れみどりの☆楽・音・食・眠☆     ☆らくおんしょくみん

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2012.10.07
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カテゴリ: 暮らしを楽しむ
10月7日 (日)

礼拝。

帰りに、久しぶりにヴォアザンのパンが食べたくなって、買って帰りました。うふふ。おいしい^^ けど高カロリー^^;

急いで食べて、午後は京大助教の小出裕章先生の講演会「親子で考える 子ども・いのち・明日」へ。お天気が心配でしたが、曇り空でよかった。

アート展も、素敵な作品が並んでいました。さすがはアーチストたち、それぞれの手法で【原発のない未来へ!」というメッセージを形にしていました。心に浮かんだ思いを表すというのは、「祈ること」にも似た作業なんでしょうか……。


300人〜400人入る会場はいっぱい。こんなに年齢層が広い会って、最近は珍しいかも。子連れの若いお母さん達も目立ちます(後半の発言からも、切実な思いを感じました)。

まず、村石編集長による津波や原発被災地の写真のスライドショー。そこに秋元紗智子さんのピアノが、こころの軌跡を辿るように、埋めるように、重なりました。「あの日」に、もう一度立ち返って、そこから「未来」を考え直さなくてはという気持ち。ああ、自分はなんて忘れやすいんだろう…と改めて思いました。


前半の小出先生の話は、まず、「原子力研究の現場にいながら、結局原発を止められなかったことを、みなさんにお詫びします」との謝罪から始まりました。

46億年の昔生まれた地球の歴史の中で、人類がこれだけのエネルギーを使うようになったのは、産業革命以来のほんの「最近」のこと。その期間と合致して、絶滅してしまった「種」のなんと多いことか。

生物はみなDNAの螺旋を正確に2つに裂いて、細胞分裂させること。それによって、命もつながっていきます。放射能は、その遺伝情報に傷を付けるのですね。だから怖いのです。

こんなにたくさんのエネルギーを使った生活を維持する必要があるのか? 「便利」を追求するあまり、「命」を脅かされては、本末転倒でしょう。

後半は、ワークショップとして、会場の1人1人が書いた「小出先生への質問」「わたしができること」「未来へのメッセージ」の3つを元に、ファシリテーターとしての司会者が、意見発表者と小出先生をつないで、会場も盛り上がりました。

5歳のおんなのこが小出先生に質問したのです。「わたしになにができますか?」 これには、絶句しました。こんな世の中にしてしまったのは、すべて、「大人」の責任で、あなたには何の落ち度もなかったのに。こんな「重荷」を背負わせてしまったのはすべて「私たち」が悪いのに……。

知らなかった、では許されません。まして、知っていたのに声を挙げなかったのは、大きな「罪」です。小さなことから、だけでは、世の中は変わらない? でも、まずはそこから。

でも、それをどう「未来」につなげていけるのでしょうか。次世代にツケをはらわせるような情けない大人たちにはなりたくないけれど…。グルグル思いは巡るばかりです…。

−−−−−

夕方からパイピングコードのしつけかけ。パイピングコードを作るところまではよかった。でも、いざ、本体につけよう…と思った時で、げげげっっ。新たな「マチガイ」に気づきました。

コードパイピングの場合、「裏地をパイピングにまつりつける」ので、キルトはもっとしっかりやり残しておかねばならないんでしたT_T  ほとんど縁まで縫っちゃったよ〜もう、号泣ですヽ(`Д´)ノウワァァァン!!

しばし呆然と立ち尽くしたものの、涙を拭いて前に進むしかない!! と心を決めて、リッパー(縫い目を切り裂く道具)で、ぷぷぷぷぷぷっっとキルト部分を切りました。せっかくチクチクしたあの時間……は、もう思い出さないっ!! 無かったことにするっっ

しつけも、コードのふくらみに対してどのくらいの位置でかければいいのか、ためしつつ、まあ失敗してもいいや、くらいの「挑戦者」のつもりで、それでも2度ほどやりなおしつつ、やっとミシン登場。

そこでふと二女のことを思い出し、「今夜は帰るの?」とメールしたら、「帰る〜。ご飯も欲しい」というではありませんか。や〜ん。すっかり「三連休ずーっと自由時間」のつもりでいたわ^^;

7時過ぎてから慌ててご飯の支度をしました。家族がいなきゃ、私絶対、飲み食いも掃除も、すごーくおろそかにするタイプですから!! 「げー、面倒」と思わず、むしろ「居てくれてよかった〜」と思うことにしてます。





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最終更新日  2012.10.11 12:46:39
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Re:小出先生講演会・コードパイピング(10/07)  
2011年3月11日の大震災から、もう1年7ヶ月が経過したのですね。
反・原発闘争は、人間の生存の問題に止まらず、地球に住んでいる全ての生命ある者の本源的な戦いだと思いますが、敵は手強い、
私達一般市民も、なかなか怒りを継続出来ない。

全国で、あれだけ盛り上がった反・原発デモも、少し下火になってきたような気がします。今頃、原子力ムラの人間は、高笑いをしているのかも知れません。

最近の数少ない成果といえるのは、上関原発の工事が止まった事くらい、それも、「一時ストップ」したというだけで、数年後はどうなるか未知数です。青森の大間原発の工事は再開されてしまいました。

一個人の力では、如何ともしがたい感じがしますが、やはり何かしなければいけない。

小生も無力を感じていますが、今度「福島原発告訴団」に参加することにしました。

村上春樹がノーベル賞を取って、12月の授与式の講演で、世界に向って反・原発を訴えてくれることを強く期待しています。 (2012.10.11 16:28:07)

Re:小出先生講演会・コードパイピング(10/07)  
小出先生の講演会よかったようで、何よりですね。
本当に今自分が何をできるか考えてしまいますね。小さいことでも、なんでも、きっとその積み重ねが大事なんでしょうね。

政府の最終的には脱原発にするというのも今の状態を見ると絵に書いた餅のようですね。結局原発の決定権を持っているのは政府でなく原子力規制委員会だそうですね。原子力ムラからそっくり移住した・・・。

さあ、これからどうするかですね。やはり諦めないことでしょうね。

パッチワークも出来上がるまではいろいろご苦労がおありのようですね。
(2012.10.11 16:44:22)

Re:小出先生講演会・コードパイピング(10/07)  
小出先生の講演会よかったようで、何よりですね。
本当に今自分が何をできるか考えてしまいますね。小さいことでも、なんでも、きっとその積み重ねが大事なんでしょうね。

政府の最終的には脱原発にするというのも今の状態を見ると絵に書いた餅のようですね。結局原発の決定権を持っているのは政府でなく原子力規制委員会だそうですね。原子力ムラからそっくり移住した・・・。

さあ、これからどうするかですね。やはり諦めないことでしょうね。

パッチワークも出来上がるまではいろいろご苦労がおありのようですね。
(2012.10.11 16:44:25)

リュウちゃんへ  
lemidori  さん
リュウちゃん6796さん
>2011年3月11日の大震災から、もう1年7ヶ月が経過したのですね。
◇日本人みんなが、もう一度、あの時点の思いに立ち戻らなくてはと思います。継続は、ほんとうに難しいですね。

村上氏は、今年もノーベル賞取れませんでしたね。取らなくても、ちゃんと深いメッセージを発してくれてるのは、日本の誇りだと思います。先日、「安い酒」のメッセージもすばらしかった。

わたしたちも、諦めずに、怒りつづけましょう。発し続けましょう。 (2012.10.12 20:07:04)

ドレミ・どれみさんへ  
lemidori  さん
ドレミ・どれみさん
絶対に諦めないことですね。
諦めずに、考え続けること。伝え続けること。

小出先生も、「これからも、原発を止められるよう、そして原発で出た廃棄物の無毒化を、研究し続けます」とおっしゃっていました。 (2012.10.12 20:11:31)

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