2013年11月の記事
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ブルゴーニュ シャルドネ 2009 (メゾン･デュ･タストリュンヌ)
このワインは半年ほど前に買ったもので、ロースハムに合わせたくて開けてみました。【抜栓初日】最初は果実が前面に出ていましたが、蜜、柑橘、バタースカッチ、ミネラル、オイリーでほどよく酸もあって、美味しいですね。1/4ほど残してガラス栓をして冷蔵庫に入れて、数日たつと・・・。【抜栓3日目】艶っぽくミネラリーで、柑橘系の香りにほどよい切れがあって、旨みがしっかりとでてきてスタイリッシュな感じになってきました。いい感じですね。ここまで表情が変わるものなのかと驚きました。（2013年4月 東京 新宿三丁目駅近接の百貨店で購入。）これは、そのときに一緒に食べたロースハムです。このロースハムはあるデパートの催事で売っていたものです。横田基地の米軍に納入しているというお話で、ややこってりしてそうな見た目でしたが、試食させていただくと、意外にあっさりとしていて、塩分はあまり感じず、白出汁的な旨味がじわじわ攻めてくる感じの味わいでした。スライスのパックと、ブロック型カットのパックがあって、どちらを買おうか迷っていると、さらに軟骨に近い部位やいろいろな大きさの切り落としハムが入って量が2倍で値段が同じものが並べられたのをみて、すかさずそれを1パック買ってきました。冷凍保存できますよとのことでしたが、3日ほどで食べきってしまいました。すっかり夢中になり、はまってしまいました。また、出会えたら是非買いたいです。
2013年11月30日
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ブルゴーニュ ピノ ノワール 2011（ショーヴネ ショパン）
ショーヴネ・ショパンの2011年ものです。届いてから半月経ったので開けてみることにしました。カシス、森への誘い、透明感があって、端正で酸も美しく、フィネスを感じます。やや古典的な面も併せ持っていて、少し収斂性のあるタンニンもあります。しかしながら、牛肉系（ラグーソース、メンチカツ）の料理と合わせると見事に引き立ててくれて、ワインも美しさが前面に立って旨みがしっかりと感じられ素晴らしい味わいに心が躍りました。今飲むなら、お食事と合わせながら楽しむ。或いは少し落ち着かせて溶け込ませてから楽しむのもよいと思います。多少タンニンはありますが、スタイルの美しさはこのＶＴも健在です。【追記】抜栓2日目は、タンニンが落ち着いて滑らかになり、本来の味わいを十分楽しむことができました。グラスの中の残り香も大変美しく香水のようです。素晴らしい作品をありがとうございます。2013年11月 キタザワで購入。
2013年11月27日
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新酒をいただきました その２
先日の2種類に引き続き、以下の2本を美味しくいただきました。○ ボジョレー ヌーボー キュベ 7.7 2013（ルー・デューモン）熟した赤黒系果実の凝縮感、豊かなミネラル、コクがあって。目が詰まっていて、滑らかで肌触りも良く、旨みもじわじわ出てきて、心地いいです。仲田さんのヌーボーも毎年期待以上の作品で本当に感激です。（横浜市青葉区内の百貨店で購入）○ ボジョレー ヴィラージュ ヌーボー 2013（シャンブレイ）程よいまろやかさと果実味、ミネラル、大地の風味、美しい酸、バランスがよくて、飲み応えがあります。旨みもしっかりとのっています。素晴らしいですね。（ノムリエで購入。）2013年のボジョレー新酒、まだ、4本飲んだ限りですが、いずれも、果実がきれいで飲みやすくて飲みごたえがあって、個人的には良い思いをさせていただいていてうれしいです。生産者の方の努力の賜物と感謝しております。
2013年11月27日
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11月の第3木曜日がやってきました。
ボジョレー・ヌーボーの季節がやってきましたね。いろいろ銘柄があって、どれから飲めばよいのか本当に迷ってしまいます。何本か買った中から、まず、2本開けてみました。それぞれ全くスタイルの異なるもので、それぞれ楽しむことができました。○ ボジョレー・ヌーボー 2013（マルセル・ラピエール）艶っぽく、透明感があって、ピュアな苺系の果実が美しくて、洗練されていて気品を感じます。旨みもあふれ出てくる感じです。素晴らしいですね。○ ボジョレー・プリムール・ＶＶ（ニコラ・ポテル（ニュイ・サン・ジョルジュ））ニコラ・ポテル名義のニュイ・サン・ジョルジュ※のメゾンがつくるボジョレーです。フレッシュで完熟した果実の凝縮感、ミネラル感、コク、ジューシーで適度なほろ苦さとしっかりとした旨みがあって、美味しいです。飲み応えがあって、いいですね。（※ロッシュ・ド・ベレーヌの当主のニコラ・ポテル氏の醸造施設はボーヌにあります。）このほか、ルー・デューモン（仲田さん）やクロ・デュ・フィエフなどもあるので、早く飲んでみたいです。この週末にまた買い足そうと思います。素晴らしい作品をありがとうございます。2013年11月21日の備忘録
2013年11月23日
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プティ シャブリ 2012（パトリック ピウズ）
久しぶりのパトリック・ピウズです。お鮨に合わせたくて、開けてみました。蜜、白い花、柑橘系の香り、艶やかで張りがあって、じりじりとした豊かなミネラル感、美しく伸びやかな酸が全体を引き締めていて、巧くまとまっています。旨みもしっかりあって、しみじみ心地いいですね。いつも安定していて美味しいです。お値段もリーズナブルでいいですね。素晴らしい作品をありがとうございます。2013年9月 INAGEYA で購入。
2013年11月20日
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コート ド ニュイ ヴィラージュ 2009 （ミッシェル マニャン）
ミッシェル・マニャンの2009年ものです。このころは、ラルロの醸造責任者（2011VT～）のジャック・デヴォージュ氏（2005～ミッシェル・マニャン＆フレデリック・マニャンの醸造責任者）が醸造していたもののようです。買ってから半月ほどたったので開けてみることにしました。カシス、赤系果実の芳香、美しい伸びやかな酸、豊かなミネラル、完熟したきれいな果実味、きめ細かく敷き詰められていて肌触りは柔らかいです。スタイリッシュで旨みもしっかりとしていて、飲み応えがあります。素晴らしいですね。この方のつくるワインをフォローしてみたいなと改めて感じました。2011VTのラルロもこういう感じになってくれるとうれしいですね。もう少し待ってみようと思います。素晴らしい作品をありがとうございます。2013年10月 カーブ ド リラックス（虎ノ門）で購入。
2013年11月17日
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ジュヴレ シャンベルタン １ｅｒクリュ クロ デ ヴァロワイユ 2000（ポール ヴァロワイユ）
夕飯のステーキに合わせてみたくて、このワインを開けてみることにしました。この生産者さんのワインは初めていただきます。なめし皮、木の葉、土、生醤油、ドライフルーツ、しっかりしたミネラル感、程よく溶け込んでまろやかに熟成しています。飲みごたえもあって、旨みもしっかりとしています。後口に何か甘みが残る感じがありますが、お肉と合わせていただく分には相性はバッチリでした。（2012年10月 東京渋谷区内の百貨店本店 ワイン売場で購入。）ところで・・・。こちらがこの日の夕飯のアンガス牛のステーキです。もうそんなに量は食べられないと思いつつもお買い得品でドーンと出ていたので、思わず買ってきました。食べてみると、予想よりもあっさりとしていて、お肉自体に旨味があって、辛子醤油で美味しくいただきました。ちょっと食べ過ぎかもしれませんね。
2013年11月16日
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ブルゴーニュ グランオーディネル ルージュ 2011 （メゾン ルロワ）
プチ贅沢気分を味わいたくて、開けてみました。ラズベリー、すみれ、グレープなどの芳しい香り、スタイリッシュで気品があって完熟した厚みのある果実味とコク、肌触りはシルキーで滑らか。適度なほろ苦さもあって、旨みもしっかりとのっていて、しなやかでかつ力強いです。独特の香味としっかりとした熟した果実味と美しさを充分楽しませていただきました。素晴らしい作品をありがとうございます。2013年10月 東京都世田谷区内の百貨店ワイン売場で購入。
2013年11月13日
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ジュヴレ シャンベルタン ＶＶ 2010 （フーリエ）
フーリエの2010年ものです。買ってからなかなか開けられなくて1年近く経ってしまいましたが、週末に思い切って開けてみることにしました。ふわっとした高揚感、ピュアな苺の果実の芳香、豊かなミネラル、スムーズで滑らか、軽い口当たりの第一印象ながら、その実は目が詰まっていて、奥行きも感じます。時間とともに、だんだん洗練度が増し、旨みもこれでもかと押し寄せてくる感じです。大変素晴らしいですね。ワインの状態も大変素晴らしかったと思います。幸せな時間を過ごさせていただきました。フーリエは開けるタイミングが合わないと応えてくれなくて、そっけないなとの思いを以前に経験したこともあって、ドキドキしながら開けましたが、今回はいいタイミングでいただくことができました。余談ですが、以前このロウ・キャップの開け方がわからなくて、ホイルカッターをぼろぼろにしながら失敗し、ソムリエ・ナイフでどうにか開けることができた思い出があるのですが、今回は諸先輩に教わったとおり、ロウ・キャップの上にスクリュー部分を直接あてて、上手くあけることができてホッとしました。素晴らしい作品をありがとうございます。2012年9月 Yoshiya で購入。
2013年11月10日
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ブルゴーニュ ルージュ 2011（ディジオイア ロワイエ）
初めての生産者さんです。シャンボール・ミュジニーの生産者さんということで、興味津々で開けてみることにしました。カシス、フランボワーズ、スミレの香り、曇りのあとに陽が差すようなフローラルな華やかさとしかりとしたミネラル、目がほどよくつまり構成がありつつ、優雅で美しく、旨みがしっかりとのっています。素晴らしいですね。機会があれば、他の銘柄も飲んでみたいと思いました。ありがとうございます。2013年10月 東京渋谷区内の百貨店（本店）で購入。
2013年11月09日
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コート ド ジュラ キュベ ド ギャルド 2006（ドメーヌ ガヌヴァ ）
ジュラ地方のワインで、シャルドネとサヴァニャンのブレンドです。正直なところ、自分から手に取ってかごに入れるタイプのワインではなかったのですが、あるお店で試飲させていただき、「サーモンやマグロに合いますよ」とのことで、興味津々で買ったワインです。この日はブリの照り焼きと塩辛など、ビールか日本酒に合わせたい夕飯でしたが、このワインのことを思い出し、開けてみることにしました。吟醸酒、シェリー酒のような香り、艶やかで複雑さとコクとキレ、ミネラル、厚みがあって、ドライな中にもほんのりとした甘みも感じられ旨みもしっかりとしています。中華系とも合いそうですね。もちろんこの日のブリの照り焼きや塩辛とも相性がよくて、お互いに引き立てながら、甘美で美しい美味しさでした。懐は相当深く、守備範囲も予想以上に広範囲で、ブリやマグロ、中華系、はたまた、お正月のおせちなどとも、十分に合わせられそうな感じもします。みかけたら、リピートしてみたいと思います。素晴らしい作品をありがとうございます。2012年12月 ノムリエ 月例開放日にて購入。
2013年11月09日
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ブルゴーニュ ピノ ノワール 2010 （ロベール シリュグ）
ロベール・シリュグの2010年ものです。2008年VTのACブルゴーニュをある方から勧められて以来、すっかり夢中になっている生産者さんの一人です。このワインは1月ほど前にあるショップさんに出ていたものです。（並行品）最近2011年VTも出回ってきていて、そろそろ飲み頃に入ってきていることを期待して開けてみることにしました。透明感があって、輝きのある鮮やかなルビー色で、カシス、スパイス、豊かなミネラル、目が詰まっていて、木目細かくシルキーで滑らか。存在感があって、小ぶりながらも芯の強さを感じます。寝かせてみてもかなりすごそうな気がします。このクラスを遥かに超えた出来だと思います。素晴らし過ぎます。コンディションはコルクの真裏が赤くなっているだけで、他の部分はきれいで、状態はかなり良かったのではないかと思います。2011年VTも楽しみですね。少し値上がりしましたが、ACブルなどはまだまだ十分コストパフォーマンスは高いのではないかと期待しています。届いて間もないので、少し落ち着かせてから楽しんでみたいと思います。いつも素晴らしい作品をありがとうございます。2013年9月 フィッチ で購入。
2013年11月04日
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知人宅でのお食事会
先週、知人宅に招かれ、秋の和食とお料理に合わせたワインを楽しんできました。最初はシャンパンで乾杯しました。○グランクリュ・ブリュット・トラディションNV （ミシェル・アルノー・エ・フィス）ピノ・ノワール100％のブランド・ノワールです。爽やかできめ細かい泡立ちで青りんごや蜜の香り、味わいも奥行きがあって、素晴らしいです。根菜和え、すり流しとも絶妙な相性でした。・さつま芋のカリカリ根菜和え裏ごしした さつま芋と素揚げした根菜（ごぼう＆蓮根＆フライドおさつ）が和えられています。クリーミーでほどよい甘みの中に出汁的な旨み、そこに、クリスピーなフライドおさつ、カリッとした蓮根、コリコリとしたごぼうのそれぞれの触感が相まって、絶妙な味わいです。これだけで、何杯でも飲めてしまいそうです。・秋茄子のすり流し 湯葉を添えて焼いた茄子をペースト状にして、お出汁と合わせて、湯葉が添えられています。香ばしい香りとまろやかな触感、湯葉のクリーミー感、旨みがしっかりとあって、花穂がいい感じにアクセントとなっていて、素晴らしいですね。○ピノ・グリ 2005 （ドメーヌ・ポール・ブランク）アルザスの生産者さんのワインで、自家熟成させたものだそうです。アロマティックで艶やかでしっかりとしたミネラル感とコクがあって、まろやかで味わい深く、旨みがしっかりと出ています。根菜、すり流し、秋刀魚とも相性は素晴らしかったです。貴重なワインをありがとうございます。・秋刀魚の味噌煮秋刀魚といえば、塩焼や醤油系の煮物を味わったことはありますが、味噌煮は初めてです。旬の秋刀魚 と あわせみそ の甘みなどがいい塩梅で、旨みもすごいです。これも飲みすぎてしまいそうな危険？な逸品でした。 ○ブルゴーニュ・ルージュ 2002（セラファン・ペール・エ・フィス）このワインもご自宅のセラーで自家熟成させたものだそうです。黒赤系の果実、スーボア、皮、まろやかにいい感じに溶け込んだきれいな熟成で、しっとりとした素晴らしい飲み頃を迎えています。じんわりとした旨みが心地よくて、素晴らしいです。きのこごはんや味噌煮との相性は最高によかったです。貴重なワインをありがとうございます。・きのこ盛りだくさんの炊き込みご飯なめこ茸、シメジ、エノキ、椎茸などきのこをふんだんに使ってもち米を混ぜたお米、お出汁と土鍋で香ばしく炊き上げた逸品です。きのこのとろみと旨み、香ばしく炊き上がっていて、旨みがこれでもかとくる感じで、ごはんなのですが、これもワインと合わせるために生まれてきたような素晴らしい逸品です。お代わりがあるというので、遠慮なくお代わりさせていただきました。秋の旬を格別なお料理で堪能できて、お料理に合う素晴らしいワインとともに、素敵な時間を過ごすことができました。普段のお料理にひと手間加えれば、ワインとの相性が各段によくなるヒントもたくさん教えていただくことができました。惜しげもなく、貴重なワインを開けてくださり、ありがとうございました。楽しいお話と素敵な時間をありがとうございます。2013年10月末の備忘録
2013年11月03日
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