マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2009.08.06
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 ゴールと温泉とビール 

「Yちゃんはどうだった?」。Kさんに尋ねる。「前のコンビニまで一緒だったよ。後は一人で行くからと言って」と彼女。そうか。今回初めてゴールまで走りたいと話していたYちゃんが、とうとう加美町まで来たか。あそこからだと残り12kmくらいだろうか。「ミスターXにシューズのこと話してみたよ」とKさん。「でもあの日どんなシューズを履いてたかも覚えてないし、あれ以降そのシューズを履いてないみたい」。

う~む。ミスターXは無頓着なのか、それともシューズをたくさん持っているため全く気にしてないのか。「そうか。大いに見込みがあるかもね」。その言葉を待ってたかのようにKさんはスパートしてゴールへ向かった。よ~し、ついて行けるだけついてゆこう。私もその後を追った。一度は追いついたものの、やがて彼女の背中は見る見る小さくなった。

旧小野田町の街中は道路がクランク状態になっている。国道347号線をどこまでも行くとやがて鍋越峠で山形県に入る。戦国時代、伊達と争っていた最上氏の侵入を防ぐため、わざわざ道路を「カギ型」にし、曲がり角にはお寺を配置したのだろう。やがて街から離れると道路の温度標示が23度になっていた。涼しい風が心地良い。

ゴールまで2km地点。国道の左脇に「薬師の湯」の大きな看板がついに見えた。疲労困憊だった昨年はそこからずっと歩いたのだが、今年はゆっくりとでも走れるのが嬉しい。直線で500mほど先を走っているKさんの姿が見えた。鳴瀬川に架かる橋を渡ると、そこからは長い登り坂になる。

そこも歩かずに走る。と、急に空が明るくなって太陽が顔を出した。ゴールまで500m。ついに薬師の湯到着。誰かが温泉の前で手を振っている。目を凝らすとK藤さんとK村さんのコンビ。こちらも手を振り返す。10時50分ゴール。7時間50分のマラニックは無事終了した。どうやら彼女達は車で来て、ゴールから逆走したようだ。後で聞いたらK藤さんは「立山登山」のウォークの部に当選したが、K村さんの方は落選だったとか。きっと制限時間が厳しく人気の高いマラニックの部から、ウォークに切り替えたランナーが増えたせいだと思う。

受付でチェックし、荷物をもらってから温泉に向かう。昨年は体を洗っている最中に大きな痙攣が何度も起きて、10分ほど必死に堪えていた。肩や首まで固まったのには驚いたものだ。それが今年は疲労感がさほどなく、涼しかったためか何の心配もなく温泉に浸かれた。まずバブルジェット。次に露天風呂。そして最後に水風呂。大汗をかいて水分を失っているため長湯は禁物。そして冷たい水をゴクンと飲み干す。

大広間に行くとK彦さんら古川グループが既にビールを飲んでいる。それを横目に見ながらお茶を2杯。ここでも先ずはじっくりと水分補給に努めた。それから缶ビールを買いに行った。リュックからお握り、ミックスおつまみ、魚肉ソーセージ、キュウリの漬物などを出してY田さん、I藤さんにも勧める。

M井さんが大きな「おつまみセット」を袋ごと皆にくれた。そして風邪薬を飲んだ後畳に横たわり、そのまま眠ってしまった。相当体調が悪かったのだろう。そして「夜叉が池」完走の疲れも出たのだと思う。U海事務局長が不参加の今回は、なかなか約束の12時までに大広間に選手が集まらない。懇親会の前に勝手に飲み出す連中ばかりだ。まあ、それも自由な雰囲気で楽しいのだが。<続く>





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Last updated  2009.08.06 18:47:10
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