マイルドなアスペの独り言

3月上旬から在宅勤務のおふれが会社から出されて３カ月強。私も、上司も、会社のあの人もこの人も、偉いおじさんも、だいたいみんなオンライン会議に慣れてきました。初期はツールの設定や使い方に不慣れな人ばかりだったのに、習うより慣れろとはこのことですね。

「オンライン会議って相手との距離感がわからないよね」「元から知ってる社内の人はともかく、初対面の人とは距離感が掴みにくい」「オンライン会議だけでやりとりしていた相手と、緊急事態宣言解除後に初めてリアルで対面したら、全然雰囲気が違うので混乱した。オンライン会議は怖いね」
という声が出ています。どうやら職場の皆さんにとっては、オンラインの対面とリアルの対面では受け取っている情報に大きな差があるようです。

だから私は「みんなは普段はリアル対面ではすごく膨大な情報を浴びているんだ。私はそれを感じていないんだな。情報受信の鈍い自分が、今後も社会で平和に生きていけるのか、ちょっと不安だな」と思いました。ASDがある私は他の人間よりコミュニケーションにおいて「情報」を受け取っていないんだ、だから調子に乗ってはいけない、絶対失敗する、ということを肝に命じておきます。