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2012.04.19
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テーマ: 自己成長(445)
カテゴリ: 仕事術


『ファシリテーション入門
(堀公俊、日経文庫、日本経済新聞社、2004、830円)

この本の読書メモを書いています。

今回で9回目。
(第1回は こちら 。)

第5章「 構造化のスキル――かみ合わせ、整理する
以降、最後までの残りの3章分の内容です。

3章分をかなり駆け足で、部分的に抜粋して終わらせます。(^^)

全然関係ないですが、明日は、遠足です。

晴れますように!大笑い

=============================
『ファシリテーション入門』
読書メモ ロゴ
(p123~最後まで。 ・以降の 太字 部分は、本の内容。
 顔マークのあとの 緑文字 は僕の個人的コメントです。)

<第5章「 構造化のスキル--かみ合わせ、整理する
  第6章「 合意形成のスキル--まとめて、分かち合う 」より>

・問題解決の基本は、 小さな問題に「分ける」

・たとえば、重要度に応じて重みをつける。

・たとえば、カードに問題を書き込んで貼り出し、
 並べ替えたり矢印を書いたりしながら、
 各々の因果関係を調べていく。

・議論を描く ファシリテーション・グラフィック

・議論を描く ファシリテーション・グラフィック

 〇議論をリアルタイムに視覚情報(図解)に落とし込んでいく

大笑い 一昨日見せていただいた国語の授業の板書が、
    構造的な板書でした。
    それもファシリテーション・グラフィックの1つだと思います。
    子どもたちの意見を、黒板のどこに書くか瞬時に判断され、
    最終的に大きな「絵」になるように板書されていました。

    僕はそういう板書ができないので、
    素直に「すごい!」と驚きました。

 ・随時メンバーの確認を得ながら、議論をまとめる

 ・議論が終わったら、 デジタルカメラ で撮影。
  → 記録として残す。
     メールで配布したり、そこから議事録をつくることもできる。

スマイル 僕が特別支援コーディネータをさせていただいていたときは、
   会議時のホワイトボードを撮影したものを、事後にお配りする
   結果報告の紙に貼りつけていました。

   僕の字はかなり乱雑なので、
   PCで打ったきれいな文字のすぐそばにあることで、
   ホワイトボードの手書き文字の汚さが
   さらに際立ってました。(^^;)

■ 合理的で民主的に意思決定をする

・ファシリテーターはプロセスに働きかけるのであって、
 生み出すコンテンツは メンバー自身に考えさせる。

 かなり忍耐強い働きかけが必要。

 それだけに達成感の大きい仕事。

■ 協調的にコンフリクトを解消する

・コンフリクトがないときには、
 あえてコンフリクトをつくって
 議論を活性化させることも必要。

 それくらいやってこそ、
 優れた意思決定ができる。

しょんぼり 議論においては「もめる」ということを避けがちですが、
  あえてそれを生み出す必要があるくらい、
  大事なことなんですね。

  いつも反対意見を言う人は、大事にしなくちゃ!

・コンフリクトが発生したときは、
 メンバー相互の理解が深まるような働きかけから始める。

 「Aさんは、Bさんのご意見をどのように理解されましたか?」

 ↓

 ・その後、意見の裏にあるコンテクストを引っ張り出す。

  「では、Aさんはなぜそのような意見をお持ちになったのか、
   背景を聞かせてもらえませんか?」

共感があればWin-Loseにはならない

・Win-Winでの対立解消をめざす

 ・ 粘り強く話し合いを続けるしかない

・そもそも、 リーダーの意思
 ビジョンや経営哲学といった形で、
 日常のコミュニケーションを通じて
 チームに伝えておく。

 それさえできていれば、
 そんなにおかしな結果にならない。

 そういう 大きな方向性だけを伝えておき、
 後は個々のリーダーシップに任せるのが、
 支援型リーダー

<第7章「ファシリテーションの実践に向けて」 より>

・実戦経験を積むことが唯一の上達の方法

どんな場面でもひるまない度胸をつける

・チームの喜びが自分の喜びとなり、
 大きな愛でチームを包み込めるようになって初めて、
 信頼されるファシリテーターとして、
 組織や社会を引っ張っていける。

★忘れてはならないのは、
 ファシリテーターの高い志。

 ・当事者が議論している内容を超越した、
  大義ともいうべき大きな理念やビジョン。

  そのエネルギーを惜しみなく場に降り注いで
  協働のダイナミズムを生み出していく
=============================

これでこの本の読書メモは終わりです。

長いメモに最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

僕自身は、「ファシリテーション」についての本をまとめることで、
とても勉強になり、よかったと思っています。
みなさんはどうだったでしょうか?

ファシリテーションについては以前からとても興味があり、
実践していきたいと思っています。
しかし、実践はなかなかです。

会議だけでなく、「授業」などにおいて、子どもたちの集団に使える部分も多々あると思います。

また、子ども・職員・PTAの親睦を図る
レクリエーション行事で取り入れてみても
おもしろいと思っています。

ファシリテーションをうまく機能させることで、
それぞれの「ちがい」をいい方向に生かして
メンバーが手を取り合っていけたら最高だと思っています。

少しずつ、進めていきたいです。

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Last updated  2012.04.19 22:38:24
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