きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

全て | カテゴリ未分類 | 生活をよくする | 本の紹介 | 共に生き、共に育つ | たのしいべんきょう | 個人的な日記 | 体育 | 音楽♪ | 道徳 等 | 問題解決 | 考え方 | 話し合い・話す・聞く | 特別支援教育 | 小学校 | 阪神間 地域情報 | PC・デジタル関係 | 教材・教具 | 食育(自立生活・家庭科)・園芸 | 仕事術 | 旅行(温泉含む) | 英語学習 | 環境保護・エコ | 作文・書くこと・漢字 | よのなか(社会) | いのち | 人間関係・コミュニケーション | 子育て | 地震・防災 | 算数 | 心理・カウンセリング・セラピー | 読む・音読・朗読 | エクセルでのプログラミング | 北播丹波 地域情報 | 教員免許 | 教育改革 | 休校期間お役立ち情報 | 映画 等 | 創造性をはぐくむ | プレゼン | 通級 | 健康 | ゲーム
2012.04.28
XML
テーマ: 自己成長(442)


『 「話し方」ひとつで、人生はでっかく変わる! 』
(中村文昭
、サンマーク出版、2011、1300円)

この本の読書メモの続きです。

この本自体が、中村文昭さんの話し方そのまんまで書かれているので、読んでいてグイグイ惹きこまれます。

その「話し方」の最も核心的な部分について書かれた第2章を参照します。

=================================
『 「話し方」ひとつで、人生はでっかく変わる! 』
読書メモ ロゴ
(p69~:第2章「 聞く人に匂いまで感じさせる『話し方』のコツ 」より。
 ・以降の 太字 部分は、本の内容。
 顔マークのあとの 緑文字 は僕の個人的コメントです。)

(泣ける話、感動的な話からいきなり話し始めるのではなく、)
笑い から入って 相手をリラックス状態にし、
 次に 共感 で気を許してもらい、
 その次に  泣ける話、感動できる話 をする。

・相手がリアルに想像できて、
 自分のことのように 共感できる話 をするには、
 3つのことを意識する。

 (1) ちょっと古くさい話 をする

 (2) 日常的な事柄 をちりばめる

 (3) どうでもいいような細かいことを、絵を描くように言う

・心に届けるメッセージは、
「どうでもいい枝葉」が大切

ウィンク これ、具体例がないとわかりにくいかもしれませんが、
  具体例を引用していると長くなるので、割愛します。(^^;)

  ただ、本を読んでいても惹きこまれる「話」の中身で、
  「なるほど~、こういう話し方なら聞いてしまうよなあ」
  と思わせられるものでした。

  女子高生に対して、
  「彼氏との初めてのデートで、手作り弁当を作っていく」という話。

  これを、セリフや気持ちを交えて、臨場感たっぷりに話します。

  そりゃあ、聞かずにはおれないってもんですわ。(^0^)  

◆非日常の話を、 日常を交えて伝える 

・僕の師匠のお父さんは、
 どうしても教師になりたかったがお金がなかった。
 そのため、
 わざと機械に手を突っ込んで指を失い、
 その障害者保証金で進学して教師になった。

 この話だけでは ドラマのような非日常に思え、
 インパクトがあっても 共感はできない。

 そこで僕は、「靴下の話」をする。

 「片手で靴下をはくって、えらい大変ですやん。
  洗ったばかりでぺたっとなってるやつを、
  片手で広げて、つま先を突っ込むけど、
  引っ張り上げるのもなかなかうまいこといかへん。
  何度も失敗して、しまいには足がつりそうになる。
  1日ならいいけど、毎朝です」

  ↓

  聞いている人は、自分が不自由な手で靴下をはく
  シミュレーションをする。

  「指をなくす」という 多くの人にとって遠い非日常を、
  「靴下」という 日常を通して、我がこととして共感してもらえる

◆会話形式で「人の教え」を伝える

 ・ 「人の教えを伝える」という姿勢を貫く。

 ・我を前面に押し出すと、嫌味になる。

  話す側が上から目線で
  「私が見つけたことを、教えてあげましょう」
  という姿勢だと、素直に聞いてもらえない。

 ↓

  僕は、どんなことでも「人の教え」として伝えるようにしている。

  「僕の師匠が、こんなすごいことを教えてくれました」

  「最近、出会った方に、こんないい話を聞きました」

  「僕は何もできませんでした。
   でも、師匠に聞いたこういう教えを素直に実行したら、うまくいきました」

  → 会場の皆さんは 弟子という、僕と同じ立ち位置になってくれる。

 ・師匠との2人のやり取りを
1人2役の掛け合いのように
  会話形式で伝えていく。

  師匠のセリフを言うときには
  肩をいからせ、目を見開き、
  まるで熊本の大男が憑依したように怒鳴りまくる。

  反対に自分のセリフは背中を丸めて、
  汗をかきかき関西弁で言う。

  → おもしろみやメリハリが出て、
   飽きずに聞いてもらえる

・できるだけ遠回りして、 ふくらませて話す

 遠回りだから、映像が浮かぶ。

・全体の風景、雰囲気まで映像としてとらえようとすれば、
 話は無限に広がる。

・どうでもいいことを、きめ細かく言う。

 あえて肝心のことを言わずに
 自由にイメージしてもらう。

 表現力というのは、 相手の想像力との綱引き みたいなもので、
 これが話をするうえでの楽しみでもある。

びっくり 「細かく言えばいい」といっても、
  何でも細かく言えばいいってもんじゃないんですね。

  要は、メリハリなのかな。

  例えば「人物描写」がきめ細かく言えれば、
  「その人の作る料理がね、」という一言だけで
  聞き手は自然とイメージしてしまう。

  そういう持っていき方がうまい人が
  「話のうまい人」というのか、と思いました。

  そういう点で、中村文昭さんは本当に「話し上手」です。

  講演CDも持っていますが、
  イメージがばあっと浮かぶように話をされるので、
  聞いていて本当に面白いですし、惹きこまれるのです。

・人は泣くときには、自分を通して泣く。

 仮に会場の全員が泣いたとしても、
 聞く人の頭に浮かぶシーンは1人1人違う。

・自分の話で泣かそう、泣かそうとしてはいけない。

 自分の話は、相手の記憶の中に埋まっている「泣けるツボ」を思い出す
 きっかけに過ぎない。

(p138まで)=================================

いや~、勉強になりました。

この本に書いてあるほんのちょっとでも、
自分の「話し方」に生かせれば、
確かに めっちゃおもろい話になりそうです。

次回は、第3章「『自己プロデュース力』で、でっかく生きろ!」を参照します。

それでは、また。(^0^)

ありがとうのおじぎ男の子↓よろしければ応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ ビジネスブログランキング ブログ王ランキング

    ▼ にかとまの読書メモリスト     ▼ にかとま日記全件リスト






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.04.28 21:53:03
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

にかとま

にかとま

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar


© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: