次にタビオの会社説明会。タビオは靴下を製造販売している会社(SPA型企業)。ちなみにSPAは藤野氏が成功している内需型企業の特徴の一つに挙げていた。 まず、社長が会社の沿革と販売戦略を簡単に説明。私のプレゼンのような感じ(笑)で早口で原稿を読んでいた感があり、あまりいい印象を持たなかった。 続いて経営理念・方針の話になって創業者である会長が登場。某有名ブランドの靴下への批判から始まり、なぜ「made in japan」に拘るのかということを持参した自社製品を使って自分の言葉で熱弁。社長から会長へとバトンタッチする際に社長が会長のことを「上品」だとか「ワンマン」だとか言ってフラグを結構立てており、案の定、言葉は「上品」とはとても言えなかったものの逆に伝えたいことがはっきりとわかったので、「made in japan」に拘る理由を聞いてかなり感動してこの企業を応援したくなった。ほとんど配布資料のことに触れなかったが、会場の受けはかなりよかった感じ。 ただ、この企業の株を購入する上で唯一気がかりなのは社長だろうか。プレゼン下手のようだし、世襲(創業者の息子)だし、高校卒業してから25歳までの経歴が記載されていないのが結構気になる。会長を含めた周りのサポート次第だと思うので定期的にチェックする必要がありそう。