今日もSlowなお日和で・・・

レスパイトが来週、7日（水）に決まった。

いつもながら、病院からの連絡は突然。

月曜日のお昼に電話が来た。

夫は、そろそろ・・・と覚悟しているせいか

気合が入りすぎて、血糖値が毎朝少しずつ上がっている

おとーさん、気合を入れるところ違いますよーーー、もっとリラックス～

伝の心で

体交方法を写真で説明して！

パソコンの誤操作の直し方を文章にして！

ピエゾの感度の扱い方を写真で撮って！

・・・・と、あれこれ指示してくる。

いつものケアもこの勢いで仕切ってくれればいいのに、、、と思ったりする。

夫は、毎回コミュニケーションがうまくいかない入院に不安なのだ。

かなり必死です

夫の体調は、今あまりいいとは言えない。

3週間前、突然耳が聞こえなくなった

診察をしっかりしないのに、医者は強い抗生剤でなんとかしようとした。

治らないようだったら入院させればいい、、という気持ちがなんとなく感じられていやだった。

結局、頭の位置を高くしたら、すーっとして耳が聞こえるようになったらしい

体温調節がうまくいってないせいか、たびたび発熱する。

こもった熱を出してもせいぜい37℃、、、アイスノン対応で下がったつもりでいる。

本人も37℃に慣れてしまったのか、下がらなくても何も言わない。

そして、また何日か後に発熱する。

そしてここのところ、アラームがよく鳴る。

毛布をめくってカニューレがちょっと動くだけで鳴る。

吸引するけど、すっきり出ない。

きのうのヘルパーさんも手こずっていて気の毒だった。

あなたのせいじゃないよ～、カニューレがデリケートなの。。。

こんな不安定な夫を病院に行かせて大丈夫なんだろうか、、、

と心配・・・するのはオカシナ話だよね

いやいや、やっぱり心配なのだ。

アラームを鳴らしてばかりで看護師さんに嫌われはしないか。。。

熱が出たといって、点滴生活（これをすると体交や着替えがかなり困難）になるかもしれない。

とんでもない体交用枕の入れ方、足の位置、顔の向き、、、

忙しい看護師さんは細かいことまでやってくれない。

だから毎日、私も病院通いをしてちょっとでも夫をいつもの状態に作り変えるんだけど

それがイヤだと思うなら、レスパイトさせなきゃいいじゃない～、、とも自問するけど

やっぱり、自分（私）の身も可愛いんだよね。

今回も、分かっちゃーいる夫の災難（？）に目を瞑って

レスパイト中の予定を考えてます～

シロアリ対策、壁紙張り替え、父の墓参り、、、、は必須（予算が許す範囲で・・・）

観劇したい、映画もみたい、外食もしたい

でもなにより、マッサージに直行だね

夫のレスパイトが決まって

まず、 いつものY子さんに 連絡して、、、と思っていたらその日にY子さんからメールが来た。

すごい偶然。

ところがメールの内容はご主人の訃報だった。

年末の話だった。

介護に明け暮れている私を気遣って、なかなか連絡できなかったと書いてあった。

その後、電話で話をした。

ご主人はALSの原因究明の為に司法解剖をして細胞を採取したそうだ。

Y子さんには本当に頭が下がることばかりある。

私はそんなこと考えたこともなかった。

納骨も済ませて、ずいぶん落ち着いたようで

淡々とそれまでの話をしてくれた。

 ご主人は娘さんの結婚式に出席してから、目標がなくなったみたい、、と言ってた。

車椅子の上で、タキシードをきちっと着ている写真を見せてもらったのは

つい最近のこと。

お会いしたのは4年前に一度だけだけど

夫と歳も近くて親近感があった。

私はY子さんを同志のように思い、励みにして療養生活を送っていた。

心にぽっかり穴が開いたような気持ちとはこういうことを言うのか。

ご主人のご冥福をお祈りします。。。