マックス爺のエッセイ風日記

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2015.01.20
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カテゴリ: 文化論
<大阪・国立民族学博物館>

 国立民族学博物館の展示物紹介も、今日が最終回になりました。一昨年の11月に「神戸マラソン」を走った前日、16年ぶりに訪れたこの博物館は私の8番目の職場でもあったことから、とても懐かしく感じたものです。では早速館内を紹介しますね。今日は東ヨーロッパと日本展示コーナーの一部です。なお、常設展の展示物は原則的に撮影が許可されています。


東1.jpg

 東ヨーロッパ地区の展示品です。恐らくはオルガンの自動演奏機だと思われます。手でハンドルを回して堅紙の楽譜を読みこませ、穴を通った空気の振動で楽器を演奏する仕組みです。


東2.jpg

 楕円形の物に色んな模様が付いていますね。これはイースター(復活祭)の卵です。東欧諸国では、国によって描く模様が異なるみたいです。


東3.jpg

 ルーマニア北部のサプンツァ村の「陽気な墓」です。亡くなった方の生前のお気に入りの姿が墓に彫刻され、観光の名所になっています。


東4.jpg

 聖職者を担ぐ人々でしょうか。ちょっと不思議な雰囲気の人形です。


東5イコン.jpg

 ギリシャ正教では「イコン」と呼ばれる聖画です。テーマは聖母マリアと受胎告知の天使でしょうか。


東6.jpg

 こちらも同様です。テーマはイエスキリストの磔(はりつけ)図。信徒が処刑されたキリストを見守っています。


東7.jpg

      こちらは聖職者の肩かけと思われます。中央に十字架の「盾」が見えます。


日本1太鼓台.jpg

 ここからは日本展示コーナーです。豪壮な太鼓台はお祭りの主役です。


日本2大天狗.jpg

        この大天狗は、確か南九州の物だったと記憶しているのですが。


日本3藁人形.jpg

 巨大なわら人形です。手ぶれを起こしてしまいましたが、面白い感じが出ています。


日本4牛角.jpg

       「牛角」云々の文字が見えます。果たしてどの地方のものだったか?


日本5?人形.jpg

 奇妙な表情の人形です。どことなく南方系の雰囲気が漂っていますね。


日本6面.jpg

    お面も衣装も伎楽由来のものでしょうね。恐らくルーツはシルクロードだと思われます。

 以上で国立民族学博物館の展示物紹介を終わります。専門家でないため、正確な説明が出来なかったことをお詫びします。同館は大阪府吹田市の万博公園内にあります。機会があったら是非一度お訪ねくださいませ。<不定期に続く>





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Last updated  2015.01.20 05:39:18
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