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今年は年初から株価がよく上がり、その分変動も大きく色々考えることも多かったので、半年分の記録を残しておきたいと思います。
今年度上半期の日本株の投資成績は28.6%となりました(配当込み、税引き後)。
外国株はほぼ横ばいで為替の分だけプラスですが、投資額が少ないため大勢に影響はない程度です。FXも円売り一辺倒なのでプラスでしょうが、売る気がないためこちらもあまり気にはしていません。年初時点で全財産の7割が日本株という状況だったため、5月までの日本株上昇にはそれなりに乗ることができました。ネットを巡回していると自分の成績は悪い方の部類ですが、相変わらず地味な株に放置気味の分散投資なので仕方ないですね。
売買としては基本的に1月から5月まで売りっぱなしでした。各種不動産関連株(ファースト住建、FJネクスト、日本社宅S、サンヨーH名古屋など)やケーユー、カーメイトなどの自動車関連、ほかにもGMOクラウドや一六堂、綜研化学など順調に株価が上昇したものを毎月少しずつ売り上がっていきました。3月から5月にかけては3か月連続で過去最高水準の金額を売りました。
反面、手元が日本円の現金ばかりになる状況も避けたかったので、多少の妥協をしてでも割安と思える株を拾うことも同時に行いました。売った金額の概ね2分の1を買うというイメージでやっていました。急激な円安がなければ外貨に換えたいところだったのですが・・・
この間買った株はナフコ、アイエムアイ、大塚家具、日本電気硝子、日本電技、ノジマなどです。このうちナフコは買ってほどなく株価が上がったため、既に半分以上売却しています。大塚家具はミラチェアを購入したのを契機に少し買ったのですが、幸いミラチェアの購入代金以上の利益になりました(笑)
また、ちょうど昨日アイエムアイのMBOが発表されました。保有株数は多くはありませんが、10年前からずーっと購入候補株で、それをとうとう買ってから半年も経たずにMBOとはかなりのラッキーでした。
こうした売買の結果、現時点では現金が過去最高の水準になっています。2007年後半くらいから5年以上ずっとフルインベストだったので、逆に落ち着かない感じがしています。といっても相変わらず全財産の5割強が日本株なので、この先も素直に相場が上がってくれた方が嬉しいですけど。まあこれから先も今まで通り「上がれば売り、下がれば買う」を淡々と繰り返していくだけですね。
正直に言えば、これだけの上昇相場だったのだからもっと一気に資産が増えていてもよかったのになーという思いもありますが、あまり分不相応な欲をかくのは大怪我のもとですので、これから先判断を緩めておかしなことをしないよう己を戒めております。
早いもので私が投資を始めてからもう少しで10年になります。
以前の日記( http://plaza.rakuten.co.jp/leftydragon/diary/200912300000/
)でも少し触れましたが、数年前の相場低迷期に常に考えていた「いつか来るであろう次の上昇局面に十分な投資額で乗っかり、資産を今の倍にする」というビジョンについては結果的に目標以上の水準で達成することができたので、ある程度長期的なスパンで見た投資家としての自分の判断、行動には自信を持って次の10年も投資と向き合っていきたいと思います。