就寝時まで下がる48時間後 通常と全く変わらなくなったので、以後記録は中止
2021/06/16
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いよいよコロナワクチン接種の日が目前となった。副反応も取り沙汰され、接種後に亡くなった方も数十人いる。少し怖気ずいてしまうが、冷静に判断し前向きな気持ちで打ちに行きたい。〇ワクチンを打たない場合のリスク・今後、全国での一日の感染者を2,000人、それが150日続くとして感染者総数は300,000人(これでもかなり少なめな仮定だと思う)。・感染者に対する死亡率は現在までの平均で、1.8% ・全国での死亡者は300,000×0.018=5400(人)・全国民1億2500万人に対する死亡率は、0.54万人/12500万人=1/2.31万〇ワクチンを打った場合のリスク・5月21日までにワクチン接種後に亡くなった方が85人※1・85歳以上と、どう考えてもワクチン接種と関係なさそうな死亡原因を除くと、ワクチン接種副反応としての死亡が疑われる人は、約30人・上記のうち、一人暮らし等で救命が遅れた方が約半分とすると、適切な処置を受けても亡くなった方は15人と推定・5月21日までワクチン接種した人が550万人。そのうち、85歳以上の方を除くと、約400万人と推定・副反応としての死亡率は、15人/400万人=1/26.7万・私の場合基礎疾患があるから死亡率はおそらく10倍程度にはなると思う。しかし、副反応による死亡率も同じように10倍になるかもしれないから基礎疾患については相殺と考える。・仙台市の場合、コロナ罹患による死亡率は全国平均の1/2程度で納まっている※2・私の場合、平均的な人と比べ他人と接触する確率は1/10・この2つを考慮すると、、コロナ罹患による死亡率は、 1/2.31万×0.5×0.1=1/46.2万こう考えればワクチンを接種しない方が安全なわけだが、問題は人との接触度合いだ。人と会って仕事を進めて行かねばならないし、旅行だって行きたい。すると他人との接触確率、他の人の1/10は吹っ飛んでしまう。ワクチンを打って、人との交流を再開する方が望ましいのだろう。ちなみに交通事故で死亡する確率は年約1/4万 ワクチンを打っても打たなくても、交通事故で死ぬことを心配するようなものだ。※1 厚労省ではワクチン接種後に亡くなった方の詳細情報を公表していたが、5月21日以降発表を止めてしまった。事例が多くなりすぎて情報過多だという表向きの理由だが、急に止められると裏に何かあるのではないかと勘繰りたくなる。※2 調べてみると、地域によって致死率に大きな差がある。一番大きかったのは少し前の大阪。どうせ罹患するなら、救命率の高い地域で罹りたいものだ。日本全国、どこに行っても同じようなサービスが受けられるなんてことは、平時の戯言
2021/06/14
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ワクチン接種予約開始日の17日、朝から3秒毎にリダイヤルし、通じたのは夕方。 一週間経ち周りの状況もわかってきた。希望する場所で取れなかったという人がいる一方、一部の診療所では6月中旬から打てるところもあるようだ。私は内科のかかりつけ医以外に選択肢はなかったが、整形外科、神経科、産婦人科、検査専門病院など、かなり空きがありそうだ。私の知人は注射を打つだけならと情報サイトでわざわざ評判の悪い医者を探し、電話したところすぐに予約できたという。 20日になって突如「大規模接種」をやるとの案内があり、しかも予約受け付けは翌21日、接種開始は24日だという。ネットで予約状況を見ると、24日17時現在、5月30日以降の予約が可能になっている。一日潰してやっと取った私の予約より早く打てる。 なんだこれは! 徹夜して並んでやっと長距離各駅停車の座席を確保したと思ったら、後から座席指定の特急列車が追い抜いて行くようなものではないか。 予約状況が判明して来れば、現在の予約をキャンセルしてもっと早い予約を取り直そうという人が必ず出てくるはずだ。「二重予約は止めてください」とアナウンスしても、忘れたり何かの手違いでキャンセルにならずに余ってしまうこともあり得ると思う。 最初の大騒ぎは収束し落ち着いてみれば、まあまあの余裕があるのか、接種に積極的でない人がある一定数居るという事だろうか。「不具合は承知、走りながら修正する」と内閣は言っている。ダブルブッキングが予想より多かったら? 接種を受けたくない人が予想外に多かったら? とにかく日本中にあまねくワクチン接種が行き渡ってほしい。
2021/05/24
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ようやく一般高齢者のワクチン接種予約が始まり、何とか予約が取れた。結論・家の電話よりスマホ・受付時間は目安 時間を外れた方が取りやすいかもしれない・執念 諦めない事・今日取れなくても明日がある。取れなかったと言って、死ぬわけではない・7月下旬まで待てるのなら、宮城県では余裕はあると思う 仙台市の場合、個別接種8割、集団接種2割。個別接種の場合、各病院、医院に個人で予約してくれと市からは丸投げ。高齢者と言っても年齢に差があるし、基礎疾患の有無もある。かかりつけ医がいる人も居ない人も、基本的に同じスタートライン。一部の医院では定期的に来ている常連さん優先、面倒な基礎疾患がある人にはご遠慮願うと謳っているところもある。内科、小児科から皮膚科、耳鼻咽喉科、神経科まで対応可のようだ。 私の主治医は循環器内科。常連さん優先とは記されていないから、接種希望者が殺到するのではないか? ひょっとすると常連さんだけの優待制度があるかもしれない、そんな期待で予約が始まる3日前に何気なく様子を探りに行った。わかったことは、来院しての予約は不可、常連さんの優待はたぶん無し。もし裏ルートでも教えてくれたのなら、反対に信頼は揺らいだと思う。 予約時間で明記されたのは10時から。9時からの医院もあるので9時少し過ぎから電話をしてみるが、もう電話は話し中。10時から家(イエ)電、スマホの二つで予約開始。このほかに家内と娘が少し手伝ってくれた。繋がらない。スマホでは「接続できません」が多く、少し先まで進むと「通話中または通信中」の表示。イエ電では「ただいま電話が大変込み合っており・・・・」 少しマシなのは話し中の「プー、プー、プー」まで行った場合。次第に慣れてくると、次のことが分った イエ電でリダイヤルすると音で確認するため、その間隔は約11秒(プッシュ回線)、スマホの場合は表示で確認できるので2~3秒、断然スマホの方が有利だ。イエ電とスマホ、二つて電話していたが、スマホに集中した方が発進回数は多くできると気付いた。ただ、あまり早くするとせっかく繋がったのに、勢いでリダイヤルしてしまう懸念もある。 昼休みの時間は予約時間外と案内されているが、その時間でも話し中のままだ。さすがに嫌になり、終了時刻17時の30分前からまた電話を始めた。終了時刻は無視して電話を続けると17:10やっと繋がった。時間外なので、「予約お願いできますか」と控えめに言えば、何の問題もなく普通に受け付けてくれた。 考えてみれば個人病院なのだから、みどりの窓口みたいに1秒でも過ぎれば打ち切るなんてことになっているはずがない。受付時間も目安のようなもので、数時間はどうか知らないが数十分の差なら問題ないのかも知れない。時間外だと断られたら丁寧に詫びれば良いだけの話。 電話が通じ、姓名と生年月日を告げた後、3分ほど待たされ、接種日時の指定を受けた。その3分の間に常連客か、既往症ありか、等々を調べ日程調整したのかもしれない。 とにかくめでたく予約が完了した。。一回3秒として1分間に20回、1時間で1200回。4時間は私と家内で電話していたのだから、延べ5000回以上電話したことになる。 ネットやLINEで申し込むのは高齢者にとって敷居が高いと言われる。そのため電話だけの受付にしたところも多いようだが、電話でも問題はある。私のような早打ちは高齢者には無理だ。スマホを持っておらず、イエ電のリダイヤル機能も知らず、いちいち番号を押している人も多いと思う。ネットでは必要事項の打ち込みさえ完了すれば後は公平に予約に入れるが、電話ではテクニックの差が出てしまう。 そういうお年寄りを押しのけ、前期高齢者の私が予約を抑えてしまったことへの後ろめたさは確かにある。私も基礎疾患が三つもあるのだから、優先順位は早い方だと思っても、何が公平かという疑問は常に付きまとう。 基礎疾患有りの者が優先だと謳っていながら、優先権を与えているところはほとんどない。診断書を用意し確認するのが大変だとか聞いた。そんなものは診察券と過去の診療明細書の確認で良い。コロナ騒動が始まって以来、できない理由ばかり探し、できるように考えない公務員ばかりが目立つ。本当に腹が立つ。 国は地方に丸投げ、地方は各医療機関に丸投げ、仙台市長は「担当者はねじり鉢巻きで頑張っています」と言っていたが、その成果がこれか! 予約初日以降、医療機関の窓口はてんやわんやだったと思う。申込日を電話番号の奇数、偶数で分けるとか、居住地域で分けるとか、せめて前期高齢者と後期高齢者を分け、予約を分散させる努力はしてほしかった。日本全体で予約にかかった無駄な時間はいったいどれくらいになっただろう。私のようなハーフリタイヤの人間だからできたことで、一日仕事の人はどうするのだろう。もっと確実で効率的な予約方法を考えてもらわねば、皆疲弊してしまう。区域によって日時を指定する上越方式や、場合によっては抽選でも、電話にへばりついているよりも私は良いと思う。5月20日追記 私の場合、基礎疾患があるため主治医のところに行った方が安心で、17日にはかなり無理して接種の予約を取った。ネット予約可能な他の医院を調べてみると、20日現在ほぼ埋まっているところもあるし、かなり余裕があり6月中旬には打てるところもある。 特に疾患が無く、かかりつけ医も存在しない人は、いくらでも打てるところがある。耳鼻科、神経科辺りなら空いていそうだ。問題はどこがいっぱいで、どこに余裕があるか、そういう情報がほとんど表に出て来ないことだ。市で毎日取りまとめ、何日以降なら予約が取れると案内すれば、慌てる人も少なくなるだろう。 20日、市から大規模接種の案内があり21日から予約を受け付けるとのこと。どうも一番早く打てそうだ。こういう大事な話を個別予約が始まった後で流すのだから、予約を取り直そうという人も出てくるだろう。やっと各駅停車の座席に座れたら、後から特急列車が追い抜いて行くようなものだ。なんだかてんやわんや。 政府に急かされるものだから、全体の段取りが整わないうちに決まったところから流して行くのだろうか。 一般接種までには落ち着いてほしいものだ。
2021/05/19
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義父母が1回目のワクチン接種を終えた。いきなり「クーポン券はお持ちですか」と言われた義母は何のことかわからず、「まったくお役人は人の立場になって考えない」と憤慨していた。自分の券を見ると、なるほどこれではお年寄りは混乱する。 クーポン券を持って来いと書かれているのに、肝心の券には「接種券」と「接種できない場合」とだけ記され、「クーポン」なんて文字はどこにもない。クーポン券と言えば割引券か引換券を連想するのが普通で、「ワクチン接種券」とは思いも寄らぬ。ネット上で"COUPON"を訳すと「クーポン」としか出て来ず、何十年かぶりに仏和辞典を紐解けば、切り離して使う回数券、引換券というような意味らしい。 摂取2回分とできなかった場合の合計4回分のシールだから、回数券の意味がある「クーポン」にしたのだろうか。定評のあるDeepL自動翻訳で「回数券を出してください」「クーポン券を出してください」を英訳すると、どちらも同じ "Please give me a coupon."
2021/05/13
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大阪の人口当たりのコロナによる死亡者はインドより酷いとのこと。それでは日本は? そういう資料が無いので自分で調べてみた。 発症から死亡まで5日から二十数日とばらつきが大きく、とりあえず平均10日後に亡くなるとして考えた。5/10までの直近1週間の平均死亡者数に対し、その10日以前1週間の平均感染者数の比をとって死亡率として計算した。感染率は全人口に対する1日あたりの感染者割合https://github.com/CSSEGISandData/COVID-19 より インドの感染者数が桁違いに多く、全世界の半数近くを占めているのは間違いない。しかし、インドの死亡率は驚くほど少ない。大阪どころか日本の平均より少ない。何かの間違いではないかと、何度も統計を見直した。あるいは数字のマジック? 連日インドの悲惨な状況が報道されるが、都市部に限ったことで国の人口が多いため平均すると大したことは無いのかも知れない。無症状感染者など感染者としてカウントされない人を加えるなら死亡率はもっと下がるし、死者数にそれほどの誤差があるとも思えない。 あの状況で死亡率の少なさは全く予想外であった。インド変異株と言うもの、感染力は強大でも、あまり重症化させないのかも知れない。 大阪の死亡率の高さは異常である。必要な人が病院に入れない、医療崩壊でなくて何であろう。「定義が無いからはっきりと言えない」何度も聞いたこの言葉、こう言って収束するのをただ待っているのだろうか。それまで我々はどのくらいの犠牲を覚悟しなければならないのだろうか。 高度な医療技術を持ったこの国に生まれたおかげで、今まで2度死なずに済んだ。こんなところから綻び始めるなんて考えてもみなかった。アメリカの感染者も死亡者も未だに日本の10倍近くいる。しかし、あの余裕は何だ? この数値を見る限り「さざ波」と言う人がいるのも無理からぬこと。しかし、死亡率の高止まりだけは看過できない。8月2日追記 最近、インドで発表される死者数は実数よりかなり少ないのではないかと報道されるようになった。デルタ株は死亡率が低いからあまり心配ないと思っていたのだが、そうでもないらしい。日本でもデルタ株が拡がりつつあり、懸念材料だ。とにかく欲しいのは正確な情報。
2021/05/12
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最近の報道を見て驚いています。今まで「密閉・密集・密接」の三っつの密を避けろと言われ、私は当然、「密閉 or 密集 or 密接」を避けるべきと解釈していました。しかし、今頃になって大臣も医者も、「今まで通り三密「密閉 and 密集 and 密接」を避けるだけではダメだ」と真顔で言っているものだからびっくりです。私が誤解していたのでしょうか? TBS TVより三密を避ければ感染しないと大臣も医者も皆思っていたのでしょうか。感染者からコインを受け取っただけでも感染するでしょうし、誰も感染していなければ満員電車で換気せずハグしたってキスしたって感染しないでしょう。感染経路が追えない以上、確率で考える他ないと思うのですが、単純計算でも 「密閉 or 密集 or 密接」 の確率と「 密閉 and 密集 and 密接」 では全く異なります。結論だけ書けば、"or"の三つの密による感染確率は、"and"の三密による感染確率の300倍近くになるはずです。「三密にならなければ」、「8時過ぎまで飲食しなければ」、「マスクをしていれば」、感染しないはずがありません。こんな簡単な計算はスーパーコンピュータ富嶽を使うまでもなく、高校数学の手計算で求まりますこんな簡単なことが分らないのかとバカバカしくなり、腹が立ってきた単純計算例 傾向を調べただけなので、細かい突込みはナシでお願いします。実際の感染率0.001%で計算しても良いのですが、0ばかり並んでしまい何だかわからなくなるので、感染確立1/10で計算してみます。密閉で感染する確率1/10、密集で感染する確率1/10、密接で感染する確率1/10三密で感染する確率 (1/10)^3=1/1000三つの密のどれかで感染する確率 1-(9/10)^3=271/1000細かいことを言わなければこれで良いと思うのですが、271倍も危険なことになります5日追記厚労省のパンフレットこれを見ると、「三つの密」(密 or 密 or 密)を避けろ、三密(密 and 密 and 密)ではなく、O密を目指せ と書かれているよう読み取れます西村さんは厚労省ではないとしても、閣内不一致ではないのでしょうか?野党も突っ込みどころだと思うのだが、ちゃんと気付いてくれるのだろうか?
2021/05/04
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昨日の宮城県コロナ感染者171名、人口10万人当たり7.4人、東京都の倍、日本一。 こんな県に居ることが恥ずかしくて仕方ない。どこかへ出かければ石を投げられそうだし、封書でも送ろうものなら開封されず焼却されるだろう。 2月に感染者が0になった日もあった。そのため経済優先の知事がGo to eat なんてことを始めたものだから、3月から感染率が増加し始めた。8日の週は明らかな急増傾向が見え、私は11日頃からSNS上で、大変なことになるのではないかと不安を訴えてきた。 知事が注意喚起を唱え始めたのが15日。とにかく遅すぎる。Go to eatの停止も遅いが、飲食店の時短要請も明日25日からだなんて話にならない。感染拡大の原因については次のようなことが取りざたされている。・飲食店の営業時短要請を早々に打ち切ってしまった。・上記の影響を見定める前に、Go to eat を始めてしまった・震災10周年のイベントが重なり、首都圏からの来訪者も多かった。・2月13日の震度5の地震で、人の動きが活発になった。・受験生の移動が多かった 震災10周年も影響していたとは思う。しかし、これは福島県、岩手県も同じ。国分町と言う東北最大の歓楽街があったからだろうか。私は街に行くことがほとんどないのでわからないが、飲食店の客足はコロナ禍前とあまり変わりなくなっていたと聞く。 行政と共にマスコミの責任もある。全国放送では首都圏の感染状況が主な報道。宮城県の地方紙、「河北新報」は政局に対しては不偏不党で割と正確な報道姿勢を貫いていたと思う。そしてたぶん宮城県民の意識付けに多大な影響を与えているはずだ。 しかし、この一ヶ月の報道はいただけない。今日に至るまで宮城県のコロナ禍拡大について一面トップで報道されることはなく、一面の片隅か二面に全国の中の宮城県として報道されるだけだった。 ここしばらくトップ記事は10年前の震災関連が多かった。「震災」も「原発」も大事な報道テーマであることに異を唱える気はない。しかし、10年前の検証や反省より、今、現在の危機であろう。「原発漂流」なんて記事は、暇にならなければ読む気にもなれない。何故一面トップなのだろう。 危機を訴える首長の原稿朗読より、何度も何度も伝え続けるマスコミの力の方が、はるかに影響力は大きいはずだ。 コロナ禍に対する抑止力は、油を塗ったブレーキのようだ。相当前から制動を掛けないと、ずるずる走るばかりでちっとも止まらない。 コロナ禍の扱いが少なすぎる河北新報
2021/03/25
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先週から宮城県のコロナ感染拡大が目立ってきた。先週の金曜に私が計算したところ、人口当たりのPCR検査陽性率が全国一になっていた それでもマスコミは何も報道しない。私はSNS上でこの事実について開陳した。新聞社にも電話しようとさえ思った。それから4日、やっと全国一危険であることが報道されるに至った。 2月には感染者数0になった日もあった。だからといって、矢継ぎ早に飲食業の時短要請を止め、Go to Eat なんて飲食推奨キャンペーンを打った結果がこれだ。経済優先の首長を選ぶとこういうことになる。 3月初旬よりこの兆候があったのに、反応が悪すぎる。自動制御では結果から入力をコントロールすることをフィードバック制御と言い、応答に関する計算式もある。普通、出力の結果から入力を大きくしたり小さくしたり振れ幅を小さくして収束させるが、上手く行かず振れ幅が次第に大きくなることを発散と言う。しかも小さい方に振れず大きい方に大きく振れている。今の宮城県の状況が正にこれだ。 まったく何をやっているんだと恥ずかしくなる。他県ではこの事実を他山の石として重く受け止めて欲しい。19日0時追記 遅ればせながら(まったく~)宮城県知事が特措法に依らない県独自の緊急事態宣言とやらを出した。それでも飲食店の時短は無し、とにかく自粛自粛で感染を抑え込もうと言う事らしい。何もしないよりは良いが、いったいこれでどれだけの効果があるのだろうか。 自分に関係ないならお手並み拝見で高みの見物をしていられるのだが、自分が当事者になる可能性もあるなら、そんなのんきなことは言っていられない。とにかく早く何とかしてくれ~温泉に行きたいのも我慢しているのだぞ。
2021/03/18
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コロナワクチンの摂取量を適正にし、一人でも多くの人に接種できないか、と思って書いた一文です。コロナワクチンの接種量は、小さい人も大きい人と同量必用か、と誰でも疑問に思っているだろう。一般の市販薬は子供か大人かによって摂取量が異なるし、病院では体重に合わせて投薬量を調整している。動物実験する場合の致死量は、体重に比例させて調整しているという。これとは別に、新陳代謝エネルギー(体表面積に関係)に薬量を合わせる考え方もあり、この場合は体重の2/3乗(別の仮説では3/4乗)を投与すれば良いとされている。※いずれにしろ小柄な人の摂取量はずっと少なくなるはずだ。この疑問は多くの人が抱くようで、TVに出演している医学者に質問していたが、小柄な人の摂取量が少なくて良いと言うエビデンスが無いと言っている。それでは小柄な人が大柄な人と同じ量だけ必要と言うエビデンスはあるのだろうか。生体やウィルスについては全くの門外漢であるため、これ以上踏み込んだ事は言えないが、どう考えたって体重40kgの華奢な人と、体重120kgはありそうなマッチョの接種量が同じで良いはずがない。コロナワクチン一瓶から5人分取れるか、6人分取れるかで揉めている。注射器のシリンダと針の接合部のわずかな空間に薬剤が残ってしまい、全部使いきれれば6人分取れるそうだ。ピストンの先にはゴムパッキンが付いており、そのパッキンの先端を延長しデッドスペースまで押し出せば良いではないかと考えたのだが、韓国ではもう既にそのような注射器が出回っていると言う。日本の場合、認可まで待つと数カ月先だと言う。パッキンを作り変えるだけなら民間企業なら数日でできる。組み立て工程を変更するのに少々手間が要るかもしれないが、一月もあればできるはず。できない理由を言うより、できる方法を考えろと言いたくなる。※江守・斉藤・関本,「模型実験の理論と応用」,技報堂出版,pp.225-227,2000写真は参考
2021/02/12
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胃の集団検診の通知が来た。こんな年はあまり行きたくない。コロナワクチンではないが、ベネフィットとリスクを天秤にかけ、混んでいるなら帰って来れば良いと行くことにした。こんな時の為に温存していたN95マスクを付けて。待合室には間隔を開けた椅子が置いてあり、混んではいなかった。ただ、検診で前後の人との間隔を取ったのと、消毒の手間がかかり、いつもより待ち時間は長い。N95マスク:感染を防ぐための医療従事者用マスクこの春、マスクが手に入らなかった頃、家中探したら出てきた。燃焼実験用に買ったのだろうと思うが、使った記憶がない。注意書きを見ると、使用法を間違えると死ぬとか物騒なことが書いてあるし、医療従事者は苦しくなり長く付けていられないなどと言っている。使ってみると全然苦しくない。ゴムが劣化して、押し付け力が不足しているのか?このところ呼吸が楽なウレタンマスクばかり愛用していたが、念入りに防御したいとき用にN95は買っておいた方が良いかもしれない。マスクが入手できなかった頃、医療用マスクを一般人が買うなと言われた時期があったが、今は出回っているようだ。マスクするのが当たり前になりファッション化している今日、N95でも付けていれば、少しは感染に注意していると言うアピールになるかもしれない。
2020/12/12
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先週健康診断を受けた。心電図を眺めていた主治医、「よく見なければ心筋梗塞をやったようには見えない」やっと言ってもらえた改善の証一度心筋梗塞を起こしてしまうと心筋が壊死するため、病名は陳旧性心筋梗塞となり全治することは無い。一生この体と付き合っていかなければならないのかと諦めていた。ところが最近は生還した5年前とは明らかに違い、同じ動きをしても苦しくなる度合いが減ってきたような気がしていたし、具合が悪くなり時間外に病院に駆け込むようなことも無くなっていた。急に速足で歩きだしたり、ちょっと激しい運動をすれば苦しくなるのは相変わらずで、完全復活とは言えないまでも少しは治ってきているのか・・・低出力体外衝撃波治療法という方法があり、血管拡張や血管再生に効果があると入院時から聞いていたが、私程度の症状ではその治療対象にはならないらしい。心筋梗塞になってもその後も元気で活動している人の話は、TVの健康番組でも取り上げられる。そのような人に共通することは、とにかく動き回っていることらしい。自分もこのような経緯で回復に向かっているのなら諸手を上げて喜びたい。確かに心臓をやられるととてもナーバスになり、できるなら静かに暮らしていたくなる。しかし、私の場合はリスクよりも好奇心が勝り、あちこち行きたくなる、庭仕事をしたい、日曜大工もしたい、とじっとしていられない。こんなことが回復に繋がっているなら、多くの人にも希望の灯をともせるのではないだろうか。本当は心臓カテーテルで血管の詰まり具合を調べてもらいたいところだが、少しは危険が伴う検査なので改善の確認には使いたくない。心筋梗塞で心肺停止した話はこちらご心配いただいた皆様、ありがとうございます。以上のように少しですが良くなってきました。
2020/10/12
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数年ぶりに心臓の超音波検査を受けた。「前と変わりませんから大丈夫ですよ」との診断。「良くなってますよ」という事は、心臓に限ってはあり得ないのか? MRI、CT、心臓カテーテル いろいろな検査を受けたが、超音波検査は嫌いではない。ただし、検査するドクターか技師さんが男だったらちょっと気持ち悪い。女性なら気持ち良いという訳ではないが。以前はグイグイ押され、ちょっと辛い時もあったが、最近はあまり圧迫されない。機械が良くなったのか、念入りに調べる必要が無くなったのか・・・・
2020/08/09
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風邪予防にポビドンヨード液で毎日うがいをしていたことがある確実に副作用があった体がだるく、どうしようもなく眠くなった主治医に相談すると、次回甲状腺の検査をしようとのことで、その前に自分で甲状腺の資料を調べてみた思い当たったのがうがいによる甲状腺機能低下症その日からポビドンヨード液によるうがいを止めた図は10日間で平均した一日あたり睡眠時間の推移のグラフであるうがい中止前と後では明らかに有意な差がみられる睡眠時間は少なくとも30分は減り、体のだるさも減った主治医に報告すると、「一例だけで確定するわけには行かないが、イソジン等は強い薬で、処方箋無しで買えるのは問題がある」とのこと本当に新型コロナウィルスを抑制できるのなら多少だるくなっても処方する価値があるが、何でもない人が体調不良を起こす可能性の方が高いと思う自治体の長が科学的知見も持たずにたった41例だけで、副反応の検証もせずに鬼の首でも取ったように発表するのはいかがなものであろうかその後甲状腺の検査もしたが特に異常は無く、甲状腺機能障害があったため体に異変が出たのではなく、ポビドンヨード液の摂取によって甲状腺に異常が出たと考える方が論理的に無理がないだろう
2020/08/05
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県会議員の坂下康子さんが19日、急死されたことを知り驚いた。カミさんとは小、中、高と同級で、割と仲の良い友人であったらしいから、カミさんのショックは察するに余りある。その縁で私とはFacebook上で「友達」になっており、度々私の投稿に「いいね」してくれ、コメントしてくれたこともあり、話したことは無いが気さくな人柄がにじみ出ていた。娘の県立高校入学式では来賓として紹介され、その時カミさんがちょっと手を挙げたものだから、坂下さんはそれに気付きオーバーアクションで手を挙げてしまった。その関係を知らない娘はびっくりし、自分の母親が原因を作ったとも知らず、「挨拶で立ったのに、なに、あの人」と言っていた。急死との報道があっただけで、死因については明らかにされていない。心疾患か脳血管障害だったのだろうか。急死と言っても前兆はあったはず。私の死の淵から生還した体験談を伝えられていたら、異常を認識できていたかもしれない。推測だが、昨今のコロナ禍で病院へ行くのを躊躇されたのではないかと思う。コロナ禍の隠れた犠牲者だろうか。残念だ。合掌
2020/05/23
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2,3日前から鼻が詰まり喉が痛いと思ったら、昨日は熱っぽかった。測ってみると36.7℃。35℃台が平熱の私にとっては完全な発熱。焦る。特に基礎疾患を持つ身だから、もしコロナウィルスを貰ってしまったら死ぬ可能性が高い。4日前に業者さんの出入りがあり、5人ほどの人と会ったが全部地元の人。嗅覚、味覚異常は無いので単なる風邪か? 今朝の体温測定では35.7℃で平熱。まあ風邪気味の部類だったのだろう。今の時期、こんな風に疑心暗鬼になっている人はたくさんいると思う。しかし、お医者さんに行って他の変なものを貰いたくないから、自宅でじっとしている人がほとんどのはずだ。かかりつけのお医者さんはこの2カ月、目立って患者さんが減っている。先生いわく、「うちの患者さんは良識があるから、こんな時に医者に来たりはしない」。それではどんな時に医者に行けば良いのかと突っ込みたくなるが、気休めで医者通いする人が多かったのか?
2020/05/12
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岡江久美子さんが亡くなり、パルスオキシメータで測りさえすれば死なずに済んだ、とお医者さんが言っている。酸素飽和度の低下から肺機能の悪化を素人でも察知できる。そういえば家にあった。基礎疾患があるため4年ほど前に買ったが、あまり変化が無くほとんど測っていなかった。小児ぜんそくがあった子供は病院へ行く度にお世話になっていた。健常者なら酸素飽和度SpO2が95%以上という事で、測ってみると97%で問題無し。SpO2 90以下は肺炎の可能性があるとのことで、一つ持っていれば指標になる。測定器があると、変化を測って確かめたくなるのが私の性。息を止めて変化を観察する。苦しくなると共に次第に値が小さくなって行き、80を切るとさすがに我慢できなくなって止める。深呼吸するとすぐに値は回復する。山に登ったとき、飛行機に乗っているときは酸素濃度が低くなり、それに伴ってSpO2も低下するそうだ。今度やってみよう。8,000円くらいで買ったと思うが、今なら4,000円程度で買えるようだ。体温計や血圧計よりも高いけれど、一家に一つくらいは欲しい。5/2追記パルスオキシメータが医療用に十分供給できなくなる恐れが出てきたため、一般家庭での購入は控えてほしいと言われ始めました。そういう事情なら興味本位で購入するのは止めた方が良いでしょう。ただし、呼吸が苦しくなっても十分な医療処置が受けられないなら、購入してその測定値を強くアピールしても良いと思います。
2020/04/27
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今日のTVワイドショーではジョギング中の飛沫拡散について報じている。概ね昨日の記述通りウォーキングで4m、ジョギングで10mの距離をとるように言っている。しかし、風について話題にしているところは私の知る限り皆無だ。ジョギングの速度、毎時10kmは秒速3m弱、これはそよ風の風速だ。そよ風が吹いてきただけでジョギングしているときと同じように唾や汗が飛沫となる。運動せず静かにしていれば問題は少ないと思うが、クーリングダウンしているとき等は気を付けた方が良いかもしれない。いずれにしろ、人の多いところへは行かないこと。これに尽きる。長野県松本、震度4の地震速報が流れた。古い友人たちに安否確認や地震見舞いした方が良いのかふと考えた。当地で震度6の時は、てんやわんやで電話で応答している余裕が無い。震度4はそれほど珍しい事でもないので、いちいち応答するのは面倒だ。するとその中間の震度5になったときは、一応お見舞いした方が良いのかもしれない。ところで震度は同じ市町村でも震度計が置いてある場所でかなり違う数値になることが多い。気象庁の地震速報で調べると、震度4は松本市安曇となっている。どこだ、それ? 松本中心部と上高地の中間くらいらしい。松本中心部の震度を調べると、震度2か3、な~んだ、という事になる。電話して「大丈夫だった?」と言えば、「何が?」と答えられるだろう。TVでは松本市街地が震度4と思える報道で、これは問題だと思う。町村合併が進み、市内が拡がってしまった弊害。一応気にしていると言う事をアピールするだけの記述でした(^^;
2020/04/23
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ウォーキングやジョギングはあまり接近しない限り安全と言われている。何を根拠に言っているか知らないが、この説にはかねがね疑問だった。かなり遠いところでタバコを吸っている人が居ても、その匂いが漂ってきて不快な思いをすることがあるではないか。ジョギング中に唾を吐く人だっているだろうし、勢いよく吐息を吐く人もいる。唾液が球形として非常に大雑把に考えれば、直径1mmの唾液の落下速度は毎秒4m、直径0.1mmの飛沫なら落下速度は毎秒0.5m程度となる。地上1.5mの口から地面に到達するまで約3秒かかる。時速4kmで歩いていれば3.3m進み、時速10kmで走っていれば8.3m進む。京大の山中伸弥教授はさすがに気付かれていて、歩くときは4m、ジョギングするときは10m前の人と離れろと言っている。https://www.covid19-yamanaka.com/粒子径が0.1mm以下になると、概ね粒子径の2乗が落下速度に比例するため、より落下速度は遅くなり飛沫を浴びやすくなる。混雑していれば、前の人を追い抜く必要も生じ、危険はより多くなるだろう。山中教授が推奨するように、ジョギング時もマスクは必要になるのだと思う。ちなみに私は屋外であれ人の多いところへは行きません。注:動いている人間が放出する飛沫なら初速度を持っており、前方に吐き出せばより速い速度で前方に飛び出す。ところが微細な飛沫であれば慣性力は小さく、空気の粘性抵抗で前方へ向かう速度はすぐに無くなってしまう。唾を吐き出すなら、前方に勢いよく吐き出した方が後ろの人への影響は少なくなる。風の影響も多大で、例えば毎秒5mの風が吹いていたとするなら時速18kmとなり、ジョギングしている人を追い抜いてしまう。いずれにしろ人の近くで歩いたり走ったりすれば飛沫を浴びる可能性は高く、ウォーキングやジョギングは安全だと言う根拠は無い。
2020/04/22
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山形県の来県者に対する体温検査を山形駅、米沢駅、他SA等7カ所で実施するそうだ。抜け道はいくらでもあるし、こんなことで効果があるのかはなはだ疑問。もし体温が高い人を発見したらその場で追い返すのだろうか? 県内の病院に収容し、検査してくれるのだろうか? 啓発だけならお願いポスターだけでも良さそうなものだ。山形県に入る感染者を抑制するのは良いとして、山形県から出る人はノーチェックなのだろうか。山形と県境を接する4県の感染率を調べてみた(4月16日の統計による)。山形 0.0044% 百万人につき44人秋田 0.0016%宮城 0.0028%福島 0.0021%新潟 0.0020% となり、山形が群を抜いて高い。迷惑をかけられるのは困るが、自県民は他に迷惑をかける可能性は無いのでしょうか。感染者 0 の岩手県がやるなら理解できるが、感染率が最も高い山形がやるのは釈然としない。コロナウィルス、早く収束させないと地域エゴが頭をもたげて来そうだ。
2020/04/17
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花粉症の身にマスク不足は非常に困る使い捨てマスクを洗って再使用はダメなのか? メーカーの言い分だけでは納得できず、自分で調べてみた 押し洗いして陰干しし、顕微鏡で観察する 顕微鏡で見ないでも手触りでわかるが、不織布の繊維がほぐれ網が荒くなっているなるほど、これはダメだ 再使用は何とかなるとしても、再再使用は無理かも。 洗った水の沈殿物も調べた。ほとんどが繊維で、マスクの繊維がほどけて落ちているようだ ならば繊維が傷まないように消毒さえすれば良いのではないかと思う 蒸気で殺菌すれば問題ないのでは? 花粉とウィルスの直径は2桁違う 花粉と飛沫さえ防げれば良いのなら、ポリウレタンやガーゼのマスクでも十分役立つ 私はこのところ再使用可能なポリウレタンのマスクを愛用しているが、花粉はカットしてくれるしメガネも曇らず重宝している写真 左:洗浄前、右:洗浄後 顕微鏡写真ではなく、接写
2020/03/27
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買い物があり、ホームセンターへ行ってみた。トイレットペーパーの棚は見事に空。しばらくするとバックヤードから、トイレットペーパー山積みのカートを店員が運んできた。「おひとり様一個」と書かれているが、奪い合いにもならず少しづつはけて行く。家には適正在庫があるのでスルー。隣のMcdに行ってみると、小学生5,6人がたむろしている。これは自然なこと、自分の子供がこうすると言ってもあえて禁止はしない。こういう機微は子供を育ててみないとわからないのかもしれない。休校にしたことに賛否両論があるのは理解できるが、社会的混乱までコントロールできていないのだから犠牲は大きい。もしコロナウィルスがこれからも蔓延して行くなら、休校処置までしても防止できなかったと言い訳できるし、収まって行くなら休校にした成果だと言い張れる。うまい手を考えたものだ。
2020/03/04
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「新型コロナ」の見出しを見ると、新車発表会を連想してしまうのは年配者? 当地には「コロナの湯」というスーパー銭湯があるが、客足はどうなのだろう?両手に荷物をたくさん抱えた子供たちが下校して行く。私自身小学校は決して好きではなかったが、3月は好きだった。行事が重なり華やいで梅の花も咲き、春を実感し進級の楽しみがあった。ある日突然、明日から学校に来なくて良いですと言われたら・・・子供たちが可哀そうだ。私もこのところ風邪気味、鼻が詰まり、怠い。何だか熱っぽいが、体温を測れば36.5℃にも届かない。いつもならそれほど気にもしないが、今年だけは違う。定期健診で病院に行った日や、ショッピングモールへ行き中国の人とすれ違った日からの経過日数を数え、疑心暗鬼になっている。大したことが無いのに病院へ行くのは止めた方が良い。今以上の病原体を貰って来てしまう。マスクで感染症を防げるとは思わないが、花粉症予防には必需品。今日一箱届いたのでまずは安心。エタノールも実験用の在庫があるので、これもまあ安心。
2020/02/28
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外出先でトイレに入り、手を洗って出ようとするときふと思った。入る前に手を洗うべきではないかと。その昔、トイレから出て手を洗わない上役が居た。その人いわく、「大事な物に触るとき、前に洗うか、後で洗うか」けだし名言。感染症が流行しているとき、その通りと確信した。
2020/02/18
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このブログとしては非常に珍しく、かなり重い話題です。2015年1月心筋梗塞で倒れ、九死に一生を得て生還しました。5年経過し再発の恐れも今のところほとんど無く、日常生活はあまり不自由なく過ごしています。同じ病で苦しむ人たちの参考になることを願い、闘病記として公表することにしました。1.発症 2015年1月25日(日曜)、尋常ではない苦しさに休日診療をしてくれる病院を電話で探し求めていたちょうどその時、意識を失い倒れた。心肺停止数分、意識不明4日、その後22日間入院して危機を脱し帰還できた。 発症は正に青天の霹靂だった。2014年の暮れより悪心や上腹部痛があり消化器の病と思い込んでいたため、循環器ではなく消化器科の医院へ通い、心臓のトラブル(すくなくとも狭心症は起こしていた)を見過ごされ、致死的病魔の進行に気付くチャンスを逸してしまった。2.前兆 1994年脱サラし歩行距離が減ったのと時を同じくし、血圧は高めになった。降圧剤を処方されていたが眠気が強く、そのためまじめにコントロールしていたとは言えない。2014年秋には平時にも収縮期血圧が180mmHgになることもあり、これはさすがにまずいぞと思ったが、生死の境まで差し迫っているとは考えもしなかった。 後になって思えば心臓病の前兆はあった。2011年、作業時に背中の激痛があった。2012年、走った後に背中が疼くようなこともあった。2014年の5月には東京の神楽坂を上っているとき、6月には蔵王山の駐車場からのわずかな上りで胸痛を起こした。この時も胃の痛みと思い込み、しばらく休んで回復したために放置してしまったが、正に狭心症だった。 心筋梗塞で他界した父は、その8年前に動脈硬化による下肢動脈閉塞をおこし、これは叔父も同じだった。私も同様に下肢から動脈硬化の症状が出るものと思い、いきなり心臓がやられるなんてことは考えもしなかった。3.救命 発病してしまったことは自業自得かも知れないが、その後の経過は神の意思が働いたかと思うほどで、運が良かったと言う一言では片づけられないような気がする。 家内が救急車を呼んでいる間、たまたま5分前に帰宅した娘が心臓マッサージをしてくれた。その前年、職場で救急救命の講習があり娘が課を代表して受けさせられたそうだ。 所轄の消防署から家までどんなに急いでも5分はかかる。ほどなく到着した救急隊員が真っ先にAEDで蘇生を試み一度で成功した。通常の救急車の他に仙台に一台しかないドクターカー(医師の乗っている救急車)もほぼ同時に到着し、どんな治療をしたか知る由もないが車の中で応急処置を受けたらしい。救急車のバックアップに消防車も来てくれたそうで、重篤だとは言え患者一人に車3台も動かしてくれた手厚い救命体制に感謝しかない。国立医療センターにすぐさま収容されたが、一番近い大病院が受け入れ可能だったこともラッキーだった。 四日間は意識不明だった。体温を下げ、心臓の負荷を減らす治療も行われたらしい。最悪脳死、あるいは植物人間になることも覚悟するよう家内は医師から言い渡された。4.闘病・リハビリテーション 倒れて四日目に深い眠りから覚めたように次第に意識が戻り、ICUからナースステーション脇の病室に移された。「眠り過ぎたがまだ眠い」という感じで、状況を全く理解できない。ただ、起きなくて良いのだと言う気がし、夢と現の間を彷徨していた。 海底に居るのかと思った。無数のチンアナゴの群れが、頭を曲げ這い出して来る。点滴液をぶら下げるS字型をした金具だった。ベッドの周りに踊り子がずらりと並び、スカートを持ち上げフレンチカンカンを踊っている。ベッド回りのカーテンの襞だった。死にかけたと自分では思っているが、幽体離脱した記憶は無い。そこまでにはまだ余裕があったのかも知れない。 八日目に一般病棟に移りベッド上で体を起こせるようになった。前後の事を思い出そうとすると、倒れる前半月ほどの記憶がない。ペンを握れば小学一年生のような字しか書けず、自分では正気のつもりでも、言っていることがめちゃくちゃだったと後に家族が言う。 それから約一週間、関係した多くの医師も驚く程の回復で、一月後に調べた脳のダメージは測定不能、「問題無し」の判定だった。この段階で退院、自宅療養となるが、記憶力の衰えははっきり自覚できるレベルで、血圧を測ってそれをメモするほんの数秒、計測値を覚えていられなかった。そんな状態は日に日に改善されたが、平常に復するまで半年はかかったと思う。今も何年か前の記憶力には遠く及ばない。それは単なる加齢による変化なのだろうか。5.転院 その年の秋、重症患者以外は診ない国立医療センターから放り出され、近所の循環器科医院を紹介された。家から近いと言うだけで紹介してもらった医院は、幸いなことに理想のホームドクターと言っても良いような名医だった。気さくで偉ぶらず、診察室からはいつも笑い声が漏れる。しかも抜群に頭が良く、カルテで確認するまでもなく私の体の事を覚えていてくれる。心臓に限らずここで診てもらい治った病は複数になる。甲状腺機能障害(うがいのヨードが原因だった)、原因不明の消化不良、風邪症状等々。 体の理解が進むと自分の体が興味の対象となり、入手可能なデータとにらめっこをしている。十種類近い薬を処方されると効いているのか副作用が出ているのかさえも分からない。自分で薬の量を調整し、体調変化との因果関係を観察してみると、胃酸を抑える薬(PPI)が時に逆に作用し、胃酸が出ずに消化不良を起こしていることを気付いた。携帯心電計(イベントモニター)を購入し、病院では心臓ではなく胃の痙攣だと言っていた現象が、モニターで記録された心電図の波形から期外収縮だとわかった。しかし、大病をした多くの人と同じように、どうしても神経質になり勝ちだ。自分があまり詳しくなるのも神経をすり減らすことになり、何事も程度問題なのだろう。6.社会復帰 倒れたその年は、血圧の乱高下や胸部の違和感などがあり、何度か時間外救急診療のお世話になった。やがて不調は少なくなり、4年目には定期診察だけで乗り切れた。一部の心筋が壊死したため全快と言うわけには行かず、雪かきなどの力仕事は厳禁と言い渡されていたが、4年目には木に登って伐採までできるようになった。しかし飛んだり走ったり急激な負荷をかけるのは無理。未だに時々出現する不整脈で悩まされ、薬の副作用か、倦怠感、睡魔にも見舞われる。しかし、それだけ。ウォーミングアップをして血管を広げなければならないが、極寒でなければ普通に1時間でも歩ける。 起きてしまったことは仕方のない事、不調はいっぱいあってもこの体に慣れるより他無い。死んでも不思議ではない状況から生き返ったのだから、まだ仕事があるよと神様が言っているのかも知れないし、今回は助けてやるが次は知らん、と言っているのかも知れない。 助けられた命で他の人のために役立つ事をすべきか、せっかく助かった命なのだから、残された人生を無理せず楽しく過ごそうか・・・。ようやく悟ったのは、人の役に立つ生き方を選ぶことと、安楽に過ごすのはおそらく対極ではない。無理をしないで生き続けることが二つの思いに適い、神の意思にも沿うものではないかと考えている。7.教訓 非常に幸運な推移で生還できたと言っても、やはり後悔はある。私の経験から次の事を伝えたい(1) 先入観を持ってはいけない心臓が悪いとは思いたくない。ならば他の病気であってほしいとの望みで資料を探す。このような先入観が、「正常性バイアス」となって非常に危険な状況を自ら招いてしまった。胃が痛いと申告したのが間違いの元だった。(2) 病気の進行は教科書通りではない。自分でも体の不調に対してある程度調べてみた。しかし、教科書通りではなく心臓の病と気付き難かった・心筋梗塞の胸の痛みは「我慢できない痛さ」と書いてある本がある。しかし、我慢できた。・典型的な症状とされる下肢のむくみ、冷汗、吐き気、そういうものは全くなかった。・同じ運動をしても症状が同じとは限らない。同じ坂道を同じように上って、胸痛が起こるときと起きないときがあった。ウォーミングアップによって血管が開いていれば痛くならないこともある。そんなことが書いてある資料は全く見当たらない。・体重が減少することもある。心臓が弱り体抹消部の水分を吸い上げられず、体がむくみ体重が増加すると書かれているものが多い。しかし私は体重が減っていた。心臓の不調が胃の不調を誘発したのか、倒れる一ヶ月前辺りから食欲が無くなり、痩せて来ていた。体のむくみは無かった。(3) 信頼できる医師を見つけること不調になって二カ所の病院、医院を訪ねた。自分で胃が痛いと申告してしまってはいたが、心臓ではないかと疑問を呈してくれた医師は一人もいなかった。 より悪い方に考えがちな医師と、患者を励ますつもりか大したことないと言う医師がいる。患者は自分にとって望ましい方の診断を期待するが、悪い方へ考えてくれる医師の方がはるかに良い。その後の経過はこちら「心筋梗塞から5年 回復に向かっているようだ」2020.1.7 追記2020.1.6 NHKで放送されたガッテン、「激痛でも放置!?心筋梗塞の意外な落とし穴」https://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20210106/index.htmlは良い番組だったと思う。正に番組の通りで、私も1.「正常性バイアス」、2.すぐに収まった 3.心臓の病気と思わなかった ことにより、適切な病院に行かなかった。病院には行ったが、見当違いの呼吸器と消化器で、医師に循環器の病と鑑別してもらえなかった。この番組をもっと早く見ていたなら、より軽症で済んだと思う。今考えれば心臓の病気の兆候はいくらでもあったのに、胃のトラブルと思い込んでいたのが一番の失敗だった。ついでに書いておく。当然ながらタバコ厳禁私はヘビースモーカーと言うほどではないが、一日3、4本を燻らせていた。一カ月程度の禁煙(その程度なら何回か経験あり)で、血圧が下がるのはわかっていたが、完全禁煙に踏み切れず、それがある程度の高血圧を容認する理由にもなっていたと思う。また、体調が悪くなってきたとき、タバコに一時の安らぎを求めていた嫌いがある。一日も早く断つべきだった。それから6年、完全禁煙は無論の事、50m先の喫煙でさえ嫌悪している。2021/12/20 追記 心房細動で一泊入院
2020/01/12
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バリウムのX線胃透視検査で引っ掛かり再検査の通知が来た。「胃角部後壁に粘膜不整の疑い」とやらで潰瘍や癌の可能性があると言う。これについては思い当たる節がある。血液を固まりにくくするバイアスピリンという薬を飲んでいるせいで、胃が荒れるのだろう。と言っても癌の可能性だって捨てきれないから指示に従って内視鏡検査を受けに行く。もう5,6回胃カメラを飲んでいるだろうか、喜んで行くほどではないが、気が重い検査ではない。前回の「楽しい胃カメラ検査の受け方 1」の病院に行った。鎮静剤で半睡眠状態にして検査を受ける人も多い。2時間も休まないと帰れない、車の運転はダメと制約が多く、そんなまどろっこしいことをしていられるかとガチで検査をうけるのはいつものこと。モニターは見られないが、五感を研ぎ澄ませてカメラがどこを進んでいるか想像しているとこれが結構楽しい。カメラが喉を通過するとき、嘔吐反射が起こりこれはあまり気持ち良くない。ちょっと協力し、カメラを飲み込むような感じで通過させればスムーズに入って行く。とにかく緊張して体を固くしているとカメラを入れずらいようだ。どこを通っても何てことない、と達観すれば内臓とカメラがぶつかり合いなんかしないから、痛くも何ともない。今回は癌の疑いもあったので生検もしたが、細胞を取られた感覚はほとんど無い。さて結果だが、「胃の表面がちょっと荒れている」だけで放免。抵抗なく胃カメラが飲めるというのは、ちょっと優越感を持てる。医者の友人でさえ「あれは気が進まない」と言っている。最近はSNSへの投稿などで患者のプライバシーが守られないため、病院内撮影禁止となっており、写真はなし。
2019/03/24
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3月中旬を過ぎるとくしゃみ、鼻水、目はゴロゴロ、花粉症の症状が表れるのは毎年のことだ。それと同時に睡魔に襲われる。いつもは6~7時間眠れば何とかなるのに、今はそれでは足らず四六時中眠い。しばらく花粉症の一症状だと気付かなかった。どうも毎年春になると眠くて困る、と気付いたのは最近。仕事が忙しいときは別だが、眠いのはそれほど不快ではない。しかし、「春眠暁を覚えず」と言う程熟睡ができないのも花粉症の特徴か?夜中に目が覚めて困る。「春眠暁を覚えず」の後に「処処啼鳥を聞く、夜来風雨の音、花落つること知る多少」と続くのだが、今年は春先特有の強風が吹き荒れることもなく、安心して眠れるのはありがたい。水ぬるむ(と形容しても、おそらく水温は真冬と大差ないだろう)近くの溜池
2018/03/30
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大過なく過ぎた2017年だったと思う。今年私にとって一番の喜びは、10年もの間悩まされ続けた逆流性食道炎から解放されたことだ。物が食べられなくなり、胃カメラを飲んで逆流性食道炎と十二指腸潰瘍を指摘されたのは10年余り前。治療のため胃酸を抑えるPPIと言う薬を飲み続けたが、症状は軽くなったものの全快と言うわけには行かず薬と縁は切れなかった。5年ほど前にもう一度胃カメラを飲み、「胃は綺麗なものですよ」と言われても食事の度に胃の不快感に襲われ続けていた。病名は「非糜爛性食道炎」に替わり、胃の不快感の増減に応じてPPIの種類や量は変わったが、同じような症状が続いていた。今年になって症状が変わって来たことに気付いた。胃酸が胃を刺激していると言うより、食べたものが消化せず胃に滞留しているような感じがした。胃部不快感は同じでも、感じ方が微妙に違う。これはひょっとすると胃酸過多ではなく、胃酸が少なくて消化しないのではないかと考えた。そこで思い切ってPPIを飲むのを止めた。すると、・・・・はるかに食べられる。結論として胃酸過多による逆流性食道炎はかなり前に直っていたようなのだが、PPIを飲み続けたため胃酸不足、消化不良になってしまったようだ。胃部不快感を訴え続けたのに、お医者様は薬を強くするばかりで誰も止めるという処方をしてくれなかった。自分で症状を注意深く観察し、薬の種類と量との因果関係を突き止めた結果わかったことだ。今年は10年ぶりくらいでカレーライスを完食した。こんなに美味いものだったかと感激した。美味しく物が食べられると言うことは、幸せの一つであると実感した。大過なく過ぎた2017年、皆様も良い年をお迎えください。
2017/12/31
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齢を重ね、睡眠が浅くなってきた。夜中に数度目覚める。できれば夜中に起きたくないので、睡眠薬を処方してもらった。しかし、これは一日中眠い。もっと軽い薬と言うことで、睡眠導入剤マイスリー(ゾルビデム酒石酸塩)に替えてもらった。半減期は数時間で朝はすっきりと言う能書きだが、これでも眠い。半分に割って1/2錠にしてみたら何とかなりそうだ。そんな経緯も忘れしばらく経ったころ、病的に眠くなる日々が続いた。いろいろ考えてみると、どうも睡眠導入剤を飲んだ翌日にその症状が出ている。試しに薬を止めてみると翌日眠気は起きない。薬の効果が昼になっても切れていないことは確実だ。しかし、薬を飲まないと夜中に目覚めてしまう。いろいろ試してみると、一日1/4錠では翌日の眠気と夜の睡眠の質がうまくバランスするようだ。肝臓で分解されるまで薬の成分は消えない。新陳代謝の速度や肝臓の処理能力に個人差があるのだから、処方通り飲んだからと言って薬の効能が全員同じになるわけがない。お医者さんや薬剤師さんが個人差をフォローしてくれるわけはないので、結局自分で量を調整し、適量を見つけるしかなさそうだ。
2017/12/11
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前回の続き内視鏡検査を受けたその夜から喉が痛くなってきた。翌日も痛い。喉が痛いときは「のど飴」、常備していた「浅田飴」を立て続けになめた。その日は妙に調子が良く、仕事もはかどった。しかし、血圧を測ってみるといつもより20mmHgは高い。たかが飴、副作用なんてことは考えなかったが、これはおかしいと薬局に聞きに行った。いろいろ調べてくれ、成分のマオウエキスが血圧をあげている可能性があるという。帰宅し検索してみると、マオウエキスの主成分はエフェドリン、興奮剤でもあり、一日に13個なめた人は20時間眠れなかった、なんて情報も見つかった。飴のつもりでなめていたが、第2類医薬品になっているのに納得。コンビニで売っているのど飴の方が問題なさそうだ。翌々日にはのどの痛みも治まったが、また一つ物を覚えた。
2016/07/22
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生まれて4度目ともなればどうってことも無い上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、それでも決して楽しい検査ではない。前回と違う大病院は内視鏡検査室が10もあり、常識的に考え手慣れて患者の負担が少ないことが期待される。前回の病院は防音が悪く、「オエッ」という呻き声や「もう少しですよ」という励ましの声が聞こえたが、こちらは建物が新しく無音、緊張せずに済んだ。何が嫌かって自由を奪われることが一番だ。それさえ我慢できればあとは気持ち悪いだけ。昔は看護師さんに肩を抑えられていたが、今回は模範的な患者と思ったのか途中で放し、電話を受けに行ってしまった。10分もかからず終了。案の定?「綺麗ですよ」だって。ということは「非びらん性胃食道逆流症」か「機能性ディスペプシア」という病名が付くのだろう。喉の麻酔が切れたようなので早速病院のレストランに行く。16時間の絶食を経たから消化のことはあまり考えず、ワカメラーメンなるものを注文。麻酔が残っていたからなのだろうが喉越しが実によい。どこにも引っ掛からず、するりと胃に落ちてゆく。気が緩み普段消化に悪いと避けていたカレーパンを買った。それから数時間、やはりもたれてきた。事後については何の説明も無かったので、去年の病院でもらった注意書きを見ると、「検査当日は柔らかく消化に良いものを食べてください」と書いてあった。しまった、それですったもんだしたのだがそれについては次回。
2016/07/13
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定期点検のためいつものクリニックへ混んでいる ざっと見渡していつもの倍受付のオネエさんに「どうしてこんなに混んでいるんですか?」と聞いてみた。「そうですねえ、月末だからかしら」銀行みたいだなこのところの不純な天候、気温の乱高下、これじゃあ体調を崩す人が多かろうよ。以前、ドクターが言っていた。「連休の後なんか、気を使いすぎたのか、遊びすぎたのか、体調を崩す人が多いんですよ」
2016/06/24
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体の点検で、とうとうCT検査を受けることになった。これでMRI,超音波検査、内視鏡、心カテ等々、代表的な身体検査はほとんど経験したことになる。今までMRIは4回ほど受けているが、CTは初めて。MRIのような騒音は無いし、短時間で終わるためはるかに楽だ。ただし、放射線を使うため被曝する。今回の被曝量は1.2mSvだということで、福島第一原発の近く、4μSv/hの地域に13日ほど居た計算になるのだが、この程度の値では全く気にすることは無い。ちょっと古い本で調べると、一回の検査で10mSvも被曝したようで、技術革新には目を見張る。検査時間は15分ほど、ただし多元連立方程式を解いて画像にするまで数時間必要で、結果は数時間経たないとわからない。やはりコンピュータは速いに越したことはない。知り合いの老婦人(考えてみれば同級生は皆老婦人?)は、被曝するからいやだと言って絶対にCTを受けない。わずかな被曝と余生の健康上のリスクを天秤にかければ、考えることも無いと思うのだが。
2015/12/19
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ちょっと避暑に・・・といっても避暑地の別荘のわけが無い。良いタイミングと言うか、なんでこの節にと言うべきか、猛暑日が続く中、予定していた2泊の検査入院。生まれてから4度目の入院となる。今まではすべて個室だったのに、検査で個室なんて贅沢は許されず4人部屋。人嫌いの私にはもっとも気が重いシチュエーションなのだが、他の人もあまりお愛想を振りまいたりしない人たちで、まあ気楽だった。巷の人は額に汗して働いているのに、生命の危機からは一番遠ざかっているであろう場所で、涼しく清潔なベットに寝ていられる。何もしなくて良いと言うのは間違いなく幸せの一つの形だ。隣の人の鼾で熟睡できなかったとか、細々とした問題には耳をふさごう。写真は同室4人のうち二人が先に退院し、空いたベット
2015/08/07
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生まれてから3度目の胃カメラ、つまり胃内視鏡検査を受けた。他のいろいろな検査を経験すると、胃カメラなんて何のことは無いと思うようになったのだが、やはり気が重い検査であることには変わりない。今回は当地で三本指に入る大病院。内視鏡検査室が5部屋もあり、フル稼働だった。数をこなしているところの方が手際良く、痛くも無いだろう。最近は鼻から入れる経鼻内視鏡でやってくれるところも多くなり、嘔吐反射が無くファイバーも細く楽にできるというが、解像度が落ちるため初めからその選択肢は無シ。鎮静剤を使えば楽になるということで希望することもできる。しかし、検査が終わった後も覚めるまで1,2時間休まなければならない。そんなまどろっこしい事をやっていられるか、と言うわけでそれも無しにした。 喉に麻酔をしながら順番を待つ場所は、検査室からの嗚咽や、「はい、もう半分終わりましたよ。頑張りましょうね」なんて先生の励ましの声も聞こえてくるところ。自分ならそんな事はしないぞ、と思いつつ、検査前の麻酔薬を喉の奥まで十分に行き渡らせる。自分の番になりベットに横たわれば、もう完全に俎上の鯉。喉にファイバーを通すときの嘔吐反射も今回はあまりなかった。年齢と共に嘔吐反射は弱くなるらしい。喉を過ぎれば後はどうってことない。 ファイバーが食道か胃の壁を押すとき、思わず抵抗するかのように力が入る。そんな時に看護師さんが「力を抜いてください」と言うので、「フウッ」と言う感じで力を抜けば、後はファイバーがスルスルと進んで行く。 検査前の心得に「力を抜いて壁を見ていると良い」と書かれていたことを思い出し、焦点も定まらぬ目で壁を見ていると、単なる白い平面でさっぱり面白くない。動けないので目だけで追えるものを探すと、ドクターの顔が視界に入った。小首を傾げたり、ため息をついたり、何か重大な問題でもあるのか・・・・ ドクター(女医さんだった)の表情から自分の状態を想像するのは、かなり好奇心を刺激する。ファイバーを抜くときは涎も大量に流れる。こんな時は気取らない方が楽だ。最後に看護師さんが「検査の受け方、とても上手ですね」と褒めてくれる。そうか、何も抵抗せず力を抜いていれば褒められるのだな、と今回学習した。続編
2015/04/18
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