まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2019.11.09
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カテゴリ: ドラマレビュー!
いちおうテレビドラマも見ています。
今期の作品をサラッと総評。

シャーロック
「モンテクリスト」や「レミゼ」のときのディーンの異質感もだいぶ小慣れてきて、いまや何の違和感もない!(笑) 今期、いちばん出来がいいかなと思う。脚本と演出のバランスがいい。そしてディーンと岩田剛典のキャラ造形が素晴らしい。2人とも決して上手い役者ではないはずだけど、とても上手い使い方をしてる。これは今後のキャスティングの模範になるはず。役者の演技力に頼るだけの作品は駄目ですね。下手な役者でも上手く使いこなす演出こそが正しい。無能な演出家ほど役者の演技力にばかり依存しがちです。

ニッポンノワール
これも、まあ、よく出来てる。刑事ドラマとしては前例のない斬新な設定。序盤で工藤阿須加と殺し合いをはじめたときは非常に驚きました。ただ、その世界観とか「内部に敵がいる」という状況とかが、前作の『3年A組』の流れだと理解できてしまうと、さすがに驚きは半減してしまう。「次は誰が敵になるんだろう」という既視感で見てしまう面がある。でも、まあ、このぐらいの二番煎じなら、あってもいいかなとは思います。

まだ結婚できない男
じつは、これって「結婚できない女」の話でもありますよね。今回は、吉田羊と、稲森いずみと、深川麻衣。美人すぎない女優さんが、なぜかとても可愛く見える不思議な作品です。そういう人々への愛情があるドラマなのですね。じつは、いちばん美人なのは妹役の三浦理恵子だというのも、非常に考え抜かれたキャスティングだと思います。

G線上のあなたと私
NHKの「サギデカ」の脚本があまりにも非凡だったので、その落差にだいぶ戸惑った。まあ、TBSのユルい作風にはあまり期待しないけど、とりあえあず磯山晶と安達奈緒子が何をしようとしてるのか、今後の展開を見届けたいと思います。できれば安達奈緒子には、日テレかフジで緊張感のある作品に取り組んでほしい。

同期のサクラ
遊川のドラマは、最初の設定とキャスティングですべて決まってしまう面が強い。枠組みが決まったら、あとはそこに一話完結のスートリーを当てはめていくだけ。今回は、その枠組みが比較的うまくいってるのかなと思います。とはいえ、「女王の教室」や「演歌の女王」のころに見られたような、救いがたい闇はもう感じられない。ほぼ予定調和のなかに納まってる。まあ、そのほうが、書いてるほうも見てるほうも負担が少ないのでしょう。そして、そのほうが視聴率的にも好都合なのでしょう…。この先、遊川が作風を変えていくことはあるのでしょうか? ちなみに遊川のパワハラの描写は、本人の自戒もあるのか、だいぶ恐る恐る書いてるよね。

いだてん
内容は決して悪くないんですが、さすがに勢いは失われてしまった。構成もよく出来てるし、クドカン脚本として最重要作品になるのは間違いないけど、連ドラとしての成功は実現しませんでした。大河でなければ高く評価されたはずの作品ですけど、大河だからこそ、いろんな方面から徹底的に勢いを削がれてしまった。それは、ちょっと悔やまれる。










キムタクドラマはブサ顔と短足が不愉快なので見てないけど、
山下夫妻は今後もジャニーズに癒着し続けるつもりなんですね。
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最終更新日  2020.01.09 08:30:14


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