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この連休は、三陸南部に出かけてきました。
いつもどおり、金曜の夜、こちらを出発し約9時間かけ、遠野を越えて釜石へ。
ちょうど稲刈りの始まる季節。黄金色に染まった稲穂が秋の訪れと共にシーズン終わりを感じさせてくれます。
僕にとっては、毎年のシーズン終わりに目に焼き付けたい光景です。
FFももう2ヶ月ご無沙汰です。フライもまったく巻いていないし、在庫限りのぶっつけ本番。
この時期の岩手。 内陸北部ではまともにヤマメを釣ったことはなくイワナだけ。沿岸でも山に入れば、ヤマメは既に秋色に染まっているケースが多いですね。
今回は、沢のイワナと共に、出来れば元気なヤマメを釣りたくて、三陸南部までやってきたわけです。このあたりは秋は初めて。
このため、夕方は基本的には本流上流部を狙おうと、沢に上がる途中も車中からイブ場所を探しました。
途中、遊魚券を買ったお店で、既に投網が入っていると聞いて、ちょっと愕然。
鮎なんだろうなと思いながら、場所によっては厳しい釣りになるだろうと少し覚悟をきめました。
それでも、行ったことのない釣り場を探す楽しみは健在です。
結局、今回はボチボチ、って感じでしたけれど。(笑)
土日に釣りを行いましたが、土曜の午前中は、かわいいお子様イワナやヤマメばかり。
この1週間は雨もしっかり降ったようで、水量は十分なんですけれど。。。やっぱり、腕かな?
釣り客はそんなにいませんでしたので、場所もストレス無く選べました。。。やっぱり、腕でしょうね。(悲)
昼前に川変えをしましたが、細く見通しの悪い林道では、今年初めてカモシカを見ました。ちょっと首をかしげてこちらを見る表情は、まだ幼い感じ。
当たり前かもしれないけれど、動物は虫なんかと違って、鹿も熊も猿も表情が見えて面白いです。犬やネコもそうですよね。
カモシカは最初は僕らの前を振り向き振り向き、林道沿いに走ってはとまり、走ってはとまりしていましたが、写真を撮ろうとカメラを出そうと動いた瞬間に脇の藪に飛び込んでしまいました。やっぱり、わかるのかなぁ。
昼はこれまたいつもどおり、リバーサイドパーティ。渓の脇、山里の田んぼの見渡せる空き地で、持って行ったサイコロステーキと野菜を焼いて。。。
マイナスイオンをいっぱいに吸い込んで、作りたての食事は、コンビニ弁当ではなかなか味わえない贅沢。あんまり大人数ではそれがメインになっちゃいますけれど、少人数ならこれも楽しい。。。釣旅が豊かになります。
午後は、下流に流れ込む沢の上流で、ようやく8寸を超えるイワナ達とご対面。
暗い沢でカメラ設定をそのままに、写真撮影したものだからぶれぶれの写真になってしまいました。お恥ずかしいが、とりあえず魚の感じはわかるので、載せておきますね。
この後もポツポツ。
少し沢で時間を食って、イブは暗くなるまでの40分ほど。
とりあえず、事前にココにしようって思ってた本流上部に入ることが出来ました。
両岸は葦に囲まれて水量十分で底石のある変化の富んだ渓相。いかにも良型がいそうなところです。メイフライやカディスなどそこそこにハッチしていて、期待しながら釣しましたが、思った以上に活性はよかったです。
9寸弱~8寸のピカピカで筋肉質の本流ヤマメが3匹。ほかにも小型を数匹です。
流れのしっかりしたところから出てくる魚は、走りますねぇ。
面白かった~。
この頃、沢でイワナを釣る機会が多かったので、やっぱりヤマメもいいなぁって、再確認。
昼間のボチボチが吹き飛んで、気持ちも軽く、宿となる浪板海岸の「さんずろ家」に向かったのでした。
さんずろ家の食事は流石に美味。ここ1ヶ月ほど運動で3KGほど身体を絞ったのですが、この旅でどのくらい戻っちゃうか、ちょっと不安になります。。。でも食欲には勝てない。(笑)
さあ、明日はドコに行きましょうかね。
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