レフティドラゴンのバリュー投資日記

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2005年01月07日
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カテゴリ: 株式投資基準




 A社    B社    C社
株価 100 株価 100  株価 100
EPS 10  EPS 10 EPS 10
BPS 200 BPS 100 BPS 50
PER 10 PER 10 PER 10
PBR 0.5 PBR 1 PBR 2
ROE 5% ROE 10% ROE 20%

非常に単純な教科書事例ですが、私はこの条件ならA社を選びます。期待利回り(PERの逆数)が同じである以上、手元資産が最も多いA社が安心できるからです。もちろん、C社の高いROEが何年も続けばEPS、BPSとも加速度的に増加するわけですから、C社を選ぶという考え方もありうるし、いいとこどりでB社を選ぶ人もいるかもしれません(日本人らしい選択かも)。これは好みの問題だと思います。あくまで私は「今現在確実にあるもの」を重視したいということです。

さらに、それぞれの利益が10から5に下落したとすると、
 A社   B社   C社
PER 20 PER 20 PER 20
PBR 0.5 PBR 1 PBR 2
ROE 2.5% ROE 5% ROE 10%
になります。
この場合、PBRに変化はないので、低PBRを理由に買われていた(はずの)Aの株価の下落は相対的には小さいと思われます。それに対し、高ROEを理由に買われていた(はずの)Cは利益の半減によりEPS、BPSの加速度的増加という前提も崩れるわけですから、株価の下落も大きなものとなるでしょう。
逆に利益が10から20に増えれば、高ROEのCの株価が最も上昇するでしょうが、私は大きな利益を出す事より大きな損を出さない事をより重視しているので、事態が自分の考えと反対に動いた場合のダメージを低くできる低PBRの方を選びたいのです。

なお、利益が倍増した場合はCの株価が最も上昇すると書きましたが、Aは豊富な資産を持ちながら収益性の低さゆえにあまり評価されてこなかったわけですから、利益の増加を契機に一気に株価が上がるようにも思えます。そうだとすると利益がどのように変動しても低PBRの株の方が有利ということになりますが、このあたりは正直よく分かりません。この事例では単純化のために成長性も業種も全く考慮していないので、自ずと限界があるということかもしれません。うーん、我ながらまとまってないですね。読んでいただいた方、申し訳ありません。






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最終更新日  2005年01月07日 19時58分55秒
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