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僕がフライを始めたわけはひょんなきっかけからです。
フライ自体には、30年以上前から興味はありました。
当時は専門誌などはなく、釣り人や釣りマガジン等の月刊誌にたまに出るだけでした。「ルアー・フライ」などと同じカテゴリの分類にもなっていました。結局、主流である餌釣りの対極である擬似餌の釣りの一種類に分けられていただけだったんでしょうね。
フライフィッシングは見るからに普通とはまったく違う釣り方でしたので、今までやっていた釣り方になんとなく近く、手軽にはじめられそうなルアーに目が行ったのも、最近、ルアーを始められた方々とそんなに変わらないイメージでしょう。
三十数年前、ダイワやオリムピック(マミヤOP)からルアー用のリールやロッドも少しは発売されていましたが、やはり中心は外国製品であって、フェンウィックやアブ、ミッチェルなどが人気でした。僕の最初のルアー専用リールは、お年玉で買ったABUのカーディナル33です。これには、当時の他の日本製の安いリールとは異なり、ずいぶんどっしりとしてしっかりとしたリールだなぁ、と思ったのが第一印象です。カーディナル33にはずいぶんお世話になりましたが、今も十分現役でいけます。さすがに高品質のスウェーデン鋼を使っているだけのことはあります。
最初のロッドは、当時、オリムピックが輸入していたブローニング332905です。これは今から20年ほど前の八重山諸島の石垣島でのライトゲームを最後に引退しています。ずいぶん大切にしていましたので、まだまだきれいなロッドです。
ルアーの釣りは海で勉強しました。海辺に住む中学生にとっての淡水の釣りはたまに父親に連れて行ってもらう丹沢の鱒釣り場(早戸川国際マス釣り場=まだ、リヴァスポットとは分かれてはいませんでした。)位でしたので、必然的に近くにあるフィールドでルアーを引いてみる気になっていったのです。
結果として初日から、小さかったですがあっけなくメバルが釣れて、”なんだ、海の魚でも釣れるじゃなぃ”、と言うことになったのです。それからは近くの海で普通の餌釣りとルアー釣りを取り混ぜて楽しむようになりました。
ただね、フライはやりたくてもやり方もまったくわからなかったし、ぜんぜん海のイメージが湧かなかったですね。ちょくちょく芦ノ湖や丹沢に行くなんて貧乏中学生には夢の世界ですからね。だから、ずっと気になってはいたけれど、老後の楽しみにとっておこう、と思っていたのです。
でも、8年ほど前、家族キャンプで、思いつきでフライの体験教室に入り、一度やってみて考えが変わりました。
・・・こう思ったんです。
"これは、サッサとはじめないと大変だ。老後にはじめたりなんかしたら、うまくなる前に死んじゃうかも知れないぞ。"
というわけで、渓流のフライに少しばかりまじめに取り組むことにしました。
そこそこ上手になるまでは、他の釣りはやらないぞ、という気持ちで、ルアーや餌釣りの道具はサッサとほとんど手放しました。
ただ最近、手放した道具以上にフライの道具が増えているような気がしてなりません。
それに、いつまでたってもうまくなりません。このままでは本当に死ぬまで渓流に通う必要がありそうです。
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