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ところが、つい最近知ったのであるが、日の入り時間は、実は半ヶ月前に最も早くなって最近はまた夕方の時間が長くなっているらしい。その反対にあと半ヶ月かけて日の出時間が遅くなる。正月の日の出があんなに遅く感じるのは、実はそういうわけであった。冬至はあくまでも日照時間が一番短い日に過ぎない。
二十四節気では当時であるが、72候では今日は及東生(なつかれくさしょうず)という。及東(だいとう)は「つかれくさ」ともいうし、夏枯草ともいうし、靭草(うつぼぐさ)ともいうらしい。一面の冬枯れの中、地表近くでは靭草がひっそりと蔓のような茎をのばし始めるらしい。庭の雑草手入れをしている身にとっては、とってもいやな奴ではあるが、古の人たちはそのことを吉とみたのだ。
今日は柚子湯につかり、南京カボチャを食べる、という言い伝えに加えて、今年ぐらいから「ん」のつくものを食べればよいというのを言い出した。「こんにゃく」「レンコン」「大根」「蜜柑」。いずれも、不足がちな栄養を補い、対抗力をつけ、体を温めるものだ。
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