古い本で整理したら平成9年初版発行、幻冬舎文庫、303頁「時計を五分進めた。」で終わるのだが、戦後のもうひとつの別世界を仮想して、人口26万人に激減したアンダーグランドという日本が建国されて駐留する連合国とゲリラ戦を続ける兵士の壮絶な戦闘を描き まるで軍事読本みたいで、武器や戦術、麻薬みたいなクスリ、各国の軍隊事情などにそれでも世界的なコンサートもありカオス的表現で戦争に迫る。体験せずとも幼い頃B29とか鉄屑交換したのも、それがまたとは。次も戦後で 米国の詩人とフジタのコラボ作品があったとはで「NIGHT AND THE CAT」エリザベス・コーツワース 詩・藤田嗣治 絵・矢内みどり 編・71頁,2023、発行・求龍堂で再版みたいなもので12点の猫が見られるがカラーではないのだ。