前様日記

前様日記

2009.05.10
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テーマ: メッセージ(262)
カテゴリ: メッセージ
嫌われるのが恐くて、
嫌われたと感じたくなくて、
親や兄弟、パートナーにあわせていますね。
「はい、やります。」「わかった。」「理解した。」と、相手が喜ぶことを言っていますね。

家族でなくても、たまたま出逢った関係性の薄い知人でも、断ると「嫌われる」と感じるのが怖くて、良い人を演じていますね。

周囲にいる、関係性の薄い人の期待にも応えてしまう、あなたがあるわけですから、あなたが望む望まないにかかわらず、期待に応えられて嬉しかった周囲の人が頼ってくる、依存の人間関係ができやすい生き方をしていますよ。


依存される人間関係は、楽しいですか。

幸せですか。


あなたは、自分以外の他人と交流したりコミニュケーションを取ったりする動機を、「恐れ」から、「愛」に変化させる努力が必要です。


好かれないことが、嫌われていることではないことを学ぶ必要があります。


子供のころや思春期に、誰かに嫌われたり無視された経験があるから、嫌われることや拒否されることに過剰反応しているのですよね。

自分の心を点検して、内なる子供が傷ついているのですから、大人のあなたが癒してあげる必要があるでしょう。


また、あなたは、自分の価値をわかっていません。

親や兄弟、パートナーの役に立っていないと感じ、「自分は価値がない人間だ。」という、無価値感が強大にあります。

あなたをやっつけるのには、拳銃も毒薬もいりません。

「役立たず!!!」という言葉がけをするだけで、昇天するでしょう。

周囲に、役にたっていないとうのは、あなたにとってはもっとも感じたくない感情なのです。

無価値感を感じるのが嫌で、親や兄弟、パートナーの役にたつという行動をやめられないのです。

このパターンから脱却するのには、自分の価値を自分が正当に評価する必要があります。

自分には、すばらしい才能や能力があることに気がつく必要があるのですよね。



また、過去に誰かを見捨ててしまった、助けられなかったという罪悪感もありますから、家族だけでなく、縁が薄い知人などが、助けを求めて来ると、見捨ててはいけない、助けなければいけないという感覚に襲われ、やりすぎてしまうのです。

困りごと相談で、頼ってくる人がいたときに、このSOSに応えてあげられないときに感じる、罪悪感が嫌だから親切な良い人を演じるのですよね。

この思考パターンから抜けるには、過去に誰かを見捨ててしまった、助けられなかった自分を、自分自身が許す必要があります。


親や兄弟、パートナー、友人知人に嫌われたくないから、
無価値感を感じたくないから、
罪悪感を感じたくないからという動機で、助けの手をさしのべるというのは、あなたは犠牲者を演じているのです。

犠牲者を演じて、助けを求めている人に手をさしのべるのでは、しんどいですよね。

そして、自分に嘘をついて手を差し伸べているのですから、そんな自分も嫌になります。

助けの手をさしのべるときは、相手を想ってあげる「愛」から手をさしのべましょう。

犠牲はしんどいだけです。

恐れではなく、愛から手をさしのべようと意識する必要があるでしょう。

犠牲ではなく、愛から手をさしのべれたときは、周囲の反応がどうであれ、自分の心が暖かくなり、自分を好きに思えますよ。






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最終更新日  2009.05.10 23:47:07
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