マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2008.11.12
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カテゴリ: ウルトラマラソン
「そこまでして走りたいですか」。整骨院の若い先生が私に言った。まだ足を傷めて彼の整骨院へ通院中のことだ。私がありがとう地球さんさんから送っていただいたインソールをし、テーピングを三重にし、クッション性の高いシューズで走っていると話した後の言葉だった。「もちろんですよ」。私はそう答えた。ランナーならどんな状況でも、何とか走りたいと願うのが普通。

昨日整形外科で義足製作所の担当者が足の型採りをしてくれた際のことだが、彼は私の足を触りながらこう言った。「人によって足や脚の長さが違うんですよ。それに足が故障してると膝に影響が出ることがあります」。そう言ってO脚かどうかもチェックしていた。

私は言った。「私達が出るウルトラマラソンは100kmから200kmほどの距離を走ります。エントリーは早ければ半年前から始まり、料金は1万5千円から2万円ちょっとかかります。それに旅費や宿泊費を入れると5万円を越える場合もあるんです。だから申し込んだレースに出られないと、大金が吹っ飛んでしまうんですよ」。彼はすっかり驚いて言った。「大変なんですねえ。それじゃ調整は慎重にやりましょう」。

インソールの材料は確かシリコンと言ったはず。これがランニング専門のインソールと比べて弾力性や通気性などはどうなのだろう。1日に100kmも走るウルトラマラソンの場合は、影響をまともに受ける。折角高額な代金を支払っても十分に走れないと困ってしまう。病院を後に帰路に着いてから、そんなことが脳裏に浮かんだ。

その夜走友のM井さんのHPを覗くと、M仙人とT田さんが地元の新聞に投稿した記事が載っていた。M仙人のは3年ぶりに開催された「秋田内陸100km」、大崎市のT田さんのは206kmもの距離がある「佐渡島一周」の完走記。お2人の栄光の記録だ。義足製作所の職員のように、ウルトラマラソンのことを知らない一般市民が読めば、そんな世界もあるのかとビックリするに違いない。まざまざと脳裏に甦る2つのレース。

ウルトラマラソンは距離が長く、コースも山在り谷在りと変化が多くて苦しむだけに、ゴールした後の喜びはフルマラソンなどの比ではない。自分も今年の3月までは何の心配もなくそんな競技に熱中していた。だが3月と8月のレースで故障し、痛みに耐える日が続いた。4月、9月、10月とエントリーしたレースを欠場したのも怪我のためだ。

昨日病院でスポーツ整形外科医の先生に、注射した後の足の調子を訊ねられた。「経過は良いですよ」。私は即答した。「そうですか」嬉しそうな医師の顔。まだ特注インソールを装着していたいため本格的なトレーニングは出来ていないが、今日も山越えで8kmは走れた。落ち葉を踏みしめて走れる喜び。新しいインソールが完成するまで後2週間。それを着けて果たしてどのように、かつどれだけ走れるか。その日を楽しみに待つことにしよう。





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Last updated  2008.11.12 16:06:29
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