◆ アニメ 百妖譜 第二期 0
◆ アニメ 百姓貴族 2nd Season 0
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伊東 四朗が元気そうでなにより。前社長の娘役、誰だろうと思ったら夏川 結衣だった。こんな感じだったっけ?と思った。羽田 美智子も出ている。きれいね。パンデミックの最中、老人たちが集まって食事会とは…ダメでしょう!自宅とはいえ、不謹慎。マスクして、パーテーション設置して食べたところで、楽しくもおいしくもないだろう。当時、大真面目にこんなことしていたのだから呆れる。三密という言葉が懐かしい。「え~と、密集・密接 もう一つ、何だっけ…?!」もう思い出せなかったわ。社員たちに、自分が若手だった頃のことを語る前社長…その話しぶりから、折に触れて同じ話を力説しているのだとわかる。50年も前のことを、昨日のことのように話す・・・聞かせたくて聞かせたくてたまらないのだ。何度でも話したい。人にはそういう話が、一つや二つあるだろう。でも、聞かされる方はウンザリだ。「それ、何度も聞いたよ!」である。孫が、大学進学せず農家に弟子入りすると宣言。だったら農業を学べる大学に行けばいい と当然家族から言われるが、決意は固い。師匠が高齢だから、と。なるほど。祖父は孫の望みを認めるが「五年やってものにならなければ、会社を継げ」 と付け加える。すると孫がこう返す。「ありがとう、じいちゃん。頑張るよ。でも、雀躍堂(じゃくやくどう 会社)の方は、五年もつかなぁ」手厳しいことを言う!今の時代、一年先だってわからないからなぁ。中小企業ならなおのこと。内館 牧子による「老後小説」のドラマ化 ①『すぐ死ぬんだから』②『今度生まれたら』はおもしろかったが、これは正直ってイマイチ。次週も見たい気にならず。
2024年05月13日
全く見るつもりなかったが、何気なくTVを点けたらちょうど始まったところで・・・「松本 清張か…少し見てみるか」 で、すぐに「演技ヘタ!」と呆れつつ、結局最後まで視聴よ。「テレビ朝日 開局65周年記念」という大々的な副題つき。なのに主演は、30年ぶりに演技する後藤 久美子。真っ先に大丈夫か?!と思う。30年のブランクは長すぎる。テレ朝、よくそんな危なっかしい決断したなぁ。(まさか不安がなかったのか?!)美少女で名を馳せた後藤も、50歳手前・・・久しぶりに見るその姿は、もちろん以前とは違う。顔立ちはきれいだが、それなりに年をとった。意外と声が低い。女性の声にしては、低い。覆面アーティストを演じるのは、武井 咲・・・咲と書いて`えみ´だとさ。彼女の実年齢は30歳だというが、容姿も声ももっと若い感じがする。美人。実に美しい顔。プロデューサー「もったいないよな、きれいなのに」はい、私も全くそう思います!リベンジポルノ・・・誰もが簡単に撮影・投稿できるようになった故に、こういう問題が出てきた。隠し撮りされる・・・男女交際も、以前よりずっとリスキーである。‹帽子・マスク・サングラス› 怪しくて、かえて目立つ!後藤の演技が、案の定ヘタ!素人くさい。娘役の演技に押されている感あった。武井の歌声が、悪くない。犯行で使ったナイフを、わざわざ持ち歩くか?!石岡邸、立派!さすが弁護士先生ね。タチの悪い動画クリエイターが、緒形 直人・・・しばらく気づかなかったわ。石岡の事務所に行く・自宅に行って友人になる・・・用心深さからほど遠い聖良。娘の破廉恥な動画・・・これはショックだわ。で、弁護士が強迫に屈し、金を払う羽目に。苦渋の決断。「次の新曲、顔を出して、歌わせてください」ぶれるなよー。「逆光で顔が見えなかったの」「覚えていない」石岡のこの言葉に安心したか。聖良はTV出演し、逆光を背に歌う。で「見えなかった・覚えていない」と言っていた石岡が<あの顔は聖良だった> 四年も前のことを鮮明に思い出す。う~ん・・・・誰もが 容易に動画で悪事を働ける/その被害に遭う そういう時代・武井 咲が実年齢より若く見える・意外ときれいに歌える・とにかく美人!・後藤 久美子の声が意外と低い・とにかく演技がヘタ!この三点が印象に残った・・・原作を読んでみたい。
2024年01月07日
再放送を知らなくて、前半は見逃してしまった。私はこれを、平成の名作ドラマだと思っている。19年前の作品。まず、主演 米倉 涼子の見栄えの良さ。様々なスーツ・ドレス・着物を見事に着こなしている。見ていて楽しい。音楽も文句なし。出演者たちが皆`はまっている´のも、この作品の特徴。橋田(柳葉 敏郎)と楢林(小林 稔侍)のいやらしさ!正直言って、見ていて不快になるほど。常人には考えられないスケールで元子を弄ぶ ラスボス 長谷川(津川 雅彦)の恐ろしさ。山本 陽子も`貫禄´ この一言に尽きる。ベテランママの風情が見事。婦長を演じた室井 滋も、すこぶる巧い。波子(釈 由美子)の安っぽさも、わかりやすくて〇。澄江を演じた吉岡 美穂の、どこか硬さのある演技もかえって味があるというか…澄江というキャラクターに合っている気がしてくるのだ。仲村 トオルの陰のある佇まいも、安島にぴったりだった。「嫌われる前に、自分が相手を嫌いになる」一種の自己防衛…心を揺さぶるセリフ。惹かれ合う二人だが、安島は先を見通す。「俺たちは、傷つけ合うことになる」愛憎の入り混じる恋愛。二人とも長身でスタイルいいから、絵になる。結婚したのに、元子に未練タラタラの安島。そんな彼に元子は「2億円 ちょうだい」手切れ金を要求!おもしろい。フッ…なんだか、スカッとした気分になる名シーンだわ。苦難を経てロダンを取り戻した元子だが「もう、心が満たされることはない」長谷川の裏切り・流産・安島との決別一番の望みを叶えても、虚無感が残ることに。傷は深い。「お金に動かされるのじゃなくて、動かす側にならないと」嘘をついて市子や澄江を利用する元子だが、彼女たちの「何かの店を持ちたい」という夢を見下さない。女が一人、経営者となってやっていくことを応援したい・・・その気持ちは純粋だった。他に名言 多々あり。
2023年12月30日
洗濯機・・・10年も使えば壊れるって!買い替えないと。赤ピーマンとパプリカを区別できない・・・知的な面に問題あるだろう。訳のわからない口答えもするから、さらに厄介。メモしたら、それを見返すんだよ!そのためのメモだろうが!若村 麻由美がめちゃきれいだから`スーパーでパートする、平凡な中年主婦´には見えない!マキタスポーツは、不愛想で怖い感じだわ。木村 佳乃、以前からかなりやせ型だけど、顔がさらにほっそりしていて驚いた。頬がこけている!息子は、会社に行っているのか疑わしい感じだし、家にいたくないのだね。彼に突然抱きついた超ミニスカートの女の子は、一体なんなの?わけがわからない。くそ生意気な新人。「割に合わないなら辞めればいいじゃん。私は能力がなくてできないんです。能力がなくてできない人に`やれ、やれ´って無理やりすることは、パワハラだと思います」そんなに開き直るなら、あなたこそ辞めるべき と思うが。周りの迷惑でしかないよ。できないまま、同僚に負担をかけ続けて給料はいただきます なんて、図々しいにも程がある。会見までに、体を絞るよう指示された妙子…いや、全然太っていないよ!若菜の付き人「私、三年ぐらい若菜さんについてるんですけど、正直言って大嫌いなんですよね」「悪魔です」ヘアメイク担当者の前でそんなこと言うのは、どうかと思うが。ここまで断言するってことは、何か訳ありに違いない。若菜の夫(沢村 一樹)と恋仲になるのかなー。自宅のゴチャついた洗面所…現実の象徴みたい。若村 麻由美はさすがに巧いし、華がある。
2023年07月26日
数年前に再放送をちょいちょい見ていたので、ざっとした内容は知っていた。最初から最後まで、きっちり通して見たいと思っていたので、今春の再放送は都合よかった。が、初回を含め数話、見逃してしまった。(TVをつけたら偶然 第2話が放送中で、えっ?!再放送しているのか!と慌てた)録画し忘れて、王とチョンホの弓矢対決を、またしても見られず。数年前と同様、チョン尚宮が亡くなりヨンセンが嘆き悲しむシーンで、涙ポロポロよ。チョン尚宮がとても立派で頼もしい人物だった上、ヨンセンへの慈しみも胸に沁みたから。まさかミン尚宮が、最高尚宮になるとは(笑)彼女とチャンイの掛け合いでクスッと笑う・・・そういうユーモア、小さな休憩をたまに挟むのも、作り手の巧さか。いいコンビだった。悪役・チェ尚宮だが、チャングムから「女官長さまが自首しなければ、クミョンが全ての罪を被ることになるのです」と言われた時は、姪に対する慈愛を見せる。かわいい姪の末路を突き付けられ、愕然とする。私は、クミョンが気の毒だったわ。悪に染まっていくのが、とても残念だった。チェ尚宮から`呪いの札を台所に隠してこい´ と命令されたクミョンは、悩み苦しんだ末「それが定めならば、受け入れます。でも、私の代で最後にしてみせます」辛い。悪事に屈服する己を、想像できなかったはずだから。宮中から追放されることになり「お前の母親が、お前に残した手紙。叔母様に燃やせと言われたけどできなかった。それが私」一族の一員として悪役に徹することもできず、良心や誇りを貫くこともできず、料理の才能も、恋愛も中途半端だったと。いや、仕方なかった・・・`そういう家´に生まれた不運。一族のやり方がイヤだから、と出ていくわけにいかないでしょう。料理に関しては、クミョンも類まれな才能の持ち主だが、チャングムが希代の人物だから敵わなかった。一途にチョンホを慕っても、片思い。よりによって、彼が愛したのは同僚のチャングム。仕事で負かされ、さらに恋しい男性まで持っていかれ・・・クミョンが唇をかむのもよくわかる。嫉妬で嫌がらせなんて実に醜いのだが、そりゃおもしろくないでしょう、と。彼女の敗北・挫折が悲しい。なんというか、同情する。チェ一族が崩壊してやれやれと思ったら、今度は王の主治医になれだの側室になれだの、大騒ぎ。(笑)ずば抜けた才色兼備と性格の良さ・恋人は文武両道うーん・・・正直言って後半からだんだんと、そういう完璧な人物像のチャングムが、少しばかり鼻につくというか・・・それでいいのだけれど、ちょっとばかり飽きてきた。駆け落ちをやめる選択をしたのはチャングム・・・こういう時、現実に向き合うのは女か。チョンホが宮中の仕事に戻らないのは、国の損失。友人・同僚・師弟・親子・男女・主人と従者様々な人間関係での愛が描かれていた。イ ヨンエが圧倒的にかわいかった。(長澤 まさみっぽくないか?)私はクミョンみたいな、控えめな感じの美人も好きで、目がいく。皇后も、美しく聡明ですてきだった。そして「后の立場を守るのも大変だわ」と思った。上等な服を着て、きれいに着飾って、かしずかれる権力者だが、いつどうなるかわからない暮らしなのだと。チャングムの母が、少し鈴木 京香に似ていた。吹き替えの声もとても巧かった。声優たちが優秀。
2023年06月30日
TV放送を見逃したが、TVerで配信していてラッキー!有難いわ。のっけから俗な感想だが、植草のような普通の男性(おじさん)が、お金を出さずに、藤のような若くてきれいな女性と昼食を共にできるって・・・特別な幸運を享受しているなぁと思わずにいられない。あくまでデートではない。が、似たようなものでしょう とも言えるから。池田 エライザは、せっかくスタイル抜群なのに、毎回ダボッとした服装で残念。なにもミニスカートやレギンスをはいて脚線美を見せろ とは思わないが、スラッとした体型を覆い隠すのはもったいない。藤が友人の振る舞いに不満をもつ(こだわる)様子に、正直言って少しイライラした。いいじゃん、本人がそれでいいと思っているのなら。別に相手を不快にしていなければ、問題ないでしょうと思った。藤が友人のことを思って助言しても「余計なお世話」と思われてしまうに違いない。事実、そういう流れになったし。「本当に私の心配してる?」この一撃よ。植草「心優しい人は、優しいという自覚がない」・・・私なんて、上っ面だけか。単にお人好しか。真の優しさとは。神戸女学院が別世界のようだった。俗世間から離れた場所という感じ。出てきた全ての名建築を見学したいと思った。特に、日本銀行大阪支店の階段室。アーチをこの目で見たい。東京編・横浜編もぜひ見たい。
2023年02月06日
【原作】原田 ひ香『一橋桐子(76)の犯罪日記』【脚本】ふじき みつ彦(阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし)一緒に暮らしていた親友(知子)を亡くしたばかりの老女・桐子。「私にはもう、春なんて来ない」この暗さに共感する私。知子の知り合いだという男性が訪ねてきた。女性一人の家に、見知らぬ男性を上げる…しかも夜に。不用心で怖い。もしかしたら襲われるのでは…と思いきや、お焼香を装った泥棒だった。知子の好物だった苺大福を万引きした桐子。知子の顔が思い浮かばなかったのか。雪菜「独りぼっちだか知らないけど、寂しいとか世間が冷たいとか、そんなの関係ないの、こっちは。知ったこっちゃないの!ただただ迷惑なの」ごもっとも。万引きは万引きでしかない。大福を10個くらい買い取る羽目になった桐子。極貧なのに、無駄な出費!三笠のような男性がいれば、そりゃウキウキするよね。三笠「今度、気晴らしにテニスやってみませんか?」「じゃあ、海外旅行とか?」桐子の様子を見れていれば、生活に余裕がなさそうだってわかりそうなものだが…。桐子「あっ、実は、実はあの私、趣味でミステリー小説を書いてまして、参考にお話を伺えたらなあって…」うまい作り話だな。桐子「ああ… あれ、大変なんでしょ?昔、映画で見たもの。トンネル掘ったり石運んだり」いまどきそんなことしないって!「あと一つだけ。何か、いい犯罪知らないかしら?主人公の女性が、人に迷惑をかけない、ちょうどいい罪を犯して、刑務所に入るっていうストーリーにしたいんです」グイグイ迫る。そして、意外とスラスラ作り話が出てくる。街で嬉々として偽札をばら撒く、自分の姿を想像する桐子・・・お気楽だな!で、コンビニで紙幣をコピーしようとする。バカだなぁ!桐子「私、子供の頃から何の取り柄もなくって、友達もいなくって…仕事も続かないし、お見合いも 全部駄目で…でもそれは、親の介護があるからだって言い訳して…親が死んでからは、ずっと独りぼっちで…」まさに私のこと・・・桐子には句会という社交の場があるが、私にはなにもない。私の方が悲惨。雪菜「本気なら、本当にその気なら、すぐ諦めちゃ駄目。本気なんでしょ?だったら、諦めなければなんとかなるから、きっと」いや、刑務所に入りたいって言われてこれ?!桐子「偽札よりいい犯罪ってないかしら?主人公がお札をコピーしようとするんだけど、止められるっていうお話の展開になっちゃって」またグイグイ迫る。久遠「まあ仮にできたところで、偽札として通用するわけないしな。その主人公、相当アホだな」ごもっとも。子どもかよって話だわ。句会に薫子を連れて来る三笠…いやいやいや、普通ではありえない。色ボケ。彼女、きっと結婚詐欺でしょう。「ここで働かせていただけないでしょうか。こちらの事務所をお掃除することで、あの、その仕事で借金を返すことはできないでしょうか」闇金に行ってこんな突飛なことを言うとは!金庫から金を盗む魂胆だが、そんなことまず無理。「利息を考えると半年以上かかるかもしれないが、それでもいいな」承諾するのもありえない。まず、松坂 慶子の老けっぷり!役に合わせたヘアメイクとはいえ、少し驚いた。そして、どっしりした体型・・・由紀さおりも厚みが増していたな。個性的な髪型が印象に残る。顔が大きく見える。でも、年齢の割に毛量があって羨ましい。いい年してお金がない…貧しい老人であることが、いかに悲しく・情けなく・屈辱であるか。身につまされて、気が重くなる。どこに行っても、誰からもバカにされる。見下される。冷ややかな目で見られる。若者からも、命令口調でどやされる。いつ崩壊するかわからないボロボロの、カビ臭いアパートで暮らすしかない。どんなに惨めでも耐え忍ばなければならない…そんな現実を見せられて、胸が締めつけられた。上司からムショ話を聞かせてもらうため、千円を渡す桐子・・・貧乏なのに、気前がいい。彼女は刑務所をパラダイスのように想像するが、甘いなと思った。衣食住は与えられるが、集団生活は大変だ。それでも「入りたい」と切望することが、悲しい。他人事だ、と100%笑えない。次回、見るかどうかわからない。
2022年10月11日
暴力シーンが多すぎる!30分くらい、ずっと殴る蹴る・・・見ていて辛くなった。重体だった新が病院を抜け出し、対決に行くなんてあり得ない。絶対に無理!亮太が止めないのも、どうかしている。傷口から出血している時点でもう、かなり危ない。龍河に腹を蹴られた時点で、大出血するはず。「今のあなたが土下座をしたところで、何の価値もありませんよ」土下座 土下座 もう、耳障りだわ!こだわるのがくだらない と思っていたら、あら、土下座させないという屈辱を与えた。何度も「愛してる」と言うシーンに違和感。全くしっくりこない。日本人は「愛してる」より「好き」という言葉を使うだろうと。それとも、いまどきの若者はこうなのか。優香が経営するのは、何の店?飲食か美容か・・・何だろう。新木 優子と稲森 いずみがきれいだった。倍賞美津子は、さすがの貫録。
2022年10月06日
過労で倒れる葵…いつかそうなる気がしていた。葵への気持ちに確信をもった新。で、ティファニーのネックレス購入!ああ、さようなら、優香。拉致・監禁 銃撃えっ…!?ぶっ飛んだ展開!こんなに現実離れするとは思っていなかった。手足を縛られ、身動きとれない葵と龍二。苛立ち、嘆くだけの龍二。一方の葵は、手に巻かれた縄を金属に擦り続け、切ろうとする。弱気と強気の対比。縄は太く、ガッチリと結ばれている。しかも後ろ手にされており、体力ばかり消耗。葵は、龍河の前では弱った振りをする。過労で入院していたのに、頭が回る!葵「あの人は絶対に助かる」新の生存を信じなければ、心を強く保てない。「今まで一度も、私を失望させたことはないから」これこそが愛の根源だな。亮太が監視カメラ映像を入手。お手柄!意識不明の新が、亡き父と再会する夢を見る。光石 研と竹内 涼真の演技に涙ポロポロ。切ないよ、本当に。新「どこ行くの?」父「もう二度と、辛い夜が来ない所だよ」胸に沁みる・・・切ない。新「俺には、俺を必要としてくれる仲間がいて、皆と過ごす毎日が楽しくてしょうがないから。だから…だからもう…父さんには会えないけど」涙 涙龍河「僕はずっと父さんの自慢の息子になりたかった。どこで間違ったんだろうね」望んでも望んでも得られない父の愛情。誰だって、親から拒絶されたくない。大切にされたい。そして出来ることなら、親の期待に応えたい。「全部 終わらせるよ」この意味は?!
2022年09月24日
ずっと引っかかっていたこと・・・裕福な本宮家が「子どもを小学校から私立に」という選択はわかる。しかし、普通のサラリーマン家庭である秋山家・安野家には違和感が拭えない。中学受験ならまだしも。沢田家は、夫は仕事が少なく、妻の自営業で四人暮らし。利華子の会社が大規模にも思えない。それなのに長男はインターナショナルスクールに行き、さらに次男を小学校から私立へやるなんて・・・考えられない。安野・沢田は、都心に立派な自宅も構え・・・そんなに収入ある?!と思う。秋山家は「ウチは公立でいいよねー。私立はお金かかるから無理無理」というノリの夫婦なのに。「合格のお守りじゃないの。今まで彩香が頑張ってきたことが、全部できるお守りなのよ」「「ごめんなさい」は悪いことをしたときに言う言葉でしょう?何にも悪いことしてないのに、謝る必要なんてないのよ」「大切なのはね、彩香が頑張ったっていうこと。お母さん、ずっと見てたんだからね」レイナは本当に変わった。感動的ですらある。いいこと言うなぁ。受験日の朝、空斗が海斗を連れて失踪。「どうして?自分が何をしたかわかってるの?!」利華子は帰宅した空斗を、当然ながら問い詰める。「ママが健太君の願書破いたりするからだろう!僕は知ってるんだ。健太君のママとも話した。ママが・・・ママが卑怯だってこと」息子に、あのことを知られていたとは・・・愕然とする利華子。親が子どもから「卑怯」と言われる衝撃・・・でも、子どもの方が遥かに辛く悲しい。母の悪行を知った空斗の心の傷は深い。これは本当にかわいそうだ。アルバイト女性のせいで、大きな仕事を諦める羽目になった利華子。さらに、離婚する夫からは「結局、利華子が何を考えているのか、何を思っているのか、全然わからなかった」「上っ面だけの会話っていうか、本音を言い合わない夫婦だったね」辛辣なことをハッキリと言われる。別れるからこそ、夫が初めて口にした本音。仕事も夫も失った利華子は、どちらにも恵まれ順調に見える侑子が、より憎くなる。で、我が子の涙で改心するどころか、更なる悪事を働く!侑子になりすまし、小学校に「入学辞退」の電話をしたのだ。侑子「ねえ。 私、何かした?怒らせるようなこと・・・」そりゃ、訊くよね。ずっと優しかった利華子が、なぜこれほどまで酷いことをするようになったのか・・・全く思い当たらない。利華子「何もしてないんじゃない?」冷めた表情で言い放つ利華子。意味深長。何も悪いことをされなくても、相手との差を感じ、妬みを抱く。相手は何も悪くない・・・だからこそ、憎い。人間、どこで誰の機嫌を損ねるか、わかったもんじゃない。一度ならず二度までも侑子に嫌がらせした母に、息子が号泣・絶叫。「大好きなママでいてくれよ!」愛する母の罪深さに苦悩する息子が、あまりにかわいそう。利華子のやったことは、どちらも犯罪だろう。噂話・陰口とは次元の違う嫌がらせ。夜、留守番していた羅羅が、火傷をしてしまう。怒る夫に真央は、悪びれず言い訳する。「しょうがないじゃん。いくらあったって足りないんだよ」「せっかく東京に出てきたのに、バカにされて…」虚栄心しかない妻を、夫が平手打ち。「現実 見ろよ!なんで間違ってることに気づかねえんだよ?」何よりも大事な娘を傷つけてまで、見栄を張る愚かさを一喝。立派な夫だ。レイナは夫に、なぜ結城とのことを問いたださないのか尋ねる。「仮に、少しだけ心が動いたことがあったとしたら、それは俺のせいだ」おっ、カッコいい。男気を感じるわ。「きっとお互い、いつの間にかなくしてしまったものを、家の外に求めてたんだろうな」ん?!それは、弓恵のこと・・・彼がレイナを問い詰めることはできないね。安野は、バスでの行為をちひろに説明。会社でセクハラ上司に仕立て上げられたとはいえ、許されることではない と離婚を申し出る。しかしちひろは、良い父親になってきた夫を見限ることはなく「ここで、爽と待ってる」と夫を見送る。安野の弁明に違和感。たちの悪い女子高生に腹が立ったからといって、あんなことするか?!立派な犯罪であり、運が悪ければ逮捕される。そういうことを考えない人ではないはずなのに。ママたちに、これまでのことを謝る真央。悪魔だったからね。悪質なことばかりした。「まあ、色々あったけど…一緒に子育てしてきたのよね」五人とも、我が子への思いだけは共通していた。侑子に謝罪する利華子。「嫉妬してたから。私がなくすものと、私にないものを持っているあなたに、気がついたら嫉妬してた。仕事・夫・辛い時に辛いって言えること・・・他人を妬んでこんなことしてしまうなんて、自分でも怖いと思う。いつの間にか、自分の思いも不安も、誰にも言えなくなってた」ここで私が注目したのは「辛い時に辛いって言えること」である。一人で抱え込み、不満を口にしない。我慢する。遠慮する。それがどれだけ己を追い込むか。そして、耐えたわりに結果は良くないのである。問題に向き合うことを避け続けると、自滅する。利華子に気の毒な面はある。しかし、だからといって人を陥れることをしてはならない。子どもの親として、冷静にならねばいけなかった。「寂しい・・・ね」侑子は、利華子が本心を語っているとわかるものの、同情する気にはなれない。嫌がらせが一度で終わらなかった…これが大きいと思う。ちひろのやった「誘拐」も相当なことだが、利華子による二度の妨害は、より悪質に思えるからだろう。繰り返されたのが、許せない。「でも、利華子さんには、空斗君と海斗君がいるよ」そうとしか言えないよね。泣き崩れる利華子に近づくこともなく、見つめるだけの侑子。ちひろのことは許せたが、利華子のことは許せない、もう付き合えないってことだな。もう、笑い合えない。塾長「嫌がらせで、お受験当日に消防車を呼ぶ。合格取り消しの電話を勝手に入れられる。家庭の内情を、学校側にリークされる。そういった事件が、毎年あるんです」実際にあったことでしょう。「親しい人にも受験番号を教えない方がいい」レイナの言葉が思い出される。消防車で妨害なんて・・・狂っている。メチャクチャだ。めでたく明峰学園の生徒となった健太と爽。侑子とちひろを待つのは、初めての保護者会。稲妻とともに塾長の声。「ようこそ。新しいママ友の世界へ」不穏な終わり方・・・新たな敵が現れると、想像しないでいられない。出番が少ない割に、夏木マリの存在感が強烈だったわ。杏の足の長さに、毎回 目が行った。
2022年08月10日
母に追い詰められ、カンニングするようになった綾香。罪悪感にも苦しむ。離婚届けを見つけた利華子の苦悩は、募る一方。長男は、母の異変に敏感だ。ちひろは、生活を戻す気になる。「会社でのこと、濡れ衣って、それは信じる。でも、それだけだから」「でも、それだけだから」とは・・・壁を作っているなぁ。警戒しているってことでしょう。自殺未遂した雅美が現れ、驚く侑子。公園で、静かに話す二人。背後の木の陰で、ちひろが耳をそばだてる。「私、今になってわかる気がするんです。かける君ママを追い詰めたのは、特定の誰かではなくて、こういう閉ざされた世界の中で生まれる、悪意だったんだなって」う~ん、確かにそうとも言えるけど、真央のように故意に特定の人を陥れようとする人物がいたら、集団から生じる悪意だけがゴタゴタの原因とは思えない。「私だけじゃなくて、子どもを通しての人間関係だから、ママ友って難しいね」「自分一人のこと」として済まされないから。侑子は、かつて雅美が言ってくれた「迷わない母親なんていないわ。母親だって人間よ。間違えることだってある。だって、私達は、初めて母親になったんだから」これを胸に刻んでいた。 「私は、かける君ママに救われたんです」「…よく覚えてないの。ごめんね」「かける君ママが覚えてなくても、私が覚えてます。助けてもらった それが全てなんです。ありがとう」何気なく言われた言葉が忘れられないってこと…しばしばあるね。言った人は覚えていなくても、良かれ悪しかれ、聞いた人の記憶に残る。二人の会話を聞き、何か気づきがあったようなちひろ。おねしょしてしまった綾香。明らかにストレスのせい。「どんな自分なら好きでいられるのか、考えてみろ」羅羅に助言する父。意地悪したことを、健太に謝る羅羅。母親は最低だが、娘は素直でいい子だ。お父さんも、善人でしっかりしている。綾香を羨ましがる羅羅。しかし、綾香の表情は暗い。父親が倒れたため、緊急帰省する侑子。願書を利華子に預ける。侑子は実家で、中学生だったちひろからもらった手紙を読む。二人で撮った写真も同封されており、やっと中学時代のちひろを思い出す。侑子にドールハウス制作を依頼している女性が、利華子に声をかける。「秋山さんは海斗君ママのお仕事、お手伝いしてるんでしょう。主人の会社で、彼女にドールハウスを作ってもらおうと思っているの。本格的に、ビジネスとして。誰でもいいようなら、彼女にこっちの仕事をさせてあげてほしいの。あんなに才能のある人が、まさか幼稚園のママにいたなんて」「誰でもいいようなら」という言葉・・・取りようによっては、利華子に失礼では。「他の人に任せられるのなら」と言った方がいいと思う。そもそもこの女性、厚かましくないか?気持ちはわかるけど、それは侑子と利華子が話し合うことだろう。郵便局で、息子と健太の願書を見つめる利華子。ここでついに、妬みによって悪魔に変わる。利華子の長男(空斗)が、破り捨てられた健太の願書を見つける!利華子は侑子に「新しいアルバイトが見つかったの。ドールハウスの方、集中して頑張って」いつもどおり、優しい笑顔。帰路につく侑子を空斗が追い、声をかける。手には、バラバラの願書。利華子に託したのに、なぜ?!「僕の・・・母がやったんだと思います」衝撃の告白!裏 切 り予備に持っていた願書は、利華子に譲ったのでない。学校に問い合わせるも、配布期間が過ぎていると断られ、東郷スクールに駆け込む。塾長は「お母さんたちに当たってみるけど、期待はしないで。願書を譲ってもらったなんて、今まで聞いたことないから」「期待はしないで」冷たいようだが、率直でいい。楽観できることではないからね。「黒いファイル」に手が伸びる侑子。だが、思い直して閉じる。箱の底に、ちひろからのメモが忍ばせてあった。願書を持ったちひろが侑子宅にやってくる。黒いファイルについて「自分の目で見たこと・感じたことが全てだと思う。だからやっぱり、見なかったよ」侑子らしいな。でも、う~ん「自分の目で見たこと・感じたことが全て」とも言い切れないのでは?人には「別の顔」があることも…。侑子を誤解していたことを謝るちひろ。侑子も「私も、すぐに思い出せなくて、ごめんなさい。ちひろちゃん」ちひろは「侑子ちゃんと過ごした時間が、私の一番の思い出だった。でも、大切な思い出が、私の中にあれば、それだけでよかったのに 私、間違ってた。健太君のこと、本当にごめんなさい!」泣き崩れ、謝罪する。それを受け入れる侑子。やっと心が通じ合った二人。よかった!東郷スクール塾長から呼び出されたレイナ。綾香がカンニングしていると言われ「まさか」と驚く。「お勉強ができなければ、愛される資格がないと思っていんですね、綾香ちゃんは。どんな綾香ちゃんでも愛していると、伝えてあげてください」塾長、お金儲けだけの人ではないのだな。カンニング・・・実際にあるでしょう。「今まで、一人でずっと苦しんでいたんだわ。私のせい」自分が娘を追い詰めていたと、やっと知ったレイナ。妻を責めない夫、優しいな。登園の際、健太に謝るちひろ。「おはよう、侑子さん」「おはよう、ちひろさん」学生時代とはステージが異なる、母親同士の友人関係が改めて始まる。利華子がやってくる。当然、願書の件を問い詰めたい侑子だが、空斗から泣きながら謝罪されたため、何も知らないふりをする。やられたことは絶対に許せないが、子どもの純真な涙に同情した侑子…これは複雑な心境。東郷スクールでの母親セミナー。侑子に受験票が届いたと知り、無言ながら「どういうこと…」という表情になる利華子。「敵は隣にあり!」黙って前を見据える。人間、どこでどう思われるか、どこで悪意を持たれるか、わからないものだなと。ふと気持ちが変わり、魔が差すことも。侑子は利華子に何も悪いことをしていないけど、利華子の心情が妬みに変化。疎ましくなってくる。表面上は好意的だから、侑子は気づけない。信頼している友人同士であっても、用心すべきことがある。安易に頼んではいけないことがある。母親の悪事を泣きながら謝り、さらにかばう息子・・・痛々しい。11歳で「母」という言葉を使う感心な子だから、余計にかわいそうに思う。
2022年08月07日
遠足で遊園地に来ていた健太を、林に連れ込むちひろ!逃げようとする健太だが、ちひろにがっちりと手を握られ、引きずられる。ちひろの尋常でない表情に「このままでは、健太が殺される」誰もがそう思うだろう。侑子が駆けつけると「あなたは、いいわよ。子供に好かれて。爽が可哀想なのはあなたのせいよ!」侑子に裏切られたと誤解しているから。「関係のない子供を巻き込むなんて卑怯よ!」「あなたも母親でしょう」ごもっとも。しかしちひろの心理では、侑子ではなくその子に憎しみをぶつけてしまう。夜、侑子の夫がちひろの夫に会い、抗議。「一歩間違えれば、大変なことになってたかもしれないんです!」本当にそう。危なかった。「うちの妻は決して、噂を面白がるような人間ではありません」「妻や子どもを守れるのは、私しかいませんから」頼もしい夫だ。「安野さんの奥さんや爽君を守れるのは、安野さんしかいないと思います」妻子が酷い目に遭ったものの、ちひろが陰口に悩んでいると知った秋山の優しさだろう。「なんてことした!お前は何を考えているんだ!」ちひろを怒鳴る安野。そりゃそうだよ。そこに爽が駆け込み「やめて!僕のお母さんなんだから!」絶叫。遠足に連れて行ってもらえず母を恨んでも、まだ幼児…親愛は強い。こんなにいい子がいるのに、ちひろはなんてバカなことをしたんだ。息子が体を張ってかばってくれたが、ちひろの家事放棄と引きこもり生活は続く。「誘拐」でショックを受け、元気のない健太。かわいそうに。「爽君と健太は、今まで通りお友達なんだぞ」子ども同士の関係が悪くならないよう、気を遣う父。夫に内緒でキャバクラで働き始めた真央。まだ23歳だからね。で、たまたま利華子の夫が来店し、たまたま真央が担当するという凄い偶然。妻の話を聞き出し、ほくそ笑む。また悪だくみか。こんな女が、妻であり母であるなんて・・・。レイナは、読者モデルとして出番がなくなる。お払い箱。レイナ宅に、義母が弓恵とその娘を連れてくる!で、その娘が「パパ―!」とレイナ夫にしがみつく!弓恵の存在を知らなかったレイナはあ然。そりゃそうよ。その上、夫に馴れ馴れしい弓恵。動揺したレイナは「買い物に行く」と言い、慌てて席を外す。非常識で意地悪な義母と、無神経な弓恵。遠慮って言葉を知らないのか。場の空気が最悪よ。複雑すぎる!レイナが外のベンチに座って泣いていると、幼稚園の教諭・結城が通りかかる。(これまた、凄い偶然)「誰にでもありますから。泣きたくなるようなこと優しく励まされ、レイナに笑顔が戻る。「誰かに自分の気持ちを話すのって、生まれて初めてかもしれません」思いがけず素直になれ、照れくささを滲ませ微笑む。少女のようだ。いい雰囲気の二人・・・特にレイナがときめいている!弱っている姿を見せてはいけない・いつでもキリっとしていなければ そういうふうに育ったのかな。安野は、セクハラ騒動で会社を休むことに。「私と一緒ね、あなた。逃げるしかないのよ」ちひろの言葉に、一言も返さない安野。「お母さんって、どんな人だ?」「優しいよ。でも・・・いつも`ごめんね´って泣いてる。お母さん、あんまり笑わない」これは切ない。寂しいよね。安野には、母に捨てられた辛い過去があった。それが結婚生活に影響したか。高橋 一生、スタイルいいな。勉強のことで母から追い込まれる綾香。義理父と母の関係が良好でないと気づく、利華子の長男。廃人のように黙ったままの母と暮らす爽。一人きりの夜に耐える羅羅。侑子は、夫がハローワークから出てきたと利華子から知らされ激怒。「こんな大事なこと、他人から聞かされた私の気持ちがわかる?!」リストラされる夫は「余計な心配かけたくなかったんだよ」しかし、頭に血が上った侑子は怒鳴り続ける。そんな妻に耐えきれず、夫は飲んでいた缶ビールをテーブルにドン!と乱暴に置く。たちまち泡が溢れ出す・・・それはまるで、家族崩壊を表すかのよう。こっそり見ていた健太の頬に、涙がつたう。侑子がギャーギャー言い過ぎではないの?大事なことを内緒にされてショックなのはわかるけど・・・「心配かけたくなかった」という夫の気持ちも、少しは汲んであげてもいいでしょう。子役たちの演技が巧くて驚く。まだ幼児なのに、立派な俳優・女優だわ。
2022年08月05日
真央の夫、侑子が訪ねてきたからといって、妻のいない自宅にあげるってのは・・・驚いたわ。親切心であっても誤解されるかもしれない。侑子も、断ってさっさと帰らないとダメ。結城先生 「僕は、5歳や6歳の子供たちの間で、本当に悪意のある虐めはないと思うんです」甘いなー。それは甘いと思う。むしろ、幼児だから「容赦ない」でしょう。お茶会でレイナが「同窓会で聞いた話」をし始める。それは真央に「私は、あなたの悪事を知っている」と暗に伝えるための作り話。侑子がレイナに「告げ口した」としか思えない内容に、真央は侑子に「チクった!」と激怒。とても誤解を解ける状況ではない。バレたら仕方なし・・・恐々と、盗んだ靴とワンピースを返しにいく真央。「気をつけなさい」レイナは冷たい口調で、まるで下僕相手のように言う。しかし、次の瞬間、形勢が変わる。「彩香ちゃんママも気をつけてください」「えっ?何に気をつけるの?」「健太君ママです。健太君、テストで彩香ちゃんよりいい点取ったって、勝ち誇った顔してましたよ。彩香ちゃんにテストで勝ったって。ちょろいもんだって」うなだれていた真央がほくそ笑み、尊大だったレイナが途端にうろたえる・・・瞬時に立ち位置が変わったかのようだった。嘘の話で誤解されるなんて、たまったもんじゃない。窃盗に悪知恵・・・真央が最悪。こんな人間が親ってのが、怖ろしい。レイナも、都合のいい作り話をして、侑子を踏みにじる。タチが悪い。
2022年08月01日
離婚する信子のダメージは大きい。「紙切れ一枚で他人になれるんだから、どうってことないって思っても、私も同窓会 一緒に行ってれば・・・私はね、ずっと芳彦と一緒にいると思ってたから・・・一緒に行けば、こんなことにならなかった」すすり泣く。夏江「お姉ちゃん、これね、直接渡そうよ!未練断ち切るために、最後に会ってけじめつけよう」信子は娘と夏江に付き添われ、離婚届を持って芳彦・久美の家に向かう。夏江「えー、ここが終の棲家なんて、惨めったらしい」粗末なアパートを見て、思わず口にする。芳彦と久美を前にして、動揺する信子。「震える」と言い踵を返そうとするが、夏江と娘に止められる。そして、穏やかに久美に話しかける。(怒りで睨みつける・恨み言を言うと思いきや、違った)「バンビ、この人、無呼吸症候群だから、よろしくね」トイレットペーパーは二枚重ね・寝言を叫ぶ・パンツにウンチがつく・おしっこ頻繁 芳彦の生活に関するあれこれを伝えるが、久美は既に心得ている。ウンチとかオシッコとか、ここでそんな話しなくても・・・夏江と娘もいるのに。それだけ芳彦が心配なのは伝わる。「ねえバンビ、なんでそれでも一緒になろうって思ったの?」「寂しかったの。このまま、一人で死にたくなかった」「久美、あんた何の取り柄もない、普通の人だったんだね」信子が初めて、やや皮肉めいたような、ややガッカリしたような、やや呆れたような表情で言い放った。立ち去る三人の後ろ姿に、深々と頭を垂れる芳彦。久美はそれに倣わない。ふたり手を繋いで歩いて行く。ぼろアパートに帰るこの新婚夫婦の背中に、豊かな未来は感じられない・・・。信子「私、涙が出ないんだよ。私、涙 通り越しちゃったみたい」災難だな・・・この年齢だし。マナと梢のまったり感が嫌い。若いのに・・・和幸は、大金をつぎ込んでいた仮装通貨が大暴落。妻の夏江に言い出せず、家を出る。が!行先は息子・建の工房だった。「探さないでください」なんて書置きを残したくせに、随分と安直・・・覚悟のない「家出」情けないな。和幸が、マナの運転免許証に「臓器提供 承諾」とあるのに気づく。「私を待ってる人のために、使ってほしいと考えてる」「ママ、これ見たら怒っちゃってさ」「結局、あなた方の世代ってさ、自分と自分の身内のことしか考えてないんですよ」ん・・・?ここでいきなり「臓器提供」の話が出てきて、小娘の御高説まで。和幸(剛に)「ホームページも削除されて、一切 連絡がつかない。会社情報も全部デタラメだった」大企業で部長までやった人が、あまりにも安直だな!「海外旅行ぐらいじゃ、俺のしたことの埋め合わせにならないと思って、いっそのこと、母さんに新しい家を買ってやれるくらいの金が欲しかったんだ」家!随分と大きく考えていたんだな!夏江がやってくる。「ねえ。 現実に耐えられなくなって息子の家に1泊しただけで、家出って言う?」ごもっとも。和幸の損失は、なんと一千万円。「俺はただ、少しでも夏江に楽させてやりたいと思って・・・」それは正直な思いだろうが「その結果がこれなの?!なんで家出なの?え? それで、どうなると思った?申し訳なかった? 恥ずかしかった?逃げ出すくらい責任感じてるって、私にわかってほしかったの?だったらまず、ちゃんと私に説明して謝るのが筋でしょう。探さないでください?そんな遠回しなやり方・・・。え?なに? 思春期なの?え? あなた、自分のことしか考えてないじゃない」お怒りごもっとも。妻として、そう思うよね。「俺が死んだら、お前に遺族年金が入る」開き直りかよ。「結局、過去の失敗を取り返したいっていう下心が、あなたの目を曇らせたのよ」また、20年前の話になる。梢「おじいちゃんさ、前に、俺は猜疑心が強いから、絶対騙されないって自信たっぷりに言ってたけど、お金だまし取ろうとする人たちはさ、人の気持ち、教科書みたいに猛勉強して、日々アップデートし続けてるんだよ」高校生ながら、しっかりしているな。「あ~あ、海外旅行なんて身の丈に合わないことしようとするから、罰が当たったのよ。 そうでしょ?期待して裏切られるの、これで2度目だわ。20年前のあの時までは、みんなあなたに期待してた。シンガポール支社の社長夫人なんて、箔がついてカッコいいじゃない」夫のしくじりが、この夫婦の深い傷。ついてまわる。夫の出世で自分も華やかな舞台に!と夢見ていた夏江は、いまだにくやしいのだ。「剛もそうでしょ?本当は、むず痒くなかった?よかれと思ってこの人がしたことに、苛立たなかった?」当時は表に出さなかった本心。「私だって、こんなふうに言いたかないわよ。誰のせいよ。 全部この人じゃない。私が悪いわけ?」「この人の言いなりになって生きてきたのに」暴行騒動、アルバイトを諦めたこと、一千万円の損失 腹の立つことばかり。マナ「ナッツの言うこと、つまんない。さっきからず~っと自分のことだよね。そういうことばっか話してたらさ、この先 立ち行かなくなるんだよ。世の中は、 地球は」ん?!また話の方向が変わったぞ。夏江「な~に?大層なこと言っちゃって」「う~ん、地球だの誰かのためだのって、もう若い若い」目下、そういう話をしていないよね。マナ「石油使い過ぎたり、自然を壊したりしていいようにやってきた繁栄は、もう終わったの。 誰か他の人のことも考えなきゃいけない時代に入ったの」あ~、完全に話が逸れた。「な~に 北欧の子みたいなこと言っちゃって」うまいこと言うな!(笑)マナ「ナッツたちの世代は、どうでもいいと思ってんだよ。自分たちは、もうすぐ死ぬんだからって。でもね、 これからは、お互い気遣って生きていかなきゃいけないと思う」20代と70代・・・そりゃ、考えることは異なる。良くも悪くも・・・「当たり前じゃない。わかってるわよ。でも、そんなこと私一人でどうにかできる問題じゃないの。私のせいじゃないわよ」「議題」は夫の不始末なのに、地球とか世界とか持ち出されても「は?!」だよね。マナ「そうだよ。 皆のせいだよ」「和幸おじさんだってあわよくば、他の人 出し抜いて、自分だけ儲けようと思ったんでしょ?」べつに、誰かと競ったり、騙したり、誤魔化したりして儲けようとしていたわけではない。建「もし母さんが本当に父さんのこと許せないって言うんだったら、別居とか離婚も選択肢の一つなんじゃないかなあ」姉妹揃って離婚かよ!「もし、夏江がどうしても俺と別れたいって言うんなら、家を売って慰謝料はなんとかする」「開き直らないでよ!あの家は、私の家でもあるんだからね!」信子と同じこと言っている。建「大して取り柄のない人間がいたとして、ただ生きてるだけじゃいけないのかな」夏江「なに言ってんのよ」うん、唐突。建「母さんはさ、皆の前でなんでそんなに怒ってんの?そんな、蛇のようなしつこい性格だったっけかな」蛇のようなしつこい性格・・・酷いな。夫のせいで一千万円も失ったんだぞ。怒るだろう。激怒するだろう!夏江「私はね、裏切られたの。だから怒ってるの」当たり前だよね。建「裏切りかなあ。ヘマしただけじゃん」ヘマ?!ヘマというには、あまりにも深刻な金額なんだよ!和幸「お前は 本当の俺を見てないよな。この20年、ただの一度も。お前の目はいつも 俺を値踏みしてる。期待した俺との落差を見て、こんなはずじゃなかったって、そういう目をしてる」シンガポール支社の社長夫人になり損ねた、恨みがあるからね。夏江「あなただって、私を見てないじゃない。園芸の仕事、山賀さんに頼んだの」うゎ、本当のことを言った!和幸「あっ! そうか。あの信子さんの友達の話・・・相手の妻にバレたって話、あれ、お前のことか?!キスの話」そりゃ、勘づくよね。和幸「どうするんだよ。俺はまた、お前の期待を裏切るかもしれない。でも、別れたらもう、裏切らずに済む」夏江「本気?」夫婦か他人かで、物事は全然違うね。紙切れ一枚で。マナの「北欧の子」みたいな発言に違和感。話が「そっち方面」に引っ張られる脚本に違和感。興ざめ。「自分の利益ばかり考えるのは、いかがなものか」と言っているが、ステイタスを上げたいとかお金がほしいとか、そのくらいのこと、誰だって望むでしょう。佐川夫婦の問題と地球環境を結びつけられても・・・違うだろう と思う。
2022年06月15日
和幸と芳彦が居酒屋にいる。芳彦は和幸を「カズチャン」と呼ぶ。夫同士が友達のように付き合う・・・家が近いとはいえ、珍しいのではないか。和「芳彦さん、来年 金婚式ですね。ウチは再来年」50年の夫婦生活・・・長いなぁ。芳「俺さ、酔っ払ってるから言うけど、ずっと気後れしてたんだ、カズチャンに」「娘は、信子に似て、俺のことを下に見てるしさ」「信子はさ、俺に興味なくなってんだよね」「俺のこと、足軽程度にしか思ってないと思うよ」足軽・・・切ないけど、ちょっと笑ってしまう。「わかってるよ、自分のことは。高く飛べない分、転んでもすぐ起き上がれるのが俺の取り柄」ざっくばらんに嘆き節。にこやかに和幸と別れた芳彦だが、タクシーに乗った途端、真顔になる。何か、内に秘めている。高梨 公子は、入院している元恋人で娘の父親・荻野に会いに行く。「あなたと別れた後、この子を意地でも育てようとして、本当 苦労したわ。後悔したこともあった」弁護士として成功し、地位も名誉も得た高梨にも、苦労の時代があった。「父親がいないことを恨むような生活だけは、絶対させないって私、頑張りました。荻野君、ありがとう。これで本当に、お別れね」眠っている荻野に語りかける。高梨親子と荻野妻子の間に入り、この面会を実現させた長岡、優しいな。斉木 しげる、かっこいい。高梨・娘「最近のお母さん、テレビ出たり講演会やったり、企業やお金ある人の顧問ばっかりやってて、何かずれてきてるんじゃないのかなって思ってたんだよね」「お母さんがなりたかった弁護士とは違うんじゃないかって」「育ててもらったことは感謝してます。けどさ、もういいんじゃないの?本当にやりたいことやれば。お父さんみたいにさ」高梨が本当にやりたい仕事とは・・・。これが、原点に戻るきっかけになるか。長岡が高梨に依頼した「面倒な案件」とは?もしかして、夏江の町の問題…養護施設のことか?夏江の姉夫婦が離婚する!芳彦「71歳の俺ですが、これから残りの人生、やり直せる最後のチャンスだと思ってね」芳「俺はずっと、あの目に吸い込まれたかったんだ」き、気持ち悪いな・・・ 同級生・久美と再会し、ときめきMAX!裕福に暮らしていると思っていたマドンナ・久美は、意外にも苦労していた。夫と死別し、アルバイトをかけもちする生活。華やかな容姿だが、あえて水商売を避けてきた という身の上話に引き込まれる芳彦。ジュディ・オングが役にピッタリだな。和幸「吸い込まれたんですか、その人の眼(まなこ)に」「魔が差す時はそういうもんです。でもそれは錯覚です。社会からお払い箱にされて、気持ちが弱っている時に出会ったから、その女性に必要以上に好意を感じているだけです」信子「渡りに船だったのよ。暇で手先の器用な爺さん、タダで利用できるんだから、これ幸いよ」芳「そんな言い方はするもんじゃない。お前は、俺と久美の関係を誤解したいだけだ」誤解したいだけ という表現、初めて聞いた。不穏・・・和「芳彦さん、あなた、極道になったんですね」ご、ごくどう?! 一刀両断・・・多少の蔑みも込めているか。芳「そう言って、差し支えありません」何を言われても、受け入れる心境。芳(久美の職場で)「久美、俺、離婚するよ。女房にも家族にも、十分尽くしたよ。俺は、あなたといると幸せなんだよ」「この年になったからこそ、一緒になれると思った」深いね・・・信子「あそこの家は、私の家でもあるんだし。それに私は悪いことしてないし、気兼ねする必要なんかないし」妻の意地。「私は悪いことしてない」ごもっとも。和「芳彦さん、お好み焼き屋の後、どこ行ったんだろうな」「卒業アルバム、卒業アルバム どこいった・・・」ゲスいな!和(夏江に)「俺たちにも引け目を感じてたって、話してくれたよ。うちに来たお中元とかお歳暮とか、よくお裾分けしてたろ」夏「え~ 喜んでたじゃない」和「内心そうじゃなかったんだ。それ聞いて俺、ドキッとしたよ。正直、あの人を下に見ていた自分がいたよなって」うん・・・そういうものだよ、人間は。お互い、心の奥底に小さな、正直な思いが沈んでいる。率先して手を突っ込み、拾いあげることはしないけど。芳(中華料理店で)みんな、今日は最後の宴に集まってくれてありがとう。宴って・・・イヤな宴だなぁ。最悪の雰囲気。とても飲み食いする気分になれないよ。わざわざ会食なんてすることないのに。娘のミキが芳彦を睨みつけながら、無言でテーブルの回転台を回す。怒りに任せ、くるくるくるくる、どんどん勢いを増す。ミキの娘や夫が、吹っ飛ばされそうな料理を取るたびにガチャガチャ音がする。迷惑だなぁ!こんな乱暴なことされたら、回転台が壊れてしまうよ。いつもと違い、エンドロールに静かな声楽曲が流れた。姉夫婦の騒動を見た後に聞くと、どこか物悲しく響く歌声であった。
2022年06月07日
色々と丸く収まった というか、丸く収まり過ぎ!という印象。 樹里とまるみ、二人とも二葉女子に合格というのが、うまくいきすぎる。まるみの合格率は30%だったから、受かったのは奇跡的だわ。樹里~合格 まるみ~不合格 で現実の厳しさを知る・二人が非常に動揺する・・・という展開にならず、違和感あった。(最終回でゴタゴタさせるわけにはいかないから、めでたく二人とも合格!でまとめた感ある) 黒木「島津さん、君は最高の男です」 島津 順が男を上げた!立派。 奨学生になれるのに、なぜ開成を辞退するの?と思ったが、家庭の経済状況を踏まえて「都立の方が安心」と判断したのだろう。己の立場を理解し、母を気遣う12歳・・・大人だな。驚くほどしっかりしている。 武者震いするのは、開成入試が勉強の集大成だけでなく、モラハラ父に己の実力を知らしめるため・苦労した母のためだから。 黒木「不安になるのは、頑張ってきた証拠」「いい入試にしてください」 前向きになれる、いい励ましだと思う。 先生たちが応援に来てくれると、子どもたちは嬉しいだろうな。 王羅と橘先生の特別なつながりが、微笑ましい。本当に、馬が合うんだな。 吉祥寺女子に落ちた子については、本人も先生たちも受かるはずないとわかっていた。勘違い母のために、ひとまず受けましたってこと。 灰谷は黒木に「星を拾っては投げているだけ」は、ローレン・アイズリーのエッセイ「星投げびと」からきた言葉だとわかった と話す。(検索すると「アメリカの人類学者」と出てきた) あら、黒木と灰谷が「仲直り」。お互いを尊重していることを確認でき、各々の場所で頑張りましょう で丸く収まる。 佐倉がたった一年で退職・・・ガッカリ。桜花で頑張ればいいのに!あんなに職場の人間関係がいいのだし、仕事のやりがいも知ったはずなのに・・・なんて勿体ない! 井上 真央と市川 ぼたんがかわいかった。 こんなに面倒見がよく、的確指導する塾は現実にはないだろう。 塾生と親に、新設校の受験を勧めてほしい という誘い話は、どうなったの?
2021年12月20日
クラス全員が特別講習を希望するように、とノルマを課せられた佐倉。「5日で5万円も」と費用に戸惑いを見せると、先輩の桂が「合宿・講習・特訓・模試・月謝4万5千円を合わせると、締めて年間約132万円」「佐倉先生、甘い甘い!少なくとも、そんなイノセントな心の持ち主じゃ、塾講師は務まらないわよ!」と一蹴。イノセント(笑)塾講師が営業も兼ねるとは・・・大変だ、それは。子ども達、休日が休日ではないということ。一体いつ遊ぶの?いつ息抜きするの?部屋にこもって勉強ばかりじゃん。かわいそうだな。不健康だな。私の価値観だと、毎月4万5千円も払うなら、楽器やスポーツの習得に行かせたいわ。塾は塾で必要とされているのもわかるけれど。父子でゲームに夢中・・・イマドキの親子だな。新設校の関係者「灰谷先生のお力をお借りできないかと。ルトワックのお子さん、親御さんに、先生から我が校への受験をぜひ勧めていただきたい」「入学までアテンドいただければ、一名につき百万円の謝礼」ワーオ!こういう類の話が実際にあるから、こうして脚本に書かれるのか。灰谷「あなたの話に乗りそうな方をご紹介しますよ。ただし、私のことは伏せていただけますか」黒木を巻き込む気になった。悪だくみ。佐倉は黒木の指示で、生徒たちに統合判テストの過去問をやらせる。面倒くさそうな生徒たち。「私自身が納得できてないものを、子どもたちに説明することは難しい」塾から、夫婦揃って面談に来るよう言われた武田 勇人の母。(星野 真里、きれいだな。NHK短歌でも、和服姿が美しい)しかし夫は関心がなく「お前の仕事みたいに、代えが利くわけじゃない」酷い言葉。妻だって一生懸命に働いている。プライドだってあるはずだ。勤め先では、店長のミスで生じた在庫返品の作業を言いつけられる。「店長は大卒、私は高卒だし」息子には高学歴を身につけさせたい。自分と同じ思いをしないように。黒木は、面談を桂に任せる。「武田夫妻の地雷を踏みつけて、爆発させるんです」目に力の入る桂・・・なにやら、やる気を感じさせる。勇人の母が夫に抱く不満を読み解き、ガッチリ心を掴む桂。「ご夫婦の意見が一致していないと、中学受験は失敗します」佐倉「大丈夫なんでしょうか。あそこまでたきつけちゃって・・・」桂「いいんじゃない?ああいうタイプの夫婦は。壊れるならね、いっぺんぶっ壊れた方がいいのよ!」なあなあで話を済ませない方がいいってことか。経験値。Rクラスでは、テストの前半だけやらせる と言う黒木。「どうせ2~3割しか点数のとれない連中は、後ろの半分を解く必要がない。いや、解く資格がない」連中・・・随分と露骨な言葉を使う。言っていることは、ごもっとも。それが妥当なことと思えない佐倉は反論するが「個性だの傷つけるだの、学校のお勉強のようなキレイごと言わないでいただきたい。今、彼らに必要なのは、点数を稼ぎ、偏差値を上げることです」ここは塾だからなぁ。点数・偏差値 至上主義。黒木が後半を破り捨てたテストで、勇人たちは以前より10点以上アップ。黒木「違いは`焦り´ですよ。問題は、小問を入れて25題。そこから自分のできる問題を見極めようとするだけで時間だけが経ち、彼らには焦りのもとになる。焦るからケアレスミスが起きる。それなら最初から半分しかやらなくていいと、問題をバッサリ取り除いて、同時に焦りも取り除いてやった。その結果、ミスが減った」合理的だと思う。しかし、次に誰もが思うことがこれ。「ただ、この方法は本番の受験では使えません。同じ配点ではないかもしれないし、最初が一番簡単で、最後が一番難しいとも限らない」こちらの都合よく問題が出されると、思わない方がいい。「今日あえてこんなやり方をさせたのは、自信と得点欲を実感してほしいからです。点数が取れた・偏差値が上がったという事実。受験生にとって、どんなご褒美より、これに適う喜びと原動力はありません」自信と得点欲。確かに、その二つがないと勉強する気にもなれないな。残業して塾代を稼ぐ・・・親心だな。母「どうせなら、私たちの子どもに課金してよ!自分の子どもを、クッソ強いキャラに育ててよ!クッソ強い武器を持たせてよ」そりゃ、お母さんとしたら「ゲームに費やす一万円があるのなら、塾代にして!」と思うよね。「強い」大人になってほしい。勇人「テストの点数、上がったんだ。僕、今年、ディズニーランド 我慢していいよ」黒木の手法により、講習を受ける気満々になった。残念がる弟に母「来年は、みんなで行こう」ん~、諦めずに三人で行けばいいじゃん、兄が行けないからって弟が我慢することないのに と思ったが「家族全員」でないと意味がない・心置きなく楽しめないってことか。一人だけ行けないのがかわいそうとか、兄が恨めしく思うだろうとか、家族としての思いやりか。受験が終わった春休みに行けばいいのさ。佐倉をもまちぶせする灰谷。ご苦労さん。「私の先輩というか、私の目標でした。今は違いますけど・・・というより、間違いでした。信用しない方がいいですよ。彼のことは決して」以前、黒木のことを「生徒を裏切った」と言っていたが、それだけでなく個人的な感情をふいにされた・無視されたのか。母「私、店長試験に挑戦 してみようと思っている」「ちゃんと、自分が考えていることを主張しようと思って」彼女も「上を目指す」ことを決意。息子の奮起と夫のモラハラ発言が転機になったか。黒木「中学受験は、課金ゲームかもしれませんね。敵を倒し次に進むには、知識とコツとテクニックが必要です。そして何より大切なのが、タイミングです。課金して武器を持たせ、装具を整えるにも、タイミングを間違えたら、お金をドブに捨てることになります。勇人さんは今、自分の可能性に目覚め始めています。ここはどうか、お父様とお母様が稼いだ大切なお金を、勇人さんのために使ってみてはいかがでしょうか。私たちはそのお気持ちに応えられるよう、精いっぱい勇人さんをキャリーさせていただきます」父「先生、うまいこと言いますね。まあ、納得しましたよ。よーくわかりました」えっ、意外とあっさり承諾した。優秀な営業マンという感じだな。私が親でもまあ、納得するよ。お金が出せないわけではないのだし、我が子のこととなればね。そう。何でもタイミングってのが大事なのだ。いくら真面目に頑張ろうが、お金と労力をかけようが、タイミングを掴めないと成功しない。宿題ノートについて、謝る勇人。「先生、ごめんなさい。僕、これまでの算数の宿題、答えを見て写してたんだ。でも、もうちゃんと自分でやることにしたんだ。ごめんなさい」かわいいな。いい子だな。気持ちを入れ替えた証拠だ。佐倉「わかった。正直に言ってくれて、ありがとう」これ以外の言葉が見つからない。担任講師として、嬉しいよね。黒木「子どもは、大人が思っている以上に子どもで、思っている以上に大人です」「要はね、男はね、筋が通っているかどうかなのよ!」そうだね・・・同意。紗良(かわいい)と佐倉の弓道シーン、見てみたい。灰谷「あなたの真の理解者は、私だけだと信じていました。こんな簡単に人を裏切るあなたのことを、ご存知ないようで。そのうち必ず、尻尾を掴みますよ」ストーカーだな!黒木と灰谷の間に何があったのか。しつこい。発言に、愛憎を感じる。社長「先立つものはお金・・・ですからね」なにやら、怪しい臭いがする。岸部 一徳、巧いな。
2021年11月09日
古見「一緒にいても、大丈夫だと思わせてくれます。いつも、皆のことをよく見てくれています。優しくて温かくて。ずっと一緒にいたいって思わせてくれます」最初にじっくりと筆談に応じ、優しく接してくれたのが只野だからね。ずっと気にかけてくれている。「わかりません。どうして、同じ人を好きになったら、諦めるんですか?」万場木に直球を投げてきた!万場木「私は、二人とずっと友だちでいたいから。私は、只野君のことも好きだけど、古見さんのことも好きなんだよ。大好きなんだよ」どちらも、とっても大事な人だから。そして、只野が古見さんに惹かれている気がするからでしょう。だから諦める気持ちになれる。二人とも、メイド服が似合っている。かわいい!古見「私は、学校行事ではずっと一人で・・・ひとりぼっちでした。万場木さんと一緒に、こんなメイドさん、一緒にやれるの、すごく嬉しい。私も万場木、大好きなので。メイドさん、一緒にやらせてください」そう。古見さんだって万場木さんが大好きだよね。かけがえのない友だち。転校生なのに、堂々とクラスを仕切る成瀬。(城田 優だけ「大人」)クラスのノリが、円満すぎて引く・・・。成瀬「わざわざ苦手なこと、やる必要なんてないよ」クラスメイトたちは、古見さんが無理して接客することないと考えていた。座って、お客さんを迎えるだけで十分だと。 しかし、只野が訴える。「一生懸命、練習してたんです。古見さん、万場木さんと接客の練習」「特別じゃなくて、普通でいいのかなって。もしも、みんなが古見さんを友だちだと思ってくれてるんなら、うまくできなくてもいいんじゃないかな。そういう時のために友だちっているんじゃないかな。嫌な思いしたら万場木さんが、傷ついたら僕が」涙を浮かべて語る只野の純真さよ・・・。古見さんの思いや努力を知っているから。何が古見さんにとっていいことなのか、わかっているから。とても黙っていられなかった。「うまくできなくてもいい」仲間が補えばいいじゃないかという考え・・・優しいな。社会に出たら、そういうわけにいかない。なじみ「僕は、人の数だけ人生があると思っている」この子は、思考が軽やかで気持ちいいな。コミュ力が高いし、出世しそう。勇気を出して、只野にバレンタインのチョコレートを渡す古見さん。只野の表情も真剣。いい雰囲気になる。古見さん「一番 うまくできたやつです」ところが「友チェコもらったの、初めてですよ!」 えーっ?!古見さんの乙女心に気づかないとは!このオチに笑ってしまった。 吉川 愛が良かったな。演技が巧いし、かわいい。池田 エライザもはまり役だった。実年齢が25歳というが、古見さんの雰囲気をよく出せていたと思う。(原作漫画を見たことないが)ゆうたろうも、小柄でかわいい顔を活かし、女装男子がはまっていた。増田 貴久は、なんと35歳!キャスティングした人がぶっとんでいるわ。で、高校生に見えたのだからさらに驚き。驚異の童顔。
2021年11月07日
講師を「アンタ」呼ばわりする生徒・・・勉強より、まともな言葉遣いを教わるべき。友達にすら「アンタ」なんて言わない、普通。 ルトワックから桜花に移ったクラスメイト・上杉をバカにし、挑発するメガネ女子・前田。この子、本当に性格悪い。この子の信者みたいな取り巻き女子も!いくら勉強ができても、こんなに気質が悪い奴らは迷惑だ。 学校で100点を自慢する・・・そりゃ、総スカンを食うよ。 学校より塾の方が居心地がいいという子がいても、不思議ではないな。成績のいい子は、特にそうだろう。誰だって、自信の持てる場所は心地よい。 「受験するのは本人ですし、私はあの子の考えを尊重したいんです」 冷静。子は別人格であるという目線が、根底にある。高岡早紀、きれいだし細い!演技も巧い。 「特待生は、授業料の出費を抑えられる」 経済力のある母親に、ピントのズレたことを言う講師。頭が悪すぎる。 「どこの塾も、ニーズと偏差値で住み分けしている」 そういうものだよね、世の中は。 小学生が深夜まで勉強している・・・というか、起きているのが信じられない。 「落ちこぼれになんか、なりたくない!」 そりゃ、誰だってそうだよ。でも、周囲より劣っていれば仕方ない。 「リレーの選手・合唱コンクールでピアノを弾く・クラスで一番 足が速い・最初に逆上がりができた・劇の主役・応援団のリーダーは、褒められる」 ん?!そういう子がヒーロー視されるの?その程度のことで、いちいち賞賛されるのか。 「花恋にはトップが似合う。女王様だ。花恋の席、空けて待っているよ」 黒木、うまいこと言うなぁ。おだてて、優しい言葉をかける・・・彼女のプライドをしっかりと包み込み、引き寄せる。 「説得なんてしていません。一番元気に泳げる池を教えてあげたまでです。無理に止めたところで、頭がよく自尊心の高い彼女は納得しない。やらせてみて、気づくのを待つか、誰かを頼るのを待つか」 体験して納得すれば、己の力を知る。立ち位置を知る。現実を知る。誰だって、居心地のいい場所で過ごしたい。適材適所・・・これこそが要。幸せに不可欠。 「その子が欲しいものと必要なものは、必ずしも一致しない」 そこを理解していないと、本人も親も確実に不幸になる。 「育つ環境を見紛えず提供していく。大人たちが慎重に、子どもたちの手を引いてやらなければならない」 そういう考えの大人が身近にいるかいないかで、将来が随分と違ったものになる。 「助かりましたよ。あなたがタイミングを教えてくれて」 佐倉が前田に声をかけ、自傷行為に気づいたことで、黒木が適切に動くことが出来た。 桜花社長の孫が、ボーリング場の娘! 15歳の女の子が、制服姿で男性とあんな繁華街を歩くなんて・・・目立つ!絶対に誤解される。通報・職質・補導されても、文句言えないわ。 キャバクラに出入りしていると思いきや、寺子屋!社長が運営しているの?まさか無料? 「囲碁に逆転の妙手なし。勝負は全て、必然です」 含蓄ある言葉。 前田 花恋を演じた子が、とても巧かった。柳楽 優弥は完璧。
2021年11月03日
只野と古見さんは、以前のように屈託なく接することがなくなった。只野は「古見さんに余計なことをしてはいけない」と自戒し、古見さんは只野への気持ち(おそらく初恋)に戸惑っている。 クラスメイト三人(かわいい)と文化祭の準備をする古見さん。万場木も加わり談笑。二人とも、クラスに馴染んだのだな。 教室に入ってきた女子もかわいい。 新入生とは思えないほど、堂々とクラスを仕切る成瀬。(どう見たって、城田 優は大人の男) 「只野君は・・・好きな人 いるの?」おずおずと万場木が尋ねる。戸惑う只野・・・だが、彼女の気持ちを察してはいない。普通はピンとくるだろう! 「文化祭、一緒に回ろうか?」万場木が勇気を出して誘うと「いいですよ。時間があったら行きましょう」只野は「あっさり 普通に」承諾。全く察しない! なじみ「古見さんは、文化祭に誘いたい人 いないの?」 古見さん、動揺して文字が書けない。~~~ なじみ「象形文字か?!」 古見〈どうやって誘えば・・・〉 なじみ「いいじゃん!思い切って誘ってみなよ!文化祭、一緒に回りませんか?って。誰かは聞かないけど」 照れてノートで顔を隠す古見さんが、めちゃかわいい! 万場木がなじみに駆け寄る。「いいですよって言ってくれた!只野君が、私と一緒に文化祭 回るって!」大喜びする様子に、なじみは「万場木も只野が好き」と知る。「あっ、違うよ!時間があればっていうだけだから。本当に、そういうのじゃないから!」 古見〈良かったです〉 万場木「あの、本当にそういうのじゃないからね!」あたふたと否定する。いや「そういうの」としか思えない喜びようだし、誘う時点で「そう」だと、誰だって思うでしょう。 万場木からノートを取り戻そうとするなじみ。しかし、万場木はノートを開き、古見さんの気持ちを知る。 「私、本当にバカ!何も気づかなくて…気が利かなくて…ああ、本当にバカだ。笑っちゃうよね。考えてみれば、そうだよね」 涙を拭い、只野のいる教室に戻る。笑顔をつくってカラ元気に「文化祭、一緒に回るって言ったけど、なし!」 「ごめん!」なじみが頭を下げる。「あみだくじでズルしちゃった。只野君が誰ともペアにならないように、わざと居残りにした」なじみなりに、気を遣ったのだ。古見さんと万場木、双方の気持ちを乱さないように。 成瀬「ある男の子、転校生の話です。皆に嫌われたくないから『なんでもいいよ』と言い続けたら『なんでもいいよは、どうでもいいってことだ』と言われ、やがてどうでもいい扱いをされるようになり、結局、友達は一人もできませんでした」 「俺の話じゃない!一人だけど友達いるし!俺の友達は俺だけ」 目の前にいる只野たちを「ただの同級生」「友達なんか必要ない。無駄だ」 背中を向けた成瀬に、古見さん「友達100人目指していて、今、数えるくらいしかいませんが、もう既に、気持ちは100人です。分けてあげたいです、この気持ち」 なじみ「伝わったよ、言いたかったこと」 五人で花火を楽しむ。「独りがいい」と言い放った成瀬も一緒に盛り上がる。 なじみが「写ルンです」を使っていて驚いた。 万場木「好きっていう感情、そういうのって友達の先に落っこちていたりする。私の場合は違うけど。只野君と回るのやめたから、古見さん、誘っちゃいなよ!只野君を誘ったのは、ノリだから。本当に、そういうのじゃないから。なじみちゃんと回った方が、楽しそうだなと思ったからだよ」 万場木さん! 辛いのに笑顔・・・かわいそうだな。心の中、ズタズタだ。「明日が来なければいいと思ってしまう」傷心・・・拒否感や悔しさが強いってことだよ。 古見さん相手では勝ち目ないと思って諦めるの?大切な友達と恋の争いなんて、したくないのもわかる。面倒くさい三角関係・・・只野は、古見さんに惹かれているようだけど・・・。 なじみが、当初の印象より良くなった。苦手だと言っていた古見さんとも仲良くなり、強がりを言う成瀬を疎んじることもない。優しさがあるし、意外と度量が広い人物に思える。
2021年10月20日
SNSによってトランスジェンダーであることが知れ渡ったハナは、学校に行けなくなる。母「辛いのはよくわかるけど、時間が経つほど行きにくくなるわよ」そうだね・・・確かに。ハナ「転校すればいい」驚いて、顔を見合わせる父母。母「イザベラみたいな子は、どこにでもいる。酷なこと言うようだけど、避け続けることは出来ない」お母さんは、ただ優しいだけではない。 一週間休むと、オリビアが自宅にやって来る。「ハナに味方する生徒もたくさんいる」と励ましてくれるがハナ「あなたがうっかり喋ってしまったのではないの?」まだオリビアを信じきれないのか・・・私がオリビアだったら、少しウンザリするかもしれない。兄「転校してきていいぞ。守ってやる」オリビアとナタリー「私たちがついている」いいお兄さんといい友達!優しいな。 学校に戻ったハナがジャスミンに声をかけると、以前と違い素っ気ない。そして、ハナがトランス~であることを「秘密にしていたなんて」と非難する。ジャスミン「最初に言うべきだって、ママも言っていた。友達になるかどうか決める前に」ハナ「じゃあ、今 決めたら?」 無言で立ち去るジャスミン。それが答えだ。初めから知らされれば、親しくしない・・・そういう意向もありだ。 イザベラはハナに「SNSに投稿したのは私だと、校長にもママにも疑われている。濡れ衣よ」と泣き言を言う。これは自業自得だわ。母親にすら信じてもらえないとは・・・家庭に問題ありそうだな。 ハナは母に、課外活動のキャンプに申し込んでいいか尋ねる。「行ってもいいよね?皆、知っているし」母「何か起きないか、心配。校長先生に相談したい」今回も慎重なお母さん。実はハナも「水着になってもならなくても、周りから色々と言われるのはイヤだ」と思っており、参加する気満々ではない。イザベラ「あなたから校長に、私の仕業ではないと言って!」 しかしハナは「イザベラがやっていない証拠は?」と冷静に返す。そりゃ、そう思うよね。散々いじめられ、未だに継続しているのだから。ここで同情し、お人よしになってはいけない。親友オリビアさえも疑っているハナだから、イザベラの潔白を100%信じることはない。 ハナがトイレに行くと、オリビアとナタリーがハナを中傷する落書きを消しているところに出くわす。トイレに書くということに、ことさら悪意を感じる。女子トイレを使うな と書かれていたか? ハナは担任教師から、SNSに投稿した者が判明したと言われる。ハナ「オリビアですか?」 まだオリビアを疑っているのかー!黙ってトイレの落書きを消してくれる子なのに。教師「ある先生がハナについて話しているのを、二つ上の男子が偶然耳にし、SNSに書き込んだ」これが真相だった。 ハナはイザベラに謝る。「学校でも家庭でも、イヤな思いをさせてごめん」えー、謝ることないのに。イザベラが疑われて当然なのだから。身から出た錆だ。 ハナが律儀に謝ったのにイザベラは「キャンプ楽しみ~」と意地の悪い目つきを向ける。なんて奴だ!まだ懲りないとは・・・まさに性根が腐っている。
2021年06月30日
ハナはいじめっ子・イザベラに怯えるが、彼女はハナがトランスジェンダーであることを漏らしていない。イザベラ「私が喋ってたら、今頃SNSで広まっている」 ごもっとも。ハナは母に、仲良しグループの一人・ジャスミンの誕生日会に行き、泊まりたい と申し出るが母「あなたがトランスジェンダーだと知らないお宅に泊まらせたくない」 そりゃ、親としては心配だ。慎重にならざるを得ない。 心配いらない!泊まりたい!ハナは食い下がる。不穏な空気が漂う中、空気読まない兄がトランペットを吹く(笑)当日、ハナから「明日、遠くに住むいとこの家に行くから泊まれない」と言われたジャスミンとナタリーは納得できず、ハナにしつこく泊まるよう迫る。大人からすれば「そんなに拘泥することかよ」 泊まる・泊まらない どうでもいいじゃん!であるが、13歳の少女たちには大問題らしい。正直に「親が許可しない」と言えないのは、それでは友だちから「まだ小学生みたいね」と笑われるとか、泊まる先の家庭を信頼していないと言っているようではないかとか、そういうことが頭をよぎるから?もてなしのお菓子も家の広さも、めちゃアメリカン!20人くらい招待されているのを見て、驚いた。しかも、中学生のパーティーなのにDJブース!ハナの家のキッチンも、広くて羨ましい。 友だちをガッカリさせたことでパーティーの輪に入れなくなったハナに、オリビアが「本当は私も、宿泊パスしたいの」と話し出す。「私、他人の家に泊まる時、なぜだかとても不安になるの」ハナ「だったら断ればいいのに」オリビア「のけ者にされそうだから、断らない」ハナ「私みたいに」オリビア、ここはハナを思いやって、正直に答えない方がよかったと思う。「でも…練習してみようかと思って」などの方が柔らかい。あからさまに「のけ者」と言ったから、ハナが「Like me」と。 しかし、オリビアは前向きな性格でグズグズしない。「せっかく来たのだから楽しもう」とハナを促す。ジャスミンが「誰も踊らない!」と苛立つと、すかさずオリビアが部屋の真ん中に出て笑顔で踊り出し、場を盛り上げる役を買って出る。ロボットダンスが巧い!この子、スタイルいいし絵になる。予想外にダンスシーンが長かった。ハナ「オリビアに、トランスジェンダーだと話したい」母「考えて決めた?泊まれなかったから、そう思ったのではないの?」ハナ「何かできない時に、もうオリビアに嘘をつきたくないの。いい子だから」今回は、ハナの意志を尊重する母。娘の心の叫びが届いた。ジャスミン「今度はもっと凄いパーティーにする。自撮りブースを作りたい。小道具が要るかな」ハナ「まだ一年先だよ」ジャスミン「時間をかけて考えなきゃ」どんだけパーティー好きなんだよ(笑)生徒たちが行き交う場所で、オリビアがハナに駆け寄り「ハナが女子トイレを使えないのはおかしい。署名運動しよう!皆、味方してくれるよ」 ハナは声を潜めて「私が皆に言うまで黙っていると約束して!」オリビア、何かの拍子に秘密を漏らしてしまわないか・・・危なっかしいな。教師がハナに、クラス委員に立候補するよう強く勧める。渋るハナに「やってみれば慣れるから」と説得するが「やめておきます。やっても慣れると思えないし、もっと相応しい人がいるはずです」少し前まで小学生だった子が、先生に対してこんなにしっかりNOの意思表示するとは・・・脱帽。SNSに「ハナは男」という書き込みがされる。オリビアもイザベラも「私の仕業ではない」。では誰がそんなことを?! ビリーはハナに、好意を持っているのか?
2021年06月13日
感染症の影響で、店に客が来ない日々。エリー「浅山さんも最近冷たい。仕事が忙しいとかって」このご時世だから避けられている と思わないことに驚く。「忙しい」は口実に決まっている。すみれがリモート出産!ママ「あなたは今、オペラ歌手になったと思いなさい。息を大きく吸って、声をお腹から出すのよ。アー!」オペラ歌手! 密になって声出しするなんて、絶対にダメなことしている!マスターが、閉店を決める。「もって、あと半年。無念だが、この店を閉める。今ならまだ、まだ僅かばかりだが、退職金も出せる」優しいな。「イヤです!」新は即座に反対の声を上げるがマスター「今は、雨や槍よりも厄介なものが、世の中に。先が読めない。潮時だな」彼と全く同じ思いで店を畳んだ人が、どれだけいるか・・・ママ「命さえあれば、何とかなる。だから、前を向いていきましょう。振り返らずに、前だけを」戦争を体験し、生きるために壮絶な思いをしたママの言葉には、上っ面感がない。力を感じる。ママとマスターのダンスシーン。カッコいい。(でも、曲の調子がダンス向きでないような…哀愁あるけど)マスター「俺は、後悔していることがある。ジルバは、この店を始めたから、一度もブラジルへ帰ることがなかった。俺たちは、ジルバをこの店に縛り付けていたんじゃないか?」ずっと後になって「あの頃、あの人はこうだったのだろう」と思い「あぁ、思いやれなくて悪かったな・・・」と思うことがある。 新「ねえ お父さん。光に、カフェの仕事手伝ってくれって言われたんだけど、無理して言ってるんでないの?こっちだって観光客減って、大変だべ」そう思うよね。このご時世で、田舎町の飲食店が忙しいとは思えない。白浜から、ジルバに関する手紙が届く。それを読んだ新は東京に戻り、皆を集めて宣言する。 新「私、この店を続けます。どんなことをしても、続けます。お客さんが来なくてもいい。どなたか、一人でも来てくださるのを待ちます。だってここは、この店はジルバの店だから」現実的には、新がそんなことを独断・実行できるものではない。経費や自分の生活費は、どうするつもりか・・・と。 3年くらい経ち、店は活気を取り戻す という結末。ああ、本当にこのように「以前の日常」を取り戻せるなら嬉しい。でも・・・もう無理だと思う。残念だが、期待できない。最後まで、草笛光子のドレス姿に目が釘付け。おみ足!すばらしい。新と白浜の恋愛を予感させるラストシーンも、余韻をもたらして良かった。ドラマだから色々とファンタジーだったけれど、ブラジル移民の分裂(勝ち組・負け組)の話を知らなかったので、衝撃だった。
2021年04月07日
「すみれちゃんのそういうところ、よくないと思う」 私なら、相手の機嫌を損ねてはいけないと思って、言えない。それが私。昔からそういう人間よ。ビクビクせず、友のために思ったことを伝える新は偉い。 「勇気を持って目の前の幸せに、飛び込みなさい。人を、人を信じるのよ」 くじらママにそう言われたら、そりゃ意地を張っていたって吹っ飛ぶ。素直になれる。言うとおりにしよう、と子どものように思う。 パート勤務すればいい と提案した上司・前園。優しいなぁ。当初のイメージは悪かったのに、後半からは良い人。 江口のり子、ドレスを着こなしていた。肌の露出の多いビスチェ姿で、あれだけスッとした佇まいなのはお見事。
2021年03月01日
期待して見たけれど、HAPPY BIRTHDAYの合唱~嬉し泣き これは陳腐!初対面なのに、あんなに優しく温かく、細やかに接するか?! 池脇 千鶴の化粧っ気のない、地味な40女ぶりがいいわ。あぁ、こういう人いるだろう→あっ…私がこんな感じだわ…。住まいの部屋は地味で古い感じだが、感心するほど整然としていている。 草笛 光子が美しい。華があっていいわ。姿勢の良さも、信じがたいほどだ。品川 徹もカッコいい。 あんなお粗末なニャンニャンダンスでお金を取ろうってのは、どうかと思うが。 バーの扉を開けるか、開けずに帰るか・・・迷う新の気持ちに寄り添わずにいられなかった。ここで一歩進むか、思い切れず引っ込むか・・・どちらかを選ばなければならない。決めるのは、自分。今、ここの自分が決めなければならない。どうしよう・・・どうしたらいいのか?!という葛藤。 常連客から「ギャル」「ピチピチ」と言われたことが嬉しくて、翌日になっても上機嫌の新・・・これには違和感。40の女が、そんなことを言われて嬉しいか?!美人だとかチャーミングだとか言われて喜ぶのなら、わかるけど。 職場の女性に「おばさん」と呼びかけるなんて、いまどき許されない。新の職場が前時代的だと表すためのセリフか。 「家に帰っても 私の体はまだフワフワと 半分宙に浮いているみたいだった。お月様・・・今夜の出来事は、本当にあったことなの?」 そりゃ、夢みたいな時間だったからね。
2021年01月12日
見るのが怖い気がするし、母にこのドラマを見ていることを知られたくないと思い、録画して先ほど見終えた。 共感するところもあれば、自分とは違うと思うところもあった。引きこもっている人それぞれに様々な過去・事情があると思うので、私と同じように思った当事者が多少いるかもしれない。 雅夫が、非正規であってもファミリーレストランの店長だったことに私は「凄い。能力が高い」と思ったし、スマートフォンを所持し使いこなしているのも、自分と全く違い「凄い。普通の人と同じだ」と。 国家試験のある資格職に興味を持つってことからして、己の能力にある程度の自信はあるってこと。 お父さん(武田 鉄矢)が雅夫を「出来が悪い!」と罵るのは絶対に良くないと思ったが、父親は父親なりに真面目にやってきて、家族を立派に養ってきた。非正規社員=アルバイト 大学まで出したのだから正社員でないと…という気持ちもわかる。 「時代の違い」も確かにあるわけで・・・雅夫の苦しみもわかる。年下の社員から見下される気持ち・・・よーくわかる! 本人の能力や親族との関係など、全体的に見て雅夫には救いがあると思った。 出演者たちの演技が巧くて、引き込まれた。「現実はもっと厳しく、もつれている」と思いつつ、切なくなった・・・。 美咲に迫った男が最低。クズ!大学を通して会社に通報すべき!
2020年11月25日
7年前より怒鳴る・大声のシーンが増えて、それがイヤだった。話題になった所謂「顔芸」も好きではない。壮大すぎるファンタジー。私は前作の方がよかった。 パイロット役の鈴木壮麻、窓際族トミさん役の浅野和之 知らない俳優だったが、雰囲気といい演技といい、役にピタッとハマっていて印象に残っている。 渡真利とトミさん、大好き。 7年も経っているのに、俳優たちが老けていないってのが凄いと思った。体型も維持しているし。 皆、いいスーツ着ていたな。 スマートフォン大活躍ドラマ。
2020年09月30日
ラウンジで森親子と対峙するハナ。「もう会うことはありませんけど、お元気でね」伝票を持っていこうとするハナに「ここは僕が…」と焦る岩太郎。「岩造が残したお金で払うの。あなたはお父様から奢られただけよ」 カッコいい。凡人は「私が払いますから結構です」が精いっぱいだわ。 しかし、もう会うつもりのない岩太郎から電話がかかってきた。「母に内緒で会いたい」と言われ、キッパリ断るハナ。 明美の葬儀でロクに会う。 「思う存分 夢見た。ハナと残りの人生を一緒にできたらって」「パッとしない人生を送ってきた俺の、ちっぽけな夢だったんだ」 妻子がいて、孫もいて、何が「パッとしない」だよ。十分立派で幸せな人生だ。 都合よく家族のことは頭から消し、独身だと偽り、ハナと一緒になることを妄想していたのか。気持ち悪い。 そんなロクを責めることも、嫌うこともないハナ…寛大。 ハナはロクに「夫に愛人と隠し子がいた。愛人に内緒で、息子が会いたいと言ってきた」と話す。ロク「それは、よくよくのことなんだろうな」ハナ「…よくよくのことよね」「明美なら、グズグズするなって怒るわよね」ロク「いつものハナでいればいいって、明美なら言うよ」 背中を押され、思い切って岩太郎に会うことにする。 岩太郎は、会社を辞めてカンボジアに行くことにしたと言う。 「相手の人生に対して、他人は何の責任も義務もない」「岩造は、自分の人生を自分で決めた」というハナの言葉が、心に響いたと話す。そして「残された母が困った時には、話し相手になってほしい」とも。 「あなたの代わりに?冗談でしょう」拒否反応を示したハナだが「早くお母さんに言いなさい」「ちゃんと言うのよ」「子どもが危険な場所に行くなんて、イヤに決まっている。でも、息子が決心したことなら、きっと受け止めてくれるから」「あなたが旅立った後のことは、まあ、その…わかったわ」 とんでもない申し出を承諾。結局、夫への愛があるからってことかな。 薫がハナの家にやって来る。愛息が大事なことを、母である自分より先にハナに話したことにショックを受けている と漏らす。俯く薫に「大した理由はない。他人の方が話しやすかっただけ」またサラッとカッコいい。 薫「岩太郎は、私の計画妊娠です」 ! 挑発的な言葉をズバッと言う。 息子がハナを慕っていることを気にする薫に「私の所に来たのは結局、あなたが大事だからよ」またサラッと、優しい言葉をかける。 「あんた、狡くて計算もできて、覚悟があって堂々としてて…かわいいのよ。くやしいけど」 森親子もロクも、ハナの懐の深さに惹かれ、生かされている・・・ 改装された店内に、由美が描いた岩造の絵が飾られる。良い出来だと大絶賛するハナ。(芸術家気取りの困った嫁!と嫌っていたのに、すっかり仲良し) 会社を辞めたことを伝えに来た岩太郎と、笑顔で酒を飲み交わす。「思いっきりやんなよ」 夫の裏切りに怒り、死後離婚するとまで言っていたのに、森親子のことも夫のことも憎み切れず…。愛する夫の秘密が、裏切りから「縁」に変わっていった…ということか。 三田 佳子、巧かったな。年の割にきれいだし、姿勢もいいし、活舌も悪くなかった。拍手。
2020年09月29日
35歳で「岩太郎」という名前・・・私だったら親を怨むわ。イマドキの名前と違い、誰でも読める・書けるのは良いと思うが、これは・・・ふざけているのかとすら思ってしまう。 ハナ「死んだ人を憎みたくないし、生きてる人と争いたくない。 いい夫でいいパパだった岩造は、もういなくなった」 わかる・・・ 孫娘、かわいいけど言動が下品だな。岩太郎がイケメンだ!とはしゃぎ「お通夜の時、写真撮っときゃよかった」「腹違いのおじさん」平然と口にする。 怒りのあまり、折り紙を処分するハナ。わざわざ風呂場に持っていき、濡らしてから捨てる。 ?!? わざわざ濡らす意味がわからない。ゴミが重くなって大変なだけ。 息子の嫁、狂気だな。そりゃ、ハナの断り方がぞんざいだったのは確かだが・・・。 ロクがハナへの好意をハッキリ口にするたびに「うわっ…」と思うが、彼はしつこくはない。ハナが家に上がるよう言っても、即断って帰ったのも良かった。 「もしハナが無縁墓に入るなら、俺 一緒でもいいよ」! じわじわと迫ってきたけれど。 忍家に突然やってきた岩太郎・・・凄い度胸だな。しかもよく喋る。 未婚だが立派な母と、その期待どおりひとかどの人間になった俺・・・嫌味っぽく聞こえた私は、僻みが強いってことか。 同級生に会いに行った時のハナの服装(光沢のあるベージュのセーターにスカーフ)控えめだけどお洒落ですてきだった。
2020年09月12日
放送から七年も経っている・・・おもしろくて当時夢中になったけれど、最終回だけ見なかった。(香川 照之の顔を見るのが、限界だった) ◇銀行は雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す。 そうだよー。それが銀行ってところ。特に大手は容赦ない。血も涙もない。一滴もない。 ◇やられたらやり返す。倍返しで!それが私の流儀なんでね。 そう言えるのは、頭の良い切れ者だけ・・・。自信がないと、とても言えないセリフ。 ◇甘えたこと言ってんじゃねえぞ。家族がいるのは、お前だけだとでも思ってんのか ◇俺はお前を許さない。 自分のしたことを、一生悔やんで生きろ 復讐 最高! このセリフ、最高! 言えるものなら、私も言いたい。言えるものなら、私も言いたい。言えるものなら、私も言いたい。 七年前は特に気にならなかったのだが、浅野夫人が半沢の手を握って「主人をどうぞ宜しくお願いします」と懇願するシーンが引っ掛かった。 いやらしい。 なんなんだよ、慣れ慣れしい。 夫人は、夫の出世の陰で多くの部下が辛酸なめていることに、薄々気づいているのか。 浅野みたいに、家族には仏のように優しいけれど、職場では威張り散らす・狡いことする・虐めをする奴は沢山いる。 壇蜜、常にウェットな感じ…雰囲気がよかった。ドレスも似合っていた。 「あんたには感謝している。でも、あんたがくれたのは金だけや。さよなら」 し た た か。いいなぁ。 「感謝している」けど決定打となる裏切りをし、己は新たな道で成功を目指す。 渡真利がいい同期だな!ミッチー、かっこいい。
2020年07月06日
ドラマを第5話から見ている。原作を読んだことがないし、初回から見ていないので設定を完全に理解していないが、おもしろいなと思う。初めから見ればよかったと後悔しているほど。 なんだか癒される・・・ きょうの猫村さん という漫画があることは知っていたので、実写ドラマ化と聞いた時は「猫を演じる?!」と驚いた。しかも松重 豊が猫役と知った時「えっ?!いくらなんでもそれは無謀」と思った。「松重 豊、よく引き受けたな…大丈夫か?」とも。 期待せず見たら、あら…意外とおもしろい。普通に考えて雌猫役が全く合うはずもない松重が、好演しているという「奇跡」・・・恐るべき「広範囲」俳優。 噂好きの女性に「シャー!」という感じで腹を立てるシーンは猫を彷彿させた。 ネコムライスを型に入れて盛り付けるのが、丁寧な仕事しているなという印象。おいしそうだ! 娘が「ネコムライス」を拒否し、手で払ってしまうシーンが衝撃だった。「あぁ、本当に料理をぶちまけてしまった…」と。 テーブルの上に落ちたご飯を「もったいないから」とおにぎりにする猫村。「にぎにぎ、にぎにぎ」と呟きながら、手を動かす姿が切なかった。 「女子はエッグに目がない」 ん?!そうか?男子も好きだろう、卵料理 と思った。 濱田 岳の坊ちゃん感もいい。(これまた、大人が少年を演じているという奇妙な配役なのだが) 猫と坊ちゃんの別れのシーンが胸にグッときたわ。濱田の「SEE YOU AGAIN」と松重の表情!
2020年05月30日
やえこは、幸恵が発表会に出られなかったことを気にかけ「場所を借りて、3人でコンサートしましょう!」と言い出す。でも幸恵は姑の介護に追われ、時間の余裕がない。教室も辞めた。 しつこく誘われ「今それどころじゃないのよ!」つい声を荒らげた幸恵。 ストレスも溜まっているし、そうなるのはわかる。 相手の状況を想像できず、お気楽に誘ったこと・・・私もあったな。 やえこはまだ若いし、親も元気・・・「介護」と言われても、言葉を表面的にしか受け止められないのだと思う。 やえこ「羨ましい。幸恵さんみたいに大変な状況にある人を、羨ましいって思うの」 ?!?! 他人事だからそんなことが言える。酷い思考だな。 理人「皆、思っていることを口に出さずに淡々と生きていますよ。適当に、妥当なところを見つけるんですよ!」 は~、若いのに、そういうことは達観しているのか。 「ヴァイオリン教室に行ったのが間違いだった。ヴァイオリンでまおさんと繋がっていると思っていたなんて」 今頃気づく、狂気のストーカー男。で、今もって自分のことだけ。まおの迷惑・辛さ・困惑に思いが至らない。 やえこもサ、理人に「先生を諦めるな」と煽るの、やめろって!ダメなものはダメなんだよ。年の差だってあるし、そもそも婚約破棄という背景からしてアウトに決まっている。非常識だわ。 やえこは、前の仕事が好きではなかったの? 「G線G線」何度もうるさい。初級者なのに「コンサートする」というのも・・・凄い自信だな。 幸恵は、本当にいい人。松下由樹、巧い。 介護認定の調査員、あんなに早く来ないよ。 理人には、今日も全く魅力を感じなかった。よくレッスンに行けるな・・・しかも「先生に好きな人がいる」情報に動揺。まだ未練タラタラ。先生、病んでいるっていうのに!
2019年11月06日
練習マニュアル・・・理人、何様のつもりだよ。自分だっていち生徒、しかも初級者なのに偉そうに。私はイヤだ、ああいう出過ぎたことする人。 弟も常識知らずのバカだけれど、兄も同じだな。元婚約者がいる所に、わざわざやって来るとは。 姑、仮病かと思ったら本当に病気だった。しかも深刻。 発表会に出られなかった幸恵、本当に気の毒だった。まさかのエア ヴァイオリン・・・ 壁ドンする理人・・・気持ち悪い。 波瑠、細いなぁ!細すぎる。
2019年10月30日
松下 由樹が出演していないのなら、見る気にならなかった。原作漫画を読んだことがあるが、おもしろくなくて第一巻だけで終えた作品だ。 漫画よりいいと思った。漫画だと、とにかく理人が生意気な若造で、ただただ不快だった。ドラマでももちろん同じキャラクター設定だけれど、まだマシという感じ。 先生、いいマンションに住んでいるな・・・決して高給取りではないだろうに。やえこ「3万円のヴァイオリンを買った」 えっ…!?さ、3万円!オモチャだよー!先生に相談したら、絶対に3万円のヴァイオリンなんて薦めない。幸恵「やめなさい! 二人とも。お互い照れ隠しなのはわかってます」 中年女性の人生経験と貫禄が感じられて、良かった。義母にチクッと反論するし、ただ穏やかなだけではない幸恵に好感。 楽しめればいい。私達の音楽は、そんなもの。多分、この先もずっと。 だけど、溺れそうな私達が、息をするためにやみくもにつかんだ物がヴァイオリンだったんだから、仕方ない。これにすがって進むしかないんだ。 なんだか・・・共感する。 やえこと幸恵、仲が良くていいな。習い事であんなふうに友だちになれたら、すてきだわ。羨ましい。
2019年10月18日
娘が婚約破棄した相手の家に、のこのことお茶を飲みに行く真璃子・・・誘う方もおかしいけれど、断らない方もおかしい。要するに、どちらも狂っている。 謝罪の他に相手宅に行くとしたら、慰謝料の話し合いしかないだろう。 60過ぎた男と不倫する20代の娘を、快く外国へ送り出す親・・・狂っている。 みんな狂っている。 娘の元婚約者が、どうしても弁護士には見えない。 食堂のおばさんと黒木が、仲良すぎる(笑) 佐々木は銀行に戻るの?そうしたら礼二は「裏切者!」と激怒必至。
2018年11月30日
真璃子はパン屋を開け!成功すれば「美人専業主婦が起業!」とちょっとした話題になるだろう。 完治は色々な物を預かってきているけれど、倉庫は空調万全なの? 食堂の職員である栞が完治の仕事を手伝うのもマズイと思う。お客さんの個人情報に関わることなのに…。 真璃子が「色々と思うところはあっても、我慢して言わない・内に秘めるようにしなければ、夫婦も家庭生活も保てない」というようなことを言い放った。私の母も同じことを言う。「言いたいことは山ほどある。でも我慢して言わないでいる」と・・・。 娘の婚約者がしつこい。真璃子に恋愛感情があるが故なのだけれど。 真璃子と友人が気を利かせて病室を出たのは、さすが大人だなと思った。果たして、社会性の乏しい自分に同じことが出来るのか・・・
2018年11月24日
正味15分、テンポが良い。(福山の歌は、消音にして聞かない) 松下 奈緒の大柄が気になってしまうが・・・演技に嫌味はないと思う。 山本 耕史は、さすがの安定感。松下と並んでも、背丈に問題ないのも良い。 守綱の命令口調が、なんだか新鮮・・・不快な感じがしないのは、山本の演技力の賜物か。 でも、結婚の挨拶に行かないなんて・・・酷すぎる。朝の立場を全く考えていないな。 色々と、自分勝手で変人な守綱。朝の父親に「魂が汚れる」なんて言ってしまうし・・・ 小澤 征悦と高岡 早紀が同じシーンに出てきて、驚いた。途端に画面が濃くなって、笑った。 シイナのカレーを食べてみたい。 「…毎日、夜空の力、これに入れる。チョーさんも寂しい時、悲しい時、苦しい時、この象 触るといいよ。元気になる」 「空は、インドにも北海道にも繋がってるね」 シイナ、優しくてロマンティスト。こういう人、好き。(象の置物が大きすぎる笑) 結婚式のシーンが良かったな。ドレスをもっとよく見たかった。 部屋に閉じ込められる朝・・・こ、これは、モラルハラスメントではないの?! !
2017年10月06日
好青年ぶった変態男が嫌い。麻子の態度にもイライラする。 丈太郎の方がいい。 なんなんだ、落語男・アスペルガー男・無気力女・・・変人ばかり。 出産を録画する男も気持ち悪い。イマドキの夫婦には、普通のことなの?イヤだわ。趣味が悪い。 時子のカフェ、いい雰囲気。庭もすてき。 真紀(石野 真子)、ギャーギャーうるさいおばさん。 多江(清水 ミチコ)は介護の愚痴をこぼさずやってきたけれど、もう限界。同居は無理!
2017年08月14日
丈太郎の妻が離婚届を用意していたとは・・・一生懸命に働いてきて、妻がそんなことを待ち望んでいたなんて知ったらさ・・・そりゃ、脱力だよね。これから仏前で、どういう顔をすればいいのか・・・どういう気持ちでいればいいのか・・・困るな。 彼を元気づけようとしたら、逆に怒らせてしまった麻子。喋り過ぎなんだよ。 巨大エクレアに驚いた。 時子のカフェ、すてきだな。草刈 民代の和服姿も良い。 23歳差で付き合うって・・・理解不能。母親が亡くなっていようが、仕事する姿がすてきだろうが、おかしいだろう!気持ち悪い。胡散臭い男。 麻子が若い男性に言い寄られていると知った時の友人二人の表情…!忌々しさが露骨に出ていたが、くやしいと思う方も異常。 娘も友達も頭おかしい。丈太郎だけが、まともな思考。
2017年08月08日
麻子の上司(南野 陽子)は、意地悪で冷たい人に見えたけれど、彼女もキャリアを積み、仕事に真摯に向き合ってきた女性。 「葬儀屋は、遺族の悲しみに飲まれず冷静でなければいけない。それでこそ、必要とされる仕事だ」という信念、理解できる。 麻子に厳しく当たっていた彼女だが、麻子のアイディアを取り入れたいと言い出す。しかし、麻子は退職を決意。せっかく二人の距離が縮まり、いい雰囲気になったのに・・・惜しい。 葬儀関連のシーンが、必要以上に生々しかった。特に骨上げが・・・。そりゃ、現実だけどさ・・・。 赤いバラの代金は、会社に請求できたよね…?1本500円くらいするから、相当な額。 食品部の男が気持ち悪い!23歳差・・・母と息子だろう!頭おかしい。まさか麻子、彼と付き合うのか?! 葬儀屋は自分の居場所ではない と再び仕事探しする麻子・・・ああ、自信がある人は、そうやって前向きになれるのだ と思った。 清水 ミチコの演技、微妙だな・・・素朴?
2017年08月02日
「年齢の数だけ履歴書を書く必要がある」ハローワーク職員の言葉が・・・胸にズドンときた。 葬儀会社で麻子を指導する役が、意外にも南野 陽子!ん・・・誰?どこかで見たような・・・あーっ!南野 陽子?!と思った。ああいう脇役のイメージがなかったから…。老けたなぁ…役作りでああいうメイクアップなのだろうが。 麻子の元上司(藤 真利子)は、麻子に発破をかけるけれど、自分は会社を辞めず安全圏にいる・・・。 由美(菊池 桃子)が披露宴で新婦とその母について紹介していたけれど、新婦の友人の母親が、そんなことするのかな? 由美は、専業主婦というよりキャリアウーマンに見えてしまう。 麻子を呼び出した食品部の若い男・・・怪しい。いやらしい目。 麻子の前向きさがいいな。偉いなぁと思う。ずっと真っ当に頑張って、ちゃんと成果も挙げてきた人は、自信とプライドがあるから簡単に凹まないのだな。軸が太い。
2017年07月27日
目の下のクマをきっかけに、退職を決めた時子。 「私たちはお客様商売よ。なのに、気がつかなかった。それって、気が抜けている証拠よ」「自分が許せなくてね」 「誰にもおもねりたくないの。自分の主人は自分でいたい」「それがたとえ、やりがいのある仕事でも、その奴隷にはなりたくない」 決然たる考えの時子。自分を客観視できるからこそだな。 麻子「ローンや借金のために、魂まで売ったりしないわよ」 いや・・・世の中の大多数の人たちは、お金のために不本意な仕事を我慢している。プライドや意地は置いといて・・・。 麻子の後任「口惜しくないんですか?私なら’バカにするな’ってきっぱり会社を辞めます」 大先輩に対して、随分と失礼な発言。麻子の気持ちは、誰だってわかるでしょう。わざわざそんなことを言わなくたっていいのに…意地が悪い。 丈太郎と麻子がお茶したカフェ、どこだろう。丈太郎のノリ、なんとなく憎めない・・・ 義母の言うことは、正論。
2017年07月20日
深山(南 果歩)が偉そうに部下を呼び捨てにするのが、不快で違和感あった。いまどき、大企業のオフィスで呼び捨てなんてするの? 専業主婦(菊池 桃子)をバカにするのも感じ悪い。そりゃ、会社勤めを続け、部長にまでなった深山は立派だと思うけれど・・・。 役職定年になると、ヒラになるのが普通なの?誰でも役職定年させられるの?(無知でごめん) 石野 真子、事務員服が意外と馴染んでいて、少し衝撃的だった・・・ 深山の友人たちが随分とざっくばらんというか、平気で嫌味を言い合うのに驚いた。 食品部の若い男、笑顔が胡散臭い。降格異動してきたおばさんに、あんなに愛想よくするか、普通・・・。まさか、深山と恋仲に・・・ならないよね?! 名刺入れを届けた男(山口 祐一郎)がどう絡んでくるか、楽しみだな。
2017年07月10日
きれいにまとめて終わったな・・・。皆いい人で、満員電車に乗ってイヤな上司や同僚のいる会社で働くこともない・・・最高じゃん!プラス「鎌倉ファンタジー」。 カフェを継ぐことになっていた人、いい迷惑だわ。 自宅でのお花見、すてきだな。 亡き祖母の思いに気づけてよかった、よかった・・・ 多部 未華子がいい雰囲気だったよ。 死別しないと気づけないこと・理解できないことがあるのだろうな…残念だけれど・・・。
2017年06月07日
絶縁状を書いてほしいという女性・・・親友に対して相当な怒りを抱いている。「友達は選べる。ストレスを溜めてまで付き合いたくない。もう誤魔化しは嫌なの」 そりゃ、中年になってまで無理して友達付き合いしたくない。時間の無駄。仕事ではないのだから、我慢して仲良くする必要なし。 でも、長年上辺だけの親友付き合いなんてできるもの?依頼主は、相手に利用されていただけ? 先代が、イタリアの「しずこさん」と文通していたことが判明。厳しい先代が、意外にもフランクな文章を綴っていた。鳩子に対する苦悩も切々と。「先祖代々の代書屋というのは大嘘」「娘から鳩子を奪った」衝撃の告白。 「しずこさん、人生って本当にままならないものです。私は何ひとつなしえなかった。人生なんてあっと言う間。本当に一瞬なのです」 「厳しくするのが愛情だと信じてきた」 それは間違っていないと思う。現に、鳩子が筆耕を仕事にできるのは、厳しい指導のおかげなのだから。 「思い」が同じ方向にないと、そりゃあ人間関係が歪んでいくと思う。双方、疲弊する。 文通相手にだけは真情を吐露していた先代・・・イタリアのしずこさんと、どこでどう知り合ったのだろう。学生時代の親友?仕事で知り合った人?(原作にも書かれていない謎…)
2017年05月31日
「字が汚いのは、心が汚いからだ」随分な言い様。これは傷つくよ。暴言としか思えない。 花蓮役の女優、確かに容姿端麗。誰だろう?知花 くらら?と思ったが、芦名 星 (あしな せい)という人だった。顔 身体、全体のバランスが良い=麗人 さり気なく花蓮の義母に問いかけるカフェのマスター、鳩子のために優しいな。 男爵に「嫁姑問題に詳しいですか?!」と訊く鳩子・・・あまりに出し抜け! 鳩子が代書した手紙が、とても温かくて良い。まさに、花蓮の気持ちになって書かれている。悪筆な花蓮が、心を込めて丁寧に丁寧に書き綴った感じの文字も味わいがある。(代書屋は、様々なタイプの字も書けないと務まらないのだな) 母親について考えないようにしてきた鳩子が「いつかお母さんに会いたい」と思うまでになった。確実に、心が柔らかくなってきている。そんな自分に、心地良さを感じ始めている。
2017年05月15日
おもしろかったな。多部 未華子がとてもかわいい。艶のある豊かな髪・透明感のあるお肌・・・若いってすばらしい。茶色い瞳も印象的。 よく知っている場所がロケ地だから、見慣れた風景が映る度に「あっ」「おっ」「これはセットだわ」などと反応してしまう。 不良になった鳩子が段葛を歩く姿に笑った。 上地 雄輔のカフェがある大塔宮(だいとうのみや)の辺りは、長年歩いていないので様子がわからない。ここ10年くらいで店が増えたのは知っているが。 `はーたん`がかわいい。子どもが苦手な私だが、あんな愛らしい子がいるならば店通いしてしまうわ。 いまどき、ああいう厳しいおばあちゃんはいないな。バーバラ婦人は優雅。 「何もかもがファンタジーだな」と冷めた気持ちになりつつ、だから楽しめるのだとも思う。鳩子と周辺の人たちとの関わりや、彼女の成長を見届けたい。 鳩子の衣装にも注目。肌の露出が少なく、優しい色でまとめていてすてき。 代筆料金はいくらなのだろう? ああ、字がうまくなりたい。習いたい。筆ですっと書くことに憧れる。 原作を読みたい。
2017年04月20日
川村(木村 多江)は、本当に頭がおかしい。富川(三浦 友和)は既婚者なのに、彼の気を引くためにプレゼントしたり、そのプレゼントが会社に置きっぱなしだったのがひどい!と腹を立てるなんて・・・。 「私の気持ちに気づいていながら、冷たくした!」 完全に狂っている。 頭取息子に頭を下げる理由は誰だって察しがつくし、退職撤回は無理な話だ。 銀行頭取の息子と自分を、同じ高さで考えるなよ と思った。 富川の立場を理解せず恨んで「意地悪したくなった」なんて・・・迷惑千万。 謝られたって、もう取り返しがつかないよ。全てが破壊された。 奥さんも娘も問題を抱えることになり、苦しい方へ押されていく。 塾長に褒められ、意表を突かれた息子「ずっと、期待されたことがなかったんで・・・」 うん・・・胸に沁みた。 広い人脈を頼っても再就職先が見つからない富川は、大手企業の看板を失ったことの意味を知る。優秀だからといって、いまさら彼を迎え入れることはできないのだ。 「何かを諦めないと、何も始まらない」 確かに…そうだね…。 退職を隠して同窓会に行って、何かしら展開があるのかな。電話してきた女性の店が忙しいケーキ屋・・・何か意味あるのかしら。
2017年01月26日
東大とかタワーマンションとか暖炉とか、特に魅力的だとは思わないが・・・要するに、優れた学歴や高収入が羨ましいってことだよね。 とにかく、深田 恭子がめちゃめちゃカワイイ。 阿部 サダヲ、相変わらず巧いなぁ。引き込まれる。 お父さんの熱弁が、娘に届いた。確かに、心からの言葉だったからな。子どもながらに、聞き過ごせないことだと思ったのだろう。 でも、学力が下なのに最難関校を目指すのは軽薄・無謀だわ。しかも塾に行かないなんて、ハチャメチャ。 自宅の適度な生活感が絶妙。整理整頓されている庶民の家だな。 ・人生は、途中からじゃ変えられないんだ!しまった!と思っても、途中からじゃ無理なんだ。・もっと素敵な人生があるってわかってんのにさ、そこには行けないんだよ・皆どんどん俺を追い越していくんだ。どこか別の入り口があるんだ。それは、人生のもっと早い時期に選ばなきゃいけないんだ。俺は、それを通り過ぎちまったんだ。今さら後には、戻れないんだよ。 わかる わかる! わかる!!
2017年01月15日
面白いというか、辛いというか・・・複雑な気持ちになった。 黒木 瞳、相変わらず細くてきれい。彼女の台詞「希望が人間をつくる」 ネットで調べたら、これはヴィクトリア朝時代のイギリスの詩人アルフレッド テニソンの言葉で「大いなる希望を持て」が続く。 黒木演じる母が定年目前?!公式サイトを見たら54歳の設定だが・・・?? 山本 未来、いつの間にか貫禄ついたなぁ。 息子の痴漢容疑で、母が状況再現。息子を犯人扱いするのなら「あなたたちに損害賠償を請求しますよ!」と息巻いたおかげで、息子は解放された。冷静かつ迫力ある抗議がすばらしかった。 「どこに入るかで人生が決まるんだぞ」 まあ、そうだね。 「肝心なのは、仕事への志」 社会的にちゃんとした人は、こういう高尚なことが言えるよね。 「自分の道ぐらい、自分で切り開けないでどうする」 ごもっとも。正論。 「大学時代のアピール事項がない・我が社に関して研究不足・君から何も感じられない」 面接で、こんなにズバズバ指摘されるの?ダメだからって、いちいちこんな辛辣な言葉を次々とぶつけるのか?(面接された方は、その企業の印象が最悪になるのに) 息子、ころっと罠に引っかかった。藁にもすがる気持ちで、冷静さを失った。 三浦 友和、ギター担当だったのに、なぜか巧みにドラムを叩きまくる・・・笑った。 部下といえども、女性と二人きりで会うのはダメだよ。しかもあんなバーで。写真もダメ!昇進話に浮かれたばかりに・・・。気の緩みは怖い。でも、いい話でつい和らぐのが人間なのだな。 娘が「結婚が逃げ道」と言ったけれど、今時そんな考えの女性はいないでしょう。特に若い女性は。時代錯誤で驚いた。 木村 多江、べたっとした感じ。 一家の住む家、心地よさそう。
2017年01月13日
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