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渡辺 直美が主演・旅行ものということに興味を引かれて視聴。 ずば抜けて有能なのに、干された人たち・・・事情があるとはいえ、窓際族にしておくなんてもったいない! 京香「旅行はチームプレイ」「誰か一人が楽しんでいても、他の人たちが楽しんでいなかったら、空気も悪くなるし、悪い思い出しか残らない」「京都という目的地はひとつでも、旅の目的は人の数だけある。それを叶えるのが我々、旅行会社の仕事」 なるほどなと思ったよ。 「旅行が大嫌い」という意外な言葉が、彼女の過去につながるのか? 渡辺 直美の演技は、手放しでうまいとは思わなかった。でも、次回も見るつもり。京香の過去を知りたい。
2015年01月10日
六角 精二の出番を楽しみにしていたが、退職届けに困惑するシーンのみ・・・あえて彼を配役する必要はなかったと思う。期待が外れた。 原田 知世・・・40代後半とは思えないあの透明感!すばらしい。 息子役の坊やがかわいかった。 ライチョウ、私も見たい。いいなぁ、立山の風景。行ってみたい。 奥さん せっかくパートを始めたのに、入院費を払う羽目になるなんて・・・。 裸の王様について 「王様だけのせいじゃないから。まわりがダメにしたの。 諦めて、見て見ぬふりして、どうせ何も変わらないって・・・。そうやって、病気になるまで放っておいたの」 「最後に自分を大事にできるのは自分だけ。無理しない」 「裸の王様」を取り入れたところがおもしろかった。(私をいびる同僚が近い) 社会人として、強くあらねばやっていけない。でも、密かな弱さを認めないと心身がおかしくなる。ウ~ン、うまく「折り合い」をつけられればいい。灰島のように、家族に対して素直になれる/家族に理解がある人は、救われると思う。
2014年12月30日
再放送を観て、予想外にはまってしまった。 ちなみ(沢尻 エリカ)は、出世を機に大人っぽい服装になるのだけれど、イマイチ貫禄が感じられない。それどころか、安っぽく見えた・・・。(ハイヒールのヒール高が凄かった!) 留美(板谷 由夏)は、高身長でいつも豪華ファッションで決めており、迫力あり過ぎた。(ミニスカートから伸びる美脚もインパクト大)喋り方が怖い。 三浦 理恵子は、40過ぎなのに相変わらずかわいらしく細身。小夏のファッションが、一番良かった気がする。 菜々緒は、どう見ても編集者ではなくモデルでしょう! ちなみがレミ絵(よく考えつくな、こんな名前)に「もうあなたとは戦う次元が違うんで、失礼」と言い放つシーン、いきなりの尊大な態度に驚いた。 「あなたの味方は、自分だけよ」「勝った人間だけが、夢を持つ権利を得られる。勝てなかった人間は、去るだけ」「自分の強みは何か。頭を下げるんじゃなく、頭を使いなさい」といった名言もあった。 ファッション誌を作るのに、こんなに手間暇かけているとは・・・大変なのだな~と思った。 結局、意地が悪くても仕事はかなりできる人たち。 女たちがなんやかやと刺々しい中、樹(中丸 雄一)と拓海(平山 浩行)は腹黒いところがなくいい雰囲気だった。好青年と大人の男、どちらもいい存在感だった。
2014年10月06日
パート事務員の無礼に気分を害す五郎。(後になって怒りがこみ上げてくるのが、私と同じ!) 「空きっ腹に腹を立てちゃ、体に毒だ」 お腹も空いて、店探し。 「ベトナム ふるさとの味」と書かれた看板に注目。俄然、心惹かれる五郎。「ここがいい!」自信をもってベトナム料理店に入る。 海老の生春巻き・・・きれい。大きい。タレがポイント。 「美味いものを食って怒る人はいない。腹が立ったら美味しいものを食べろ」 肉入りおもち・・・「餅とも肉とも長いつきあいなのに、なんだこの‘初めまして’感は・・・」 とりおこわ・・・「これはご馳走おこわだ。ベトナムおこわ、私の大好物になりました」 締めはベトナムコーヒー。ふ~ん、ベトナム独自のコーヒーがあるとは、知らなかった。ウトウトしながら抽出を見守る五郎。穏やかな表情。幸せ感に満ちた終わり方が良かった。 蒲田は、おいしいものが色々とありそうだな。 私もベトナムに行きたいな。どんな雰囲気だろう。
2014年09月21日
脱ぐ!裸!エーッ!そんなことするなんて!五郎、暴走!裸の男たちの応援団・・・見苦しくていい画ではなかった。 野球場のシーン、炎天下で本当に暑そうだった! 滝山が村田 雄浩なのにもガッカリ。 鉄板中華・・・確かに興味をそそられる響き。 「蒸し鶏」・・・‘10時間蒸してあるので、骨まで食べられます’とマスター。意外な言葉に少々戸惑う五郎。しかし一口で、その柔らかさとおいしさに感激。 「麻辣湯」・・・真っ赤(具が色々入っていたが、何だろう?) 「黒チャーハン」・・・中国のたまり醤油を使うので黒い ‘赤と黒 スタンダール’ だしぬけにこういうつぶやきを聞くと、本当に面白い!笑った 今回も凄い量を食べた五郎。おいしかったとは言え、激辛だったし、胃腸には良くないね。 お会計、いくらだったのか・・・5000円弱くらいか?
2014年09月05日
花子を卑怯者呼ばわりする蓮子・・・なんて挑発的。花子も負けじと「生きる道が違う」と毅然と言い放つ。 妻であり・母であり・職業人である今の立場でどう生きるか・・・二人の姿勢は相反しており、決別は仕方ない・・・。 「純粋な子どもたちは、たちまち感化されてしまうわ。お国のために命をささげるのが立派だと思ってしまう」 そりゃ、蓮子の指摘は間違っていないけれど・・・ 「言いたいことを言う・書きたいことを書く」 逮捕されるって!花子の指摘のとおり、家族を守れなくなる。そういうことがわかっていない。 不穏な時代をどう生きるか・・・卑怯 臆病/無鉄砲 自分勝手
2014年09月03日
女性客しかいない店で、あんなにガツガツ食べたら・・・白い目で見られてしまうよ~。 オックステイルスープ・・・牛の尾・・・食べたことないなぁ。初めて聞いた料理。出汁がポイントなのかな。確かに、手掴みで食べた方がおいしそう。 私は、アサイーもロコモコも食べたことがない。ハワイ食を口にするのはいつになるのか・・・。 ビリヤード・・・ずっと前から「一度やってみたい」と思っている。腰を痛めないのかな。 お客さんに対して、あんなおざなりな態度は失礼だよー。食欲が何にも勝る五郎。
2014年09月01日
喫茶店メニューもある居酒屋に入った五郎。「でたらめに近いほどカオスな店」「名物かつサンドに名物もずく雑炊。名物2つが全然方向違い」 せんちゃんサラダ・・・キャベツの千切り+パルメザンチーズ シーザードレッシングをかけて食べる 見た目がきれいでおいしそう。作ってみたい。 にぎす干し・・・「富山湾の深海にいるシャケ科の魚。干して、あぶって食べマス」と説明が書いてある。ふ~ん、にぎすって何?と思った。深海魚か・・・初めて知った。 クリームパスタとにぎす干しという組み合わせは、当然イマイチで 「パスタとの連携はギクシャク」「俺は、いい指揮官になれそうにない」 「しかし男は、一度決めた注文を後悔すべからず」 五郎ちゃんのそういうところが好き。 カツサンドもおいしそうだったな。特注ソースというのが魅力的。どんな味なのだろう。 パスタ・大盛りせんきゃべつ・カツサンド6個を平らげた五郎。お腹、大丈夫?! マスター役の小日向 文世の笑顔がよかった。
2014年08月23日
歩の写真を持って海に来たと思いきや・・・持ってきていない。何のために海に来たんだと思わなくもない・・・。 父親である英治だって、辛くて打ちのめされている。でも、妻を支えるという役目があるから、気丈にならざるを得ない。 昔は、子供の死というのが、今より身近だったのだろうな。(母が幼い頃、近所の子が急死したそうだし・・・) 平祐「郁弥が亡くなった時、郁弥のそばに行きたいと願った」 大切な人を亡くすと、そういう気持ちになるのだな・・・。 日傘を差す蓮子がエレガント。
2014年08月15日
一体、いつになったら「赤毛のアン」の翻訳するの?!このドラマ、9月27日が最終回だというのに・・・。のんびりしすぎやしないか。親子の愛とか歩のかわいさとかに時間を割きすぎでは?先週あたりから、あまり面白くない・・・。 醍醐さん、首元にもおリボン。花柄も似合うね!高梨 臨、何を着てもさまになるなぁ。大きな瞳!
2014年08月12日
大地震で混乱状態の中、水玉ワンピース+ビッグリボンというおしゃれスタイルでやってきた醍醐さん。無事でよかった!でも、避暑地にでも行くような雰囲気に違和感が・・・。 さらに、皆の為におむすびでも持ってきたのかと思ったら、大きな鞄の中にはいくつもの「おリボン」が! 「私なら、これが一番元気が出ると思って。女の子は、きれいなものを見ると元気が出るんですもの」 !? この非常時に、おリボン・・・。 今風に言うと醍醐さんは「女子力が高い」ということらしい。 近年よく見聞きする「女子力」という言葉に馴染めずにいたが、彼女を見ていると「こういうことなのだな~」となんとなく理解。常に小奇麗な乙女であることがテーマなのだなと。ミーハーな、嫌な言葉だと感じていたけれど、今はキャラクター表現として悪くないかもしれないと思うようになった。 かよ「郁弥さんに会いたい」 私も切なくなって涙。 黒木 華が巧い。色白!横顔がきれいで羨ましい。
2014年08月02日
最中・・・自分で餡を詰めるのがイイね。「左官屋さん気分だ」五郎のそういう感覚が好き。楽しそう。 ノスタルジック散歩道・・・興味をそそるネイミング。 旬野菜のゴマ和え・・・鮮やかな緑色!美しい。新鮮な野菜に胡麻ソース・・・おいしそう! ステーキにおろしポン酢と山葵・・・いいなぁ、洋と和の融合。(私だったら、卵はいらないな) 箱根の「宮ノ下」という駅の周辺・・・ひっそりとした、時間の流れがゆったりとした地域という印象。 箱根・・・行きたいな。 わかりにくい場所にあるお店。道に迷って電話してくるお客さんが多いが「なるべく電話しないで来て」と店主。よほど自力で来店する人が少ないってことだな。
2014年07月28日
いつの間にか再放送が始まっていた!8年も前のドラマだとは・・・ショック。だって、8年も経っているのに自分が何一つ進歩していないから。進歩どころか、あらゆることが下降している。年をとって、太って、髪が薄くなって、シミが増えて、経済的な問題も精神的な問題も悪化して・・・。建設的なことなんて、何一つない。そりゃあ、自己嫌悪に陥る。8年という時間は長い。 音大生たちによる青春ドラマ。 若いってすばらしいと思う。本当に、羨ましい。見た目の瑞々しさも、先にある時間の多さも、可能性も。 玉木 宏は美男だし、上野 樹里はかわいい。水川 あさみはきれい。瑛太も若さ溢れている。ああ、眩しい! 売れる前の向井 理が出ているが、言われないとわからないほど今の様子と違う。 黒田 知永子は、きれいだけれど大根だなぁと思った。セリフ回しがどこか素人っぽくて・・・。 いいなぁ、オーケストラ・・・いいなぁ、ブラームス・・・。弾きたい。
2014年07月26日
蓮子と宮本、色々な人たちの厄介になって・・・そうしなければ無事に生きていけない二人。「愛」だなんて甘いこと言ったって、現実はこれだよ・・・と思う。そもそも、学生なのに駆け落ちって・・・。当初から、宮本がちゃらい男にしか見えない。 「お前、月にいくら稼ぎよると?」 そう。そういうことなんだよ。生活するってそういうことだから。 秘密厳守できないかよ 洋食が並ぶハイカラな食卓。かよが、カフェ勤めで色々覚えたのね。 まさか栄治が、蓮子のお腹のことを言ってしまうとは・・・。私だったら言えない。大変なことだし、皆で秘密にしていることだし・・・。 ちゃぶ台を飛び越えて宮本に掴みかかる伝助。画面に、とてもいい動きがついた。 伝助が怒り狂って宮本をぶん殴ると思い、どきどきしながら見ていたら・・・あら、静かになった。 小切手を差し出す伝助は大人・キャンキャン吠える宮本は子ども そう映った。 当時は、不倫して身重だなんて、とんでもないことだったはず。
2014年07月25日
蓮子に優しい伝助を見ると「悪い人ではない」とか「教養がないために、上流階級の蓮子をうまく愛せないのだな」とか思う。 蓮子のためにあちこちの店を回ってティアラを探したり、彼女の好きなきんつばを買ってきて一緒に食べたり、花子のことを「花ちゃん」と呼び気さくに接したり・・・実業家/男として非情な面もあるが、純粋でかわいいところもあるのだ。 彼は彼なりに蓮子に喜んでほしかったし、彼女の笑顔が嬉しかったのだ。 無教養で結構という意地・食事のマナーの悪さ・女に勉学は必要ないと考える・横暴な発言・妾がいる 蓮子としては耐え難い・不愉快なことが多いのも確かだが。 うまくいかない夫婦というのは、痛々しく残念に思える。 愛の賛歌・・・NHKも思い切るなぁ。ここまで美輪氏に気を使っているんだ・・・と思った。 伝助演じる吉田 鋼太郎が巧い。適役。 昨日の醍醐さん、お洒落ですてきだったわ!
2014年07月18日
五郎ちゃん、食べすぎ!食べる量が力士並み?!サムゲタンを注文した時、女将さんが驚いて止めるのではないかと思ったが・・・。お腹の具合、大丈夫なの? 台湾の甘味は、墨色でおいしそうに見えなかった・・・。 カバンを外に置いたまま、店に入って料理をチェックする五郎。カバン、盗まれちゃうよ! 小皿料理の天ぷら(天つゆいらず)がおいしそうだったなぁ。 お店の入り口が住宅用の玄関ドアに見えるので、訪ねてきた久住さんが「入りにくい・・・これ、人んちのドアだもんね」と苦笑い。でも、中に入ると「寛げる!」とニコリ。うん、画面を見ていてもそんな感じがする。 今回のお店のような家庭的で、数人入ればいっぱいという店に行ったことがないので、体験してみたいな。そういう店の方が、ホテルのレストランより安くておいしいと思う。(ホテルのレストランで酷い目に遭った) 銀座の画廊に顔が利く五郎。商売柄、交際が広い。
2014年07月18日
ゴローちゃんが帰ってきた!今年の夏も、これを支えに生きていける・・・。 「味噌ニンニク 青唐辛子入り」五郎が「これだけでご飯100杯いける!」と絶賛。食べてみたい! 「スパゲティー田舎」 一体どんな料理なのか?! 「アイスコーヒー ホットもできます」 ‘外れ方’に愛嬌があっていい。 今期は‘甘いもの’なしなのかな。
2014年07月11日
いろいろな人が出てきていろいろ言って・・・多少、慌しい最終回だった。 市長の気持ちは・・・和平にとって迷惑で、困る以外の何ものでもない。「断らないで、私に恋をさせてください」と言われても・・・心地悪い。上司と部下なのだから、そういうのはまずいよ。 万里子は千明に恋しているが、彼女の場合はかわいいというか、許せる範疇というか・・・まあ、微笑ましい。慕われている千明自身も 「たとえその恋に応えることができなくても、誰かに愛されているということは私に力を与えてくれている。だから、あなたは私を幸せにしてくれている」 と万里子の気持ちを理解し、確かな親しみの気持ちすら抱いている。 キョンキョンと、男勝りで蓮っ葉な千明というキャラクターが重なった。それがこのドラマの魅力だと思う人は、私だけではないと思う。 ふと「薫子は時給いくらもらっているのだろう・・・900円・・・950円・・・980円・・・千円くれるかなぁ?」などと考えてしまった。 そして「カフェ ナガクラ」でアルバイトしたい・・・」と思った、現実逃避の思考をする自分が情けない・・・。 鎌倉は、住むにはいい所ではないよ、あらゆる面で・・・。皆、憧れているけれど、遊びに行くだけに留めるのが賢明。
2014年07月08日
弁護士(高嶋 政伸)が一番バカだったな。元彼女を見殺しにした石井(要 潤が好演)の冷酷さが恐ろしかった。 夢のために10億円もの借金をする伊佐子。「まだ手にしていない」遺産を拠り所に、猛進。恐ろしい。 5億円で塩月(宅麻 伸)を掌中にした素子(比企 愛未)は、棚から牡丹餅。良心より恋情。
2014年07月04日
失恋して仕事が疎かになる花。宇田川に傘を貸せないというのには、驚いたというか呆れた。あの状況なら、迷わず貸すでしょう。それが花の立場というもの。 村岡のことを忘れる!忘れる!と言っておきながら、彼との「思い出」に執着してるのにもイライラする。 村岡に「離婚しないでください!」と言うのも、甚だ差し出がましい。 醍醐さんや編集長の優しさに、ちゃんと応えてほしいよ。 何度も何度も、抱擁シーンが出てくるのにもうんざり。 編集長が離婚経験ありとは・・・。 「別れる時、彼女に言われた言葉が今も耳に残っててね。『結婚しても私はずっと寂しかった』 そう言われたんだ。俺と一緒にいると、一人でいる時より孤独を感じたそうだ」 ウーン、言われた方もしんみりするね・・・。
2014年07月04日
千明「その光景はさあ…まあ、私がね、これからどれだけ頑張っても、もう手に入れられないものなんだなあと思っちゃったのかなあ。今までだって、心がそうやってざわっとすることはあったよ、そりゃあ」 「STORY」とか「日経WOMAN」とか見るたびにそう思うよ、私。典子「夫婦ってさ、ざっくり言うと、子孫っていうか、子供を残すためにあるみたいなところあるじゃない。まあ、子供のいない夫婦もいるし、できない人もいるからあれだけど。子供が自立できるようになったら、そこで別れればいいと思うのよね。他人にさ、戻るべきなのよ」 目から鱗・・・ナルホド、そういう考えもアリかもしれないなと。おもしろい発想だと思った。千明「別れない方がいいと思う。せっかくさ、持ってるのにさ、それ、なくすことないじゃん。まあその、夫婦とか家族とか、独り身の私にはちょっとよく分からないとこあるけどさ」 同じく独り身の私・・・言っていることがなんとなくわかる・・・。
2014年06月29日
注文に時間のかかる薫子(長谷川 京子)にイライラする千明(小泉 今日子)。単純に笑えなかったよ。千明のようなスパッ!スパッ!と考え・動くタイプは、薫子のようなおっとりタイプにイライラするのだ。(私は実生活で、せっかちな人から激しく疎まれている) 「親友になりましょうなんて言いませんから」 「親友にはなれないかもしれないけど、認めあうことはできるかもしれませんよね、そろそろ。お互いに大人の女同士として」 ああ、これが大人の余裕というものだな。そういう友人関係も、おもしろいのかもしれない。 同級生(風見 しんご)とバッタリ再会した千明。しかしそれは、彼が偶然を装い、自社商品を買ってもらうためだった。 「私ね、これでも、一生懸命がんばって生きてきたつもりなんですよね。精一杯努力して、勉強して。悔しいこともたくさんあって、寂しいこともあったりして。そんなのは、今も山ほどあって生きてるんですけどね。それなのに、私そんな風な人間に思われちゃうんだなあって。 独身で、気楽に生きてて、小金持ってて。洋服とか化粧に金掛けやがって。で、華やかな世界で。楽しそうに仕事してるんだろうって。まあ、そりゃそうなんですよね。うん。そうかもしれないんだけど、頑張って生きてきてここにいるのに、それだけかよ~ってね」 独身で、大手企業で出世して、いつもいい服を着ておしゃれして・・・。千明のイメージは傍から見ればそう。でも、彼女自身としては、そういう自分にだって色々あるサっということ。確かに華やかな面もあるが、それだけではないって。多少、くやしくなったのだな。 同級生に対しても自分に対しても、息苦しい気持ちになってしまった。 モヤモヤした胸の内を、和平(中井 貴一)に吐露する千明。優しく聞いてくれる和平。 千明は幸せ者だ。 大人には、程よくお酒が必要な時があるのだな・・・。 キョンキョンの衣装(ストライプのトップス)がすてきだった。 市長からの告白は・・・迷惑だー!和平が気の毒。 風見 しんごが意外といい演技していた。
2014年06月18日
千明も知美も、ショートパンツで勤務・・・職場に太もも丸出しの人がいたら、艶めかしくて嫌だなぁ、私は。 パリでブランド品を買いまくり、相変わらず高級レストランで女子会する千明・・・勝ち組キャリアウーマン、羨ましい。 一回り年下!の恋人・・・どう見ても姉と弟。強くて稼ぎのある千明が涼太を包み込んでいる感じが、なんだか息苦しい。 和平の娘は反抗期。かなり尖っている。 脚本を読んで、思わず部下たちにズバッと助言する千明。以前のようにあれこれ口を出しせず、若手に任せなければ・・・と反省する。管理職が性に合わず、パッとしない会社生活が続く。 「恋人が突然去って行ったことを、いまだにどう考えればいいかわからない」と言う千明に、和平が「自分は妻を突然亡くしたから・・・あなたの気持ちがわかります」と言う。和平の優しさが滲んで、いいシーンだった。 長谷川 京子の髪型がいいな。
2014年04月25日
本放送を見逃したので、再放送が有難い。まず、浅野 温子の演技に ?!?! へ・・・下手? ハキハキし過ぎというか、朗らか過ぎるというか、オーヴァーアクションというか・・・なんだか一人だけ浮いている感じがする・・・。天真爛漫な奥さんという役柄とはいえ・・・異色の役作り? 「ここが不採用なら、もう‘女であること’を利用して生活するしかない!覚悟が決まりました」綾にまくし立てる恵理。 エッ!初対面なのにこんな話するなんて・・・。 さすが、世間をよく知る綾のお姉さん(泉 ピン子)は、「同情を引こうとしている」と冷ややか。 採用のみならず、住み込みまで即決!知り合ったばかりの恵理に優しく「家族同様」と言う。エ~ッ、優しすぎる! 長島夫妻は富裕層だ。大きな家に住んで、二人で海外旅行を楽しもうというのだから。出世して偉くなった夫はしっかり者で、人脈も、ある程度お金の余裕もある・・・理想的だな。 息子の嫁は、専業主婦なのにどうしてレストランを手伝いたくないの?義母の綾が苦手なのか。 ダイニングルームがすてきに改装されたけれど、看板が・・・垢抜けない。
2014年04月15日
本放送を見ていないが、若い母親たちのドロドロした人間模様を描いているということは知っている。DVDを借りてまで見なくていいと思っていたが、再放送が始まったから視聴。 レイナ(木村 佳乃)が裕福マダムで、ママ仲間のボス。普段着がドレス! あれだけいい生活ができるのだから、夫が家庭に無関心でもいいじゃん!と思った。 レイナにへつらう真央(倉科 カナ)は、教養のなさが一目瞭然。ギャルママっぽい。 侑子は、会ったばかりのママたちに「受験は親のエゴ」と言ったり、真央をバカにするママたちをたしなめたりする。率直というか・・・空気が読めない。いい人なのはよくわかるけれど・・・少しは様子を見て、察知しろよーと思った。 侑子は、リストラ対象にされたということかな。優秀で、よく働く社員なのにクビ? 杏の、足の長さと細さが驚異的。 家のローンがまだまだ残っているのに、小学校受験に興味を持ち出した侑子。夫の苦労・家計といった現実を考えろよーと思った。「受験はエゴ」「子どもは、元気に育てばいい」と言っていた人が・・・変わり身が早い! サバサバした性格で、侑子の味方のように思える利華子(りょう)だが・・・あのグループの一員なのだから、単なる‘いい人’ではないでしょう。いずれ、侑子に牙を向けそうな気がする・・・。 英語のしりとり・・・いかにも、お受験する子の遊び。 つるの剛士が良き夫・良き父を好演。(黒髪だと結構ステキなんだ と思った) 登園初日に出会った主婦(安達 祐実)が落ち込む侑子に言う。 「迷わない母親なんていないわ。母親だって人間よ。間違えることだってある。だって、私たちは初めて母親になったんだから。どんな失敗をしても、自分を否定してはダメよ」 私は母親ではないけれど、深く感じるものがあったな。試行錯誤でいいんだよ という優しいメッセージに聞こえた。 侑子を励ましておきながら、なぜ自殺してしまったのか・・・。 イマドキの子どもの名前・・・わけがわからない! 木村 佳乃の役名がレイナというのも、今風すぎる。 自慢したり見栄を張ったりして、何が楽しいのか・・・見ているだけで疲れるし、ばかばかしい。だから何?という感じ。 「○○ちゃんママ」「○○君ママ」と呼び合うのも変だなと思った。田中さんとか鈴木さんとか、苗字で呼ばないの?面倒くさい。 長々と感想を書いたが、続けて見る気があまりしない・・・。
2014年02月13日
ドラマを見る前に、原作を少しだけ読んだ。私の配役イメージとしては、クレさんは椎名 桔平・弘基は東山 紀之だった・・・。それが見当違いなのか、年齢設定を変えてドラマ化したのか・・・? タッキーは相変わらずきれいなお顔。永遠の美少年という感じ。(茶髪をやめて正解!) 希美役の女の子がなかなか美人だ。 様々なパンが、きちんと陳列されている光景がいいな。(店内の照明が強すぎる感があったが) クレさんの人柄(慈悲深さ)を、タッキーがうまく表現できるかがポイント。なかなか好演していると思う。 弘基「お前さ『いってきます』『ただいま』ぐらい言え」 暮林「そうだね。俺たちも『いってらっしゃい』『おかえり』って言いたいもんな」 希美を受け入れる気持ちが、優しく伝わる。感動! 涼香に踏み潰されたパンを、希美は捨てずにもっていた。もう二度と捨てないよね! 主題歌(CHARA)はイマイチ。 次回も楽しみ。
2013年11月10日
外科と内科の対立。実際にありそうな話・・・あるだろうな、見解の違い云々。 蛭間「あの人はねぇ、美人なんですけど、少しばかりマイナス思考の強いところがありましてねぇ・・・」 ナルホド、うまく誤魔化したなぁ。蛭間の‘言葉の引き出し’に感心。 蛭間の手術ミスを必死に否定する、腰巾着の教授たち。海老名「ご心配なく。蛭間教授の手術は完璧でした」 内科医が「再発の可能性が高い」と言った途端海老名「きみ、不用意な発言はするな。今のを撤回したまえ!」激怒。 空気を読んでいなかった内科医はハッとし「失礼いたしました!無論、前回の蛭間教授のオペは完璧だったと、私も確信しております」 さらに海老名「再発の恐れがあるとしたら、私の責任です。誠に申し訳ございません。」 「 引き継いだ私のメスに狂いがあったのだと思います」なんと、自分が悪かったのだと言い出す始末。 これに負けじと亀山が「いいえ!癌の切除範囲は私が担当しました。その際に判断ミスがあったんだと思います。私の責任です!」 後々のために恩を売りたい胡麻すりども。あーあ。 ふ~ん、手術を断念することをインオペと言うのか。未知子「死なせません。絶対失敗しないので」 神原の言うとおり、未知子は手術を始めたら猪突猛進。彼女に「諦める」選択はない。蛭間「前回の手術の時に、私が癌を散らしてしまったということか・・・」海老名「この件は、墓場まで持っていきますから」 腰巾着たち、万歳三唱・・・異様な光景。 医師を信頼して大手術したのに、かえって悪くされるなんて最悪。 神原に300万請求される蛭間だが、手術が成功したのだから安いもの。安いどころか、患者から500万円もらったのだから、相当黒字だ。 馬淵は未知子にイライラ。自分が採用しておいて、見苦しい。(医者なのに、爪を伸ばしてマニキュアしていることに大いなる違和感・・・) 出た!奥さま会。 蛭間の自宅がホテルのようだ・・・。
2013年11月01日
また「御意!御意!」言っている上に、医者たちが軍隊化・・・どちらもバカバカしい!愚の骨頂。まさか現実に行われているの?! 未知子が獣医師免許ももっているとは・・・どこまで器用で、努力家なのか。馬淵「あなたは私の診断に従って、私の指示通りに執刀すればいいのよ」未知子「私、あなたの馬じゃないんですけど」 強烈な反論。 毎回「外科医は凄い」と感服する。こういうことができる人たちがいるのだ、と。今回の、液体窒素に骨を浸すシーンは強烈だった。 三田 佳子が58歳という設定は・・・無理がある。 馬淵 「調子に乗らないで。あなたは競争馬の一頭にすぎないのよ。ここに来たからには、私のために死に物狂いで走ってもらうわ」 「逆らったら、殺処分にするわよ」 未知子のおかげで奇跡的に切断を免れたというのに、全く恩知らずな態度。(女性であれだけ上の地位にいるというのは、スーパーウーマンだが) 藤木 直人は、相変わらず顔がきれい過ぎる/美男すぎる。 馬淵(三田)と近藤(藤木)の関係が、甚だしく奇異。気持ち悪い。出世のためとはいえ、近藤が気の毒になる。 権威に屈しない・群れない・最高の仕事をする。夢だな、夢。
2013年10月26日
近藤の裏切りが、見ていて辛かった。真っ先に「エーッ!ひどい・非情・恩知らず」と思ったけれど・・・妻子のことを思えば、真っ先に友情を取れないということだなと思い直した。 普通は、出向したら本部、しかも希望の部署へ異動できるわけがないのだし。究極の選択だが千載一遇の好機でもあった。半沢「なぜだろうな、裏切られた気がしない。俺がお前なら同じことをしたと思う。 誰だって、生きていくには金も夢も必要だ。 報告書のことは気にするな。 元々俺は、自分一人でやるべき事にお前を巻き込んじまったんだからな。 お前は何も悪くない。良かったな、銀行員に戻れて」 なんて度量の広い人なのだろう・・・思わず溜息が出た。半沢「俺は結局、大和田と同じ穴の貉なのかな…」渡真利「お前は大和田と違う。全然違うよ!だから、負けるわけにいかないだろう」 ふと心が迷うところが、人間的で良い。 内藤部長「なんとか乗り切れ!」 なにもここで叫ぶ必要ないだろう と思った・・・。(でも、いい味出している内藤部長が好き) 花「あなたを、一人の人間として尊敬するわ」 ああ、幸せな結婚。うらやましい。 頭取「大和田常務も、お前と同じただの銀行員。もっと大和田常務の人間を見ろ」 疲れていたので、ここまでしか見なかった・・・。 ラストシーンで、なぜか半沢が出向を言い渡されるという衝撃の展開があったそうだ。続編ありということか。
2013年09月23日
近藤が自殺するのではないか…とハラハラしたよ。 堪忍袋の緒が切れて、タミヤ電気の奴らを怒鳴りつけてシーンを見て「ただひたすら理不尽に耐えるのではなく、相手が怯む迫力で逆襲する必要があるのだ」と思った。そうしなければ、いつまでも嫌がらせ、軽視は続くのだから。 「お前だって変わっていない。タミヤ電気のために戦っているじゃないか。肩書や居場所が違っても、お前はお前だ」 こういう友情を築ける人たちが、心底羨ましい。 わざと転んで、半沢と近藤が逃げる隙をつくった古里。機転が利くなぁ!と感心した。 また面倒くさそうな「奥さま会」。花が相変わらず場違いなショートパンツ・・・。 「あなたにはわからないでしょうね。土下座する人間の必死さも悔しさも」 大和田常務に挑戦状を叩きつけた半沢。オネエの黒崎もまた絡んで・・・大変だわ。 内藤部長がいい感じ。好きだな、ああいう人。 半沢の童顔部下は、これから何かいい働きをしてくれるのか?
2013年08月27日
東中野。映画館で働く先輩を訪ねると「桜塩ミルクジェラート」を勧められる。 「ミルクの中に、桜散りぬる。イタリアーノで、ジャパネスク。これは、ボーノ。ほのぼ~の」 「今、食うべきは、意表をついて羊。直感に従え」 「ここって、アフガニスタン料理の店なんだ。中野区、アフガニスタン。」 「少しずつ、店の空気に馴染んできたぞ」 「キリムもかなりあるなあ。結構、本格的じゃないか」 キリムはトルコ語で、毛足のない平たい織物だそうだ。 ドーグ・・・口直しに飲む、シナモン風味のヨーグルト。 「店は、どこも独立国だ。ここはこういう国なんだなあ」 串刺しのカバブとコフタにかじりつく五郎、ワイルド。コフタは羊のつくね。 ラムロースのたたき・・・「全然臭みがない。俺の羊観は、たった今ひっくり返った」 カラヒィ・・・「鉄鍋が歓声をあげている。見た目ほど辛くはない。この羊の肉、クセがないから、クセになりそうだ」 ナン・・・「こっち系の料理に、ナンは必須。ここんちのは噛みごたえが凄い。俺が知ってるナンとは、ちょっと違う」 ラグマン・・・羊のひき肉と香菜を、麺に絡めて食べる 「美味さに理屈はいらない。俺の口は、世界を股にかける、遊牧民だ」 「老いも若きも、男も女も、自由に飲み、気ままに語らい、腹を満たす。 フリーダム・・・この店の法律は、なんて大らかなんだ」 「遊牧、羊、灼熱、絹の道。俺の胃袋がさすらっている」 「誰の目も気にせず、好きなように好きなものを食らう。 食うことは本来、自由だったはずだ」 今回は羊特集だった五郎。アフガニスタン料理ということで、遊牧~漂泊~自由といったイメージに浸りながら食を楽しんだ。 キリムというものを初めて知った。実物を見てみたいと思うが、そんな機会はないな。 少し辛い物や、ナンが食べたくなった!
2013年08月16日
「倍返しだ!」が一気に「10倍返しだ!」に。その自信・やる気・執念 恐るべし。 部下たちに浅野の問題写真を見せた半沢。思い切ったことするなぁ。 浅野の運転手がペラペラ喋る・・・守秘義務ってものがあると思うが・・・。 半沢の監視役を辞めると申し出た垣内を、浅野はバカだ!となじる。 「あなたには、いないのでしょうね。そういうバカな部下は」涼しい顔して痛烈! 「あんな男に一生飼い殺しにされるのは、出向より辛い」垣内のプライド。 渡真利が結婚指輪をしていた。ふーん、既婚者か・・・。(特に意味はない、軽いつまらなさ) 相変わらず、ALL作業着の竹下。 「男に貢がせた金で店を出しても、すぐに潰れるだけだ!経営を舐めるなよ!」銀行員であるだけでなく、父の苦難を知っているから出た言葉。 花は優秀なフラワーデザイナーだが「仕事に没頭して家庭が二の次になってしまう」という理由で、専業主婦をしている。 ・・・羨ましい話だな!花のように、大好きなことを仕事にできる能力がない私には、贅沢に思えるよ。 「お金のためだけじゃなくて、女も色んな思いをもって働いているだなって」 「銀行も、女性のそういう気持ち、大切にしてよね!」 店をもちたい未樹の純粋な思いに気づいた半沢。 上戸 彩も花というキャラクターも好きではないが、真剣な眼差しで仕事をするシーンは、かわいかった。「自分の収入で夫に鞄を買ってあげたい」という気持ちも美しい。 「部下の手柄は上司のもの! 上司の失敗は部下の責任! 銀行に伝わるその名言に、そのまま服を着せたような男がいた」 大和田常務は、浅野の悪事を嗅ぎつけているのか。香川 照之、迫力演技。 「あんた、うちに惚れたんちゃう?」 壇 蜜、素人っぽいセリフ回し。雰囲気と目の演技はなかなかだと思うが。半沢を引っ叩いた時の足の踏ん張り具合がよかった。未樹の衣装も毎回楽しみ。
2013年08月09日
江戸川橋の碁盤店に行った五郎。(私は、碁盤店という言葉を初めて聞いたので‘へぇー’。ナルホド、専門店があるのだな) 店主から、お見合いを勧められ困惑。「100組目の成婚を目指しているがうまくいかない。私を助けると思ってお見合いして!」と迫られる。 商談どころではなかった。 店を出て歩いていると、地蔵通り商店街が目に留まった。 「こんな所に、こんなかわいい商店街が隠れていたんだ」 煎餅屋さんに売っている「わざとこわし割煎 二度付」を試食。 「ウン!これはいい煎餅だ。実直なしょう油味」即、購入。 小さな公園でさっそく食べる。 「ウン、浸ってる・浸ってる。二度付け、イイ」「煎餅は音だ。音がそそる・音が煽る」 小さな公園で、長身の五郎がお煎餅をかじる姿におもしろみがある。こういうシーン、素朴な感じがして好き。 お腹が空いたので店探し。神楽坂ではなく、地蔵通り商店街を‘流す’ことにする。 「ここ、魚屋さんがやってる店なんじゃないか?いいじゃないか。それなら間違いない」 ご飯・味噌汁・ひじきの煮物・きんめ鯛刺身・銀だら西京焼・えんがわポン酢 「うん、いい風景だ」 きんめ鯛刺身…「うまい刺身に、わさびじょう油で白い飯・・・完璧 完璧。魚が新鮮、それだけでいい」 「つくづく俺は、島国の農耕民族だよ」 銀だら西京焼…「コレ、肉厚だなぁ! 見た目を裏切らないプリプリ。漬けても焼いてもなお新鮮。西京焼、最強。そこを、白い飯で追いかける幸せ」 えんがわポン酢…「これはウホウホだ!ついさっきまで、ヒラヒラしてたえんがわだ。筋肉がまだ生きているかのようだ。魚が美味いって、それだけで、幸福に満たされていく」 「よーし、こうなったら煮魚もいってしまえ。今夜は大尽、大大尽だ」 ばくだん納豆…納豆の上に黄身・魚貝が載っている。彩りがいい。 「ワサビじゃなくて、辛子なんだ」 「うまさが波状攻撃を仕掛けてくる」 「まったく納豆ってヤツは、地味なフリしてとんでもない業師だ。海苔や白いご飯と結託すると、上等な刺身さえも、懐に取り込んでしまう」 きんきの煮つけ…「きんきは煮付けの王者だ。この深い味わいと弾力・・・魂を掴んでくるような」 家庭のこと・会社のことをぼやく常連客を見て 「ここで全部吐き出して帰ればいい。何事もなかったように、家でニコニコできるように」 「飲めなくたって、俺には、愚痴も弱音も、吹っ飛ばしてくれる美味い飯がある。この店に出会えてよかった。ありがとう」 あぁ、とびきりおいしい魚料理が食べたくなった!えんがわの美しい白色が涼しげ。肉厚な銀だらも実においしそうだった。(西京焼、大好き)具だくさんのばくだん納豆は、どんな味なのか・・・納豆好きをそそる一品だ。 利用した店に対して「ありがとう」と言えれば、さぞかし気持ちいいだろう。
2013年08月07日
「悪い病巣は早期発見し、取り除かなければ」「担当がヤブ医者でなければいいですが」 火花バチバチで幕を開けた裁量臨店。 検査対象の選出に、明らかな悪意。「自分の運の悪さを悔やんでるんですよ」 小木曽の悪巧みを知った中西君。「口外したら飛ばす」と脅され、だんまり。しかし、良心の呵責に苦しみ、勇気をもって皆の前で真実を明かす。 自分を守るために半沢を犠牲にするなんて最低なことは、できなかったのだ。(言い出したのは半沢が優勢になってからだったが・・・) 小木曽のいる部屋に入って行く際に、携帯電話をお腹のあたりで握りしめていたから、あっ!と思った視聴者がほとんどだと思う。 中西君、お手柄。 「何があったのかは、全部済んだ後、笑い話として聞かせてもらう」 半沢、懐が深い! 「私の部下は、あんたに手懐けられるほど柔ではなかった!」 朝刊を利用した半沢の賢さに感心。すばらしい機転だった。 一流銀行の社員でも、怒って物を投げつけるなんて粗野なことをするのか。 渡真利がいい働きをしてくれた!持つべきものは、良き同期。ミッチー最高。 ダンカン好演。 支店長のような人、いるいる。職場では威張り散らすイヤな奴だが、家族にはとっても優しい母だったり父だったりする。そういう人は多いと思われる。 半沢の妻・花ががらっぱちでイヤ。服装も茶髪も品がない。(そもそも、上戸 彩がミスキャスト) 社宅の会合にショートパンツで行く 店長夫人に社宅の人の悪口をベラベラ喋る 店長夫人を馴れ馴れしく叩く あまりに非常識。 でも、料理とフラワーアレンジメントは毎回いい出来。キャラクターは下品なのに。 ‘窓口のカワムラさん’が美人。 竹下(赤井 英和)はいつも作業着・・・病院に行く時くらい、普通の格好すればいいのに。本格的なカメラ・・・ああ見えて写真が趣味なの? 支店長の善良な奥さんと無邪気な子供たちがいずれ不幸に突き落されると思うと・・・家庭崩壊、お気の毒様。 花が「支店長は大阪出身」と言っていたので、東田と浅野は同級生とか幼なじみとか・・・昔からの知り合いと思われる。 融資失敗を記者にリークするとは、背に腹はかえられないとはいえ大胆。 おもしろいドラマだが、高視聴率にはしゃぐTBSが鼻に付く。
2013年08月03日
今回は遠出して伊豆・河津町へ。踊り子号から海の眺めを楽しむ五郎。「イイなー。久しぶりに目のレンズ、超ワイド。焦点距離、無限大」 お客さんは、奥さんから「テルリン」と呼ばれる男性。 持ってきた商品を見せる五郎。「これがイタリアのサビネリ」「アメリカのカーステンもご用意できます」と言っているが、物が映らない。 サビネリ?カーステン? 聞いたことのない言葉。 一体何なのだろう?と思ってネット検索したらわかった。パイプである。(なるほど、商談の後でテルリンがパイプを吸っている) 「いい眺めですねー」 宿舎から見える渓流と木々の緑が、涼しげで美しい。楽園のよう。 「今の世の中、便利な方にばかり流れちゃって。いや、悪いこっちゃないんですよ。ただ、便利さばかりに頼っていると、心をどこかに置き忘れちゃうような気がして。私たちがお客さんをもてなす心を忘れたら、洒落になりませんものね」 「テルリン、いい!」心の中で大いに同感する五郎。 「水がきれいだ。せせらぎの音・・・せせらぐなぁ。うーん、滝は、いい!」 クラッシュド ストロベリー 「苺って、改めて向き合うと、ちょっとキュンとくるフルーツだなぁ」凍った苺・・・食べてみたい!涼むだろうな~。 「おばちゃんって、脳と口が直結しているよなー」 「‘いかにも’なお食事処。こういう‘いかにも’ 好き」 「生ワサビつき わさび丼・・・聞いたことがない。よーし、勝負に出てみよう。400円・・・ますます想像がつかない」 「これ、イイ!うまい!ご飯・鰹節・ワサビだけなのに」 「鰹節が踊っている。おかかの踊り子」 わさび海苔・わさび漬・わさび味噌・わさびのくき三杯酢漬 ‘わさび丼 盛り上げ要員’ 「そんなもんばかりいじってんじゃないよ」 店にやってきた若い男女。どちらも、スマートフォンを操作し続けている。それが目障りでいらつく五郎。一定のリズムで器用にワサビをすりつつ、おもしろくないといった目つきで二人を凝視する姿がおもしろい!松重 豊の演技力に拍手。 スマートフォンに熱中しワサビをすらない彼らに「あの・・・ワサビをすってください」とおかみさんが声をかける。「料理がきてからでいいのでは?」と言う男性に「それでは料理が冷めてしまうので・・・」とおかみさん。 「ちょっと考えればわかる段取りじゃないか」 食べることに心を向けない二人に、冷ややかな五郎。 あまりにおいしいからとわさび丼を追加した五郎に、店のご主人がうんちくを語り出す。 ・ワサビは元々、伊豆の名産ではなかった ・飛鳥時代の木簡に、ワサビについて書かれている ・江戸時代に野生ワサビの栽培が始まったが、徳川 家康の独占により栽培方法は門外不出 ・しかし、板垣 勘四郎が命懸けで苗を天城に持ち込んだ ・ワサビには殺菌作用がある 「こういうご主人の話ってのは、ネット情報とは味わいが違うんだ。多少面倒くさいけど」 「俺は、最終的には、シンプル極まりないご飯が一番好きな気がする」 満足感に包まれて、うとうとする五郎。いつものような街中のお店ではないから、のんびりできる。 わさび丼、相当おいしいのが伝わってきた。新鮮なワサビならではの味わい・・・体験してみたい! でも、五郎のしょう油摂取量は相当だった。塩分過剰・・・体のためには、おかわりしない方がいいと思われる。 河津の美しい風景が目の保養になった。渓流の音も涼しげ。行ってみたいな。わさび栽培に憧れる。 温かいムードの音楽も良かった。
2013年07月30日
横浜の日ノ出町駅に降り立った五郎。クライアント(トリマー学校のきれいなお姉さん)とイイ感じになったが、お互いに恋の予感は全くなし。彼が海外のペット用品まで扱うとは・・・雑貨の範囲は広いなー。 「豚豚豚豚豚」の看板が目に入り、中華料理店の暖簾をくぐる。 壁にたくさんの料理名が書き連ねてある。いつものように落ち着いて吟味する五郎。 「サンマーメンにも惹かれるが、ここはやっぱり豚押しだろう」 「焼きビーフン、いい匂い。イヤ、惑わされちゃいかん。誘い玉に手を出すと軸がぶれる!」 明るく、連携のよい接客。「いいリズムだ。店がスウィングしている」 「メシとホルモンと俺。この三角ベースを回り続けていたい」 「葱ってどこにいてもいいアシストするよな~」 「豚にもいろんな輝きがある。それがこの店の中で星空のようにさざめいている」 なんだか、詩人みたい。 ニンニクたっぷりの裏メニュー「パタン」。具がニンニクだけの焼きそば。 「ニンニクってここまで入れると、辛い」 スーツまでニンニク臭くなってしまいそう・・・。クリーニングに出さないとダメじゃないか? 焼きそばをスープにくぐらせて食べるつけ麺スタイルが、なかなかおもしろいアイディアだと思った。 シュークリーム 私には、犬の顔に見えなかった・・・。言われてみても、イマイチ犬に見えず・・・。
2013年07月19日
差し押さえできたと思ったハワイの別荘が、国税局に横取りされてしまった。あぁ!せっかく同期・渡真利が協力してくれたのに。 「首の皮一枚つながった」はずがどんでん返し。黒崎に脅された法務部長が手放したのだ。あぁ・・・職務や正義より保身。身を削ってまでできないことがある ということだな。 でも、でも、見ていて本当に悔しかった! 「追い風は、えてして向かい風になる」名言である。 出向した近藤は‘座敷牢’。「近藤の分も、お前は生き残れ!」過酷なバンカー人生。 支店長は、半沢が外出できないよう妨害を始める。5億円の回収がなされれば、責任を問われるから。職場は同じでも、敵。 「どの道、今の俺には後がない」秘密裏に資料を持ち出す半沢。 「もし、このことで何か言われても、全部俺の責任だと言ってかまわないからな」 「ありがとうございます。けど、そんな言葉は信用できませんね。ここは銀行ですから。部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任・・・あなたが一番、わかっていることじゃないんですか」 「確かにな・・・。でも俺は、そうはなりたくない」 支店長から責任を押し付けられ苦しむ半沢は、誰よりも上司の裏切りが身に染みている。でも、同じ穴の貉(むじな)にはなるまいというプライドがある。 会議の資料をつくってくれた部下三人。感動。(でも、いつまでも協力できないだろうな) 板橋に凄む半沢の迫力を見て竹下が言う。 「俺、あんたのこと、ようわからんようになった。ほんまは、ごっつい悪い奴ちゃうかなって・・・なーんてな!それでもかまへん。なんもかも正しい奴なんておらんもな」 板橋の工作を見破った半沢。さすが、優秀。(でも、ダミーの書類を用意する時間なんてないと思った・・・) 「しょせんあなた達は、汚い金貸し!」 「恨みはしません。ただ、この借りは倍にして返します。やられたらやり返す。倍返しだ!それが私の流儀なんでね」 黒幕は一体誰だ?! 支店長の嫌がらせにムカムカしてくる。己が利益・ただただ保身。出世のために、自分の会社が5億もの損失を出したっていいと思っているのが恐ろしい。 「さいりょうりんてん」とは何? 壇 蜜の体がきれい!妖しい笑みにも引きつけられる。 妻の花はギャンギャン喧しいがらっぱちだが、フラワーアレンジメントと料理はすばらしい。(人様にあげるお菓子選びは、確かに悩むと思う) 大和田常務は一体何を考えているのか・・・。 ハラハラドキドキするドラマでおもしろい。堺 雅人が適役。ミッチーもいい感じだ。
2013年07月16日
ファン待望の新シリーズ。第一話は「北区赤羽のほろほろ鳥とうな丼」。連日の暑さに、鰻はどんぴしゃりな食材。土用の丑の日も近いしね。 まず、フルーツサンド。ボリュームたっぷり。おいしそう。「胃袋の満たされ方が、今までになくフレッシュだ」 予定していたうなぎ屋に入らず、初めての店に吸い込まれる五郎。 そこは、鰻と鳥料理の店。お品書きには「ほろほろ鳥」。 「まさか鰻屋でお目にかかれるとは・・・。刺身・たたき・あぶら・・・いろいろ仕掛けてくるなー」 ほろほろ鳥のおいしさに感激する。 「この旨さ、未知との遭遇」「一本で、ほろほろバラエティ」「ホロー!これまたおもしろウマイ!」「これは思わず声が出ちゃうよ」 鰻のオムレツを、ガツガツ食べる。 「綺麗だなぁ。食べるのが惜しいようだ」「鰻屋で、洋食屋気分」「う~ん、卵の中にいても、鰻は鰻。仲良くしながらも、己を全く失わない」 女の子連れの青年が特上うな重を注文すると「見栄張っちゃって・・・」と心の中で呟く五郎。ちょっと意地悪い? 若者の特上に惑わさずキッパリと、挑むようにうな丼を注文。こういうところが五郎らしくておもしろい。 「これでいいんだよ、俺は」大いに納得する。 「鰻と白い飯・・・最強。最強線 胃袋行き快速」 「鰻屋はなぜか、奈良漬を出す」「おっとっと。あれ?奈良漬で酔っぱらっちまったか。大の大人が奈良漬でほろ酔いとは、ほろほろ鳥に笑われちゃうよ」 「この奥深い味は、一朝一夕に出来るもんじゃない。俺は歴史を食ったのだ」 今回も「幸福に空腹を満たし」大満足の五郎だった。 お店は創業67年で、当初から「鳥と鰻」を扱っているという。かなり珍しいのではないか。 「うな重 並・上・特上・最特」 「最特?!電車みたい」聞いたことのない言葉に笑う原作者の久住さん。特上の上があるとは・・・常識を超えている。おそるべし。 「しのび重」ネーミングが粋だな。 五郎が、フランス料理の食材だと言っていた「ほろほろ鳥」を初めて知った。 鰻はもちろん、奈良漬が無性に食べたくなった。(奈良にも行きたい!) 次回は横浜編。楽しみ。
2013年07月14日
夫と茉莉の関係にショックを受けた奈津美は、家出する。「結構おおごとになっている」「もう十分、成功している」「みんな心配している。もう気が済んだでしょう」「今ならまだ、笑い事で済むから」 電話で茉莉が説得するも、奈津美は軟化せず。「別に、心配かけたいわけじゃなくて・・・」「いつから私、こんなに弱くなった…?」 全く気持ちの整理がつかない奈津美。「あんたの活躍、口惜しいに決まっているよー。隙間風、吹き荒れているよ」 茉莉の母が、奈津美の気持ちを察する。「そんなんだから家出されるの!もっと妻に関心もたないと!」 今回も、鈴奈の‘出来た’娘ぶりに感心するわ。 奈津美を見つけた時の、茉莉のスカーフの巻き方がステキ。「結婚してから16年、そんなときめきも切なさも味わっていない!」一登に恋していたと正直に告白した茉莉に「羨ましい!」と言い放つ奈津美。嫌味というより、主婦のやっかみ。 結婚しているのだから当たり前だろう!くだらない。 激しい言い争いになる二人。一登のこと・ヴァイオリンのこと・・・真情の吐露は、本音の洪水。「家庭もバイオリンも両方、取れると思ってた?甘いのよ!ずっと家庭にいたから、何もわかっていない!」「シカゴで首切られて戻ってきたくせに!家庭も子どももなく、腕が落ちるのはこれからよ!」 取っ組み合いながら、かなり辛辣なことを言い合う。 「キミとお腹のこのためなら、大事にしてきた音楽も何もいらない。二人さえいてくれればって・・・」「そこから先は、知らない。私の知らないあなたたち」 結局、茉莉が奈津美ののろけ話を聞いてやり、奈津美はスッキリ、機嫌を直す。ウ~ン、茉莉がかわいそうに思えた。 奈津美は、茉莉が一登に片思いしていると知っていながら、それを‘軽く’捉えて一登と交際を始めたという。そういうことならば、茉莉が‘横取りされた’感が拭えない。若気の至りなのだろうが・・・。 好きな人ができたら、引っ込み思案になってはいけない。グズグズしていたら、他人に取られる・・・この話から得られる教訓か。「周りにどう思われても関係ない。自分自身に‘良くできました’って言えればいい。最期に言おう!今のまま、自分たちが選んだ道 信じてサ。良くできましたって言おうよ!」 再会して間もない奈津美に言われたことを、一緒に目指そうと言う茉莉。晴れやかな笑顔。 吹っ切れた二人。かつてより友情が深まった。 「ママ、羽伸ばしすぎ。でも、よかった。なんか、いい顔している」またも、できた娘ぶりを見せる鈴奈。良い子!「何か思っているのならちゃんと言え!出なきゃ、どうにも対処できない」 一登は、帰ってきた奈津美を叱りつつ、妻の気持ちに向き合う努力をすると約束した。 夫婦の絆が深まったところで終わり。 次週予告によると、茉莉が妊娠!ハーッ!そうきたか!ナルホドね。
2013年05月18日
「バカバカしい!」と呆れるやら腹が立つやら・・・「有り得ない。理解不能」と首を傾げ・・・ スクールカースト 空気を読む 一軍だの二軍だの・・・野球チームじゃあるまいし!だから何なの?って思う。そんなくだらないことを考える暇があったら、本を読んだり映画を観たり、漢字の一つでも覚えろよと思う。他にやることも考えることもない(思いつかない)という不幸。 一軍は好き放題に振る舞える「権利」があるため、生徒も教師も嘲笑し、居丈高。二軍は、おとなしくしていればいじめられない。三軍は、教室でも廊下でも笑うことすら許されないだって! 常に一軍の顔色をうかがいビクビクする二軍・三軍。 愛「これで運命が決まるんだよ!」 あぁーっ!なんと窮屈な学校生活。くだらない人権侵害としか思えない。 若手教師・小泉の言動に呆れるばかり。 「スクールカーストは、学生時代から身を以てコミュニケーションを学べる最高のシステム。一軍の生徒に気に入られることが、クラスをコントロールする秘訣」 一軍の生徒たちが何をしても許す小泉。元いた学校に戻るために一軍に取り入るとは、最低である。 一軍の生徒が、二軍の生徒・大竹に鋏を渡す。二軍から三軍に落ちた生徒・三枝の髪を切れという意味だ。 一軍の命令に逆らえない大竹は「空気を読んで」三枝の髪を切ってしまう! それを見た亜矢子は「傷害事件が起きた」と警察に電話しようとするが、駆け込んできた校長が止める。校長まで見て見ぬふりとは、信じられない! さらに大竹は、三枝の頭上で黒板消しをはたき、三枝を粉まみれにするといういじめを行う。 しかし「俺たちの許可なく、空気変えやがった」と一軍の怒りを買い、大竹がいじめの的に。 三枝は一軍に受け入れられ、大竹の髪を切る。 形勢逆転。 小泉は状況を知りながらも「いじめは耐え抜くしかない」と言う。最低の教師。 親友だった二人は泥沼の仲になるが、亜矢子の計らいで仲直りし、階級も気にしなくなる。 「あなたたちが今読まなければいけないのは、そんな訳のわからないクラスの空気じゃなくて、お互いの気持ちでしょう」 「エンジョイ?周りの空気読んで言いたいことも言わないで、何が楽しいわけ?」 ごもっとも。 いじめで髪を切るなんて、暴挙の上をいく犯罪でしょう。 クラスメイト全員がいる中でいじめるというのが、陰湿。屈辱感をたっぷり味わわせることになるから。 空気を読む=一軍に従うということ。彼らの思惑を察知し、その通りにしなければならないなんて、奴隷である。スクールカーストは、昔の軍隊みたいだ。 階級に支配される学校生活に何の疑問も怒りも抱かないどころか、真に受け気にする様子がが滑稽でもあり悲しくもあり・・・。若い時間を、そんなくだらないことに費やさないでと言いたい。 「勝手に空気変えやがって」と怒る一軍が、笑えた。 大竹と三枝・・・お互い、あれほど酷い仕打ちをされても仲直りするなんて、信じられない。 阿佐田「相手に気を遣うことが、すれ違いを生むことだってある。そして、一度すれ違い、壊れてしまった関係を修復させるのは、容易なことではない。修復させずに裏切られたと思ったまま、その後の人生を歩送ってしまうことだってあるしな」 亜矢子の過去を臭わす言葉。随分と酷いいじめを受けていたようだが・・・。
2013年05月04日
奈津美(板谷 由夏)は茉莉(羽田 美智子)を自宅に招いた。(いかにもドラマらしく)たまたま夫・一登(谷原 章介)の母(白川 由美!)もやってきた。 姑は、茉莉を「国際的ヴァイオリニスト」と称える一方、息子が演奏家をやめて家庭を築いたことに喜びと安堵を感じている・奈津美はいい嫁だ と言う。 国際的な活躍と穏やかな家庭 どちらも価値あることというわけだが・・・当人たちはやや複雑な表情。 「また来てね」家の前で茉莉を見送る奈津美はにこやか。「奈津美、いい奥さんしているんだね」茉莉も笑顔で手を振るが、前を向いて歩きだすと表情が曇った。 「白瀬さんはいいなぁ。何もかも持っていて。シカゴのオケ・恋人・ヴァイオリン・美貌・おしゃれ・高級感!」茉莉にすっかり魅了された娘・鈴奈。 茉莉にヴァイオリンの才能を認められた鈴奈は「白瀬さんについていく!シカゴに移住してレッスンを受けたい」と言い出す。 困った奈津美は、茉莉に談判。奈津美「まだ子どもだから、その気にさせないで」 「ヴァイオリンだけの人生にしてほしくないの。勉強とか友達とか・・・茉莉のように成功する保証なんてないし」 奈津美の言葉を遮って、茉莉が感情を高ぶらせて言う。 「なんでダメなの?ヴァイオリンだけじゃ、なんでダメなの?それしかないって思ったらいいじゃない、それだけでも。好きなんだから。好きで好きで、ヴァイオリンを弾いている間は何もかも忘れられる。それだけで一生やっていける…そう思える何かがあるって幸せよ。いつも助けてくれたの。家で一人…母がいなくても、好きに人に思われなくても。奈津美だって、そんなふうに思ったことがあるでしょう?」 ヴァイオリンで生きてきた茉莉と、ヴァイオリンをやめ家庭を築いた奈津美。価値観の違い・人生の歩みの違いがぶつかる。 茉莉がコンサートマスターを降ろされる・契約更新されない話は広まっていく。 元同僚「あれだけの大成功の裏にはサ、ちょっとくらい不幸がないと応援し甲斐がないじゃなーい」「私、大好きよ。自分よりちょびっと不幸な女友達」 あ~あ、たとえ心で思っても人前で言うのはダメででしょう、というか、友人を羨ましいと思うことはあっても、多少不幸な方が好意的に思えるなんて性格が悪い。そう思う相手=友人ではない と思う。鈴奈「厳しい世界なんだね」奈津美「あの茉莉だって契約を切られる。実力だけじゃ、どうにもならないこともある」「いつもそうなの。一人で抱え込んで、何も言わないの」 「上層部が、若い子をほしがっている」茉莉自身が、契約打ち切りの理由をわかっている。若くないということで選ばれない年齢になったのだと。 一登「初めてきみと会った時、いつか白瀬さんを誘えたらって思っていた」 あぁ!これはイコール「あなたに恋しました」ではないか。茉莉「後悔している。ちゃんと伝えられていたら・・・あなたが好きだって」 20年近く封印していた告白。やっと言えたが、もう遅い・・・。 ホテルの部屋でハイヒールを脱ぐ茉莉。素に戻る時。仕事も恋人も失ったけれど、外に出れば暗い顔なんてできない。ハイヒールを履いている間は・・・。 一登が本格的に茉莉に惹かれていくのか?それに奈津美が気づいて荒れる展開?諦めたヴァイオリンへの思いも強まっていくのかな。鈴奈が傷つくのは可哀そう。安っぽいドラマにならないことを祈る。
2013年04月29日
いじめ撲滅のため「目安箱」を設置すると言い出した校長。 スクールカウンセラー「絶対無理!いじめゼロなんて。戦争なくすのと同じ!」 なり手のいない学級委員に、思いきって立候補した亜矢子。過去と関係があると思われる。 「‘人生経験豊富な大人’の亜矢子が目安箱を開けるのが適任だ」と言う担任・小泉。中には、ふざけた言葉ばかり入っていた。しかし一枚だけ「たすけて」と書かれた紙が。小泉は亜矢子に「生徒目線で、誰が書いたのか調べろ」と命令する。 亜矢子「さっきは大人だから、今度は生徒だから。いいように使いすぎじゃない?!」 クラスで孤立しているように見える男子に、いじめられていないかと尋ねた亜矢子。しかし、小泉は狼狽。小泉「もっと慎重に!あなたの時代とは違うんですから!」「昔は、誰がいじめられているかすぐに分かったけれど、今はそうじゃない。ずっと巧妙だし、素直に自分から‘いじめられている’なんて言うわけがないでしょう!」亜矢子「複雑なんだ・・・今の高校生って」小泉「笑っちゃうくらい、色々あるんだから」 「とにかく、生徒に聞き回るようなことは、二度としないこと!」 次に亜矢子がしたこと。それは、保護者宛てに「あなたのお子様がいじめに関わっていないか、確認してください」と書いた手紙を出すこと。亜矢子「生徒に聞くなって言うから、親に聞いたの」小泉 「もっとダメ!調査のことは忘れていい!」 スクールカウンセラー「いじめを受けている子に聞いても、正直に告白することはまずない。なぜなら!バレたらいじめは更に激しくなるからです!」亜矢子「じゃ、どうすればいいの?」小泉「その子の微かなSOSを感じ取るしかないんだ」亜矢子「本当に大変!今の高校生って」 クラスのボスグループに属する山下 愛が「使い走り」しているのに目を止めた亜矢子。愛に「いじめられているの?」と尋ねたが「私はいじられているの。もっと言えば、いじられてあげているの。いじめといじられるのは違うからわかってね、オバサン!」と一笑に付される。 愛は使い走りのみならず、グループの遊興費を工面するため、親の金をかすめ取っていた。ついに万引き・置き引きをするよう仕向けられる。 クラスのボス男子「空気読んでんだよなー。私が払わなきゃマズイって」 里奈によると、中学時代の愛は地味だったが、高校生になってから変わったという。亜矢子「だから笑顔が不自然なんだ…」 愛「私ってそういうキャラだし・・・ピエロみたいな・・・周りをハッピーにできるなんて最高。みんなから、そういうのを期待されているし」 無理しておどけたり三枚目を装うことで、周りに受け入れられようとする愛。亜矢子「本当に大変なんだね。今の高校生って」 置き引きを疑われ自宅謹慎する亜矢子に、阿佐田から電話が。 「話しても何も変わらない…そう思っているのか。言わせないのが悪いのか、言わせない状況をつくっている私が悪いのか…どちらなんだろうな」← 過去、二人の間に何かあったと思わせる。阿佐田は亜矢子の父親か。 亜矢子「責任感が強いの、こう見えても」 「笑い取って盛り上げて・・・自分でピエロって言っていたよね。フフッ、本当お似合い!これからもずっとそうやっていきたいんでしょう」 亜矢子は、愛の父親に対して言葉を荒らげる。 「親なのに、子どもの気持ちを何も考えようとしない。叩きましたね。山下さんがどんな気持ちで万引きしたか、ろくに知ろうとしなかったくせに!あなたも立派ないじめ犯の一人です!」 「あなたのそういう態度が一番、この子を追い詰めるのよ!今のいじめはね、誰にも言えないのよ!バレたらどんどん酷くなるから。いじめられている子は、自分にも嘘をつくの。いじめじゃない。いじられているだけだって。それで笑顔をつくるのよ!無理して、頑張って。いじめられているって認めたら、地獄だから」 「あなたのすぐ近くにいるんじゃないですか。もう頑張らなくていい子が」 しがみついていたボスグループから抜けた愛は、化粧せず、髪を切って登校。亜矢子と里奈の友達になった。まるで別人。 ウーン、いじめを行う生徒たちより、横暴な父親にガツンと一発かました亜矢子。自分の父親も同じような人で、苦しんだ過去があるから…? 亜矢子が愛の父親に説教する=視聴者に、いじめの実態を伝えるためのように思えた。また、そのようにすることで愛自身がいじめられている事実を認め、無理するのをやめてほしかったのか。 人に好かれるため(嫌われないため/疎外されないため)あるキャラクターを装うのは難しいと思う。息苦しく、自分がわからなくなる。不健康だし、つまらないし、本当に誰かと親しくなることはないと思う。 無理してグループの一員であろうとする子が多いのだろう。傍目には「ばかばかしい。ストレスが溜まるだけ。しがみつくことないのに」と思う。居場所を確保したい気持ちはわかるけれど・・・自分らしくいられないところに、無理して身を置くのは苦しい。精神衛生上、良くない!時間の無駄。(40過ぎると、時間も意識するの) 愛の父親が、娘の化粧を認めるとは思えないのだが・・・。 防犯ビデオの映像を、亜矢子がなぜ入手できたの? 私が高校生の頃は「キャラ」「いじられる」という言葉はなかった。化粧した高校生なんて皆無! 本当に、今の高校生って大変! 愛を突き落したのは誰だ?前回の張り紙といい、学校の先生かも・・・。
2013年04月22日
羽田 美智子と板谷 由夏がきれい・スタイルいい! 羽田の一流ヴァイオリニストぶりは・・・貫禄がいまいち。 音大の同級生で、親友だった茉莉(羽田)と奈津美(板谷)。同じオーケストラに所属したが、ソリスト選びで友情に亀裂が。 茉莉はソリストの座を得るために「奈津美は妊娠しているから、大役をこなせるか不安がある」と指揮者(串田 和美)に言ったのだ。 40過ぎた現在の二人は、全く別の道を歩んでいた。 茉莉は有名ヴァイオリニストとなり、シカゴ在住。奈津美は妊娠を機にヴァイオリンをやめて主婦に。レストラン(?)でパートタイマーをしている。 16年間の音信不通を経て、再会する二人。同じオーケストラにいた奈津美の夫(谷原 章介)も大いに関わる人間ドラマが始まった。 夫「まだこだわっているのか?あの時のソリスト選び」 「選ばれたのは彼女。お前は駄目だった」⇐随分とはっきり言う夫・・・ 奈津美「駄目じゃないわよー、少なくとも実力では」 夫「そりゃ、彼女のしたことは褒められたものじゃないけれど、それだけヴァイオリンに懸けていたってことなんだよ、多分」 奈津美「彼女がどうだろうが、興味ない。なんとも思わない」 同じオーケストラに所属していたるみかは、茉莉を見かけたので声をかけたが無視された!とお冠。(茉莉は無視したのではなく、気づかなかった)奈津美と真知子に茉莉の悪口をまくしたてる。 「無視よ、無視!」「間近で見たけれどたいしたことない。化粧が濃い。写真修正チョチョイノチョイ」「音もたいしたことないらしいよ」 いやだなぁ、こういう毒舌・・・。 奈津美の娘・鈴奈は、ヴァイオリンと決別した母に燻る‘わだかまり’を察知している。 「いまだに根に持って、大人げないったらありゃしない」 「ママは後悔している。ヴァイオリンをやめたこと・音楽をやめて私を生んだことを」 「るみかさんや真知子さんは自分なりに音楽を続けている。 ママだけだよ、パッタリやめちゃってさ」 父・一登(谷原)「ママはお前を選んだんだ。後悔していない」 奈津美は、ヴァイオリンのレッスンを内緒で休んだ鈴奈を叱る。 「中途半端ならやめてちょうだい」 すると鈴奈が、堰を切ったように言い放つ。 「ママが中途半端だから私まで中途半端! なんで昔の話が出る度に目を逸らして話を替えるの? もっと普通にしてよ。たまには演奏したり、昔の友だちに会いに行ったり・・・。 普通そうするよ!今が満足なら!」 この先、ヴァイオリンを続けていいのかわからない・・・と悩みを打ち明けた鈴奈に、奈津美は優しく言う。 「背中を押してあげればよかったのかな。でも、傷つくこともあるから・・・鈴奈には、余計な苦労をさせたくない」 「昨日はごめんなさい。言い過ぎた…」 「どんなことがあっても、私なら平気。だって、いつも励ましてくれる親友…ママがいるからネ」 いい娘だなぁ!キャリアを諦めて奈津美が得たものは、掛け替えのない娘。 一登「せっかく家庭をもったなら、イメージ通りやりたかった」 「お前に音楽を諦めさせたのは俺だ。まだ未練があったのに、家庭に入ってくれた」 奈津美「茉莉に会うのが辛い。私の大好きだった親友は、もういないんだって・・・」 「その瞬間、わかったの。あー、彼女は私を切り捨てたんだって」 うつむいて涙ぐむ奈津美を、優しく抱き寄せる一登。 「これが、奈津美の獲得したものなのだ」と思った。 茉莉はキャリアを、奈津美は夫と娘という愛を勝ち取ったのだ。 親友を出し抜いた茉莉の行為は、誰の目にも裏切り・卑怯・意地悪・薄情に映る。 それと同時に「好機逸すべからず」で「それだけ厳しい世界ってこと。ヴァイオリニストとして高みに近づきたいという、一途な思いがそうさせたのだ」とも思った。 茉莉が一登を好きだったこと・今も吹っ切れていないのは明らかだが・・・一登の方はどうなの?なにやら、怪しい・・・。 一登は、茉莉と家庭を築くためにオーケストラを辞めて会社員になったの? 串田 和美が、何気なくいい味出している。 茉莉は、私服もドレスも真紅だった。彼女のヴァイオリンに対する情熱を表しているのか。真っ赤なドレスを着こなすというのは、憧れだな。(そう思う自分が笑える) 一登の携帯電話の番号を、なぜ茉莉が知っているの?二人は、奈津美に内緒でつながっているのか? 数カット、板谷 由夏が安田 成美に・羽田 美智子が鶴田 真由に似ている気がした。なんとなく・・・。 正直言ってヴァイオリンの音色があまり好きではないが(高音キーン!が苦手)チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は大好き。カッコイイ。
2013年04月18日
冒頭のナレーションからため息が出た・・・。 「現代の高校には、果てしない荒野が広がっている。 陰湿な虐め、不登校、うつ病、水面下では必死に空気を読みあう、見せ掛けだけの人間関係・・・」 高校生になってもまだ虐めなんてやるのか・・・と。 「学校内は聖域。一般社会とは違うルールで成り立ってるの!」 生活指導のヒステリックな男のこの言葉にも、呆れた・・・。 まず、米倉の制服姿に違和感がない。(でも、着崩さない方がいいと思う)脚がきれい!脚が映るたびに見惚れてしまう。 彼女の家(サンルーム)も印象的。古びたノートには、辛い過去が綴られているようだ。 クラスを牛耳っている男子も女子も、安っぽい。見た目も行為も全てが。粋がっているのが幼稚。 だいたいサ、亜矢子に向かって「おばさん」なんて失礼でしょう。 クラスメイトをいじめる暇があったらサ、本を読むとか映画を観るとか、楽器でもスポーツでもいいから打ち込んでやればいいのに・・・と思う。 虐めに時間を使うなんて無駄!若いのにそんなことに時間を使うなと、声を大にして言いたい。もったいない!不幸なことだよ。 これだけで平和で、物質的にも文化的にも豊かな日本で、他に興味を持てることがないの?!と思う。 短いスカートといい、スマートフォンといい、言葉遣い・イントネーションといい・・・昭和は遠くなりにけり。 溝端 淳平は、生徒役の方が違和感ない。若すぎるよ。 「今の子は、笑っちゃうくらいナイーヴ」苛める子は、とことん性根が悪い。 「退学」「不登校」「友達なんて必要ない!」という言葉に反応する亜矢子。彼女の過去のキーワードと思われる。 「私のせいで、クラスメイトが不登校になるかもしれません」と亜矢子から言われた教育長・阿佐田(渡 哲也)は「君はどうしたい?」「悪い癖だ。すべての責任を自分で抱え込んでしまう」と返す。ここにも亜矢子の過去を匂わすものが・・・。 「苦しいんだよね。ただ自分を傷つけて、自分で作った檻に自分から入って、出られなくなって。でもきっと長谷川さんも、そんなんじゃどこにも行けないって気づいてる」 「苦しくても、声を上げなきゃ何も伝わらないの!違う?」 「今しかない。誰だって、今しかない」 「信じなよ。長谷川さんの二倍生きているんだから」 トイレに張り紙をしたのは誰? 阿佐田と亜矢子の関係は?! スクールカウンセラー(片瀬 那奈)のハイテンションが変。誰もあんな人に相談しよと思わないでしょう。 副校長(横山 めぐみ)堅物のキャラクターなのに色っぽい。 亜矢子とリナが一緒にお弁当を食べるシーンを見て、ホッとしたというか清々しく思ったというか・・・。「やっぱり、トイレで食べるよりこの方がずっとずっとイイ!」と。
2013年04月14日
第3話メシ屋との出会いも一度一会。羽根つき餃子。羽がつながっていてまん丸。見たことない形態。拌三糸(読めない!バンサンスー)豆腐の皮で作った麺だそうだが・・・豆腐の皮って?!汁なし担担麺の辛さに、表情を変える五郎。舌がヒリヒリ痺れてきた。なんだ舌の感覚がなくなっていく。今日の俺は、四川の辛さを求めていたんだ。痺れたー。でも、しばらくすると、また食べたくなってしまう予感ビンビンだ。そんなに辛い物を食べたら、体に良くないと思うが・・・癖になる辛さのようだ。おそるべし、山椒。第4話当たって砕けろだ。失敗すれば後悔すればいい。新浦安で静岡おでん?!黒いはんぺん!青のりをかける! 衝撃的な静岡おでん。おでんの卵は、おでんの中でも別格。五郎の過去の恋愛に興味津々。 「五郎さんが結婚に向いてない男だって、わかってる」女優・さゆきの女心が心に沁みる・・・。(デブで小汚い中年だが、私も女なので)食べてみたいな、静岡おでん!
2013年03月20日
数か月待って、やっとDVDを借りられた。嬉しい。 冒頭 ナレーション(毎回) 時間や社会に囚われず、幸福に空腹を満たす時 束の間、彼は自分勝手になり自由になる。 誰にも邪魔されず、気を遣わず物を食べるという孤高の行為 この行為こそが、現代人に平等に与えられた “最高の癒し”と言えるのである。 そうそう。一人で黙々と食べる時の開放感は、正しく癒し。 ~第1話~ 門前仲町のやきとりと焼きめし 俺には、店の主は似合わない。 店なんかヘタに持つと、守るものが増えそうで人生が重たくなる。 男は基本的に、体ひとつでいたい。 ふらっと入ったのは、焼き鳥屋。 店主は、とても愛想のいいおばちゃん。 ○ 焼き鳥(七種・塩味のみ) ○ ホッケスティック(ホッケを棒状にしたもの!) ○ 信玄袋(巾着状の油揚げの中に、ホタテとオクラが入っている) ○ ピーマン+つくね(肉詰めピーマンみたいなものだが、ピーマンは生。つくねを軽く潰すのがポイント。常連の‘アイディア’で、メニューにはない) ○ 焼き飯 (梅肉が入っていることに感心する五郎) どれもおいしそう! ~第2話~ 駒込の煮魚定食 音・におい・雰囲気・・・どれを取っても懐かしい気がする 駒込・・・ 郷愁を感じてしまうのはなぜだろう。 油絵の具のにおいって、高校の美術室を思いだして、なんだか落ち着く。 腹もちょいとペコちゃんだし、メシにするか。 ふらっと入ったのは、家庭料理の店。 とっても愛想のいい男性店主。 五郎は煮魚定食(たら)を注文。すると前菜!!(シチュー)が出てくる。「寒いので、温まってほしい」と言う店主。優しい。 副菜も注文。 「ほうれん草のゴマ和え・ひじきの煮物・・・こういう‘いぶし銀’のおかずが、よく働くんだ」 「魚で攻めたら、なめこの味噌汁にシチューまでおいでなすった。嬉しいけど、ちょっと話がやややこしくなったぞ」 「ご飯がうまいって幸せだ」 「最初のシチューも美味かったけど、この流れに必要だっただろうか。いや、これが駒込流なんだろう」 ・・・ ・・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 中年男の五郎(松重 豊 足が長い!)が、一人ふらりと入った庶民的な飲食店でガツガツ食べる・・・というだけの内容。なのに、意外とおもしろい。 色々な場所・色々な店・色々なメニューが取り上げられることと、主人公のキャラクターが、この作品の魅力だと思う。 出てくる料理がどれもこれもおいしそうで・・・じわじわと唾がわいてくる。 早く次を観たい。
2013年03月19日
どんな最終回になるのか と期待して観たが・・・ウ~ン、?? 私には‘消化不良’な内容だった。 謎の女性(室井 滋)「やりたいことが見つかったら、旅は終わり」 耶居子が謎の女性に「いろいろお世話に」と改まって礼を言おうとしたら「そんなのはいいから」と遮られる。見守る優しさと送り出す気構え に、少しばかりグッときた。室井 滋がいい味出していた。 横山 めぐみの英語の発音(特にTO)がおもしろかった。40過ぎて、これだけウェディングドレス姿が美しい(違和感がない)のは立派だと思った。 玲子・・・再婚・アメリカで人気料理家になる ユリエ・・・タレントとして活躍 優子・・・看護士として充実した日々を送る 耶居子・・・料理家になると決心・ハンサムなフランス人と恋愛 皆、HAPPY。 引きこもりだった耶居子が、美女たちと過ごしたことで成長した とキレイにまとめてメデタシ メデタシ。 少し、おとぎ話っぽかったな。 巨大オムレツ・・・作るのが大変だったに違いない。何人前?! 初回から思っていたことがある。 耶居子を演じた黒沢 和子は、確かに美人ではないし太めの体型だけれど・・・案外かわいい顔をしている。 図書館で原作を借りて読み始めた。
2013年03月04日
ユリエは耶居子に嫉妬し、へそを曲げてしまう。 お兄ちゃんやエイジさんにチヤホヤされて、調子に乗っている。 いい女気取りで反吐が出る! あたし達みたいな美人の中にブスが混じっているから、面白がられているだけ 親も手を焼く引きこもりだったくせに! あんたが引きこもりだったことを玲子さんも優子ちゃんも知っているけれど、かわいそうだから知らないふりしていた あたしみたいな美人に余裕かまして、さぞ気持ちいいだろう! 30にもなってヴァージンのくせに、偉そうにするな! 激烈に面罵された耶居子は号泣。玲子はそんな耶居子をなだめつつ「一番傷ついているのはユリエちゃんよ」と。 私は「いや、こんなにひどく罵倒された耶居子の方が傷ついているよ」と思った。特に、最後の言葉は度を越している・・・。 優子の提案で「幸運のケーキ」を買いに行った耶居子。これでユリエに、機嫌を直してもらおうというわけだ。 神出鬼没の謎の女性(室井 滋)が、人影のない公園で幸運のケーキを売っていた。(不自然なシチュエーション) 帰途、ユリエのストーカーに襲われた耶居子。廃校に監禁されてしまう。 危機一髪のところで玲子たちが助けに来た。(なぜか仮装・濃いメイクアップ。そんなことをする暇があったら一刻も早く助けにくればいいのに と思った) 3人にボコボコにされたストーカー男が言い放つ。「このブスは‘嘆きの美女’のサイト荒らしだ!」 息を呑む3人。事実をばらされ、うな垂れる耶居子。「女の友情にヒビが入った!」と愉快そうに笑うストーカー男。 今回は、今までにない緊迫感があった。 ユリエの悪言を聞いて「・・・人間の本心は往々にして、こういうものなのだろう」と思った。なんというか・・・社会性や良心によって、底意にフィルターを被せている と。他人の腹の中はわからない。そういうものだと思う。 心からの優しさ・思いやり・感動・尊敬などもたくさんある。それが人間だと思う。
2013年02月26日
「ミス ピーチ コンテスト」に出場することになった玲子の娘・真奈美。己のありふれた容姿を自覚しており、本心は出たくない。 真奈美の様子を気に掛ける耶居子。出たくないのなら、玲子にちゃんと言った方がいいと助言する。「自分の気持ちは、自分にしかわからないのだから」 玲子は、真奈美がコンテストに乗り気でないことを知っていた。それなのになぜ出場させるのか?!と聞く耶居子に「このまま容姿コンプレックスを持ち続けたら、あなたみたいに性格までひん曲がっちゃう」←随分と酷い言いよう… 「コンテストに出ることで、自信をもってほしい」と考えを明かす。 「自分のために出ることにした」と気持ちが変化した真奈美。耶居子の協力を得て、母・玲子が用意したドレスではなく、悪を退治するヒロインに扮して登場。 「これが私よ!」堂々とした娘を見て、自分の思いを押し付けていたことに気づいた玲子。めでたし・めでたし。 しかし! エイジと耶居子の和気藹々とした様子が目につくユリエ。おもしろくなさそうで・・・。 耶居子の作ったハンバーグが、草鞋のようだった・・・。 今回は、ありがちな話でおもしろくなかったな。子役の女の子が少し素人っぽい。「これが私よ!」の表情は、清々しくてよかったが・・・。
2013年02月17日
耶居子が、ユリエの見立てで変身。羽のついたネックレスを指さし、もじもじと「コレ、かわいい」と言う姿は、いつもと全然違う! 作家・荒俣 宏が本人役で登場!なかなかいい雰囲気だった。 おしゃれになった上に、大好きな荒俣にも会えた耶居子は上機嫌。「六本木心中」を全身使って熱唱。(その世代ではないのに…) 優子「私は子どもの頃から中の中。美人でもブスでもない。成績は普通。いじめっ子でもいじめられっ子でもない。運動会で走れば5人中3位」 確かに、美人でもブスでもないな と納得。 ユリエ「優子ちゃんが優子ちゃんらしくいてくれれば、それでいい」 いつの間にか玲子が耶居子の名で、派手なジャンクフードのレシピサイトを開設していた。「アクセス数が上がっているの」と手ごたえを感じている玲子。 驚く耶居子。「悪口を書かれる・・・」と気にする。 ついこの間まで様々なサイトに罵詈雑言を書き込んでいたというのに、このセリフ! 玲子「そんなもの、気にしなければいいのよ」「これからは、耶居子ちゃんが更新してね」 「このまま私、料理研究家になるの?」 困惑する耶居子。いつ目覚めるのか?! 横山 めぐみが‘きれいな大人の女性’ですてき。(真珠婦人の頃からファン)
2013年02月11日
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