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今回の西日本大水害の被災に遭われた方々、またその親族の方に心よりお見舞い申し上げます。また、現在進行形で復興にむけて努力している方々に敬意を示します。出来得ることから、私も何かします。町の1/3が浸かった真備町と同じ倉敷に住んでいますが、大きく離れていて私は大丈夫でした。
私が一か月半前に行った南山遺跡現地説明会
と、とても関連のあるものだったのです。小田川は昔から洪水に何度か遭ったところであり(ここまでの酷いのはありません)、河川整備計画が立てられていました。下の現地説明会で撮られた遺跡の上空写真で、川の左上にあるのが浸かった真備町です。二本ある河のうち、左側が小田川で、右側が一級河川の高梁川です。小田川が高梁川に合流する地点で、高梁川の水位が上がるとかえって逆流する現象がおこるために、遺跡のある所をまるまる一山削って下流に合流点を移す計画を立て、そのための遺跡の「破壊と記録」のための発掘だったのです。
詳しくは、下の市会議員田辺昭夫氏のFacebookを見てほしいのですが、
つまりは、「間に合わなかった」ということです。忸怩たるものがあります。せめて、下に書いているように「小田川の河川敷内の伐採」が行われていれば、三つもの堤防が壊れるのは軽減できたかもしれない。
南山遺跡はすっかり削られて無くなってしまいますが、洪水対策百年の計としたならば、仕方ないということか。
小田川の洪水対策について、日本共産党はかねてから問題点を指摘し、申し入れも行ってきました。
以下2015年9月24日に、国土交通省河川事務所に申し入れた時の私のブログを紹介します。
あきおの日記 2015.9.24
「高梁川の堤防は大丈夫か?」
今日は、須増伸子県議とともに、国土交通相岡山河川事務所を訪ね、高梁川水系の河川整備計画の現状についてレクチャーを受けました。
国土交通相では、平成19年月に100年に一度の洪水に耐えうる河川の整備基本計画策定しています。倉敷市については、洪水の危険性がある小田川と高梁川との合流点を下流に移す河川整備計画を平成22年に策定、平成26年から事業に着手し、平成40年度の完成を目指しています。総事業費は約280億円です。
この小田川の高梁川への合流点の付け替え工事は、①洪水時の高梁川の背水影響が軽減されることにより、小田川の水位が大幅に軽減し、小田川沿川の内水被害のリスクが大幅に削減される②高梁川の現在の合流点と新しい合流点の間(付け替え区間)で小田川流量がバイパスすることにより、水位が低下。倉敷市街地の水害リスクが低減する事を目的にしています。
合流点の付け替えとは、現在の船穂町の柳井原地域に河川を新しく作るということですから、とても大きな事業ですが、これが完成すれば、洪水の危険性はかなり軽減されることは間違えありません。
しかし、同時に、現在真備町を流れている小田川は、河川敷が木や草で覆われ荒れた状態になっています。大雨が降ればいつ洪水が起きるかわかりません。この小田川の河川敷内の伐採は早急に行う必要があります。その点を、須増伸子県議や田儀公夫市議が指摘しましたが、「予算がなかなかなくて少しづつしか伐採が出来ていない」との事でした。
これは、国土交通相に直接申し入れる必要があると感じました。日本共産党国会議員団と相談して、具体化をしたいと思います。
(倉敷市会議田辺昭夫氏のFacebook18.07.10より)
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