マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2012.08.19
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カテゴリ: ウルトラマラソン
 何日か前に富山のテラさんのブログを拝見したら、知り合いの方が何人かTJARに出場していると書かれていた。TJARとはTrans Japan Alps Raceの略で、富山の海岸から北アルプス、中央アルプス、南アルプスを経て、静岡の海岸まで達する415kmの山岳レースらしい。コースも厳しいが制限時間も厳しくて、容易にはゴール出来ないようだ。びっくり



 昨日の夕方の段階で、18人中5人が見事ゴールしていた。選手は全て自力でゴールへ向かい、途中は野宿かテントで休むのが原則。チェックポイント(関門)は全部で5つ。幾ら登山の経験があり、どんな健脚の持ち主でも、夜通し難コースを走り、また歩き続けるのは容易ではないと思う。リタイヤした選手も多く、中には高地で低体温症になった選手もいたようだ。恐るべきTJAR。日本にもこんなレースがあったのだ。

 さて、今日8月19日(日)は、「トランスヨーロッパ・フットレース2012」が始まる日。この日世界中から集まった55人の選手達は、バルト海沿岸デンマークの北端スカーイェンをスタートし、地中海沿岸スペインのレ・リネアまでの4176kmを64日間かけて走り抜く。1日平均の走行距離は65.2km。まだ暑いヨーロッパ大陸で苦戦する選手達の姿が目に浮かぶ。

ウィンク 18人の日本人選手のほとんどは60歳を超えている。私が知ってる選手はSパパとニセコさんの2人だけだが、他の選手も国内では有名なウルトラランナーで、名前くらいは知っている。このうちコノちゃんと、旅がらすさんの2人が毎日走りながらブログを公開していて、レースの模様が分かるのが嬉しい。

 今回は日本人選手に、強力な助っ人が現れた。大阪の門さんだ。彼はプロの鍼灸師。自らもウルトラマラソンランナーだけに、選手達の健康管理や心理状態については最も良き理解者と言えるだろう。走る仲間のケアをするのが夢。彼は鍼灸師になる前、HPにそう書いていた。11年前の4月。私は金沢の兼六園「佐藤桜」の前で彼を待っていた。「ネーチャーラン」のゴールの時だった。

 走友T田さんが残暑見舞いをくれた。写真には「萩往還」のスタートで、気合を入れている彼の姿が写っている。今年前半のレースとして、彼は「サロマ」ほか6つのウルトラレース、「勝田」ほか3つのフルマラソン、そして「仙台国際ハーフ」と合計で12のレースに出たとある。途中リタイヤとなった「萩往還」250kmだが、残念ながら今回で「卒業」する予定とか。

 そして8月からの後半戦では、「秋田内陸」など5つのウルトラマラソンと、「大阪マラソン」など3つのフルマラソンに参加する予定とある。彼とは先日の「薬莱山とお足マラニック」で、思いがけない対面を果たしたばかり。飲み過ぎと走り過ぎによる故障には十分に注意して、人生を満喫して欲しいと願う。ありがとう大勢の走友達。君らの活躍が、私に勇気をもたらしてくれるのだ。





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Last updated  2012.08.19 15:20:35
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