きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2021.03.27
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心理セラピストの尾崎里美さんの本をよく読んでいます。
今日は、4冊目に読んだ 『夢を叶える 0.1秒で人は変われる! ​』 を紹介します。
(前に読んだ本は、この記事の最後にリンクを貼っています。)


『夢を叶える 0.1秒で人は変われる! ​』
(尾崎里美・七田厚、しちだ教育研究所、2016、税別1500円(現在は絶版))

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『夢を叶える 0.1秒で人は変われる! ​』
読書メモ ロゴ
(本書の中には尾崎里美さんだけでなく七田厚さんの発言内容・執筆内容も含まれますが、
 引用個所はすべて尾崎里美さんがおっしゃっていた部分です。)

感情 が起きていることを、ただ眺めてさえいれば消えてなくなります。
 1分半で消える​

(p33) ​​
ぽっ この部分の引用を打ち込む際、間違って 「感情」を「過剰」と入力してしまいました
  ただ、そのおかげで、気づきがありました。
  「あ、今、自分の感情が過剰になっている」と気づくということ。
  これができると、いいなあ、と思いました。
  尾崎さんによると、感情は眺めていれば1分半で消えるそうです。
  なかなかそうやって自分の感情を俯瞰することができていないのですが、もしそれができれば、確かによさそうです。
  感情コントロールのための重要な指針をいただきました!

​​​実は  欠点が個性で、それが才能だった という場合も多いのです。
 エジソンの母は、耳が悪いエジソンに「それがあなたの才能」と言ったのです。
 そして蓄音機などの発明につながりました。​

(p38)
​​・「短所を直すと長所もなくなる」​​
(p39)
ウィンク 短所が実は長所だった、というテーマだけで、物語が1つ書けそうです
 日本の学校教育は短所を矯正しようとしてみんな同じ同質性を目指そうとしているとしてずいぶん批判されています。
 短所が長所ならば、直すことはなくなり、「そのままのあなたでいい」にもつながりますね。
 基本的には、僕は、それでいいと思います。
 みんな違って、みんないい。
 短所を長所だと捉えられるように、したいです。

 次の箇所も、それにつながる内容です。

イタリアのクイズ番組を見ていた時、間違った回答をした人が、
 「あら、そうなの。でも、 私は自分の答えのほうが好きだわ 。​ これでいいわ」
 と言ったんです。
(p44)
​​​・ クリエイティブ系の人は1人が好きです。
 それが才能。
 それをお母さんは「なんでみんなの輪に入れないの?」と悩んでいる。
(p45)


大笑い 僕も思いっきりクリエイティブ系ですので、めっちゃ当てはまります
 飲み会とかは、出たくない。
 1人でいるのが好き。
 今もこうやって、1人でブログを書いています。
 ほとんどの人は、こんなにブログ書かないですよ。
 今までに書いたブログ記事が、1996件ですからね。(これが1997件目!)
 他の人と一緒に過ごすのが好きな人が世の中には大多数だから、僕なんかは思いっきり浮いています。
 ただ、それを才能と捉えれば、そうとも言えるかもしれない。

 子どもの中にも、そういう子はいます。
 基本的には、本人が困ってないんだったら、親が先回りして困ってもしょうがないかなあ、とは思います。
 人づきあいが苦手だと、社会に出たときに困る、というのは正論です。
 それは、僕も、困りましたし、人にも迷惑をかけました。
 ただ、本人の特性を発揮して貢献できる分野というのがあるので、みんな同じにならなくていい、とは思うのです。
 「私は、これで、いい」
 本気で思えたら、その人は、強いですよ。
 そう思えるあなたであるように、僕は、心より、応援しています。


「目の前に神様がいて、『なんでも1つ叶えてあげる』と言われたら、
  いちばん最初に何頼む?」
・すると、現実を離れるでしょ。
 現実問題として考えると、「無理や」と思う人が多いので。

(p94)
​このあたりは、イメトレの具体的な方法についてです。
 別の本で勉強した、ブリーフセラピーの ミラクルクエスチョン にすごく似ていると思いました。
 現実をすっ飛ばして、夢がかなった状態にいきなり自分のイメージをすっ飛ばしていく。
 現実にすくめとられて考え方すらも動けなくなっている場合、非現実に一気に飛ばすアプローチが効果的です。

 僕の場合、この質問の答えとして、すぐに 「健康!」 と答えました。
元気があれば、なんでもできる!
 元気な時には当たり前すぎて価値が分からなかったけれど、元気でないときにはその価値が一気に分かるようになるものです・・・。
 昨年度の音楽会で勤務校の3年生が歌った
「元気!勇気!力を合わせればどんなことでも できるんだ」
 という歌の歌詞が、いつも僕の頭の中にはこだましています。
 (児童用合唱曲「​
元気 勇気 ちから」エイミー・カワウチ作詞/北方寛丈作曲)




最後は、教育ブログらしく、お勉強について。
イメトレの具体例の中から、 「計算のイメージ」 の具体的な言葉がけについて。

​​​・今から3つ数えると、〇〇ちゃんの頭がコンピュータになって、 計算がスイスイできるよ
たし算もひき算もスイスイだよ
 1,2,3、はい。
 〇〇ちゃんの頭がコンピュータになったよ。
 いろんな計算が頭に浮かんでいるね。
 それを集中してみると、 おでこの裏側にパッと答えが出てくるよ
​​​
 (以下、略)
(p167)
催眠療法とイメージトレーニングは同じ系統のものらしいですが、
 こういった言葉がけは、確かに、催眠で使われるものと同じだな、と思いました。
催眠 とか 暗示 というのは、そう馬鹿にできたものでもなくて、けっこう効いちゃうときがあります。
 効果云々よりも、なんだかこんな感じで 楽しく計算ができる ってことだけでも、 雰囲気作り に効果があるかもしれません。
 正統派の「計算問題を解け」的なやり方とは全く違うアプローチとして、計算を指導する人は、こういうのも知っておくと、指導の幅ができて、いいかもしれませんよ!


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尾崎里美さんの『ちっちゃいおっちゃん』に感動して以来、尾崎里美さんの本を立て続けに読んでいます。
催眠療法や心理療法を少しでもかじっていると、この方の言っておられることがより理解できるかもしれません。
僕と同じ兵庫県にお住まいだそうで、一度お目にかかりたいなーと思っています。


『ちっちゃいおっちゃん 笑って学べる心のおべんきょう』【電子書籍】
[ 尾崎 里美 ]



『ちっちゃいおっちゃん 笑って学べる心のおべんきょう』
[ 尾崎里美 ]



(関連する過去記事)
尾崎里美『幸せの真実 本当の自分に還る』 人間関係と心の問題を考える寓話
 (2021/03/01の日記)





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Last updated  2021.03.27 11:30:04
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