まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2024.10.17
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カテゴリ: ドラマレビュー!
フジ「全領域異常解決室」第2話。

これって、なんとなく、
《狐と竜の対立図式》 になってる??





今回の井戸のエピソードは、

稲荷の祠で竜穴をおさえてたのに、
それを外したら祟りが起きた!…みたいな話。
(実際にはメタンガスの充満ですが)


前回の記事に書いたように、
宇喜之民生 (小日向文世) が《お稲荷さん》 (ウカノミタマ) で、
豊玉妃花 (福本莉子) が《竜宮の姫》 (トヨタマヒメ) だとすれば、

一連の事件も、
海に流されたヒルコを《竜宮の姫》が操ってて、
それを《お稲荷さん》が鎮めようとしてる…みたいな図式かも。

ちなみに、
ゼンケツの本部がある「稲荷山神社」も、
人形町にあるという「豊玉神社」も、
架空の神社であって実在はしないようです。


トヨタマヒメ vs ウカノミタマ?

海に流されたヒルコ。



…でも、まあ、
前回も、今回も、
ヒルコはただ犯行声明を出してただけで、

結局、事件そのものは、
ヒルコと無関係でしたけどね…(^^;



実際のところ、
日本における《狐神と竜神の関係》は、
対立的なのかどうか、よく分からない。

ちなみに、
Wikipediaには以下のように書かれてます。
稲荷神は、稲を象徴する穀霊神・農耕神。
日本では弥生時代以来、蛇への信仰が根強く、稲荷山も古くは蛇神信仰の中心地であったが、平安時代になってから狐を神使とする信仰が広まった。
渡来人であった秦氏の氏神的稲荷信仰をもとに、秦氏の勢力拡大に伴って伏見稲荷の信仰圏も拡大されていった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/稲荷神

わたしは、
日本の縄文以来の「蛇神」が、
仏教の伝来によって「竜神」に置き換わった、
…と思ってるのだけど、

その一方で、
弥生時代の農耕神だった「蛇神」が、
渡来人の影響によって「稲荷」に置き換わった、
…という側面もあるのですね。



土着の《蛇神信仰》が、
外来の《稲荷信仰》に習合したと考えれば、
両者は同一視されるわけだけど、

見方を変えれば…

土着の《蛇神》の座を、
外来の《稲荷》が奪ったともいえるわけなので、
両者は対立関係にあるかもしれません。




なお、
埋めた井戸でガスが発生することはあり、
いわゆる息抜きの風習があるのも事実だけど、
「メタンガスで集団失神」みたいな事例は、
ネットで検索しても見当たりません。

むしろ、メタンガスで問題になるのは、
引火して爆発する危険性ですね。
大阪の万博会場でもその懸念が指摘されてます。



…それはそうと、
極秘の機関なのに、
全校生徒の前で正体バラしちゃいかんだろw







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最終更新日  2024.10.18 14:04:02


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