『 段取り力 』を感動的に読み終えたところですが、なぜか『段取り力』ではなく『 コメント力 』についての読書メモを書きます。
『段取り力』もそのうちに・・・。(^。^;)
斎藤孝 『 コメント力
』 ~「できる人」はここがちがう~
筑摩書房
2004, 1200円
【内容紹介】(楽天ブックスより転載)
仕事でも、プライベートでも、毎日のように「コメント」をすることが求められている。
今の知識と教養のままで、どう切れ味をよくするのか?
優れたコメントを集めた「コメントトレーニング集」を使って、
そのコツをつかみ、「コメント力」を意識化することで磨いていく。
◆楽天ダウンロード販売 価格1000円
コメント力
―「できる人」はここがちがう
====================~斎藤孝『コメント力』 より
・流れに杭を打つ!
・コメントにはある種の 覚悟 が必要だ
・まとめるための結晶化作用
・コメントとは、きちんと 額縁に入った言葉 である。
・コメント前に キーワードを文字化する 。
・ タイミング
も非常に重要だ
(言うタイミングを自分で作るシチュエーション作りからできれば達人です♪)
・自分のツボであるコメントをあらかじめ作っておいて、
そこに状況を呼び込んでいく
・「それでいて」と言ったら、「それでいて何なの?」と、突っ込みたくなる。
そこで、 「思いがけなく・・・にあふれている」
と続ける文型
決めゼリフ
・「一番努力したその部分に何か一言がほしい」
・何でもいいので必ずコメントする習慣をつける
↓
・コメントするには、変化や違いについて敏感にならなければならない。
違い について敏感になる
・「 小さいながら・・・何かこう・・・のようなものが感じられた 」
○「~でありながら」という前置き
→ だが実はこうなのだ という気づき
気づき が最大のアピールポイント
・中心をきちんと理解してから発言するという習慣づけ。(的外れではいけない)
それをやっている人がどこにエネルギーを一番注いだか
・新しい情報を加える = 情報のお得感
・最初に思いついたことを言わない(人は皆同じようなことを思いつく)
思いついたことをすぐ口に出さずに、 1回、心の中でろ過する
・言葉が見つからないときに、たとえを使う。
「虎のようだ」「チワワのようだ」・・・
・作品をコメントするとき:
どういうとき、誰にオススメなのか 限定するクセをつける
こういう人にはこういう効果がある と 具体的に絞り込んだ効能書
・最上級の形容詞を使う
「 今日ほど○○だった日はない 」
・2つを並べて批評するのは非常にやりやすい
→比較することによって、その作品の固有の本質が見えてくる
・『枕草子』に学ぶ物づくし
「うつくしきもの」というテーマで、美しいと思うものを次々とあげていく。
すると美しいということを観念的に説明されるより、ずっとよくわかるのだ。
余計な説明は言わない物づくしのスタイルを真似てみるとよい。 ================================
『 コメント力 』、コメントべたな人にはオススメです。
特に私のように「話す・聞く」より「読む・書く」のほうが得意な人は、こういう本を読むところからはじめてみるのもよろしいかと。
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